【妊娠6週】ママの体・赤ちゃんの様子。胎芽が確認できる時期

妊娠6週目は、多くの人が胎嚢の中に”胎芽”と呼ばれる赤ちゃんの姿が確認できる時期です。つわりもますます本格化する人が増える中、まったく症状が出ずに逆に不安になる人もいます。今回もそんな妊娠6週目のママや赤ちゃんの様子を、実際のママの声を交えながら見ていきたいと思います。

妊娠6週目のママの体 ~つわりが徐々に本格化してきます~

前回の<妊娠5週目のママの体>では「この時期の子宮の大きさはLサイズの卵くらい」「つわりはママや赤ちゃんのために起こっている」「強い眠気を感じる人もいる」というお話をさせていただきました。その前の<妊娠4週目のママの体>では「つわりのはじまり方」や「つわり以外の初期症状」についてもご紹介しているので、良かったらチェックしてみてくださいね。

それでは妊娠6週目のママの体にはどんな変化が表れているのか、どんな症状が出ているのかを見ていきましょう。

妊娠6週目の子宮の大きさは2Lサイズの鶏卵くらい

妊娠5週目の子宮の大きさが大体Lサイズの鶏卵だとすると、妊娠6週目の子宮の大きさは2Lサイズくらいに成長しています。2Lサイズの卵自体もすごく大きいのですが、非妊娠時の状態であるSサイズの卵と比べるとその違いにびっくりすると思います。スーパーだとLサイズまでしか取り扱っていないかもしれませんが、Lサイズより一回り大きい(重さにしてプラス約10g)くらいだと思ってくださいね。

中にはつわりがなくて不安になる人もいます

妊娠6週目ともなると、ほとんどの人がつわりの症状を感じているのではないでしょうか。日々強くなる気分の悪さに、逃げ出したいと思っている人もいるはずです。つわりの症状はこれから妊娠8週目の頃にピークを迎え、妊娠12週目頃から少しずつ軽快し、妊娠16週目頃にはかなり落ち着くといった経過をたどるのが一般的です。

しかしこうしたつわり症状に苦しむ人も多い中、逆にまったくつわりの症状がなく、不安に思っている人もいるはずです。前回妊娠5週目で『つわりは赤ちゃんやママを守るために体が起こしている反応である』とご紹介しましたが「つわりがない=赤ちゃんやママを守るための機能が働いていない」というわけでは決してありません。

つわりの原因がはっきりと解明されていない以上、つわりがない原因もまたはっきりとはしていないのですが、一般的には「ホルモンのバランスが取れており影響が少ないこと」や「妊娠時点での体質」などが原因ではないかと考えられています。
本当にたまたま今回の妊娠で出ているホルモンの量が体調に影響を与えないちょうどいいバランスの量だったとか、胃腸の強い体質だった、もしくはストレスに強い体質だったなどが考えられます。

妊娠6週目頃につわりを体験したママの声

10週間後にイカヤキを食べている想像ができない人も多いかと思いますが、少し希望が持てますね! 食べづわりはお腹を空っぽにしないよう常に何かを口にしているため、体重管理が大変ですが、吐きづわりよりも吐き気が軽いという人も多いようです。 全妊婦さんの2~3割がまったくつわりがない、もしくはかなり軽いタイプなんだそうです。

ホルモンの影響で情緒不安定になる人も…

妊娠中は情緒不安定になりやすいという話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。その最も大きな原因は黄体ホルモン(プロゲステロン)や卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に増えるためと考えられています。
生理前や生理中はイライラしやすい、情緒不安定になるというのも、実はこれらのホルモンの働きによるものです。妊娠中はそのホルモンの変化に加え『つわりによるストレス、出産や出産後の心配ごと』など、情緒が不安定になりやすい要素が更に詰まっています。

一つ頭に置いておいてもらいたいのは『この情緒不安定は一過性のものである』ということです。家族の些細な言動にイライラし、パパのちょっとした行動に疑心暗鬼になってしまうなど、自分を責めている人もいるかもしれません。しかしこの気持ちはホルモンのせいで起こっているものなのです。誰が悪いわけでもありません。
できれば少し気持ちの余裕がある時に自分の状態を説明して、パパや家族に先に理解してもらっておきましょう。妊娠はママだけでなく家族みんなで向かい合うべきものです。 「妊娠してからイライラすることが増えた」「妊娠以前はこんなことでムキになったりしなかったのに…」というママはいませんか?妊娠初期は、体の変化とともに心も大きく変化する時期です。今回は妊娠初期のイライラの原因と、その解決策についてご紹介します。

妊娠中に情緒不安定になったママの体験談

妊娠中は自分でも「なんで?」と思うことが気になってしまい、感情を爆発させないと気が済まないことが増えるんですよね。 お姑さんに限らず、自分の母親や祖母などにもこのようなことを言われてイラっとくることってありますよね。 「『大丈夫?』の一言で一気に救われる」…ほとんどの妊婦さんがこう思っているのではないでしょうか。



妊娠6週目の赤ちゃんの様子 ~胎芽が確認される時期です~

前回の<妊娠5週目の赤ちゃんの様子>では「妊娠5週目の赤ちゃんの胎嚢の大きさは5mm~30mmくらい」「妊娠5週目には手足や顔などの赤ちゃんをカタチづくる器官の形成がはじまっている」というお話をさせていただきました。

さて妊娠6週目には一体どれくらいの大きさになっていて、どんな器官の形成がはじまっているのでしょうか。さっそく見ていきたいと思います。

妊娠6週目の赤ちゃんの大きさ(胎嚢)は15mm~40mmくらい

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妊娠5週目には5mm~30mm程だった赤ちゃんの胎嚢は、妊娠6週目の頃には15mm~40mmくらいにまで成長しています。この時期もまだ妊娠4週目や妊娠5週目と同じく『排卵日のズレ』『”6w0d”や”6w6d”といった日数の違い』『測る際のカーソルの当て方』によって誤差が出ます。

「前回見えなかった胎嚢が見えた」「前回よりも大きくなっている」これらが確認されればこの時期はOKですので、大きさは「今回と次回の大きさの違いを比較するために測っている」くらいに考えていても大丈夫です。

妊娠6週目頃には”胎芽(たいが)”が確認されはじめます

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妊娠5週目の後半~妊娠6週目頃になると、胎嚢の中に”胎芽(たいが)”と呼ばれる赤ちゃんの姿が確認されるようになります。経膣超音波(経膣エコー)では、まだ人の形というより白い影にしか見えませんが、これから少しずつ赤ちゃんの体になっていくのです。

早ければこの頃から頭殿長(CRL)という赤ちゃんの大きさを計測することもあります。頭殿長の測り方や数値については、ほとんどの人で計測のはじまる次回【妊娠7週目】からご紹介していきますので、よければそちらもチェックしてみてくださいね!

妊娠6週目に受診したママの声

こちらは6w1dに病院を受診された方のエコー写真です。胎嚢の大きさも27.9mmと順調ですね。一見中に何も見えないように思えますが、胎嚢の右端、ちょうど”+”のカーソルがあるところに白い影が見えるのがわかりますか?これが”胎芽”です。

エコーは写し方によって若干見え方が変わりますので、お医者さんから特に何も言われなければ特に大きさや形を気にする必要はありません。むしろ心配なことはその場でドンドン自分からお医者さんに質問してみてくださいね。

妊娠6週目からは生殖器の形成もスタート

妊娠4週目から、心臓・脳・手足などさまざまな器官が形成されていますが、妊娠6週目に入るといよいよ生殖器の形成もはじまります。性別自体は受精した瞬間に決定しているのですが、実際に見た目で判別がつくようになるのは、早くて妊娠16週目以降です。はっきりした診断がされるのは、外性器だけでなく子宮などがエコーで見られるようになる妊娠24週目頃という病院も少なくありません。

早く知りたいと思うママやパパも多いと思いますが、あと10週、約2ヵ月半待ちましょう。つわりやそれ以外の妊娠症状を乗り切っていると意外とあっという間ですよ!

妊娠6週目頃に押さえておきたいポイント

前回の<妊娠5週目頃に押さえておきたいポイント>では「妊娠検査薬陽性後の産婦人科受診のススメ」と「産婦人科初診の流れ」をご紹介しました。もしまだ一度も産婦人科を受診されていない方がいたら、ぜひ一度目を通してみてくださいね!
また【妊娠4週目】でご紹介した通り、妊娠6週目もまだまだ薬やアルコールなどの影響が強い「絶対過敏期」にあたります。心配な方はあわせてチェックしてみてください。

それでは今回も妊娠6週目頃に押さえておきたいポイントを2点ご紹介します。

この時期の妊婦健診は2週間に1度くらい

妊娠発覚後、産婦人科で診察を受けることを”妊婦健康診査”略して”妊婦健診”と言います。この妊婦健診は、厚生労働省で実施の頻度について基準が設けられています。ただしこれはあくまで『基準』として例示されているだけなので、法的拘束力はないという点に注意してくださいね。

【妊婦健診実施頻度の基準】
妊娠初期~妊娠23週目まで…4週間に1回
妊娠24週目~妊娠35週目まで…2週間に1回
妊娠36週目以降…1週間に1回

妊娠6週目頃は厚生労働省の基準からすると4週間に1回の受診頻度となっていますが、実際は2週間に1回以上の受診スケジュールを立てる産婦人科も少なくありません。それは妊娠12週目頃までに多い”初期流産”に少しでも早く対応するためです。出血などの症状がある場合には1週間に1回という場合もあります。

妊婦健診は自由診療といって一切保険が効かないため、頻繁な受診にママやその家族が金銭的に負担を感じることもあります。その負担軽減のために各自治体で妊婦検診費用の助成が行われているのですが、詳しくは次回【妊娠7週目】で解説しますので、そちらでご確認くださいね。

▼標準的な妊婦健診の例|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/boshi-hoken13/dl/02.pdf

妊婦健診にあると便利な持ち物リスト

はじめて妊婦健診を受ける場合、意外と困るのが「何を持って行けばいいのか」ではないでしょうか。2回目以降もつわりなどで具合が悪いときにはなかなか持ち物にまで気を回せないこともあると思いますので、こちらを参考に荷物をまとめてみてくださいね。

◆毎回の受診で必要なもの
□健康保険証 □診察券(2回目以降)
□携帯電話・スマートフォン
□母子手帳(受け取り後) 
□健診補助券(受け取り後)
□財布(常に2~3万用意しておくとベスト)

携帯やスマホは移動中に具合が悪くなったときに助けを呼ぶために必要となってきますので忘れないようにしましょう。また病院によっては助成を受けていても毎回1万円近くかかるところもありますので、お財布の中身は余裕を持って用意しておくと安心です。

◆受診の際あると便利なもの
□基礎体温表(初診時) □生理用ナプキン 
□エチケット袋  □マスク □飲み物
□本 □食べづわり対策の軽食や飴 
□質問をまとめたメモ □メモ帳・筆記用具

内診で少量の出血が起こることもありますので、生理用ナプキンは1枚持参した方が安心です。またつわりの時期は食べられるもの・飲めるものが限定されていることもありますので、自分が口にできるものを用意しておきましょう。



しっかりと妊娠に向き合うためにもまずは受診を!

妊娠6週目ともなると、ほとんどの人が病院で妊娠が確認されている時期だと思います。中には「費用の工面ができないから」「妊娠を知られたくないから」「今行っても産むか産まないかをまだ決められないから」と、まだ病院を受診されていない人もいるかもしれません。

しかし自分の体のためにも今の段階で一度受診はしておくべきです。病院では「お金がないから」「望まない妊娠をしたから」「若いから」などと言う理由で一方的に批難されたり、怒鳴りつけられたりすることはありません。むしろ心配して相談にのってくれたり、利用できる制度の案内をしてくれたりと、強い味方になってくれるはずです。

自分のためにも、そして赤ちゃんのためにも、一度しっかりと自分の中で起きている変化に向き合いましょう!その後どうするかは、それから考えても遅くはありませんよ。

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