新生児へのミルクはどうする?量や回数、コツ・注意点について

生まれてから1ヶ月間の新生児期。授乳についても心配なことがいっぱいのママたちだと思います。ここでは、新生児期のミルク、量、回数、コツ、注意点についてお伝えします。

新生児へのミルクの量・間隔は?

新生児期は欲しがる時に欲しがるだけ

新生児期(誕生してから1ヶ月間)は、ほ乳瓶の乳首もお母さんの乳首も上手に吸うことができません。ママからみたら、ほんの少ししか吸っていないように見えても、赤ちゃんにとっては大変な運動で、疲れて眠ってしまうこともよくあります。
この時期は、1回の量や授乳の間隔にとらわれず、欲しがる時に欲しがるだけ与えて大丈夫です。

ミルクの量や回数などの数字を気にしすぎないように

大人は1日3回の食事の人が多いかもしれませんが、間食を入れると回数は人それぞれです。また、回数に関係なく1日に食べる量も人それぞれです。そして、体の大きさやライフスタイルによって、必要な栄養量も異なります。
生まれたばかりの赤ちゃんも同じです。情報誌や育児書には1回の量や1日の回数が目安として記されていますが、あくまでも目安です。記されている量で多すぎる赤ちゃんもいれば少なすぎる赤ちゃんもいるのです。

ママが気にした方がいいことは赤ちゃんのご機嫌と体重の増減

新生児期の赤ちゃんは、お腹がすいたり、暑かったり、オムツがぬれていたりなど、何かしらの不快感を感じていたら、しっかり泣いて伝えてきます。
まだ頬の筋肉も発達していないため、にっこり笑うことはできませんが、泣いていない時は不快感を感じていない、と捉えて大丈夫です。眠っていたり、目をあけてじっと何かを見ていたりすると思います。そんな時間があれば、ミルクの量は足りていると思って大丈夫です。
また、どの赤ちゃんも1週間程度の入院中に一時的に体重が減りますが(飲める量よりも排出する量の方が多い時期だからです)、退院後は少しずつ増えていきます。増え方は赤ちゃんそれぞれですが、少しずつでも増えていれば、ミルクの量は足りています。
1日中大声で泣く、体重が増えていない、または減っている、という時には産婦人科に相談しましょう。



新生児への授乳のコツ

短時間で回数多く

欲しがる時に欲しがるだけあげてよい時期ですが、1回の授乳の時間が長いとママも赤ちゃんも疲れてしまいます。
1回の授乳は長くても10分間程度で切り上げて、1日に10数回授乳するのもコツの1つです。ただ、赤ちゃんによりますので、10分経ったから切り上げなきゃ、とか、1日に8回しか授乳していないから回数を足さなきゃ、などと思わなくて大丈夫です。

授乳の前にはオムツを変えたり抱っこをしてみたりして様子をみる

赤ちゃんが泣いていると、お腹がすいているのかな、授乳の準備をしなきゃ、とママたちは思いますが、新生児期でも赤ちゃんはいろいろな不快感をもとにして泣くことができます。
オムツを確認して、ぬれていたら交換して様子を見てみましょう。また、抱っこをして視界を変えてあげて様子を見てみましょう。泣き止むかもしれません。

新生児の授乳の注意点

赤ちゃんの顔が乳首を向くように抱っこする

赤ちゃんの顔が乳首を向いていないと、乳首をしっかりとくわえることができません。新生児期は吸う力もまだ弱いうえに、自分でその角度を調節することは難しいですから、ママが赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつ角度を調整してあげましょう。

げっぷを促してあげる

新生児期は、飲む練習をしている時期でもあります。ミルクや母乳と一緒に空気もたくさん飲んでしまっています。いきなり吐くと気管を詰まらせる原因にもなりますから、授乳が終わったら、必ず背中をさすったり、優しくトントンたたいたりして、げっぷを促してあげましょう。

無理に飲ませることは禁物

赤ちゃんがミルクを飲む量や飲む回数が少ないと心配になるママもいると思います。けれど、大切なことは赤ちゃんがご機嫌がいいか、体重が少しずつでも増えているか、また、排泄があるか、です。

無理に飲ませることで、呼吸が難しくなり、チアノーゼ状態(血液中の酸素が少なくなり、手先や唇などが紫色になる)を引き起こすこともあります。

※無理に飲ませていなくてもチアノーゼ状態になりやすい赤ちゃんもいます。



先輩ママの声

赤ちゃんそれぞれだということを大切に

母乳で育てるか、ミルクを足すか、ミルクで育てるか等々、授乳に関する情報はあふれています。愛おしい赤ちゃんを目の前に、ママたちは悩んだり迷ったり、時に落ち込んだりしています。

体格が違うように、授乳に関しても赤ちゃんそれぞれです。それを分かってあげられるのは、いつもそばにいるママです。情報に押されることなく、赤ちゃんがすくすくと育っていくことを何よりも大切に、授乳の時間も過ごしていってください。