排卵日は2〜1日前を狙って、妊娠する確率を高めよう!

妊活中の方にとって、排卵日あたりはとっても神経質になる時期ですよね。できれば、少しでも妊娠する確率の高い日にタイミングをとっておきたいもの。「排卵日が最も妊娠しやすい」と、思っている方もいるかもしれませんが、実は、排卵日当日より、2日前〜1日前の方が、妊娠する確率は高いのです。排卵日と妊娠する確率についてまとめました。

排卵日って何?

女性の卵巣から卵子が排出される日のこと

女性の体は、約28日周期で変化しています。生理が始まると、卵巣の中で卵胞が成熟し始めます。十分に成熟すると、卵胞から卵子が外に飛び出します。これを「排卵」といいます。「排卵日」とは、排卵する日のことで、次の生理予定日の14日前あたりになります。
生理周期が28日の場合、生理開始日から数えて14日目あたりが排卵日になります。

妊娠する確率が高いのはいつ?

排卵日2日前〜1日前が最も確率が高い

卵巣から排出された卵子は、排卵後、約24時間しか寿命がありません。ですから、排卵〜24時間後の間に、精子と受精できないと妊娠には至りません。寿命が24時間と言っても、排卵から6時間後くらいから鮮度は落ちていきます。なるべく新鮮なうちに受精する方が、妊娠が成功する確率は上がります。
精子の寿命は、3日〜1週間程度と卵子に比べると長くなっています。

新鮮な精子と新鮮な卵子とを出会わせるためには、卵子が排出された時に、すでに精子が待ち構えている状態がベストです。精子は射精された後、卵管膨大部(卵子と精子が出会う場所)に到達するのに、数時間〜十数時間かかると言われています。
ですので、排卵してくる卵子を精子が待ち受けるためには、排卵の2日前〜1日前の性交が最も良いのです。

妊娠を希望している場合は、念のために排卵日4日前頃に1回、排卵日2日前〜1日前にキメの1回、ダメ押しで排卵日当日に1回、の計3回くらいはタイミングをあわせておきたいですね。

男女の産み分けを狙うなら、女の子は排卵日2〜3日前、男の子は排卵日当日

もし、男女の産み分けを狙っているなら、より精度を上げて、性交するタイミングをはかる必要があります。簡単に言うと、女の子が欲しい場合は排卵日2〜3日前、男の子が欲しい場合は排卵日当日の性交が適しているとされています。

ですが、とにかく早く子どもが欲しいという場合や、30歳を過ぎている方は、産み分けは考えずに排卵日4日前〜当日にかけて、特に排卵日2日前〜1日前を重点的に狙った方が良いでしょう。

▼男女の産み分けについては、下記に詳細が書かれています。 「産み分け」という言葉を聞いたことがありますか?100パーセントの確率ではありませんが、男の子、または女の子の産み分けをする方法がいくつかあるんです。ここでは科学的根拠に基づいた男女の産み分けについて、そのしくみから詳しく説明します。産み分けの方法も詳細にご紹介します!

排卵日は、どうやってわかるの?

排卵日を推定する方法はいくつかありますが、どれも単独の方法だけで確実に知ることは難しいです。複数の方法を併用して、排卵日を推測する方がより確実でしょう。

1. 基礎体温から推測する

妊活中の方は、まず基礎体温をつけましょう。正常な方であれば、生理開始とほぼ同じ日から低温期が約14日間続き、その後、高温期が約14日間続くというサイクルになっているのがわかると思います。この低温期から高温期へ移る直前あたりが排卵日となります。
とは言っても、低温期から高温期への移行にだらだらと数日かかる場合もありますし、基礎体温だけでは正確な排卵日の予想は難しいです。
まずは基礎体温を数周期つけてみて、大体の周期を把握し、他の方法と併用して排卵日を予測するのが良いでしょう。

▼基礎体温の測り方や記録方法、基礎体温の変化について、下記に詳しく書かれています。 「赤ちゃんがほしい」と思っている人にとっては気になる基礎体温の変化。妊娠すると、基礎体温はどのように変化するのでしょうか。記録した基礎体温から、排卵日や妊娠の可能性を探ることができるかもしれません。今回は、妊娠初期の基礎体温の変化をグラフでご紹介します。

2. おりものの状態から推測する

おりもの(子宮頚管粘液)の状態からも排卵日を推定することができます。

通常、おりものは、白濁していて強い粘り気があります。有害な物質が子宮内部に入るのを防ぐために、このような性質になっています。
それが、排卵日付近になると、透明でさらさらと水っぽい状態になります。これは、精子を子宮内部へ運びやすくするためです。女性の体は、自ら妊娠しやすくなるように周期的に変化しているのですね。

おりものの状態が、透明でさらさらとしてくると、排卵日が近づいているということにがわかります。

3. 排卵検査薬で調べる

排卵日を調べる検査薬も市販されています。

卵巣で卵胞が十分に成熟してくると、脳から排卵をうながす黄体化ホルモンLHが分泌されます。排卵検査薬は、尿中のLHの濃度から、排卵日が近づいているかどうかを調べます。
日本製のものや海外製のものなど、精度やお値段もいろいろなものがあるので、目的に応じて使い分けると良いでしょう。 ▼排卵検査薬については、下記に詳しく記載されています。ぜひ参考にしてみて下さい。 基礎体温を測ることからスタートすることが多い妊活。基礎体温のグラフを見れば、おおよその排卵時期がわかるので、タイミング法にも有効ですよね。基礎体温だけではなかなか正確な排卵日の特定はむずかしいため、最近は排卵検査薬を併用する人が増えています。そこで、妊娠率をあげるための排卵検査薬の使い方やコツなどをご紹介します。

4. 通院して、超音波検査で調べる

不妊外来や婦人科を受診すれば、超音波検査で卵胞のサイズを測ることにより、排卵日をより確実に推定してくれます。
セルフチェックだけでは不安な場合や、自己流でタイミングを合わせてもなかなか妊娠に至らない場合は、専門医を受診すると良いでしょう。また、30代以上の方は、早めの受診をオススメします。

通院して超音波検査で調べる場合も、上記の基礎体温、おりものの状態、排卵検査薬の結果とあわせて総合的に判断することがほとんどです。

タイミングさえあえば妊娠するの?

タイミングばっちりでも、妊娠する確率は20%程度

「タイミングはしっかりあわせた、でも妊娠しない…」と落ち込むことはありません。タイミングさえあえば100%妊娠できる、というわけでもないのです。実際、20代の健康な男女のカップルが、排卵日付近に性交しても、妊娠する確率は約20%ほど。年齢が上がれば、もっと確率は下がってくるでしょう。
1度や2度で、妊娠しないと落胆せずに、半年くらいはタイミングをあわせてみましょう。
半年過ぎても妊娠に至らない場合は、専門医の受診をオススメします。

30代の方は、半年と言わずに、妊娠を意識し始めたら一度、まずは気軽に受診してみることをオススメします。30歳過ぎてくると時間との戦いです。一ヶ月だって無駄にしないで下さいね。

タイミング以外にも、不妊の原因はいろいろあります

タイミングはあっているはずなのに、なかなか妊娠しない場合、他の不妊要因があるかもしれません。

●女性側の主な原因
・排卵できていない
・卵管に異常がある
・子宮に異常がある
・子宮頚管粘液に異常がある

●男性側の主な原因
・精子をつくれない、精子が薄い、活動率が悪い
・勃起不全

何か1つだけでなく、複数の要因が重なっている場合もありますし、原因が全くわからない原因不明不妊も少なくありません。女性に限らず、男性側に不妊原因があることも多いです。
自己流のタイミングあわせだけで、なかなか妊娠しない場合は、早めに専門医を受診しましょう。

タイミングが合わなくても気にしすぎないで

排卵日前にタイミングが持てなかったからといって、その周期での妊娠をあきらめる必要はありません。
排卵数日後のタイミングでも妊娠したという女性もたくさんいます。タイミングを合わせることを優先するあまりに、大切なパートナーとの関係性が損なわれてしまったりしたらマイナスです。
だいたいこの数日間くらいのおおらかさこそが大切です。

気長に気楽に、妊活を続けましょう!

タイミングはしっかりあわせているのに、なかなか妊娠しない…という焦りから、必ずタイミングをあわせなければ!と妙なプレッシャーがかかり、夫婦間の関係が悪くなるようでは元も子もありません。
まずは、夫婦仲が良いことが第一。妊活は、女性側の負担が多いことは確かですが、ご夫婦二人で取り組むものです。
ご夫婦で話し合いながら、焦らず、気長に気楽に、妊活を続けましょう。