経産婦の初産との違いについて。分娩時間や注意点とは?

経産婦(けいさんぷ)とは2回目以降のお産をする女性のこと。1回ごとに妊婦の体の状態も赤ちゃんの状態も異なりますが一般的に分娩所要時間は短くなる傾向にあります。経産婦の出産についてご紹介します。

経産婦の出産の兆候とは?初産とのちがいはある?

些細な体の変化には初産婦の方が敏感

臨月に入るころからは出産の準備段階として、胃のあたりがスッキリする、お腹がよく張る、腰がだるい、頻尿、おりものが増えるなどの兆候が出てくることがあります。これらの兆候は初産婦は気付きやすいですが、経産婦はやや気付きにくい傾向があるようです。初産婦の方が初めての体験で体の変化に敏感になっているためだと考えられます。

実際の出産の兆候は基本的には違いなし

さらに出産が近づくと、おしるし・前駆陣痛といった兆候が表れることもあり、陣痛開始や破水などでお産の始まりとなります。
この段階までくると、妊婦の体の状態も赤ちゃんの状態も毎回違うので、経産婦ならではの兆候というのは特にありません。
しいていうならば、陣痛がきたときに過去の出産時の痛みの記憶がよみがえり、「そうそう、これこれ!」と気付きやすいことくらいです。



経産婦の出産の分娩時間

経産婦の分娩所要時間は短くなる傾向

一般的に、初産婦よりも経産婦の方が分娩所要時間は短い傾向にあります。子宮口や産道は一度でも広がったことがあると次は開きやすくなるので、経産婦はお産が早く進みやすいのです。
個人差はありますが、一般的に初産の半分程度といわれます。陣痛が始まってから子宮口が全開になるまでの所要時間は初産婦で10~12時間程度、経産婦で5~6時間程度、子宮口全開から出産までは初産婦で1~2時間程度、経産婦で30分~1時間程度のことが多いです。
ただしこれはあくまで傾向。2人目や3人目の方が時間がかかったということもよくあります。

経産婦の出産への注意点

入院&新生児育児の準備

2人目以降となると、なんとかなるだろうと油断して入院準備や退院後の育児準備がおろそかになりがちです。あると思っていたものが見つからない、などということにならないよう再点検しておきましょう。

陣痛が始まったら早めに産院に連絡

先述の通り経産婦はお産の進みが早いことが多いので、産院に連絡するタイミングも早くする必要があります。
初産婦は陣痛が5~10分間隔になったことを目安に病院に連絡しますが、経産婦は10~15分間隔を目安に病院に連絡するよう指導されることが多いでしょう。
特に過去の出産で進みが早かった場合は、さらに早まることが考えられますので早めの行動が肝心です。

入院中や退院後の上の子のお世話を考える

経産婦の場合上の子がいることで、入院中や退院後の生活が初産のときとは変わってきます。無理せず過ごせるよう家族や周囲に協力してもらう態勢を整えておきましょう。



みんなの声

ほどよく力を抜きつつがんばりましょう!

初産婦と経産婦の違いで一番大きいのは「上の子がいる」ということです。上の子のお世話をしながらの妊娠生活も産後の赤ちゃんのお世話も大変ですが、軌道に乗れば楽しい生活が待っています。前向きに、ほどよく力を抜きつつがんばりましょう!