ノロウイルス対策とは?対策方法を知って二次感染を予防しよう!

腹痛や下痢などの症状を引き起こすノロウイルス。強い感染力を持つウイルスなので、誰かが感染してしまうとあっという間に家族間で広がってしまう可能性も…でも、大切な家族のためにしっかりと対策を知っておきたいですよね。今回はノロウイルスの二次感染予防対策についてご紹介します。

ノロウイルスとは

ノロウイルスは、胃腸炎の原因となるウイルスです。感染のピークは冬で、感染力も強く集団感染を引き起こすこともあります。
胃腸炎の原因となるウイルスは他にもありますが、それらのウイルスは赤ちゃんから5・6歳くらいの小さい子どもが感染することがほとんど。それに比べ、ノロウイルスはどんな人にも感染の可能性があるんです。
特に、赤ちゃんとお年寄りは抵抗力が弱く重症化してしまうケースもあるので注意が必要!



どうやって感染するの?

ノロウイルスは、主に口から感染します。
ウイルスに感染した人の排泄物や嘔吐物を触ってしまった手からウイルスが口に入ってきたり、家庭や施設など人同士の接触が多いところで二次感染を起こします。
排泄物や嘔吐物にはウイルスが含まれているため処理をしっかり行わないと、乾燥し浮遊したウイルスが口の中に入ってしまって感染することも。
また、食品を介して感染するケースもあります。ウイルスに汚染された貝を、十分に加熱しないで食べることも感染原因のひとつです。

どんな症状が出るの?

主な症状となるのは、吐き気や嘔吐・下痢、腹痛、発熱です。発熱しても高熱になることはあまりありません。
子どもの場合は嘔吐することが多く、嘔吐や下痢は1日に数回から多い場合には10回以上してしまうケースも。
大人の場合は数日で治ることが多いですが、子どもは大人よりも症状が長引くこともあり、治るまでに1週間くらいかかる場合もあります。



感染を防ぐための予防対策

ノロウイルスの注意しなくてはいけないところは、感染力が非常に強いという点です。そのため、家族の誰かが感染してしまうと、他の人にも一気に広がってしまう…ということも珍しくありません。
身近な人が感染してしまった場合には、二次感染が起こらないようしっかりと予防をしましょう!

手洗いをしっかりと

ノロウイルスには、アルコール消毒だけでは効果が期待できません。そのため、しっかりとした手洗いが大切になってきます。
また、ハンドソープを使うことも大切ですが、ささっと洗うだけではいけません。手のシワについているウイルスも洗い落とすイメージでしっかりと洗いましょう。
手は一度洗えば大丈夫!ということではありません。小まめな手洗いを心がけて下さいね。

【手洗いのタイミング】
・トイレに行った後
・食品を取り扱う前
・食事の前
・嘔吐物を処理した後
・オムツ替えなど排泄物を処理した後
・ゴミなど汚れたものを触った後
・外出から帰宅した後

あわあわ手あらいのうた(花王ビオレu)
小さい子も歌に合わせて簡単手洗い!一度聞いたら耳から離れない曲です。

掃除で除菌

ノロウイルスは塩素系漂白剤を薄めた消毒液を使って除菌することができます。しかし、塩素系漂白剤は直接触れることはできません…そのため、手の消毒に使うことはNG!
その代わりに、トイレや台所、手で触れることの多い場所をしっかりと除菌しましょう。
除菌を行うときにはゴム手袋とマスクをつけ、ペーパータオルを用意しましょう。一度使ったペーパータオルは他の場所には使用せず、その都度新しいものを使用して下さいね。

【トイレ】
・便座
・ふた
・ペーパーホルダー
・レバー
・ドアノブ

【キッチン】
・冷蔵庫の取手
・蛇口やシンク

ノロウイルス対策用消毒液の作り方(広島県ホームページ)
家庭で簡単に作ることのできるノロウイルス対策用消毒液の紹介ページです。

嘔吐物などの処理はしっかりと

ノロウイルスは小腸で増えるウイルスなので、嘔吐物や排泄物には感染の原因となるウイルスが含まれています。そのため、嘔吐物や排泄物の処理をするときには十分注意して行いましょう。
嘔吐物などの処理をするときには飛沫感染が心配されるので、処理をする人以外はその場から離れるようにして下さい。
処理をする人も、ゴム手袋とマスクを着用し、雑巾やタオルを用意しましょう。使用した雑巾やタオルは処分します。
処理後は、しっかりと手洗い・うがいを行って、部屋の換気も忘れないようにしましょう。
衣類や布団に嘔吐物や排泄物がついてしまった場合には、すぐに洗濯機で洗うのではなく、塩素系漂白剤につけてから洗濯するようにして下さいね。

食品はしっかり加熱して

ノロウイルスによって引き起こされる食中毒を予防するためには、キッチンや調理器具などの除菌も大切ですが、食品を中心までしっかりと加熱することも大切です。
特に、牡蠣やあさり、しじみなどの二枚貝は内臓にウイルスを蓄積するため、生食や加熱不十分で食べてしまうと感染するリスクが高まります。
これらの食品はしっかりと中心まで加熱してから食べるようにしましょう。赤ちゃんの場合は、避ける方が無難です。

急な嘔吐にも対応できるよう準備をしておきましょう

感染力の強いノロウイルスですが、しっかりとした知識を持っていれば二次感染を防ぐことができます。
もしものとき慌てずにすむように、消毒液やペーパータオル、ゴム手袋、マスクなどの道具は今からちゃんと準備しておきましょうね。
小さい子は体調不良で嘔吐してしまうことがありますので、キッチンや洗面所のどこかにいつでも使えるように処理セットとして一式準備しておくと便利ですよ。

食中毒 (厚生労働省)
食中毒について紹介しています。 ※こちらのサイトを参考にさせて頂きました。