いよいよ臨月!子宮口を開きやすくするためにできること

長い長い妊婦生活も残りわずか。出産が近づくにつれて色々な不安がでてきますよね。誰だって出来れば安産がいい!そこで、今回は子宮口がスムーズに開くためにできることを紹介します。

そもそも子宮口が開くってどういうこと?

子宮口が開いてくると、お産が間近。という印象がありますよね。でも人によっては陣痛が始まっても子宮口はなかなか開かない人もいますし、臨月になる前なのに、子宮口が開いて来てしまって安静を指示される人もいます。そもそも、子宮口が開くというのはどういうことなのでしょうか?

子宮口が開く仕組みを知ろう

産道つまり赤ちゃんの通り道は、骨盤の内側の部分の「骨産道」、そして筋肉でできている「軟産道」から出来ています。陣痛が始まると分泌されるホルモンによって、骨盤がゆるみ、軟産道の筋肉がゆるむことによって、赤ちゃんの通り道を作って行きます。この状態が「子宮口が開く」という状態なのです。

骨盤の大きさが足りない、または軟産道の筋肉がなかなかゆるまないと、「なかなか子宮口が開かない」という状態になります。



子宮口と陣痛の関係

子宮口がどれくらい開いたら出産が始まる?

臨月に入ってから子宮口が1cm、2cmと徐徐に開いて行く人、陣痛が始まってから一気に子宮口が開いていく人、陣痛が始まってもなかなか子宮口が開かない人、様々です。初産婦の方が経産婦より子宮口が開くのが遅くなります。

子宮口が開いてきても陣痛が始まらないとお産にはなりません。検診で医者に「子宮口が開き始めてるね」と言われ、「そろそろ出産か!」と意気込んでいたのに、なかなか陣痛が来ない…という話もよくありますよね。では、子宮口はどれくらい開けばお産になるのでしょうか?

0〜3cm (準備期)

準備期は人によっては数日かけて進行することも。陣痛間隔も10分程度で、まだ痛みもそれほど本格的ではありません。食事も睡眠も比較的可能なので、リラックスして過ごせる時期だと言えます。

4〜7cm (進行期)

陣痛は5〜6分間隔になり、痛みもどんどん増して行きます。準備期では入院していなかった人も、この時期には入院している人がほとんど。2〜5時間程度、この状態が続きます。疲れがでてくる時期でもありますが、自分が楽に過ごせる姿勢や運動をしながら過ごせるといいですね。

8〜10cm (極期)

陣痛は1〜3分間隔になり、お産の過程の中でも1番苦しい時期になります。腰が割れるような痛みもあるでしょう。陣痛時にはゆっくりとした呼吸で息を吐き、いきみを逃します。辛いですがこの時期はそんなに長くは続きません。ここを乗り越えれば、もうすぐ赤ちゃんの誕生です。

いよいよ分娩!

子宮口が全開になったら、いよいよ分娩です。医者や助産師の指示に従い、陣痛が来たらいきみます。赤ちゃんの頭が見え隠れするようになったらもう少し!徐徐に頭が隠れなくなり、肩、胴体、足、と順番に出てきます。赤ちゃんの誕生です。

子宮口を開きやすくするための対策3つ

臨月になったらはじめよう!

さて、子宮口が開く流れを簡単に説明しましたが、陣痛が始まってから子宮口が全開になるまで3時間もかからなかった!という人もいれば、丸3日かかってもなかなか開かず陣痛促進剤を使うことになった、という人もいます。
子宮口を開きやすくするためには、子宮口を柔らかくするのが必要です。元々の子宮口の硬さや子宮口が柔らかくなり始める時期は人それぞれです。子宮口が確実に柔らかくなる方法はないとも言われていますが、少しでもその助けになるような方法を紹介します。

1. ウォーキング

出産に必要なのはやはり体力!妊娠中期からウォーキングを日課にしている人もいる思います。切迫早産などで安静を余儀なくされていた人も、ほとんどの人が臨月になれば運動可能に。まずは取りかかりやすい「お散歩」から始めてみましょう。

産院では臨月になったら1日2時間のウォーキングを!なんて言われることもありますが、まずは30分くらいからを目標に、毎日続けていきましょう。身体を動かすことで血行も良くなります。

2. マタニティスクワット

立ったり座ったりを繰り返す普通のスクワット運動とは違い、足を広げて腰を落とした「また割り」の体制で姿勢を正して静止します。この運動で骨盤周りの筋肉が柔らかくなります。
スクワットはちょっと…という人もこのマタニティスクワットならテレビを見ながら続けられるかも。くれぐれも自分の体調と相談しながら行なってくださいね。

3. 身体をあたためる

妊娠初期から言われている妊婦さんも多いと思いますが、妊婦に冷えは大敵!身体を温めることで血行も良くなり、筋肉も柔らかくなります。また、身体が温かいとホルモンの働きも良くなります。
臨月になると暑く感じることも増えますが、首、手首、足首、お腹を中心にレッグウォーマーや腹巻きなどでしっかり冷えを予防しましょう。半身浴もおすすめです。



なによりも大事なのはリラックス!

子宮口が開く仕組み、そして今からできる対策を紹介しました。しかし何よりも大事なのは、お母さんが心穏やかに、リラックスして毎日を過ごすことです。リラックスすることによって、子宮口も開きやすくなります。

誰でも出産間近になると不安もでてくるでしょうが、お産に対する知識も身につけつつ、赤ちゃんに会えることを楽しみに、残りわずかな妊婦生活をゆっくり楽しめるといいですね。