妊娠9ヶ月(32~35週)のママと赤ちゃんの様子、気を付けること

もうすぐ妊娠生活も終わり、出産のときが近づいてきましたね。力強い胎動を感じるたびに、赤ちゃんに出会える喜びとともに出産や育児に対する不安も押し寄せてくるかもしれません。そんな妊娠9ヶ月のママと赤ちゃんの様子、気を付けることなどをご紹介します。

妊娠9ヶ月ってどんな時期?

もうすぐ臨月。不安を感じるママも

長いようで短かった妊娠生活ももうすぐ終わり、出産の時が近づいてきました。待ちに待った赤ちゃんとの対面ですが、出産が近づくにつれて「私にちゃんとできるんだろうか」「すごく痛いって聞くし、怖いな」などと、不安を感じてしまうママも出てきます。
ただでさえ精神的に不安定になりがちな妊娠中、人生でそう何度とない一大イベントが迫ってくると不安になってしまうのは仕方のないことです。

パパや家族、信頼できる友人などの周りの人に不安な気持ちを打ち明けたり、かかりつけの医師や助産師さんにわからないことを聞いたりする、好きな音楽を聞いて気分を紛らわせるなどして不安を軽減するといいでしょう。 妊娠、出産、新生児のお世話…。嬉しく幸せなことのはずなのに、なぜか落ち込み涙が止まらない…という事はありませんか?もしかしたらそれは、心のSOS「マタニティブルー」かもしれません。マタニティブルーは小さなきっかけでなってしまいますが、きちんと対処すればすぐ落ち着きますよ。マタニティブルーを乗り越えるコツ、お教えします。

胎動は少し落ち着きます

赤ちゃんが大きくなってくると、子宮の中で動けるスペースも減ってきます。お腹の中で動きがとりづらくなってきて、胎動を感じる機会も少なくなってくるでしょう。
とはいっても、胎動が全くなくなるということはありません。回数は減っても、赤ちゃんが成長した分だけ力強い胎動を感じることができるはずです。数時間胎動を全く感じられない時など、様子がおかしいときには病院に相談しましょう。



ママの体の中では何が起こっているの?

頻尿や尿漏れが気になり始めるかも

いよいよ産まれてくるときが近づき、体の器官も出来上がった赤ちゃんは体に脂肪を蓄え始めます。お腹の赤ちゃんはさらに大きくなり、ママのお腹もぐんぐん起きくなるでしょう。
お腹がより大きくなったことで、動悸や息切れなども以前より顕著にでてきます。
ママの膀胱が大きくなった子宮に圧迫され、頻尿や尿漏れに悩むことも。デリケートな問題なのでなかなか人に相談できずに悩んでしまうママも多いようですが、妊娠後期には多くのママが同じような症状を経験するので気に病む必要はありません。気になる場合には尿漏れパッドなどを使うようにすれば安心です。

赤ちゃんの様子

赤ちゃんの大きさ

身長: 約46cm

ふっくら、より赤ちゃんらしく

妊娠32週
赤ちゃんの皮膚は、皮下脂肪が増えるにつれてより柔らかく、しわもなくなってなめらかになっていきます。
このころには、すでにしっかり髪の毛が生えている子も。もしこの時点であまり生えていなくても、産まれるまでの間や産まれてから数ヵ月のうちに少しずつ生えてくるので大丈夫です。
また、産まれたときにたくさん髪の毛が生えていたからといって、そのまま大きくなってからも髪の毛の量が多いままだとは限りません。産まれたあと、一度頭髪が産毛と一緒に全部抜けてしまう赤ちゃんもいます。
赤ちゃんが男の子の場合、このころにはほとんどの赤ちゃんの睾丸が移動し終えています。
しかし、なかには産まれたときにもまだ睾丸が移動していないことも。でも、睾丸の移動が終わらずに産まれてきた赤ちゃんの2/3は1歳になるまでに自然に睾丸が移動していきます。

妊娠33週
赤ちゃんの骨はどんどん硬度を増していきますが、頭蓋骨は産まれてきてしばらく経つまで柔らかいままです。
免疫機能もだいぶん発達しますが、まだまだ大人に比べると弱いままです。お腹の中にいるときはママの免疫機能に頼って生活しています。産まれてきた後でも、母乳育児をする場合には母乳を通してママの免疫機能を分けてもらってばい菌やウイルスに対抗します。
一人目の赤ちゃんを妊娠している場合は、そろそろ赤ちゃんの頭が骨盤に下りてくるかもしれません。2人目以降の場合は、お産の1週間くらい前に赤ちゃんが下がってくることが多いようです。もちろん、お産の直前まで下りてこない赤ちゃんもいるので、あまり深く考える必要はありません。

妊娠34週
このころ、赤ちゃんの聴覚が発達し終えます。もしもまだ赤ちゃんに話しかけていないなら、今が話しかけ始めるいいチャンスです。赤ちゃんは高い音によく反応するので、パパの声よりもママの声に反応しやすいかもしれません。
また、赤ちゃんの肺もほとんど完成しているので、産まれたあとすぐに自分で呼吸を始めることができます。もし今陣痛が来て赤ちゃんが産まれてしまっても、ほとんどの赤ちゃんは生き残ることができます。とはいえ、正期産(妊娠37週~41週末)の時期に入るまでは、ママのお腹の中で大切に育ててあげたいところです。

妊娠35週
臓器もほぼ完成して、お腹の外に出る準備も着々と進んでいきます。赤ちゃんは産まれてすぐにママのおっぱいを吸うために、指を吸って練習を繰り返します。
体温調節や代謝のために体に脂肪を蓄えてどんどん体重が増えてくるので、このころにお腹がぐんと大きくなったというママも。
小さなお腹の中では腎臓が完成し、肝臓ももうすでに少しならば老廃物を処理できるほどに成長しています。



ママが気を付けるべきこと

里帰りするなら今のうちに

里帰りの予定はあるけどまだしていないという場合は、そろそろ帰省するようにしましょう。産まれる直前になってから里帰り先の病院で診てもらうよりも、少し早いうちからママや赤ちゃんの状態を知ってもらっておいた方が安心です。
現在通院している病院の医師に、母子の状態やこれまでの経過などを書いた紹介状を用意してもらうといいでしょう。

また、病院によっては母親学級への参加がその病院での出産条件となっていたりすることもあります。里帰り先の病院の方針など、早めに確認しておいてください。 女性にとって、「どこで出産するか」は大きな問題です。自宅の近くで産むのか、実家に戻って出産するのか、それによって事前に行うべき準備は大きく変わってきます。そこで今回は、はじめて出産する妊婦さんに向けて、里帰り出産でやっておくべきポイントと注意点を5つ、まとめました。

遠出はNG!

出産が近づくにつれてお腹の張りも頻繁になることが多く、張りを放置したまま無理をするとそのまま早産につながってしまうケースもあります。
出先で陣痛が来てしまったときに、近場であればすぐにかかりつけの病院に駆け込む打ことができますが、遠出していると病院につくまでに時間がかかってしまいます。
また、電車などの公共交通機関は席に座ることができない可能性もあり、揺れも激しいため危険です。出かけるなら近場へ家族など付き添ってくれる人が運転する車で行き、短時間で済ませるようにしてください。

母親学級や両親学級に参加すると安心

もうすぐ臨月、出産までの時間も短くなってきました。出産が近づくにつれ、不安になったりそわそわしたり、なんだか落ち着かなくなるママも多いようです。
かかりつけの病院や住んでいる自治体などで母親学級や両親学級を開いているならば、参加してみるといいでしょう。出産や育児に対する疑問などにも答えてもらえるので、訊きたいことがあればメモしていくのがおすすめです。

おりものの変化に注意して

出産に向けて体が準備を始め、子宮や膣が柔らかくなるためおりものの量が増えてきます。量が増えるだけでなく、おりものの色や質が変わることもあります。
自然な変化であることも多いのですが、膣内で細菌が増えて細菌性膣症になっていることも考えられます。流産や早産につながってしまう危険もあるので、おりもののにおいが変わるなど「おかしい」と感じたら、かかりつけの医師に相談するようにしてください。

また、なかには破水しているのに「最近ずいぶんおりものの量が増えたし、なんだかやけにさらさらしているな…」と、おりものの変化だと勘違いしてしまうケースもあるようです。「破水」といっても、羊膜の下側ではなく上側が破れた場合には羊水の漏れも少量です。水のようにさらっとしていたり、おりものにしては量が多い気がするときなどは病院に相談しましょう。 妊娠後期(妊娠28週以降)に入ると赤ちゃんも大きくなりそれに伴いママの身体も出産に備えていろいろな変化が現れますよね。そのひとつが「おりもの」です。おりものは体調の変化や精神的ストレスなどによって変化する健康のバロメーターです。正しい知識を身につけると、おりものは体調の変化を教えてくれる強い味方になるんですよ。 もうすぐ出産。不安や心配もありますが、ママが気持ちを強く持つことが大切です。
「最後まで妊娠生活を楽しんでいこう!」というくらいの気持ちで、できるだけ楽しく過ごしましょう。