臨月にお腹が下がるって本当?どれくらい?出産の兆候を解説

そろそろ出産という時期になってくると、妊婦さんのお腹は、はち切れそうなくらいぱんぱんになってきます。よく出産が近いことを意味する表現として、「お腹が下がる」と言われますがこれは一体どういうことなのでしょうか。特に初めての出産だと、その感覚がわからないという人も多いかもしれませんね。ではここで一緒に見ていきましょう。

なぜ臨月にはお腹が下がるの?

赤ちゃんが下へと移動を始めるから

臨月とは、妊娠36週~40週のことを言います。通常出産予定日は40週に定められており、正産期は37週〜41週と言われています。この時期の赤ちゃんは、十分に身体の機能が発育しており、いつ出てきても問題のない状態であるといわれいます。

つまり臨月とは、お腹の赤ちゃんが外の世界へ出てくる最終的な準備を始める時期なのです。お腹が下がると一般的に言われていますが、これは赤ちゃんが子宮口を目指して下へ向かって移動を始めていることを表しているのです。



お腹が下がるのは自分で分かるもの?

子宮全体が下へと移動し、おへその位置が変わることも

一般に「赤ちゃんが下がってくる」と言われるとき、赤ちゃんの頭は骨盤へ入った状態にあります。そのため全体的に子宮が下がってきます。

鏡で自分のお腹を見るだけではなかなか分かりづらいかもしれませんが、普段からおへその位置を注意していると、その変化に気がつくことができるかもしれません。
人によってはこれまでお腹の膨らみの真ん中にあったおへそが、 中の方もしくは下の方へ引っ張られるような感じで位置が変わるということもあるようです。

また、胃のあたりまで盛り上がっていた部分が突然スッキリと下へ移動した、など見た目で自覚する場合もあるようです。

分からない場合もある

周りからは、「お腹が下がってきたね」「まだお腹が下がってないから出産はもうちょっと後かな?」などと言われるようになってきたものの、自分ではその感覚がわからないというママも少なくないようです。
毎日見ていてすっかり見慣れてしまったお腹、見た目でその変化に気がつくのはそう簡単なことではないかもしれません。

以下に、お腹が下がることに伴って身体に起こる変化をまとめましたので、自分ではわからないという場合には、合わせてこちらも参考にしてみてくださいね。

お腹が下がることに伴う変化

見た目からはお腹が下がっていることを自覚できなくても、身体におこる変化から「今お腹が下がっているのかな」と感じることができる場合もあります。

お腹が下がると次のような変化を感じる人が多いようです。

・胃の圧迫がなくなり急に食欲がでてきた・量が食べられるようになった
・おしっこが近くなった
・これまでおへその辺りで感じていた胎動が膀胱や足の付け根あたりで感じられるようになった
・足の付け根がチクチクしたり筋肉痛みたいな重さを感じるようになった

お腹が下がるのは出産の兆候?

出産に向け赤ちゃんが準備を始めています

これまでにも述べてきたように、お腹が下がるというのはお腹の赤ちゃんが出産に向け、子宮口を目指して下がってきている状態をいいます。つまり、出産が近いというのを意味していると言えるでしょう。
臨月に入り赤ちゃんの頭が骨盤にはいると、そこから逆子にはなりにくいのでそのまま自然に出産を迎えるということになるでしょう。

いずれにしろ、お腹が下がったと周りから言われるようになったり、自分で実感するようになったら出産が近づいていますので、入院用のバッグや入院中における家族への伝達事項を今一度見直してみましょう。

赤ちゃんが下がるように、ママにできること

お腹が下がってくると、出産もいよいよだと気持ちも引き締まりますね。一方で、予定日が間近にもかかわらず一向にお腹が下がる気配がない場合はどうすれば良いのでしょう。
赤ちゃんが下がってくるように、ママにできることをまとめてみました。

・とにかく歩く
・スクワットをする
・床の雑巾掛けをする
・あぐらをかく

こういった動きにより股関節を広げたり赤ちゃんが下りてくるよう促す効果があると言われています。
とは言っても、たくさん動いてもお腹が下がらなかったという人もいれば、全然下がっていないと言われていたのに結局予定日前に産まれた、など人によって様々です。

無理をせず、ゆったりとした気持ちで赤ちゃんを待ちましょうね。
赤ちゃんに「早く会いたいな」「そろそろ出ておいで」など、話しかけるというのも効果的なようですよ。



お腹が下がってから陣痛はどれくらいでくる?

これまでにもご紹介してきたように、お腹が下がってくると出産が間近であると言えるでしょう。ただし、お腹が下がってきてから陣痛・もしくは出産までの時間というのは人によって個人差があります。具体的にどれくらいと判断するのは難しいでしょう。

臨月に入ったとたんにお腹が下がっていると言われ、早めの出産を覚悟していたにも関わらず、出産したのは予定日を過ぎてから、という例も少なくありません。
反対に、医師からもお腹が下がっていないのでよく運動するように、と言われていたのにそこからすぐに陣痛がきたという人もおり、こればかりはプロのお医者さんでも判断が難しいと言われています。

ただ、一般的に次のようなことが言われています。参考にしてみてくださいね。

・初産婦の場合は、産道の開き方に時間がかかるので出産の約2週間前から下がってくることが多い
・経産婦の場合は、産道が開きやすく、産まれる直前に下がることが多い

先輩ママの声

お腹が下がることを自覚する、しないにおいては、やはり個人差があるようですね。

お腹の大きさや位置については個人差が。出産準備を進めましょう

今回、臨月に入ってお腹が下がってくることについてその仕組みとママの身体の変化をご紹介してきました。
しかし、これはあくまで出産間近に起こる身体の変化の一例に過ぎません。
ママの数だけ、そして赤ちゃんの数だけ妊娠・出産の形があるということを忘れないでくださいね。

ここでご紹介してきたことは、個人差があります。いずれにしろ臨月を迎えて可愛い我が子に会える日はすぐそこまで迫っています。いつでも赤ちゃんが出てこれるように、出産準備の見直しましょうね。

大きなお腹と一緒に過ごすマタニティライフもあとわずか。今しか感じられない幸せをかみしめながら、リラックスして赤ちゃんとご対面できる日を待ちましょう。