『コウノドリ』わが子が愛しく思える産婦人科マンガ【今日のcuta(7/23)】

cuta編集部からママに送る今日の小さなメッセージです。

おはようございます!cuta編集部です。
今日は全国的に雨の予報ですね。
気温も下がったせいか、今日はオフィスのエアコンが効き過ぎていて寒いです。
この時期、熱中症にも気をつけないといけないですが、一方での冷房や冷たい飲み物からの冷えにも要注意です!
特にお腹が冷えると何となくだるい、肩が凝るといった症状がでてきますので、冷やさないようにお気をつけください。おすすめは朝にお白湯を1杯飲むことです。

さて、今日はcutaママにぜひおすすめしたい漫画をご紹介します。

産科医療の現場に起こる人間ドラマを描いた『コウノドリ』

コウノドリ(1)
■著者:鈴ノ木ユウ■紙の本の価格:¥ 607
■Kindle 価格:¥ 540

出産は病気ではない。だから、患者も家族も安全だと思い込んでいる。毎年この産院で行われる2000件の出産で、約300件の出産は命の危険と隣り合わせだ。その小さな命が助かることもあれば、助からない時もある。100%安全などあり得ない。それが出産。年間100万人の命が誕生する現場から、産科医・鴻鳥サクラの物語。

出典:

www.amazon.co.jp
実は私、昨夜この漫画の存在を知り、読み始めたら止まらなくなってkindleで最新巻(9巻)まで一気読みしてしまいました。(今日はまばたきするだけで寝そうなぐらい眠いです・・・笑)
タイトルは『コウノドリ』。
出産の現場で起こる妊産婦と赤ちゃん、その家族、医師、助産師の間で起こる出来事を描いた人間ドラマです。
テーマを挙げると「未受診妊婦」「切迫流産」「人工妊娠中絶」「無脳症」「喫煙妊婦」「自然出産と帝王切開」「救急救命」「風疹」「夫のDV」「双子」「卵子提供」「子宮外妊娠」「口唇口蓋裂」「早産児」「低出生体重児」「妊娠初期」「マタニティブルー」などなど、実際にその出来事を体験してみなければわからない、妊娠と出産にかかわる人々の葛藤と戦いが描かれています。

お腹の外では生きられない「無脳症」が判明した赤ちゃんを、夫婦で悩みながら決断し、人工妊娠中絶して子どもとお別れをするシーンには、本当に涙がとまりませんでした。出産というのは本当に命を扱う現場なのだと思います。

無事に生まれてくれるだけで奇跡

この漫画を読むと一貫して伝わってくることは、大きなトラブルなく無事に生まれて両親の元に育つことがいかに有難いことか、奇跡か、ということです。五体満足で無事に生まれてきてくれるだけで嬉しい、そういうふうに思えます。 ぜひ、現役ママにも、これからママになる人も、これからパパになる人にも読んでいただきたいなぁと思います。
ちなみに産婦人科医の宋美玄先生も「何度読み返しても涙が止まらない。産科医が言葉を尽くしても伝えられなかった命の葛藤がリアルに描かれている。このマンガは日本を救うかも」」と絶賛されています。

「いらない子」ってなぜなんだろう?

これを読みながら改めて思ったことは、赤ちゃんが無事に生まれてくることはこんなにすごいことなのに、どうしていらない子」などと言えるのだろうということでした。
というのも、愛媛県八幡浜市で乳児と思われる5遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された34歳の母親が、「いらない子だったから」と供述しているというニュースが報道されました。産んで捨てるぐらいなら、避妊、中絶、赤ちゃんポストなど途中にいくつも選択肢があっただろうと思います。また、お腹の中で育て無事に生まれた子どもをなぜ捨てられるのかと疑問に思います。おそらく何らかの背景があって、その命のありがたさを見失ってしまったのではないかと考えますが…。
子どもが欲しくてもなかなか授からないカップルが多くいる中で、本当に理不尽な気持ちになります。

当たり前の幸せを大切にしたい

不妊、異常妊娠、先天障害、流産、死産、誕生死、産後大量出血死…新しい命が生まれる現場は、一方で死や悲しみと隣り合わせです。また、人が育っていく家庭や環境にも、片親や孤児など人それぞれの事情があります。
『コウノドリ』に描かれるような事実を知った上で、今、身近にある当たり前の幸せを大切に、懸命に生きていきたいものだなと改めて思いました。また、実際に妊娠・出産にかかわる困難を乗り越えた方、今なお取り組んでいる方には、陰ながらエールを送りたいと思います。

もし『コウノドリ』を読まれたら、今イヤイヤ期で手を焼いているお子さんも愛しくて仕方なくなるかもしれません。そんなときはぎゅっと抱きしめてあげてください!

※ちなみに、たまたまですが、明日の7月24日(金)のNHK総合あさイチの【特選!エンタ】にて、作者の鈴ノ木ユウさんがゲストとして登場されるそうです。

2015年7月23日