【妊娠7週】ママの体・赤ちゃんの様子。赤ちゃんの心拍確認期

妊娠7週目は、ほとんどの赤ちゃんが心拍を確認できる時期です。つわりの症状もピークに達しはじめ、毎日辛い思いをしている人も多いはず。それでは今回もママの体に表れる変化や症状、赤ちゃんの様子、押さえておきたいポイントをママの声を交えながら見ていきましょう。

妊娠7週目のママの体 ~そろそろつわりのピーク~

前回の<妊娠6週目のママの体>では「この時期の子宮の大きさは2Lサイズの卵くらい」「つわりが本格化する人が増える中、つわりがなくて不安に思っている人もいる」「ホルモンの影響で情緒不安定になる人も」というお話をさせていただきました。
【妊娠5週目】では、つわりの原因に関するお話もさせていただいているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

それでは今回も妊娠7週目のママの体に起こっている変化や症状を見ていきましょう。

妊娠7週目の子宮の大きさは鵞卵大(がらんだい)

妊娠6週目の子宮の大きさが大体2Lサイズの鶏卵だとすると、妊娠7週目の子宮の大きさは鵞卵大(がらんだい)くらいになっています。鵞卵大とは「ガチョウの卵の大きさ」のことです。…と言ってもイメージがわかない人も多いかと思いますので、大体「女性のコブシよりも一回り小さいくらい」だと思ってくださいね。

つわりがひどいときには母性健康管理指導事項連絡カードの提出を

多少の個人差はあれど、つわりのある妊婦さんの多くが妊娠7週目~妊娠11週目頃につわりのピークを迎えます。このつわりのピークの状態も「飲食のたびに吐く」「1日1~2回吐く」「一日中吐き気がする」など人によって異なります。特に仕事をしているママにとっては全妊娠期間中で一番辛い時期と言えるのではないでしょうか。

つわりの症状が強く、主治医から生活に関して指導があった場合は”母性健康管理指導事項連絡カード”を出してもらえることがあります。これは男女雇用機会均等法で認められている正式な書類ですので、職場に提出すればその内容を無視することはできません。

【指導内容例】
・つわりの症状が強く安静が必要
→勤務時間の短縮
・自力での栄養、水分補給が困難
→継続的な入院治療のための休業
など

特に働くママにとっては、つわりの時期をどう乗り切るかが最も重要なポイントであると言っても過言ではありません。本来なら母性健康管理指導事項連絡カードがなくとも、職場はできるだけ妊婦さんの体調に配慮すべきなのですが、人によってつわりの程度が異なるため、本人の訴えだけではなかなか動いてもらえないというのが現状です。

▼母性健康管理指導事項連絡カードの活用について|厚生労働省
http://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/josei/hourei/20000401-25-1.htm

妊娠7週目につわりを体験したママの声

つわりは確かに病気ではないんですが、症状から言って”病的”ではあるんじゃないかと思います。パパや家族の思いやりが最大の薬かもしれませんね!

妊娠中はおりものの変化にも注意

妊娠すると、膣から子宮に細菌が入り込まないようにするため、おりものの量が増えます。通常は透明・乳白色・薄いクリーム色ですが、量が増えることで色が濃く感じて若干黄色っぽく見えることもあります。特にかゆみや痛み、強い匂いなどがなければそれほど心配はいりませんので、次回の診察のときに報告する程度で大丈夫でしょう。

また茶色いおりものは、少し前にどこかで出血をしたときに現れるおりものです。1日程度で通常の状態に戻るのならあまり心配しなくても大丈夫ですが、3日以上続く場合やピンク~赤色に変化した場合は何か異変が起きている可能性もあるため、産婦人科に相談するようにしましょう。

それ以外に濃い黄色・黄緑色・灰色であったり、かゆみや痛みがある、液状ではなくポロポロしている等の場合は菌やウイルスに感染している可能性があります。早めに治療すれば、赤ちゃんや妊娠の継続に影響が出ない場合がほとんどですので「変だな」と思ったら、電話でも良いので産婦人科に相談してくださいね。
妊娠すると、女性の体には様々な変化が起こります。「おりもの」もその1つ。おりもののトラブルや悩みは、女性であれば誰でも経験したことがあるでしょう。でも、大丈夫かな?と思っても、他の人にはちょっと恥ずかしくて聞きづらいですよね。今回は、おりもの役割や妊娠中の変化、注意する点などをまとめてご紹介します。



妊娠7週目の赤ちゃんの様子 ~心拍がしっかりと確認されます~

前回の<妊娠6週目の赤ちゃんの様子>では「妊娠6週目の赤ちゃんの胎嚢の大きさは15mm~40mmくらい」「胎芽が確認されはじめる」「生殖器の形成もスタートする」というお話をさせていただきました。

それでは妊娠7週目には赤ちゃんがどのような成長をとげているのかを見ていきましょう。

妊娠7週目~妊娠12週目ごろまでは頭殿長で測定

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妊娠7週目の赤ちゃんの大きさの話に入る前に、前回【妊娠6週目】でも少しふれた”頭殿長(CRL)”についてご紹介したいと思います。

頭殿長とは、いわゆる”座高”のことです。赤ちゃんはお腹の中で手足を縮めて丸まったような形をしています。本来なら頭の先から足先までの身長で測りたいところですが、お腹の中の赤ちゃんの足をグッと伸ばすわけにいかないので、この時期は頭の先からお尻の先までを測る”頭殿長”での測定を用いています。

また頭殿長は、英語で頭殿長を意味する”Crown Rump Length”から”CRL”と略されます。妊娠12週目頃までは、エコー写真のCRLの欄に大きさが書いてあると思いますので、もらったらぜひ確認してみてくださいね。

妊娠7週目の赤ちゃんの大きさ(GS:25~45mm/CRL:7~17mm)

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妊娠7週目頃になると、頭殿長が測れるようになりますが、この時期は胎嚢の大きさ(GS)と頭殿長(CRL)両方で測定されることも多いようです。

【妊娠7週目の赤ちゃんの大きさ】
胎嚢の大きさ(GS)は大体25mm~45mmくらい
頭殿長(CRL)は大体7mm~17mmくらい

前回妊娠6週目の胎嚢は15mm~40mm程だったので、ずいぶんと成長したことになりますね。

妊娠7週目の赤ちゃんのエコー写真

どちらも胎嚢の中にしっかりと赤ちゃんの姿が確認できますし、頭殿長(CRL)も約10mmと順調な成長なようですね。形はまだまだ生き物のようには見えませんが、これからどんどん人間らしくなっていきますよ!

妊娠7週目頃には心臓の形成がほぼ完了

妊娠4週目から真っ先に形成をはじめた心臓は、この時期になるともうほとんどの形成を終えています。あとは現在形成中の他の臓器との結合やそれに伴う形成を残すのみといったところでしょう。

この時期にはほとんどの赤ちゃんの心臓の動きが経膣超音波検査で確認されるようになります。この時期までに心拍が確認されない場合は注意が必要と判断するお医者さんも多いでしょう。
ただし排卵の遅れや超音波のあたる位置など、様々な要因が重なると見えない可能性も否定できないため、次回妊娠8週目以降に再度確認の機会を設けられる場合がほとんどです。

心拍が確認されると流産の可能性が一気に下がるとされているため、確認されないと不安で仕方ないとは思いますが、赤ちゃんが赤ちゃんのペースで成長している可能性も十分に考えられます。まずはママが赤ちゃんの頑張りを信じてあげて、次回の診察まで待つようにしましょう。

妊娠7週目に受診したママの声

やはり妊娠7週目でも心拍を確認できる人とできない人とがいるようです。
母子手帳については、下の<妊娠7週目頃に押さえておきたいポイント>で解説しますのでそちらをご覧くださいね!

妊娠7週目頃に押さえておきたいポイント

前回の<妊娠6週目頃に押さえておきたいポイント>では「この時期の妊婦健診の頻度は2週間に1度くらい」「妊婦健診にあると便利な持ち物リスト」についてご紹介しました。【妊娠4週目】では、妊娠7週目まで気にしておきたい「絶対過敏期」についてご紹介していますので、まだご覧になっていない方はぜひ一度チェックしてみてくださいね。

それでは今回も妊娠7週目頃に押さえておきたいポイントを2つご紹介しましょう。 妊娠4週目は、妊娠の可能性のある女性が生理の遅れにソワソワする時期です。妊娠検査薬にも反応しはじめ、ママの体にも少しずつ変化が表れます。この時期の赤ちゃんがどういう成長をするのか、どんなことに気を付けて生活をすればいいのかにも注目しながら【妊娠4週目】について見ていきましょう。

母子手帳の受け取り方は自治体によって異なります

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妊娠7週目頃になると気になるのが「母子手帳の受け取りはいつ?どうやって?」という点ですよね。実は母子手帳の交付については自治体によって大きく異なります。自分の住む市区町村ではどのような手段を取られるのかは、かかりつけの産婦人科か役場で聞いた方が確実です。
しかし中には「まだ受け取れる段階じゃないけど知っておきたい!」という人もいるかと思いますので、ここではあくまで一例となってしまいますが、比較的多いパターンを項目ごとにご紹介します。

◆受け取る時期◆
(1)病院で妊娠確認後(4w~7w)
(2)心拍確認後(5w~8w)
(3)出産予定日確定後(8w~12w)
これら3段階のうちのどこかであることがほとんどです。

◆受け取りに必要なもの◆
(1)病院から発行される妊娠証明書
(2)自分で記入する妊娠届・母子手帳申請書
(3)健康保険証
(4)印鑑
中にはすべて必要な自治体もあれば、(2)だけでいいという自治体もあります。不明な場合はすべて用意しておくと安心です。

◆受け取る場所◆
(1)市役所や区役所などの役場
(2)地域の保健センター
知らずに行くと「ここでは受け取れません」と言われることもありますので、事前に確認してから行くようにしましょう。

◆受け取る人◆
(1)原則本人のみ
(2)本人か夫か家族
(3)代理人である証明ができれば誰でも
母子手帳発行時に今後の妊婦健診や医療費などについての説明があるところもありますので、入院している・安静の指示があるなどでどうしても本人が動けない場合以外は、できるだけ本人が行くようにしましょう。

◆受け取れる日時◆
(1)窓口が空いている時間帯ならいつでも
(2)毎週△曜日×時からなど決められた日時
(3)毎日○時からと時間指定のみあり
妊婦さんへの説明会や、初回の母親学級を受ける必要がある場合には、日時が指定されていることもあります。 母子手帳は妊娠して初めてもらうママの証。妊娠、出産の経過から、産後も子供の成長を記していく大切なものです。いつ・どこでもらうの?引っ越したらどうしたらいいの?そんな疑問を解消し、母子手帳を活用して楽しいマタニティライフ、育児生活を送りましょう。 妊娠したら誰もが手にすることになるのが母子手帳。妊婦健診はもちろん、出産後も子どもの健診や予防接種などの際に必携となり数年間は使い続ける母子手帳ですから、せっかくならばおしゃれでかわいいケースを選びたいところですよね。デザイン、使いやすさなどの観点から、母子手帳ケースのおすすめのブランド5選をご紹介します。

妊婦健診受診票(助成券)を使用して金銭的負担を軽減

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母子手帳を受け取りに行くと”妊婦健康診査受診券”・”妊婦健康診査助成券”・”妊婦健診受診票”などと呼ばれる冊子を一緒に渡されると思います。この冊子こそが、今後の妊婦健診の経済的負担を和らげてくれる重要なアイテムとなるのです。(以降は便宜上”受診票”と記載します)

受診票で受けられる助成の内容は自治体によっても異なりますが、概ね共通しているのが以下の内容です。
【1】妊婦健診14回分が対象
【2】定められた上限額を助成、超えた分は自己負担
【3】受診票発行後の受診を助成(さかのぼっての助成はしない)

ただし自治体によっては、回数無制限のところや、上限額を設定せず全額無料というところもあるようです。自分が住んでいる市区町村でどのような助成が行われているのかは、各窓口で確認するようにしましょう。

使い方も自治体によって異なりますが、冊子に入っているすべてのページに住所・氏名・生年月日などの本人情報を記入し、受診の際に冊子ごと持参すると、病院側で必要な部分を切り取って使用してもらえるといった方法が一般的です。

多くの自治体で、母子手帳と一緒に受け取る際に使い方の説明があるかと思いますので、できるだけ本人が受け取りに行くようにしてしっかり説明を聞いてくるようにしましょう。



妊娠初期の妊婦健診は赤ちゃんの様子を知る唯一の手段

妊婦健診は、やはり費用がかかる点がネックだと考えている方も多いと思います。筆者の通っていた病院は今流行の豪華でホテルのような内装・サービスが売りだったこともあり、毎回受診票を使っても手出しで5千円~1万円くらいかかっていました。「1回サボっちゃおうかな」と考えたことも実はあります。

しかし特に胎動などがわからない妊娠初期のうちは赤ちゃんの様子を知る唯一の手段とも言えます。つらいつわりを乗り切る活力ともなりますので、決められた間隔できちんと通いましょうね。

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妊娠6週目は、多くの人が胎嚢の中に”胎芽”と呼ばれる赤ちゃんの姿が確認できる時期です。つわりもますます本格化する人が増える中、まったく症状が出ずに逆に不安になる人もいます。今回もそんな妊娠6週目のママや赤ちゃんの様子を、実際のママの声を交えながら見ていきたいと思います。 妊娠8週目は、これまで”胎芽”と呼ばれていた赤ちゃんが”胎児”と呼ばれるようになる時期です。ママはつわりのピークを迎えて少しでも楽に乗り切る方法を探している頃でしょう。今回はそんなつわりの乗り切り方を含めたママの体のこと、赤ちゃんの様子、この時期押さえておきたいポイントに注目しながら妊娠8週目について見ていきましょう。 「もしかして、赤ちゃんできてる?」多くのママが妊娠に気づく妊娠2ヵ月。嬉しい気分もつかの間、ホルモンバランスの変化でなんだか落ち込んだり、つわりが始まったり…そんな妊娠2ヵ月のママの体の中で起こっていることや赤ちゃんの成長、この時期にママが気を付けておくべきことについてご紹介します。 妊娠初期は妊娠がわかり嬉しい気持ちの反面、つわりや出血など妊娠期間10ヵ月の中で一番辛く心配な時期でもあります。妊娠初期に知っておきたい身体の変化、この時期お母さんが気をつけること、やっておきたいこと、赤ちゃんの成長についてご紹介します。