妊娠検査薬が陰性だけど妊娠してた?陰性から陽性に変わる3つの可能性

妊娠検査薬で陰性だったと肩を落している方はいませんか?もし妊娠検査薬が陰性なのに生理がまだ来ていないのなら、妊娠検査薬が陰性から陽性に変わる3つの可能性を知っておくのはいかがでしょうか。

妊娠検査薬が陰性だった…。

妊娠を希望している女性にとって、妊娠検査薬を試せる時期は待ち遠しいものです。しかし高鳴る胸をおさえながら妊娠検査薬に挑んだものの、その結果が陰性だと心の底から落胆してしまうでしょう。
とはいえ妊娠検査薬が陰性になったにも関わらず、生理が来ないことがあります。

そんな時「あれ?どうして?」と戸惑いつつも「まさか?!」という期待感も出て、気持ちはなかなかリセットできません。
そんなあなたに、妊娠検査薬が陰性から陽性に変わるケースがあることをお伝えしたいと思います。

陰性なのに生理が来ない3つの原因

1. 排卵がズレて生理予定日が遅くなった

生理予定日が過ぎても生理がこない原因の一つに、排卵の遅れがあります。個人差はあるものの、平均すると生理が開始してから約14日前後に排卵が起こります。しかしちょっとした原因でその排卵が遅れてしまうことがよくあるのです。
排卵が遅れるということは、生理終了後から排卵までの期間が長くなるということです。ここで注意したいのは生理終了から排卵までの日数には乱れが生じますが、排卵した後に分泌される黄体ホルモンには寿命が決まっていて、約14日で一定です。

ですから生理周期が長くなる(生理予定日が遅くなる)のは、前の生理開始から排卵が起こるのまでの日数が長くかかったということになるのです。

2. 生理予定日のつもりが、実はフライング検査だった

排卵日がずれてしまうと生理予定日も変わります。ですから「この日が生理予定日だろう」と思い込んで妊娠検査薬を使ってみても検査薬の結果は陰性になります。
これは本人の自覚がないままの「フライング検査」になり、生理が来ないと感じる原因になるのです。

3. ストレスが生理を遅らせた

女性の体はとてもナイーブに出来ています。環境の変化や人間関係の悩みなど強いストレスを受けると、心と同じ様に子宮も緊張してしまい、動かなくなってしまいます。
特に「早く妊娠したいのに」と真剣に悩めば悩む程、それが大きなストレスとなってしまう場合も少なくありません。
強いストレスにさらされていると、自律神経に影響を及ぼしホルモンバランスが乱れてしまいます。ホルモンバランスが乱れると排卵がスムーズにいかず、結果として排卵日が遅くなり生理も遅くなってしまうのです。

妊娠検査薬が陰性から陽性に変わる3つの可能性

1. フライング検査だった

さきほどお伝えしたように、排卵の遅れに伴って生理予定日も遅くなることがあります。しかし生理予定日が遅くなったことに気がつかないと、フライング検査になってしまいます。
フライング検査をすると、たとえ妊娠していたとしてもhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という妊娠が成立した時に分泌されるホルモン量が足りていない場合が多く、正しい結果が得られません。

2. 尿の濃度が低かった

妊娠初期のhCGの量は少なく、尿の濃度で結果が変わってしまう場合があります。水分を摂取しすぎてしまうと尿の濃度が薄くなることは知られていますが、食事や発汗などの影響もあります。
妊娠初期の頃に妊娠検査薬を使いたいなら、朝一番の尿で検査すると確かな結果が得やすいでしょう。

3. 多胎児でホルモン濃度が高すぎる

多胎児は妊娠検査薬が陰性になる場合があるので注意が必要です。妊娠検査薬にはhCGに反応する分量の上限があります。多胎児は単胎児よりもhCGの分量が多い為、妊娠検査薬の反応上限を超してしまい陰性になってしまうことがあるのです。

また単胎児だとしても、hCG濃度がピークを迎える10週頃に妊娠検査薬を使うとホルモン濃度が濃すぎて陰性になる可能性があります。

妊娠していればhCGの分泌量が増えていく

hCGの分泌量は1日で1.5倍に増える

もし妊娠していた場合、まず妊娠3週目に着床が始まります。この着床が完了するとhCGが分泌され始めますが、その分泌量は1日で約1.5倍ほど増加していくと言われています。
もし妊娠していれば、日にちをおいて再検査すると妊娠検査薬は陽性に変化しているでしょう。

(妊娠週数とhCG分泌量)

■3週…  20~50mIu/ml

■4週…  50~200mIu/ml

■5週…  200~1000mIu/ml

■6週…  1000~6400mIu/ml

■7週…  4000~12800mIU/ml

■8週…  4000~256000mIU/ml

■9~10週… 8000~256000mIU/ml

■11週~… 12800~64000mIU/ml

妊娠検査薬のhCGの感度はどれぐらい?

予定日一週間後から使う妊娠検査薬の感度は50mIU/ml

市販されている生理予定日の一週間後から使用できる妊娠検査薬は、尿中のhCG濃度が50mIU/mlで反応するように作られています。これは順調にhCGの分泌量が増加すると妊娠3週終わりから4週ぐらいの検出感度。つまり生理予定日頃のことです。

しかしホルモンの分泌量は個人差があることから、「使用は生理予定日から一週間後」となっているのです。正しく使えば99%の精度を持っていますが、これより前に検査するとhcgの分泌量が足りない場合もあり、正確な結果が得られません。

早期妊娠検査薬のhCG感度は25mIU/ml

大体生理予定日の3日前から使用できる早期妊娠検査薬は、尿中のhCG濃度が25mIU/mlで反応するように作れています。hCG25mIU/mlとは生理予定日の3日前からの検出感度です。しかしこちらもホルモンの分泌量は個人差があるので、妊娠していてもhCGの分泌量が足りず陰性になってしまう場合があります。

なお海外の早期妊娠検査薬ですと、20mIU/mlで反応するものもあるようです。

妊娠検査薬は正しい方法で使用しないと判断できない

妊娠検査薬は、「生理一週間後から使える妊娠検査薬」と「早期妊娠検査薬」の二種類ありますが、どちらも正しい方法で使用しなければ正確な結果が得られません。
正しい方法で使用すれば、どちらを選んでも結果は変わることはないでしょう。

妊娠検査薬に再挑戦するタイミング

さまざまな条件が重なって、妊娠検査薬が陰性になってしまうことがあります。まだ生理が来ていない状況が続くなら、再検査をしてみましょう。
本来なら生理予定日から1週間後に検査するのがベストですが、排卵日がずれてしまった場合は生理予定日を特定するのは難しいですね。
そんな時は最後に性交した日から3週間以上経っていると検査薬の結果が正しいものになるでしょう。

早く赤ちゃんが欲しいあなたへ

妊娠を心待ちしている女性は、妊娠検査薬が使える時期になると胸が躍ります。「今回こそ」と期待しながらも、「でもまたダメだったら」と弱気になっている部分もあるでしょう。
もし妊娠検査薬が陰性から陽性に変わったとき、あなたはとってもハッピーな気持ちに包まれるでしょう。しかし、再検査してみても陰性である可能性は否定できませんよね。

実は筆者も何十本もの妊娠検査薬をゴミ箱へ捨てました。そして陰性だった時の絶望感を他人に共有するのは、とても難しかったことをよく覚えています。

あなたの心の痛みは、時には夫でも理解できないかもしれません。そんな時は自分で自分を労ってあげて下さい。好きなお酒を飲んだり、美味しいものを食べたり、いつもよりちょっぴりハメを外してみるのもいいかもしれません。そしてちょっと涙が乾いた時に「また頑張ってみよう」と前に歩き出せるよう、パワーを充電しておくのです。