離乳食はいつから始める?離乳食を始める目安と進め方

赤ちゃんが産まれて子育てにも少しずつ慣れてきたけど、離乳食はいつから始めるんだろうと悩んでいる方いませんか?離乳食を始める目安が7つあるので、チェックしてみましょう。今回はこれから離乳食を始めようとしている方へ、離乳食を始める目安と進め方についてご紹介します。

離乳食を始める理由とは?

赤ちゃんが固形のものを「噛む」練習をするため

産まれてから赤ちゃんはおっぱいやミルクなどを飲むことしかできません。そのため、固形のものを食べるためには徐々に慣らしていく必要があるのです。
初めはドロドロの状態から、つぶのある状態、小さく切った形のある状態など、赤ちゃんに合わせて離乳食の大きさや固さなども変えていきます。
離乳食を1年かけて進めていき、最終的には歯でかめるようになるように練習します。

母乳以外の栄養を補給するため

赤ちゃんが成長するにつれて、おっぱいやミルクだけでは栄養が不足してきます。母乳の成分は赤ちゃんの成長に応じて変化していくとも言われています。

しかし、おっぱいやミルクだけですべての栄養を摂ることは難しく、例え栄養を摂れても大量に飲まなければいけません。離乳食はおっぱいやミルクだけ飲んでいる場合の不足した栄養を補給するもので、赤ちゃんにとってなくてはならない大切な栄養源なのです。
離乳食をつくるときには栄養のバランスも考えて作ってあげましょう。

食べる楽しさを知ってもらうため

子どもも大人も「食べる」のは大好きですよね。
おいしい食べ物を食べるとハッピーな気持ちになるのは、赤ちゃんも一緒です。

離乳食を通じて、家族と一緒にごはんを食べると楽しいという気持ちを知ることができます。
離乳食づくりはママの負担になっていることも多く、せっかくつくったのに食べてくれないと「どうして食べてくれないのー!」と思ってしまいますよね。

しかし、その怒ったママの顔も、がっかりした悲しいママの顔も赤ちゃんは見ています。食事のときは「おいしいね」と笑顔で赤ちゃんに声をかけあげながら、食事は楽しい!ということを伝えてあげましょう。



離乳食を始める目安7つ

【1】生後5~6カ月になったら

離乳食は生後5~6カ月になった頃が目安です。
その時期に口に入れてもペッと出してしまうこともありますが、焦らず赤ちゃんのペースに合わせて進めて大丈夫ですよ。しかし、逆に早く与えすぎるのは危険なのでやめてください。

月齢の低い頃から食べ物を与えるとアレルギーの心配もありますし、内臓が未熟なため負担がかかってしまいます。そのため、離乳食は5カ月を過ぎてから与えましょう。

【2】食べ物に興味が持ち、口を開けたり、手を伸ばすようになってきたら

パパやママが食事をしている姿をじ~っと見ていることありませんか?他にも、よだれを垂らしたり、口を開けたり、食べ物に手を伸ばしていたら、離乳食を始めてもいい合図です。

中には、パパやママを真似して口を小さく動かす子もいます。それらの行動は、赤ちゃんが食べ物に興味が出てきたというサインです。
早い子だと生後3~4カ月には食べ物に興味を持ち始めますが、離乳食の開始はアレルギーなども問題もあるので、生後5カ月以降になるように気を付けてくださいね。

【3】首がしっかり座っていて、支えると座れるようになったら

しっかりと首がすわって、発育が良好かどうかも離乳食を始める目安のひとつです。
離乳食は上半身を起こして食べるので、首が座っていて、ママが支えると座れるかどうかも大切なポイント。

離乳食を与えるときは初めからイスに座らせる必要はないので、ママのお膝にのせて支えてあげながら与えられれば大丈夫です。
腰がすわらないうちにイスなどにベルトで固定して座らせていると、成長のさまたげになることもあるので気を付けましょう。

【4】スプーンを口に入れても下で押し出さなくなってきたら

赤ちゃんには「哺乳反射」という、おっぱいを飲むための反射が産まれたときから備わっており、乳首を探す、おっぱいを強く吸う、固形物が口の中に入ると舌で押し出すなどの動きをします。
この反射が強い時期は口の中にスプーンなどを入れると押し出してしまうので、離乳食は始められません。
生後4~5カ月頃になると、哺乳反射が少しずつ弱くなっていくので、そうなったら離乳食開始OKのサインです。

【5】1日の生活・授乳のリズムが整ってきたら

1日の生活リズムが整ってくることも離乳食を始める目安のひとつ。また、離乳食の時間を授乳の前にしたりと計画を立てやすいので、授乳リズムも決まってきていることも重要です。

授乳のリズムは3~4時間あいていることが望ましいですが、赤ちゃんによってはおっぱいを少しずつしか飲めない子などもいるので、そのリズムが赤ちゃんにとってベストなものであれば、時間の間隔が短くても大丈夫ですよ。

その場合、お腹があまりすいていないこともあるので、離乳食をあまり食べてもらえないこともありますが、気長に与えていきましょう。
生活のリズムが整うことは、赤ちゃんの成長にとっても大切なことなので、早寝早起きを心がけて規則正しい生活を送ってくださいね。

【6】赤ちゃんの体調がよく、元気なときに

これは一番よく見てほしいポイントですね。
離乳食を始めるときは、赤ちゃんの体調がよく、元気なときにしましょう。風邪をひいているときなどは、無理してあげなくてもいいですよ。
赤ちゃんの健康状態が良好なときに離乳食を始めてくださいね。

【7】ママの心と体の準備ができたら

え?ママの準備?と思う方もいるかも知れませんが、ママの準備もとても大切なんです。
ママが「離乳食を始めて大丈夫かな」と不安に思っていたり、体調が悪いときに無理にはじめなくてもOK!

赤ちゃんの準備だけができていても、ママの準備ができていなかったら意味がありません。不安なことは先輩ママや地域の育児相談などで相談してみるのもいいですね。
5カ月になったから早く離乳食を始めなければいけないというものではないので、ママの心と体の準備も整えてから始めるようにしましょう。

離乳食を始める前に揃えたいグッズ5つ

1.ベビー食器 ~軽くて割れにくいプラスチックやメラミン素材のものを

出産祝い お食い初めに ランデブー Rendez-vous はじめての食器6点セット 411218
お食い初めのときにすでに購入されている家庭もありますね。
どんなお皿でもいいのですが、赤ちゃんがお皿を払いのけて床に落とすなんてこともあるので、プラスチック製などの軽くて割れない素材がおすすめです。

2.すり鉢セット ~離乳食作りの必需品

リッチェル すり鉢セット
離乳食づくりにはかかせない道具のひとつです。
離乳食初期のうちは毎食使うので、使いやすいものを選びましょう。
すり鉢は小さく固定しにくいので、しっかりと手で押さえられるものを選ぶと離乳食づくりが楽になりますよ。

3.裏ごし器 ~裏ごしして離乳食をなめらかに

うらごし名人 20083
裏ごしをすることで赤ちゃんが食べやすくなるので、こちらも用意しましょう。
裏ごしするだけでなく、かつお節を入れてお湯にくぐらせてダシをとることもできるので、少量のダシが欲しいときにも便利です。

4.おろし器 ~凍った食材を擦って簡単調理

NewCookDay セラミック受け皿付おろし器 (新目立て) DG-2035
茹でた野菜を細かくしたいときに使います。
赤ちゃんは繊維が残っていると食べにくいのですりおろしてあげるといいですよ。
鶏のささみを茹でて冷凍し、使うときにササッとすりおろしたり、ほうれん草を茹でて束のまま冷凍してすりおろすなど、茹でて冷凍した食材をすりおろす方法もおすすめです。

5.保存容器 ~まとめて作って冷凍しておくと便利!

(離乳食保存容器) 日本製 サイズ:SS&S 18個
毎食離乳食を作るのは大変ですよね。
そんなときは、まとめて作って保存容器に入れて冷凍しましょう。特に、おかゆは赤ちゃんの分だけ作るのが大変なので、冷凍しておくと使いたいときに解凍するだけなので便利です。



離乳食を与える時間は?

午前中の授乳の前に離乳食を与える

よく育児書などで、1回食の時間は「10時」などと書かれていますよね。しかし、あくまでも目安なので、必ずしもその時間にしなけれないけないというものではありません。

授乳時間が3~4時間間隔くらいになっていれば、午前中の授乳の前を離乳食タイムにしましょう。
与えるものによってはアレルギーなどを引き起こすこともあるので、病院がやっている時間に離乳食を与えるのもポイントです。
夜間診療に駆け込むなんてことにならないために、夜の離乳食は避けましょう。

時期別離乳食の進め方

離乳食初期(生後5、6カ月~)

この時期はまず口に入れたものをゴックンと飲み込めるようになればOK!初めて口に入ってきたものなので、ペッと出してしまったりすることもありますが、焦らなくても大丈夫です。

まずはスプーン1杯から始めて、少しずつ野菜や豆腐などの食材にもチャレンジしていきます。
離乳食を始めて1カ月くらいたったら、離乳食の回数を1日1回から1日2回に増やしましょう。
最初は全然食べてくれなくて「どうしよう」と落ち込んでしまうママもいます。しかし、赤ちゃんも初めてのことに戸惑っているので、ママもゆったりと構えて見守ってあげてくださいね。

離乳食中期(生後7、8カ月~)

離乳食を始めて2カ月が過ぎたら中期に移行しましょう。離乳食中期はとろとろのポタージュ状だったものから、少し粒が残るくらいにし、赤ちゃんが自分で舌や上あごで食材をつぶせるようにしていきます。
口をしっかり閉じて、モグモグしながら食べるようになります。

1回の食事の量も増えていき、子ども用の茶碗の1/4ほど食べられるようになります。
この時期から「うまみ」を感じるようになるため、ダシや醤油などで味の変化をつけると喜んで食べてくれますよ。
水分やとろみがないと食べにくいので、スープにはとろみを付けたり、おかずはペーストであえるなど工夫してあげましょう。

離乳食後期(生後9カ月~)

口をきちんとモグモグと動かし、ごはんも半分以上食べられるようになってきたら後期に移行します。
離乳食後期の頃には歯茎で食べ物を噛めるようになるので、バナナくらいの硬さを目安に作るといいですよ。
回数は大人と同じ3回食になります。3回目の食事は夜の8時を過ぎないように食べさせて、毎日同じくらいの時間に食べられるようにリズムをつくりましょう。

また、食べ物への関心が出てきて、手づかみ食べや遊び食べをするようになります。
「これはどんな手触りなのかな?」と手でぐちゃぐちゃしたり、力加減がわからずギュッとにぎりつぶしてしまったりすることもありますよね。
ママは「こんなに汚して~!」となってしまいますが、グッとこらえて我慢しましょう。赤ちゃんの「食べたい!」、「やりたい!」の気持ちを尊重して見守ってあげてくださいね。

離乳食完了期(1歳~1歳半)

3回食にしてからもしっかりごはんを食べられて、1歳を過ぎていたら完了期に移行しましょう。
大人の食事とほぼ同じものを食べるようになります。
しかし、噛む力はまだまだ未熟なので固すぎるもの、噛み切りにくいものは避けましょう。

おかゆではなく、普通のごはんを食べられるようになるので、ママの負担は軽くなりますね。おかずで味の濃いものなどをつくるときは、子ども用のものは薄味にして、大人用はそれに味を足してつくったり、別の鍋で味付けしてあげたりするといいですよ。

食べムラが出てきて、食べたり食べなかったりするので心配になりますが、元気に過ごしているなら大丈夫!料理の見た目などを変えると喜んで食べることもあるので、動物やお花の形にするなど興味を引くようなものにするのもいいかもしれませんね。

ママも赤ちゃんも楽しい離乳食タイムを

生まれて初めて口にする食べ物は、赤ちゃんにとっては未知のもの。そのため、口に入れて「なんか変な味」と思ったら、出してしまうのも仕方のないことです。
しかし、離乳食をつくるのは、やわらかく茹でて、すりつぶしたり、裏ごしたり…作業が多くて本当に大変なので、食べてもらえないとママも残念な気持ちになります。しかし、いつまでもそのままというわけではありません。

突然、もりもりと食べだす時もあれば、今までよく食べていたのに急に食べなくなったり…赤ちゃんには振り回されっぱなしです。ママが一生懸命であればあるほど、口を「あーん」と大きく開けてモグモグと食べてくれたときは忘れられない思い出になりますよ。
離乳期はたったの1年です。今しかない離乳食タイムをママも赤ちゃんもハッピーに過ごしてくださいね。