【妊娠10週】ママの体・赤ちゃんの様子。体型が少しママらしく

妊娠10週目頃になると、おっぱいがふくらんだり、お腹の周りに皮下脂肪がついたりして体型が少しママらしくなります。赤ちゃんも内臓機能をどんどんと整え、より人間らしくなってくる時期です。今回もママの体やつわりに関すること、赤ちゃんの成長の様子、この時期押さえておきたいポイントをママたちの体験談を交えてご紹介します。

妊娠10週目のママの体 ~体型がよりママらしくなってきます~

前回の<妊娠9週目のママの体>では「この時期の子宮の大きさは軽く握った女性のコブシくらい」「つわりのピークは吐いて乗り切るという人も」「肌荒れがひどくなる人もいる」というお話をさせていただきました。

つわりについては【妊娠4週目】以降、毎週取りあげていますので、つわりで悩んでいる方はぜひ通して読んでみてくださいね。受け止め方や乗り切り方のヒントが見つかるかもしれませんよ!

それでは今回も妊娠10週目のママの体の変化や様子について見ていきましょう。

妊娠10週目の子宮の大きさはピンポン球などを握った女性のコブシ大

妊娠9週目の子宮の大きさが軽く握った女性のコブシ大だとすると、妊娠10週目の子宮の大きさはピンポン球のようなものを握りこんだ女性のコブシ大くらいです。果物で例えると外国産のオレンジくらいでしょうか。非妊娠時がSサイズの卵くらいでしたので、それから比べるとずいぶんと大きくなりましたね。

つわりのピークには妊娠悪阻(おそ)に注意

つわりに苦しんでいる人ならば”妊娠悪阻(おそ)”という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。厳密に言えば”つわり”と”妊娠悪阻”は同じ意味を持つのですが、一般的にはつわりのひどい状態のことを”妊娠悪阻”または”重症妊娠悪阻”と呼んでいます。

妊娠悪阻かどうかの判断基準は明確にはされていませんが、
・水分、食事がほとんど口から摂取できない
・体重の減少が5%以上である
・尿からケトン体が検出される
といった場合に、体の健康状態なども加味して医師から診断されます。

つわりは生理現象の一部として位置づけられていますが、妊娠悪阻は治療が必要な”病気”として扱われます。治療は主に水分や栄養補給の目的でなされる点滴や、吐き気止めといった対症療法が中心となります。これらでまったく改善が見られず、これ以上の妊娠継続は母体の命に関わる可能性があるという場合には”母体保護法”に基づき中絶を勧められることもあります。

こうやって聞くと怖いと感じてしまう人も多いかもしれませんが、妊娠悪阻は早めの対応で症状を抑えることができます。「つわりはみんな乗り越えてきているんだから…」と無理に我慢したりせず「ちょっとつらいな」と思った時点でお医者さんに相談するようにしてくださいね。 妊婦の約8割が経験すると言われるつわり。吐き気や胃のムカムカに始まり、耐えられないほどの眠気、急に敏感になる匂いなど、初めての症状に妊娠の辛さを感じてしまっている方も多いかもしれません。でも、つわりの期間はほんの一時。基本的な症状や期間、対策法を知って、お腹の赤ちゃんとの新しい生活を満喫しましょう♪

妊娠悪阻を体験したママの声

妊娠悪阻になったり、このままだと妊娠悪阻に移行する可能性が高いとなった場合、毎日点滴に通ったり、入院治療を受ける必要性が出てきます。毎日の通院や入院はママにとっても大きな負担となるので、できればそうなる前にお医者さんに相談してくださいね!

妊娠10週目頃にはおっぱいに変化が表れる人も

早い人だと着床直後からおっぱいに変化が表れる人もいますが、妊娠10週目頃になるとより多くの人に変化が表れるようになります。その内容には個人差がありますが次のような変化を感じる人が多いようです。

・乳首にピリピリやチリチリした痛みが走る
・乳首や乳輪の色が濃くなる
・乳首や乳輪が大きくなる
・おっぱいのふくらみや張りを感じはじめる
・おっぱいにチクチクした痛みやかゆみが出る

実際におっぱいの大きさに変化が出るのは妊娠中期以降という人が多いですが、これらの変化を感じはじめたらそろそろマタニティ用の下着へ切り替える準備をはじめた方がいいかもしれませんね。 妊娠の喜びに浸りながらも、つわりや体調の変化に敏感に反応してしまう妊娠初期のママの身体。そんなデリケートなママの素肌に、毎日触れるものだからこそ、こだわって作られた『妊婦さんのための下着』をご存じですか?妊娠初期のうちから知っておきたいマタニティーインナーへの切り替え目安や選び下着のポイントについてまとめました。



妊娠10週目の赤ちゃんの様子 ~排尿機能が備わります~

前回の<妊娠9週目の赤ちゃんの様子>は「妊娠9週目の赤ちゃんの大きさは(CRL)15mm~25mmくらい」「妊娠9週目頃には目・耳・口などの形成の大部分が完了する」「妊娠9週目頃になると出産予定日が確定する」という内容をご紹介しましたね。

【妊娠7週目】に現在の赤ちゃんの大きさを表す”頭殿長(CRL)”の測り方や定義についてもご紹介していますので、よければそちらもチェックしてみてくださいね。

それでは妊娠10週目に入った赤ちゃんがどんな成長を遂げているのかを見ていきましょう。

妊娠10週目の赤ちゃんの大きさは(CRL)20mm~35mmくらい

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妊娠9週目に15mm~25mmくらいだった赤ちゃんの大きさ(CRL)は、妊娠10週目には20mm~35mmくらいにまで成長します。身近なもので言うと大体女性の手の人差し指の第一関節くらいですね。前回の妊娠9週目の頃は親指の爪くらいの大きさでしたので、どれくらい成長したのか自分の指で見比べてみてくださいね。

妊娠10週目に受診したママの声

手足や関節などが成長して、徐々に動きも活発になってくる頃です。なかなかベストショットが撮れず、先生が何度も撮影をやり直しはじめるのもこの時期ですね!

妊娠10週目頃には生殖器の大部分の形成が完了

妊娠6週目~妊娠7週目頃にはじまった生殖器の形成は、妊娠10週目頃にそのほとんどを完成させます。これによって外から男女の区別をすることが可能になりますが、まだ小さすぎるため超音波検査などでの判断は難しいでしょう。

先生の腕や赤ちゃんの姿勢・角度などによっては妊娠12週目頃から「○の子かもしれないね」といった形で知らせてくれることもありますが、ほとんどの場合、性別が判明するのは妊娠16週目以降、確定するのは妊娠24週目頃となります。

妊娠10週目頃には排尿機能も備わります

妊娠10週目頃になると腎臓の機能が成熟し、排尿機能が備わるようになります。この先、嚥下機能が備わると自分で羊水を飲んで排泄するようになります。
前回の妊娠9週目には手足や顔など赤ちゃんをカタチ作る形成がどんどん進んでいましたが、その裏でしっかりと内臓機能の形成も進んでいるんですね。

妊娠10週目頃に押さえておきたいポイント

前回の<妊娠9週目頃に押さえておきたいポイント>では
・「妊娠初期の血液検査」
・「妊娠初期に出血した場合の対応」
・「妊娠中の病院の受診」
についてご紹介しました。

他にも
【妊娠6週目】には「妊婦健診の持ち物リスト」
【妊娠7週目】には「母子手帳」と「妊婦健診受診票」
【妊娠8週目】には「相対過敏期」と「マタニティマーク」と「妊娠報告」
についてをそれぞれご紹介していますので、興味のある項目があったらぜひ読んでみてくださいね。

それでは今回も妊娠10週目頃に押さえておきたいポイントを2つご紹介します。

先天的な異常がわかる出生前診断

出生前診断は、以前はダウン症発症率の高い高齢出産になる人や、障害を持つ血縁者が多い人に行われてきた検査です。しかし最近では20代~30代前半の若い人の中にも自ら検査を望む人が増えてきました。ここでは出生前診断で何がわかるのか、時期や方法などを簡単にご紹介します。

◆目的◆
奇形や染色体異常、先天性の病気の有無を知るために行われます。

◆時期◆
妊娠9週目~妊娠22週目頃までに行われます。ただし検査結果次第で中絶などを考えるという場合には遅くても妊娠18週目頃までには検査を行う必要があります。

◆方法◆
母子にまったく影響がなく気軽に受けられる超音波検査から、多少リスクはあるものの精度の高い羊水検査まで、方法はいろいろとあります。

◆費用◆
検査方法によって1万円~20万円程度と大きく異なります。

出生前診断の是非については、大きく意見がわかれる部分です。ただ誰しも「健康な子どもを産みたい」というのは共通の願いなはず。出生前診断は、その願いを叶えるための一つの手段であることは確かです。

ただし検査方法によっては流産のリスクが上がるものもありますし、「先天性異常の可能性がある」と診断されても実際に生まれてみたら何も異常はなかったということもあります。
出生前診断を行うかどうか、異常がある可能性が指摘された場合どうするのかは、事前にしっかりパパや家族と話し合っておきたいですね。 おなかの赤ちゃんの染色体異常を調べる「出生前診断」。ママの体にも金銭面でも負担のかかる検査ですが、年々受ける人が増えてきています。大切な赤ちゃんの障がいは知るべきか、知らずにいるべきか…?物議を醸しだしている出生前診断ですが、誤解がないよう正しい知識は身に着けておきましょう。決断するのはそれからでも遅くありませんよ。

中絶ができるのは妊娠21週6日まで

「出生前診断で異状が見つかった」「妊娠悪阻でこれ以上の妊娠継続はママの命に関わると判断された」「どうしても産み育てることができない」など、中絶の理由はさまざまです。ただどんな理由があろうとも中絶ができる期間は【妊娠22週目未満(21週と6日)まで】と決まっています。

また妊娠週数によって中絶の方法が異なります。妊娠12週目未満では器具で医師が子宮の内容物を取り出す方法を取りますが、妊娠12週目以降では人工的に陣痛を起こして流産させる方法を取ります。母体への負担は後者の方が大きいため、妊娠12週目になるまでに処置を終えることがほとんどです。 待望の妊娠!という方もいれば、やむを得ず赤ちゃんを諦めざるを得ない、育てることができないという場合もあるでしょう。もしもの時のために、女性ならぜひ知っておきたい中絶の知識。妊娠が分かってから早い段階で可能な、妊娠初期の中絶に関してお話しましょう。



産むまでつわりのピークが続くことはありません

つわりについて調べていると「産むまでつわりが続いた」という人の声も目にすると思いますが、実際は産むまでつわりの”ピーク”が続くことはありません。妊娠初期のつわりは胎盤が完成する妊娠16週目~妊娠20週目頃にほとんどの人が軽快します。産むまでつわりが続いたという人は、軽快したかなーと思っていたらそのまま後期つわりがはじまってしまったという場合が多いのです。

実は筆者も2人目の妊娠のときに『産むまで続くつわり』を体験しました。ピーク時には毎日何度も吐いており、胎盤が完成する頃には吐かないくらいまで落ち着いたものの、そのまま後期つわりに入ってしまったようで、妊娠8週目につわりがはじまってから産むまでずっと気持ち悪さを抱えていました。
今思えば「ずっと気持ち悪くて大変だったな」とは思いますが、実際につわりのピークから比べるとかなり楽になったので、当時はそれほど辛く感じていませんでしたね。

みなさんのつわりもあともう少しでピークを抜けるはずです。「産むまでつわりのピークが続くことはない」を胸に、あと少し乗り切ってくださいね。

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妊娠9週目に入ると、そろそろ出産予定日が確定する人が増えてきます。また辛いつわりの症状に毎日心身を消耗しつつも、段々と自分に合った乗り切り方が見つかる時期でもあります。今回もママたちの体験談を交えながら、妊娠9週目のママの体に起こっている変化や、赤ちゃんの様子、押さえておきたいポイントを見ていきましょう。 妊娠11週目頃になると、やせている人や経産婦さんにお腹のふくらみを感じはじめる人が増えてきます。胎動として感じるのはまだまだ先ですが、赤ちゃんもお腹の中で活発に動き回るようになる時期です。今回もママたちの体験談を交えながら、妊娠11週目のママの体や赤ちゃんの様子、この時期に押さえておきたいポイントをご紹介します。 胃がむかむかしたり1日中眠気があったりと、多くのママがつわりのピークを迎えるこのころ。ママにとってつらい時期ですが、お腹の中では赤ちゃんが一生懸命大きくなろうと頑張っています。そんな妊娠3 ヵ月のママと赤ちゃんの様子、気を付けることなどをご紹介します。 妊娠初期は妊娠がわかり嬉しい気持ちの反面、つわりや出血など妊娠期間10ヵ月の中で一番辛く心配な時期でもあります。妊娠初期に知っておきたい身体の変化、この時期お母さんが気をつけること、やっておきたいこと、赤ちゃんの成長についてご紹介します。