妊娠10ヶ月(36~39週)のママと赤ちゃんの様子、気を付けること

いよいよ臨月、もうすぐ赤ちゃんがママとパパのもとにやってきます。入院や出産の準備や、産後すぐにしておきたいことの確認などは済ませましたか?リラックスして赤ちゃんが産まれてくるそのときを楽しみにして過ごしましょう。そんな妊娠10ヶ月のママと赤ちゃんの様子、気をつけることなどをご紹介します。

妊娠10ヶ月ってどんな時期?

妊娠37週からは、正期産の時期

まだ出産予定日までは日数がありますが、妊娠37週からは「正産期」に入ります。正産期とは妊娠37週の初日~41週末の間のことで、この期間に赤ちゃんを産むことを「正期産」といいます。生産期に入ると、赤ちゃんは体もしっかり成長しているので予定日前に産まれてきても早産にはなりません。

また、妊娠42週に入ってからの出産を「過期産」といいます。予定日を過ぎて時間が経ちすぎると、羊水の量が減る、赤ちゃんが大きくなりすぎる、胎盤の働きが低下してしまうなどのトラブルが起こりやすくなるため、誘発剤を使って陣痛を促して出産します。

赤ちゃんが出産予定日ちょうどに産まれてくるという確証はどこにもありません。もしかしたら1時間後には陣痛が始まっているかもしれないのです。出産や入院の準備がまだ終わっていないという場合はできるだけ早く終わらせておきましょう。



お産の兆候?どんなふうに始まるの?

「おしるし」から始まるケース

出産の前に「卵膜」という赤ちゃんを包む袋がはがれて少量の出血があることがあり、これを「おしるし」と呼びます。このおしるしがあったあとに陣痛を迎えるママも多いようです。
おしるしが来てから3日以内に陣痛を迎えることが多いようですが、出産の1週間以上前におしるしがあったりすることも。また、出血の量や血の色も多様で、一概に「おしるしとはこういうもの」とは言い切れません。
おしるしがあった数日後に陣痛が来ることが多いので、出産・入院の準備品を見直したり、お産の流れを確認したりしてお産にしっかりと備えましょう。
臨月を迎えるとついに10カ月待ちに待った赤ちゃんと会えるカウントダウンが始まりますね。毎日ドキドキわくわく。でもやっぱり初産婦さんは不安の方が大きいですよね。今回は出産が近付いたサインの1つである「おしるし」の見分けるポイントと注意点についてご紹介します。

おしるしはなく、陣痛が来るケース

おしるしのような陣痛が来る兆候がないまま陣痛が始まるママもいます。
多くの場合、それまで来ていた前駆陣痛よりも痛みが強いので間隔を計ってみたら規則的になっていたというパターンが多いようです。
しかし、なかには痛みに強く「陣痛が来ているのに気が付かなかった」「病院についたころには子宮口もほぼ開ききっていて、危うく家で産んでしまうところだった」というママも。
正期産の時期に入ったら、たとえ予定日前でももういつ陣痛が始まってもおかしくありません。「いつもより頻繁にお腹が張っている気がするな」と感じたら、きちんと間隔を計っておくことが大切です。 陣痛が来るといよいよ出産。とはいえ、その日にすぐに赤ちゃんに会えるとも限らないのが出産です。陣痛を感じたらまずは陣痛の間隔を自分で測り、産院に行くまで自分で管理する必要があります。なぜ陣痛間隔が大切なの?陣痛間隔の意味は?についてお話しましょう。

破水から始まるケース

おしるしもなく、陣痛も来ていないけれど破水して病院へ…というママや、おしるしはあったけれど、陣痛が来る前に破水したというママもいます。
ドラマなどで見るようなバシャッと一気に羊水が出てくるケースもありますが、ほんの少量ずつしか出てこないこともあり、その場合は破水だと気付かないことも多いので注意が必要です。
破水した後は、細菌が入って赤ちゃんに感染してしまうこともあるため24時間以内に陣痛が来なければ陣痛促進剤などを使用して出産を促します。
赤ちゃんが感染症にかかってしまうことを防ぐためにも、「破水しているのか尿漏れ・おりものなのかわからない」という場合には、病院に行って確かめましょう。 いよいよ臨月に入り赤ちゃんとのご対面が近づいてくると、常に気をつけなければならないのが破水です。37週以降、正期産に入ると特別な原因がなくても陣痛より先に破水が起こる可能性があります。今回は破水の見分け方、破水したときの対処法とNGな行動についてご紹介いたします。 破水するとドバーッと羊水が出てくるからわかる!という場合ばかりだけではない事をご存知ですか?陣痛が来る前に破水して病院に駆け込んで出産。破水とわからずしばらく過ごして陣痛がきて入院!など、破水は人によって出方やシーンも様々です。破水に気がつかないで放っておくとどうなるの?破水する原因は?など、破水についてまとめました。

ママの体の中では何が起こっているの?

出産に向けて子宮口が柔らかくなります

出産が近づくと、子宮口という子宮から赤ちゃんが出てくるための出口が柔らかくなってきます。
子宮口は妊娠中も出産間近までは赤ちゃんが早すぎる時期に出てきてしまわないように固く閉じています。しかし、赤ちゃんの誕生が近づくと子宮口が柔らかくなり、子宮頸管も短くなって赤ちゃんが子宮から出てこられるように準備をします。
また、赤ちゃんもお腹の中から出てくるためにママの骨盤内に収まるので、ママの膀胱はさらに圧迫されてより頻尿や尿漏れの症状が顕著に表れるでしょう。 長い長い妊婦生活も残りわずか。出産が近づくにつれて色々な不安がでてきますよね。誰だって出来れば安産がいい!そこで、今回は子宮口がスムーズに開くためにできることを紹介します。



赤ちゃんの様子

赤ちゃんの大きさ

身長: 約50cm

赤ちゃんも産まれてくる準備を整えています

妊娠36週
赤ちゃんは産まれてくるその時に備えて脂肪をたくさん蓄えています。そろそろママの骨盤の中に収まり始める赤ちゃんもいるでしょう。
産まれてくるまでに赤ちゃんの全身に生えている産毛も抜け落ち、新しいものへと生え変ります。ママのおっぱいを吸うための練習として飲みこんだ羊水は、赤ちゃんのお腹の中で胎便として溜まっていきます。
妊娠36週を過ぎれば、いよいよ赤ちゃんはいつ生まれても大丈夫な状態です。

妊娠37週~
赤ちゃんはしっかり成長し、あとは産まれてくるのを待つのみとなりました。ここから先は、いつ生まれてくるかも赤ちゃんの気分次第です。
もうすっかり成長した赤ちゃんですが、産まれてくるまでのあいだにさらに脂肪を蓄えて体重を増やします。

ママが気を付けるべきこと

臨月に入っても、早産に注意して

臨月の初週である妊娠36週の間は、まだ正産期に入っていません。この時期に赤ちゃんが産まれると早産となってしまいます。
激しい運動をしたり重いものを持ったりするなど、早産を引き起こす可能性が高まることはやめましょう。
もしも妊娠36週の間に陣痛が来てしまった場合は、速やかに病院に連絡して指示を仰いでください。

引き続き遠出はNG

臨月に入ったママは、もういつ陣痛が来てもおかしくない状態です。妊娠9か月に続き、臨月に入っても遠出は控えてください。遠出して出先で陣痛がきたり破水してしまった場合、すぐに病院に駆け込むことができないことがあります。
外出する場合は、かかりつけの病院付近で用を済ませるようにしましょう。

散歩の際には携帯電話や母子手帳、お財布を忘れずに

妊娠中、体力づくりに散歩をするママが多くいますね。正産期に入ってお産を促すために散歩を始めるママも出てきます。
お散歩のとき、「近所を歩くだけだから」と何も持たずに家を出ていませんか?
臨月、特に正産期に入ると子宮口が柔らかくなりやすいため、散歩中に陣痛がきたり破水してしまうことも考えられます。そのときに何も持っていないと、そこから家まで歩いて帰らなければなりません。陣痛だけならまだしも、もし破水してしまっていた場合は動くと羊水が出ていってしまうのでとっても危険です。
散歩に行くときには、何かあったときのために携帯電話、母子手帳、お財布を持っていきましょう。

無理はしないで!

臨月に入って、少しでも運動して子宮口を柔らかくしたり体力をつけたりしようと意気込みすぎてしまうママもいるようです。
しかし、疲れているのに無理をしてはママの体にも赤ちゃんにも負担がかかってしまいます。疲れを感じたら無理せずきちんと休んでください。
また、妊娠中はいつもより多く水分が必要です。運動中には特に、こまめな水分補給を心がけましょう。 いよいよ出産の時が近づいてきましたね。
出産が近づくと少しナーバスになってしまうかもしれませんが、裏を返せばそれだけ可愛い赤ちゃんがママとパパのもとにやってくるときが近づいているということなのです。そのときを楽しみにして、お産の準備やイメージトレーニングに励みましょう。 さあ臨月!赤ちゃんに会えるまで、もう少しですね。赤ちゃんが生まれると、今までの生活スタイルが一気に変わり、赤ちゃん中心で過ごすようになります。臨月である今のうちに、「やりたいこと」や「やらなくてはいけないこと」を全部済ませてしまいましょう!出産経験者のママたちオススメの「臨月の過ごし方」、ご紹介します。 「妊娠したばかりのころはとにかく眠かったのに、急に眠れなくなった」「眠いのに寝れない、寝た気がしない…」臨月になって、睡眠に関するトラブルを抱えている妊婦さんは大勢います。今回はどうして臨月になると眠れなくなるのか、その原因と対策をお伝えします。