【2歳児向け】絵本の選び方・オススメ絵本。親子のコミュニケーションにも

個人差はありますが2歳になると、少しずつ意思の疎通ができるようになります。しかしそれとともに始まるのが「イヤ」を連発するイヤイヤ期。このころは「魔の2歳児」ということばがあるように、パパやママにとって悩みの多い時期でもあります。絵本をコミュニケーションツールにして、親子の楽しい時間を作るのはいかがでしょうか。

2歳児に適切な絵本とは

このころの子どもはスポンジのように知識をぐんぐん吸収し、新しいことばを身につけています。簡単なお話は理解できますので、新しい発見や驚きのある絵本に触れると、ことばや情緒の発達の助けになるでしょう。ただし、2歳児が集中できる時間はせいぜい5~10分程度ですから、物語であればその間に起承転結するものにしてください。絵本を読んだあとにも会話が弾むようなものは、ことばで表現する能力が身につくとともに、家族で共通に話題を持てる楽しさを体験できますよ。



2歳児におすすめの絵本10選

1. 『はらべこあおむし』

はらぺこあおむし
小さなあおむしがいろいろな食べ物をたくさん食べて、きれいなちょうちょになるというお話で、美しい色彩とあおむしが食べた食べ物のページに穴が開いているしかけが大人気の絵本です。
途中、あおむしがお腹を壊してしまうなど、子どもたちにも身近なドラマがあり、どきどきわくわくします。大変人気のある本のため、用途に合わせて4つの種類が出版されていますが、2歳の子どもには、丈夫な作りの「ボードブック」がおすすめです。

初めて買った本ですが、三歳になった今でも大好きです。絵に対しての感想が大きくなるにつれて違ってくるのがおもしろいです。

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有名すぎて、そして虫が嫌いすぎて、自分が子どもの頃には好きになれなかった。でも、娘(1歳半)に読み聞かせてみたら、まだ内容は分からないだろうに、「はっぱ、はっぱ」と絵本を指差して興味を持った様子。私も改めて読んで、色彩の綺麗さ、食べ物いっぱいの繰り返しの楽しさ、穴が開いている面白さ、そして最後に蝶になる驚きが素敵な絵本だな、と名作の魅力がやっと分かった気がする。

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bookmeter.com

2. 『ぞうくんのさんぽ』

ぞうくんのさんぽ(こどものとも絵本)
表紙を見ただけで、わくわくしませんか。ぞうくんがさんぽをしていると、かばくんと会います。ぞうくんが「いっしょに いこう」とかばくんを誘うと、かばくんは「せなかに のせてくれるならね」と答えるのです。それから、わにくん、かめくんが順に現れ……。オチがわかっていても、何度も読みたくなるお話です。ぞうくんたちのユーモラスな会話とわかりやすい絵が、物語を理解しはじめた子どもに最適です。

読んでいくうちに、だんだん、「いいとも、いいとも」や、「おもいなあ」とか「あぶないよ」とか、おしゃべりするようになってくるのが可愛いです。

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ハマってしまうと、何度読んでもらってもドキドキするようで、本当にいい顔をしながら見ていますよ。

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3. 『なにをたべてきたの?』

なにをたべてきたの?
食べたものの色に染まっていくしろぶたくん。しろぶたくんが真っ赤なりんごを「いただきまーす」と食べると、おなかがきれいな赤い色になります。それから、レモン、メロン、ぶどう……と、たくさん食べ続けるしろぶたくんが、最後にはせっけんをペロリと食べてしまい……。
ページいっぱいに大きく描かれた可愛らしいしろぶたくんと、美味しそうな食べ物が、子どもの視線を釘づけにします。何より、体験することが大切さを、教えてくれる絵本です。

うちの2歳のこどもたちは食は多いですが、食わず嫌いなところがあります。それが、この本が気に入って繰り返し読むうちに「これ、ぶたくん食べた?」と言いながらとりあえず何でも口にしてみるようになりました。

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『なにをたべてきたの?』は、どんなふうにしぼっていってもセレクトされる要素がひろい絵本なんですよね。男の子・女の子、どちらでもOKですし、食べ物が好きな子にも、動物のお話が好きな子にもいい。

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4. 『ねないこだれだ』

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本 4)
イヤイヤ期の寝かしつけは自我が芽生えているため、新生児のときのように一筋縄ではいきませんね。しかしこの絵本を読んで聞かせれば、寝るようになるかし知れません。
9時に時計が「ボン ボン ボン」と鳴ったら、そこからはおばけが活動する時間。そんな時間に起きている子は……? 少しインパクトがあり怖がらせてしまうかも知れませんが、ひきつけられる赤ちゃんがたくさんいます。小さくても怖いもの見たさというのはあるのでしょうか。不思議な魅力の絵本です。

せなけいこの絵本大好き♡よく図書館で借りてた。絵が可愛いから、お化けも怖くないよ。

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girlschannel.net

なかなか寝ない時には、おばけに連れてかれるよーっと言うとキャ~と楽しそうに布団に向かいます。(*^^*)怖いけど楽しい不思議な絵本ですね。

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5. 『しょうぼうじどうしゃじぷた』

しょうぼうじどうしゃじぷた(こどものとも絵本)
じぷたはジープを改良して作られた小さな消防車。子どもたちに人気のはしご車や救急車のかっこいい活躍ぶりを見て、肩身の狭い思いをしています。しかしある日山火事が発生。そこから細い山道が得意なじぷたの活躍が始まります。火事が燃え広がる様子にどきどきさせられますが、働く車たちの活躍で消し止めることができると、赤ちゃんもほっとすることでしょう。みんなで協力して目的を達成すること、誰にでも役割があることを教えてくれるロングセラー絵本です。

この”しょうぼうじどうしゃ じぷた”は、幼児向け絵本の最高傑作だと思います。

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一人ひとりに個性があり、それぞれに活躍できる場所がある。これは社会に出ても同じこと。子どもだけではなく、大人が読んでも勇気づけられる素晴らしい絵本です。

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kiracareemama.com

半人前扱いしかされていなかった小さいじぷたの大活躍に、小さな子ども達は自分達の姿に重ね、心躍らされるのではないでしょうか。

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6. 『おでかけのまえに』

おでかけのまえに (福音館の幼児絵本)
とても楽しみにしていた、パパとママとのピクニックの準備をするあやちゃん。お弁当をつめたり、荷物を鞄に入れたりと積極的に動きますが、どれも空回りで結局パパやママの仕事を増やしてしまいます。それでもパパとママはあやちゃんの仕事を認めて怒ることはありません。その様子に心がとても温かくなります。あやちゃんの動きや表情がいきいきと表現された挿絵がとても可愛らしく、お話を聞く赤ちゃんにもそのわくわくとした気持ちが伝わるようです。

娘と一緒に「あ~あ」と言いながらページをめくり、「○○ちゃんと一緒だね」と言うと、娘も、「うん♪」とにやけて答えています。

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まさに「育児あるある(笑)」ですよね〜。張り切って出かける前に限って事件 ︎ありますから。もしくは誰かが体調崩すか…(^_^;)

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7. 『わたしのワンピース』

わたしのワンピース
2歳頃になると着るものにこだわりはじめる赤ちゃんがいますが、これはそんな赤ちゃんにぜひ読んでもらいたい絵本です。空から落ちてきた白い布で、ワンピースを作ったうさぎさん。うれしくてさっそくそのワンピースを着て出かけます。すると不思議なことに、その白いワンピースは、うさぎさんがお花畑を歩くと花柄に、雨が降ったら水玉模様になるのです。次はどこへ行ってワンピースがどんな模様になるのか、想像がどんどん膨らみます。メルヘンチックなお話なので女の子向けに思えますが、意外に男の子でも楽しめますよ。

2歳の娘イヤイヤ期であまり服を着ようとしなかったのですが、この本をよみながらぬいぐるみにワンピースを着せて煽るカタチで試したところ、着るようになってくれました。感謝してます。ストーリーも女の子向けでカワイイ。

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娘もその都度変わるワンピースの模様を見ては「これ、かわいいね!」「これ似合うね」「この模様は、私は持ってないね」と一生懸命お話しながら見てました。

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8. 『よるくま』

よるくま
お母さんを探すこぐまのよるくまが、ぼくの家を訪ねてきます。よるくまを心から心配し、よるくまのお母さんを探しに夜の街へ出るぼくの優しさに、心がふんわりと暖かくなります。仕事に出かけていたというよるくまのお母さんと会えたときには、赤ちゃんも読んでいるパパやママもホッとすることでしょう。ワーキングマザーの方は、このよるくまのお母さんの気持ちを思うと切なくなってしまうかもしれません。ママと赤ちゃん、それぞれの面から思いが生まれる素敵な絵本です。

絵もお話も優しいです。とにかく「よるくま」と「ぼく」がかわいいのですが、「よるくま」のお母さんのセリフもとても素敵です。子どもだけでなく、お母さんにも読んでもらいたい一冊です。

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9. 『あおくんときいろちゃん』

あおくんときいろちゃん (至光社国際版絵本)
あおくんときいろちゃんが、仲が良すぎてくっつくと、あおくんでもきいろくんでもなくなるところからお話ははじまります。不思議なのが、青と黄色で描かれたただの丸に、ストーリーを付けることで泣いたり遊んだりしているように見えること。繰り返し読み聞かせることで、想像力が身に付きます。また、2つの色を混ぜると別の色ができあがるという色の学習にもなりますね。

じつは、この絵本、作者がお孫さんのために、即興でつくったのがはじまり。1967年に刊行されて、世界中の子どもから大人までを魅了し続けるロングセラーです。

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ただのまるっころい青と黄色。だのに、ちゃんとお話とともに、あおくんときいろちゃんに見えてくるので不思議です。楽しそうに笑っていたり、悲しくて泣いていたり、表情までもが見えてくるようです。

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10. 『おおきなかぶ』

おおきなかぶ―ロシア民話(こどものとも絵本)
このお話はとても有名ですね。おじいさんが植えたかぶが大きくなりすぎて、おじいさんひとりではどうしても抜けません。おじいさんは、おばあさんを呼びます。おじいさんがかぶを引っ張って、おばあさんがおじいさんを引っ張ります。この引っ張るときの「うんとこしょ、どっこいしょ」と、そのあとに続く「それでもかぶは抜けません」がとてもリズミカル。おばあさんのあとに孫娘らも登場しますが、この繰り返しがわくわくを増大し次の展開を期待させます。絵にもとても動きがあって引き込まれますね。

うんとこしょどっこいしょの語感と繰り返しがこどもにはたまらないっぽいです。自分の後ろにぬいぐるみたちを順番に並べていっておおきなかぶごっこをしたりしています。

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挿絵の原画(水彩画)は宮城県美術館内の佐藤忠良記念館が所蔵している。

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ja.wikipedia.org
2歳児におすすめの絵本を集めてみましたが、いかがでしたでしょうか。このころになると好みも出てきますので、少しずつ選ぶのが難しくなってきます。パパやママの好きな本を読むのもいいですが、赤ちゃんに本を選んでもらうのもひとつの方法です。筆者は保育園の先生に、おすすめやクラスで反応がいい本を聞いていました。
このころになるとそろそろ書店の店頭に置いてあるテレビ絵本にも手が伸びるかもしれません。それでも並行して、こうした素朴な良さをもつ絵本の読み聞かせも同時に続けてあげられたら素敵ですよね。