一番妊娠しやすい日はいつ?ベストタイミングを逃さない為に知っておくべきこと

妊娠を希望する人が気になる一番妊娠しやすい日とは一体いつなのか?それを知るのにまず、自分の排卵日を知ることが必要です。ベストなタイミングを逃さず妊娠の確率を上げるために出来る、排卵日を知る方法や女性の体についてまとめてみました。是非参考にしてみてください。

一番妊娠しやすいのは排卵日の2~1日前

精子と卵子が受精できる時間は限られている

妊娠は精子と卵子が出会うところから始まります。そしてその精子と卵子にはそれぞれ寿命があります。

精子の女性の体内での寿命は通常およそ数時間〜3日、最大で7日間ほどといわれており、卵子の寿命はおよそ24時間ほどといわれています。つまり排卵が起こって24時間以内に精子と卵子が出会い受精しなければならないのです。

排卵時に精子が待ち受けている状態がベスト

妊娠しやすい時期とは精子と卵子がタイミングよく出会える時期のことなのです。
精子は動きのよいもので5~6時間、遅い場合は数日で受精が行われる卵管に達します。そして卵子の寿命が排卵が起こってから24時間であることを考えると、妊娠しやすい時期は【排卵日2日前〜後1日】あたりということになります。

更に精子が卵管にたどり着く前に卵子の寿命が尽きてしまうこともことも考えられるので、排卵のときに卵管で多くの精子が卵子を待ち受けているのが最もベストな状態であり、より受精率が上がると言われています。なので最も妊娠しやすい時期は【排卵日より前】ということになります。

排卵日っていつ?

排卵日とは?

卵巣の中で成熟した卵胞が裂けて卵子を放出することを排卵と言いい、この排卵が行われた日を排卵日といいます。

卵巣では周期的に卵子が作られていて、卵子が卵管を通って子宮へ運ばれていきます。このとき卵管で精子と出会い受精卵となって子宮へ運ばれ着床すれば妊娠となり、そうならなければ剥がれた子宮内膜や血液とともに体外へ排出される月経となるのです。

生理後どのくらいが目安?

排卵日の目安は生理予定日のおよそ14日前とされています。例えば月経周期が平均的な28日間の人は月経が始まった日から14日目前後が排卵日ということになります。

排卵日から次の生理予定日までの期間は大体の人はおよそ14日前後と同じなので、月経周期の短い人は生理開始から排卵までが短く、月経周期の長い人は生理開始から排卵までが長いということになります。

月経周期というのはもちろん人によって違いますし様々な要因で変化するものです。なので自分の月経周期を長期的に把握し、様々な方法で排卵日を予測することが妊娠の確率をあげることになるのです。

排卵日を知る方法

基礎体温を測定する

基礎体温というのは、朝目が覚めてすぐ体をあまり動かさない状態で測る体温のことをいいます。体を起こしたり動かしたりするだけ体温が上がるので、出来るだけ寝たままの状態で測ります。

基礎体温は低温相と高温相の二層に分かれています。個人差はありますが、低温相から高温相に移行するときに体温が急に下がる日があり、その日を含めた前後1~2日の間に排卵が起きていると言われています。
しかしこれも誰にでも、いつでも起こるわけではないようで、体温が急に下がる日がなく低温相から高温相に移行している場合もその体温が上昇し始めている1〜3日の間におよそ75%の確率で排卵が起きていると言われています。

基礎体温から正確に排卵日を予測することは難しいです。しかし自分の体のリズムを把握しある程度予測を立てることは可能です。それには少なくとも2〜3ヶ月は基礎体温を測り基礎体温表をつけ、大体のリズムを知ることが大切で、そこから排卵日の予測がある程度できるようになるのです。

オギノ式による計算

オギノ式は、1942年に産婦人科医の荻野久作医師が発見した「荻野学説」を基にした月経周期の計算式です。月経周期の長さに関わらず、次の生理予定日の14日目前とその前後2日の5日間のうちに排卵が起こるという考え方です。

オギノ式による計算は月経周期の個人差に関わらず簡単に計算できるというメリットがあります。しかし通常、正常な月経周期でも生理日が生理予定日から2~3日ずれるということはよくあります。ですからあまり正確であるとはいえず、あくまで目安として利用するのがいいようです。

排卵検査薬を使う

基礎体温やオギノ式などで自分の月経周期を把握して排卵日をある程度予測できるようになると、その予測を利用し更に詳しく排卵日を予測することができます。そのうちの1つが排卵検査薬になります。

排卵検査薬にはスティック型や検査紙のタイプがあり、排卵前に上昇する黄体刺激ホルモン(LHホルモン)に反応します。これにより排卵の時期を確認することができるのです。
LHの数値は排卵前になると上昇し、LH濃度がピークになった時から約24時間以内に排卵が起きるのです。

この排卵検査薬はさまざまな種類があります。排卵予定日の前日頃から陽性反応が出るものから、およそ3日前から陽性反応が出るものもあります。

基礎体温を測り排卵検査薬を使用して排卵日を予測するなど複数の予測方法を用いることで80%程の正確性があると言われています。

病院を受診する

月経周期が不規則な人や、排卵検査薬を使っても陽性反応がなかなか分かりづらい人などに特に有効で、自分で排卵日を予測するよりも10%〜15%ほど正確性が上がると言われているのが病院で一般的に行う超音波検査法(エコー検査・成熟卵胞測定)での排卵検査です。

まず基礎体温を測るなどして排卵日を予測し、予測した排卵日の数日前に経腟超音波検査を行い卵巣を確認します。そこで卵胞を観察し卵胞が約20ミリになると排卵するのでそれにより排卵日が予測できます。

また月経周期が不規則で排卵日が予測できない場合は、排卵誘発剤などの薬剤を使用して排卵を促すこともできます。排卵誘発剤の適切な使用により妊娠率を高めることができます。

定期的な性交で妊娠率アップするの?

実は定期的な性交が妊娠しやすい体を作るという説もあります。それは女性の体は性交を定期的に行うことにより、月経周期や排卵が整えられるからだと言われているからです。

健康に問題のない若いカップルが妊娠しやすいベストなタイミングで性交をしても、妊娠する確率は僅か20%程度といわれています。つまり単純に妊娠する確率を上げるには、性交の回数を多くすればいいということなのです。つまり定期的にかつ性交の回数を増やすことが妊娠の確率を上げることに繋がるのです。

パートナー同士お互いのことを理解して

これまでに妊娠の確率を上げるための方法をいくつかご紹介しましたが、妊娠というのは当然一人でできるものではなく、パートナー同士お互いの体と心を理解するところから始める必要があると思います。

例えば排卵日を予測し、タイミングをみて「この日」と言われたときに性交を行うと男性がプレッシャーを感じ、勃起や射精ができなくなるといったことも少なくないようです。

逆に自然に身を任せ気持ちの盛り上がりにより性交を行うことでも妊娠の確率が上がる可能性があると言われています。というのも女性の性欲が排卵の時期に高まるという調査結果があるからだそうです。つまり結果的にベストなタイミングになっているということです。

もちろん妊娠するのにベストなタイミングというのは排卵日前後であることには違いありません。
しかしあまりにも排卵日を気にしすぎタイミングをとろうとして神経質になりすぎるよりは、自然に身を任せるといったことも必要なのかもしれません。

何事も神経質になりすぎてナーバスになってしまうことは良くありません。パートナー同士お互いのことをまず気にかけ、お互いを尊重しながら2人でベストタイミングを探ってみてはいかがでしょうか。