幼児教育とはどんなもの?目的やメリットと注意点まとめ

幼児教育と聞いたらどんなことが浮かびますか?なんだか大変そうなイメージ?教育ママがやらせているイメージ?実は幼児教育は難しいものではないのです。実際にいろいろな活動をしているお子さんのママの声も交えて、幼児教育とはどんなものなのか、どんなものがおすすめなのかをご紹介します。

幼児教育ってなんだろう?

幼児期は、身体的にも精神的にも飛躍的に成長する時期。さまざまな経験が、将来充実した生活を送るための糧になるとされています。
けれど、「幼児教育」と聞いても、漠然としたイメージしか浮かんでこないママも多いのではないでしょうか。まずはじめに、幼児教育の意味や目的を見ていきましょう。

就学前の子どもに対するすべての教育

「幼児教育」とは、小学校に上がる前の子どもが生活するあらゆる場で行われる教育の総称です。
教育、というと、お稽古や教室を思い浮かべてしまいがちですが、それだけでなく、家庭でのしつけや、地域での交流なども含まれています。

幼児教育の目的は「たくましく生きる力を身に付けさせること」

五感を使って体験する活動や遊びを通して、子どもひとりひとりの才能を伸ばし、心豊かに力強く生きていくための基礎を培うことが、幼児教育の目的です。具体的には、自己形成を促したうえで、

◆ほかの人とかかわる力・コミュニケーション能力を身に付ける
◆豊かな学力のもととなる思考力・判断力・表現力をのばす
◆学習意欲のもととなる好奇心や探究心を育てる
◆病気やけがに負けない健やかな体をつくる

といったことが重視されています。

幼稚園や保育園も立派な「幼児教育」

自然に触れたり、集団で行動したりと、家庭とは違う体験をして幼児の成長を促す幼稚園や保育園は、子どもにとって大切な教育の場です。
特に幼児教育の中核としての役割を担っているとされている幼稚園は、子どもの教育にとってより良い環境づくりを進めてきました。
また、一般的に「預かる」ことに特化した保育園と、「教育する」ことに特化した幼稚園を融合させた「認定こども園」を推進していることからもわかるように、国も幼児教育の発展に力を入れています。



幼児教育のメリットと注意点

子どもの年齢が低ければ低い程、教えられたこと・見たこと・聞いたこと・感じたことをどんどん吸収していきます。だからこそ、早い時期からたくさんの刺激を与えることが必要だとされているのです。
それによるメリットはたくさんありますが、注意しなければならないポイントもあるので、そちらも気を付けてあげましょう。

幼児教育のメリット

◆自信を持てる
いろいろなことができるようになることで、「やればできるんだ!」という自信がつきます。

◆本格的な勉強がスタートする小学校の生活にスムーズに馴染める
「椅子に座る」・「先生の話を聞く」といった基本的な生活をはじめ、国語や算数といった教科の勉強も抵抗が少なくなると言われています。

◆向上心が育つ
自分よりも周りのお友達が上手にできていたりすると、「負けるもんか!」と競争し、能力を高めます。

◆集団生活に慣れる
お友達との遊びや活動を通して、他人への興味が芽生え、共感や思いやりを学ぶことができます。

幼児教育の注意7ヶ条

1.ほめる
上手にできたとき、新しいことができるようになったときにはもちろんのこと、子どもが自覚していないことをもほめてあげることによって、「ママはちゃんと見てくれているんだ」と感じ、やる気や自信につながります。

2.できなくても怒らない
最初から上手にこなせる子どもはほとんどいません。見ているママにとってはやきもきする場面もありますよね。けれどここはぐっと我慢。アドバイスをするだけにとどめて、温かく見守りましょう。

3.家族(特にママ)とのコミュニケーションを大切に
教室に通わせたりすると、どうしてもおうちで過ごす時間が少なくなりがち。けれど、幼児期はママとの絆を深める大切な時期でもあります。しっかりとママと遊んだり、スキンシップをする時間も確保してあげてくださいね。

4.規則正しい生活を
さまざまな活動をさせることで、夜寝る時間が遅くなってしまったり、疲れたから朝寝坊してしまったり…と、生活リズムが狂ってしまっては本末転倒。健やかな体づくりのためにも、規則正しい生活を心がけましょう。

5.遊びを大切に
子どもは活動を楽しむことで学びます。子どもにとっては「勉強」ではなく、「遊び」であるということを常に忘れないでいてくださいね。

6.選択権は子どもにアリ
ママにも、これをさせたい、あれをやらせたい、という気持ちはありますよね。けれど実際にやるのは子どもなのです。子どもの「これやりたい!」という気持ちを尊重してあげましょう。

7.やりすぎは禁物
いろいろな活動をさせ過ぎるのは、子どもの身体的・精神的負担になります。子どもがつらくならない程度にしましょう。

実際にママが思う幼児教育のメリットとデメリット

実際にさまざまな幼児教育を受けているお子さんをお持ちのママに、本音を聞いてみました。子どもの能力がのびることを喜ぶ半面、時間的・経済的余裕など課題もあるようです。

◆英語は、私より英語の歌の歌詞が聞き取れるようになった!運動も自信持ってできるようになったし、家ではやってあげられないことのフォローができるのがいいな。ただ、家で見てあげることが減ったし、忙しくてあんまり遊べないのが残念。(5歳・0歳のママ)

◆水泳・英語・知育系とかいろいろなことをやってたら、ひらがなが書けるようになったし、お風呂で顔に水かかかっても泣かなくなったよ。お金はかかるけどね。(5歳のママ)

◆毎日継続して練習するのは大変だけど、ピアノをやり始めてから集中力はついたかも。1番上手に弾きたいって負けず嫌いにもなったよ。上手に弾けると私もうれしいからついつい熱が入っちゃう!(5歳・4歳のママ)

◆英語とか知育系の教室をやってたら集中力がついたかな。家ではこんなに人の話を聴くってことはないと思う。できないことがあっても、できる子に引っ張られてできるようになっていくし。ネックは、送迎が大変ってところかな。(13歳・4歳のママ)

おすすめ幼児教育

幼児教育にもいろいろあるので、「うちの子には何があってるのかな?」、「どんな教室があるの?」と迷ってしまいますよね。効果・人気度・通いやすさなどから、おすすめの幼児教育を集めてみました。

将来はバイリンガルに?英会話教室

小さいころから英語に触れさせることで、英語に対する抵抗感や苦手意識を取り除きやすいのが◎

◆ECCジュニア 子ども英会話教室
歌ったり踊ったりと子どもの大好きなことからスタートして英語に親しめるのが魅力です。

公式HPはこちら
◆AEON KIDS イーオン子供英会話
子どもの好奇心をくすぐるレッスンで自然に英語を身に付けていきます。

公式HPはこちら

聴く力を育てる!音楽教室

リトミック・歌・楽器のレッスンを通して体で音を聞くことを覚えます。聴く力やリズム感は、英語などの勉強やスポーツにも役立つのがうれしいポイント。

◆ヤマハ音楽教室
ママと一緒に楽しむリトミックを取り入れたレッスンが特徴。年齢が上がるといろいろな楽器を選択することもできます。

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◆カワイ音楽教室
ピアノの美しい音色を聴いて、体を思いっきり動かすリトミックが楽しそう。ママとの触れ合いだけでなく、お友達との触れ合いも大切にします。

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果ては博士か大臣か?知育教室&知育通信教育

小学校に入学してから最初に躓きやすいのが算数だとよく言われます。理論的に考えることを覚え、算数に親しみやすくなったり、文字が書けるようになったりと、得るものが多い知育系の幼児教育も大人気。

◆こどもちゃれんじ
赤ちゃんから楽しめる知育教材で、子どもが興味を持つ遊びがたくさん。

公式HPはこちら
◆学研の幼児教室 Hoppen Club
前頭葉を刺激する遊びを主体とする0歳児コースから。大きくなっても算数が好きな子どもに!

公式HPはこちら

運動系の教室も人気!

健康な体をつくるためにはたくさん体を動かすことがとっても大切。最近は特に、

◆水泳
◆空手
◆サッカー
◆体操

が人気を集めています。幼稚園の課外活動や、自治体の施設で教室が開かれていることもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。



遊んで学んで楽しい幼児教育を

幼児教育、その言葉だけを聞くと、なんだか堅苦しい感じがしてしまいますが、幼児教育は「たくさん遊ぶこと」なのです。ママと一緒に楽しく遊ぶだけでも、子どもはちゃんと学んでいます。
いろいろな体験をさせることももちろん必要ですが、大切なのは、子どもが楽しいと思うこと。ママもニコニコ笑顔で、お子さんと一緒に楽しんでくださいね。

幼児教育の振興:文部科学省
※参考