いよいよ臨月に入り出産が近づくとドキドキしてしまいますね。ここでは臨月の出産兆候と注意点をご紹介します。
臨月の出産兆候とは?
いろいろなサインが現れます
臨月になると出産に向けて身体の中ではいろいろな変化が訪れます。
出産が近づくとあかちゃんが骨盤の中へおりてきますので圧迫されていた胃が少し解放され食欲が湧くことがあります。また大きくなった子宮により腸が圧迫され便秘になる妊婦さんもいるようです。ほかにも恥骨が痛んだり胎動が少なくなる場合もあるようです。
臨月の出産兆候の症状は?
1、前駆陣痛
出産の兆候として、子宮が収縮することにより前駆陣痛がおこります。本陣痛は規則正しいお腹の張りが訪れますが、前駆陣痛では不規則にお腹が張り痛みにも強弱があります。いつ本陣痛がきてもおかしくありませんので心の準備をしておきましょう。
2、おりものが増える
臨月では出産に向けてエストロゲンというホルモンの分泌が増え、これによりおりものが増えるといわれています。おりものに血が混ざっていなければ特に問題はありません。
3、眠くなる、疲れやすくなる
エストロゲンというホルモンが影響し寝つきを悪くします。また大きくなった子宮に膀胱が圧迫されることから頻尿になり何度も目覚めてしまったりお腹が苦しく深く眠れなかったりすることが原因です。
お産に向けて体力が必要ですのでお昼寝するなど休めるときにしっかり休みましょう。
4、むくみやすい
エストロゲンは皮下組織に水分を溜めこむ作用ももたらします。これによりむくみやすくなり、また出産間際では赤ちゃんが大きくなっていることから足の血流が悪くなり余計にむくみの原因となります。
カリウムを多く含むバナナや納豆を積極的に食事に取り入れ水分の排出を促したり適度な運動で血流を良くしましょう。
臨月の出産兆候があった時の注意点
1、急激な体重増加には注意
臨月に入り赤ちゃんが骨盤内へおりてくることにより胃の圧迫感が消え食欲が増すという兆候もありますが、この場合は食べ過ぎによる急激な体重増加に気をつけましょう。
急激な体重増加により妊娠高血圧症候群を引き起こしてしまう場合もあります。
2、入院準備の最終確認
出産の兆候はもうすぐ出産ですよというお知らせのサインです。これらが現れたら出産のための入院準備品の最終確認をしておきましょう。
3、破水の場合はすぐ病院へ連絡を
出産の兆候には陣痛やおしるし、そして破水もみられます。破水の場合は破れた卵膜から細菌が感染してしまう危険もありますのですぐ医療機関へ連絡し指示を仰ぎましょう。
先輩ママの声
出産の兆候はひとそれぞれ
出産の兆候は全くなかったという方もいるくらい人それぞれです。兆候が現れた人は心の準備を、現れなかった人も焦らず穏やかに過ごせるとよいでしょう。
いずれにせよ出産はもうすぐです。その日が来るまでリラックスして過ごすことが赤ちゃんにとっても一番良いことです。