臨月の恥骨痛は出産の兆候?原因や対処法のまとめ

妊娠中は様々な体の不調が引き起こされることがありますが、妊婦さんを苦しめる体のトラブルに「恥骨痛」があります。個人差もありますが人によっては歩けないほどの痛みが生じることもあるのです。そこで今回は、妊娠中の恥骨痛の原因と対処法についてまとめました。

臨月の恥骨痛とは?症状は?

妊娠中におこり臨月にかけて長く続く恥骨の痛みは『恥骨結合機能不全」または「恥骨離開(りかい)」とよばれます。恥骨結合機能不全は一般的に妊娠中期である15〜28週頃に起き、おなかが大きくなる臨月に向けて痛みがだんだんと増していきます。
症状は恥骨部分の鋭い痛み、または鈍痛、ズキズキする疼痛、ミシミシと聞こえるようなきしみです。
下腹部から会陰、もも、足、腰などに放散して痛みを感じます。
痛みがひどくなってくると歩いたり立ち上がること、物を持ち上げること、靴下をはくこと、寝返りなどの日常動作が困難に感じるようになってきます。



臨月の恥骨痛の原因

骨盤への負担

赤ちゃんの成長による骨盤の開きによって恥骨も広がってしまいます。さらには妊娠後期にはおなかの赤ちゃんの重みによって骨盤が下がって恥骨に負担がかかることで生じることもあります。

ホルモンバランスの変化による靭帯のゆるみ

ホルモンの分泌によって、出産しやすいようにと靭帯が緩んで骨盤・恥骨が広がってしまいます。

臨月の恥骨痛への対処法

婦人科で相談する内容として多い恥骨痛ですが、炎症が引き起こされていてもお腹の赤ちゃんのために自然治癒を勧められることもあります。
痛みが軽いうちは痛みを悪化させないように姿勢に注意することと、ストレッチや体操によって痛みを緩和させることです。今回はいくつかの方法を紹介したいと思います。

気軽にできる痛みを緩和させる方法

・骨盤ベルトを巻いて骨盤を矯正する。
・なるべく小股で歩くようにする。
・寝るときには足の間にクッションを挟んで、寝返りを打つ場合はそれを挟んだまま両足を閉じて行う。
・仰向けで寝るときは、両足を閉じたまま軽く足を曲げた状態(膝の下にクッションを敷く等)にキープする。
・とにかくゆっくり動いて無理な動きはしない。

妊娠後は骨盤が元の位置に戻って骨盤の歪みや恥骨の広がりも元に戻ってくるので、自然に痛みは収まってきます。そのため、妊娠中の辛抱ということになりますが、上記を行うと痛みが緩和されるという声は多いので実践してみましょう。

また、痛みが生じていない日はエクササイズを行うことで恥骨痛が緩和されます。

恥骨痛が軽くなる簡単エクササイズ

腰に両手を当ててから右回りに10回程度腰をまわし、同様に左回りにも10回程度腰をまわしたら終了です。(1日2〜3回、程度を様子を見ながら無理なく行ってください。)



先輩ママの声

あともう少しの我慢!!

臨月に入って出産まであっという間。出産後、突然痛みがなくなるわけではありませんが、徐々に痛みも薄れてきます。
そんな痛みを感じられるのも、あと少し!あと少しで可愛い我が子に会える!と思ってなんとか乗り切りましょう!
たくさんのママが経験することです。あなた1人ではありませんので、不安がらずに、できることからやってみましょう。