妊娠初期の基礎体温の変化をグラフで解説!妊娠の可能性をチェック

「赤ちゃんがほしい」と思っている人にとっては気になる基礎体温の変化。妊娠すると、基礎体温はどのように変化するのでしょうか。記録した基礎体温から、排卵日や妊娠の可能性を探ることができるかもしれません。今回は、妊娠初期の基礎体温の変化をグラフでご紹介します。

基礎体温とは

基礎体温とは、朝目が覚めてすぐの体を動かす前の状態の体温のことを言います。この基礎体温は周期的に変化しているので、記録しておくことで体調を管理することができます。
基礎体温を記録することで生理予定日や排卵日だけでなく、無排卵になっていないかなどを予測することもできます。
計測するのは基礎体温を測るための専用の体温計です。体温を小数点二桁まで表示してくれます。

オムロン 婦人体温計 ピンク MC-652LC-PK

基礎体温の計り方と記録方法

朝目が覚めたらすぐ計測

基礎体温計は、通常の脇の下で計測する体温計とは違い、舌の裏に体温計を挟んで計測します。
基礎体温を測るときのポイントは3つ。

1.よく眠った翌早朝
2.目が覚めてすぐ
3.できるかぎり毎日同じ時間に計測

目が覚めてすぐに計測できるように、枕元に基礎体温計を準備しておくといいですね。私が使っていた基礎体温計はアラーム機能が付いていたので目覚まし代わりにしていました。
体を起こしたり、寝返りしたりせずにすぐ計測するのがポイントです。体を動かしてしまうと正確な基礎体温を測ることができません。もし忘れて起き上がってしまった場合には、30分間安静の状態にしてから計測すればOKです。
また、できる限り同じ時間に計測するのが理想ですが、時間がずれたからといって計測をお休みせず、毎日計測する方がいいです。

アプリで毎日の基礎体温を記録

計測した基礎体温を記録しておくのに便利なのが、スマホアプリです。毎日基礎体温を記録しておくと、排卵日や次の生理予定日を計算してくれます。
アプリと連動している基礎体温計もあります。

基礎体温を記録できるアプリのひとつはこちら。
「リズム手帳~生理日・排卵日予測ができるヘルスケアアプリ」

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妊娠していないときの基礎体温の変化

計測した基礎体温を記録してグラフにすると、約1ヵ月の間にこのように体温が変化しているのがわかります。
生理開始日から次の生理開始日までを一周期として考えたとき、基礎体温は大きく二つの時期に分けられます。
生理開始から排卵までの「低温期」と排卵から次の生理開始前までの「高温期」です。 参照:

http://kisotaion.org/index.htm
基礎体温は、生理開始日を1日目として記録をはじめます。生理開始から1週間ほど経つと「卵胞期」と呼ばれる期間に入ります。この卵胞期に入ると、卵巣にある卵子のひとつが排卵に向けて成熟していきます。卵胞期の間は妊娠しやすい期間と言われています。

生理開始から2週間前後で体温がガクンと下がる日があります。この辺りが排卵日です。この排卵日前後を「排卵期」と呼び、最も妊娠しやすい期間になります。

排卵日から徐々に基礎体温は上がりはじめて、基礎体温が高い高温期に入ります。この高温期が約2週間続いた後、基礎体温が再び下がりはじめて次の生理がはじまります。
「基礎体温が下がりはじめたから、明日から生理だな」など予測をすることができます。

妊娠初期の基礎体温の変化〜妊娠するとどう変わる?〜

妊娠すると、基礎体温にはどのような変化がでるのでしょうか。妊娠した場合の基礎体温のグラフの一例がこちらです。 参照:

http://kisotaion.org/index.htm
高温期に入って約2週間で下がりはじめる基礎体温が、妊娠すると下がらず高い状態が続くようになります。この基礎体温の高い高温期が21日以上続いている場合は妊娠の可能性が高くなります。

高温期が続くのは黄体ホルモンの分泌が増えるため

体は排卵すると、プロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンが分泌されます。このプロゲステロンは、子宮内膜を柔らかくして受精卵が着床しやすいように準備します。また、受精卵が着床した際にはその受精卵を守るために体温を上げて発育を促します。そのため、妊娠すると基礎体温の高い状態が続くのです。
基礎体温の高い状態は、妊娠4ヶ月頃まで続きます。

高温期の途中で基礎体温が下がった!インプランテーションディップの可能性も

妊娠を望んでいる人は「高温期が続きますように!」と願っている人も多いのではないでしょうか。高温期に入ると毎朝下がっていないかドキドキ。
高温期の途中で基礎体温が下がってしまったら、ショックを受けるかもしれませんが、まだ様子を見てみましょう。翌日にまた体温が高い状態に戻れば、高温期は続いていると考えて大丈夫です。
受精卵が着床したときに、一時的に基礎体温が下がるインプランテーションディップという現象の場合もあります。排卵から約1週間後、一日だけ基礎体温が低い日があった場合は、このインプランテーションディップかもしれません。

高温期何日目で妊娠しているかわかる?

体は排卵すると高温期に入りますが、高温期が何日ぐらい続けば妊娠しているかわかるのでしょうか。
一般的には高温期が21日以上続く場合とされていますが、その頃には次の生理予定日を超えている場合が多いので、生理の有無で妊娠しているかは予測できますよね。

「それまでに予測することはできない?」

妊娠を望んでいる人であれば誰もが考えることだと思います。私ももちろんそのひとりでした。

排卵から着床、妊娠確定までの道のり

では、排卵から妊娠確定までの道のりを簡単にご紹介します。
卵巣から排卵された卵子は卵管で精子と出会い受精し、子宮まで少しずつ移動していきます。受精卵は子宮まで到達すると、子宮内膜に着床します。この排卵から着床までは約1週間~10日とされています。

着床すると、受精卵は絨毛をのばして子宮内膜にしっかり固定されます。植物が土に根っこをはるのと同じイメージですね。そしてこの絨毛からはhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンがが分泌されて徐々に増加していきます。 妊娠検査薬は、尿中にこのhCGが含まれているかで妊娠を判定しています。尿中のhCGが、検査薬の判定可能な値まで増加したときにはじめて検査薬での判定が可能になります。多くの妊娠検査薬が「生理予定日の1週間後から判定可能」としているのは、このhCGが判定に十分な量分泌されているのが生理予定日の1週間後と考えられるためです。
ですので、妊娠超初期では陰性という結果がでることもあります。それは尿中のhCG値が判定するには不十分であったためです。

排卵からhCGが分泌されはじめるまでには1週間~10日はかかるので、最低でも高温期に入ってから1週間~10日は経っていないと妊娠しているかの判定できません。
また、hCGの分泌の増え方には個人差がありますので、妊娠検査薬で結果が出るまでに時間がかかる人もいます。

みんなが妊娠に気づいたのはいつ?

妊娠に気づいた時期で一番多いのは、生理予定日頃から生理予定日1週間後の頃です。中には生理予定日1週間前に妊娠検査薬で陽性が出たという人もいますが、それは排卵日が予想より早かったことが原因だと考えられます。

高温期何日目で陽性反応が出た?

早い人では高温期10日目頃から薄く陽性反応がでる人もいますが、高温期14日目頃の人が多いようです。

グラフから低温期・高温期がわからない場合は

記録した基礎体温をグラフにしたとき、低温期・高温期がわからない、体温の推移がジグザグで排卵日がわからないなどの場合は、一度婦人科で相談してみるのもいいかもしれません。

私の妊活中は基礎体温表とにらめっこの毎日でした。でもあまりとらわれすぎるとかえってストレスになってしまいますよね。
妊活中にストレスは大敵!なるべくゆるゆるストレスフリーで過ごせるように、基礎体温の結果は参考程度に考えてみてくださいね。

基礎体温をもとにした女性の健康情報サイト:基礎体温計測推進研究会
※参考