のどに効く!響声破笛丸の効能や副作用とは?

響声破笛丸という漢方薬をご存知ですか?響声破笛丸はのどの諸症状を和らげてくれる漢方薬で、声を使う職業の人にもよく使われています。今回はその響声破笛丸について、効能や気になる副作用をまとめました。

響声破笛丸とは?

主にのどの治療に使われる漢方薬です


響声破笛丸(キョウセイハテキガン)は古くから中国に伝わる漢方薬で、のどの様々な不調に効果があります。仕事でのどを酷使することの多い俳優、歌手、タレントにも非常に人気のある漢方薬です。

含まれる成分


響声破笛丸には炎症を鎮める作用のあるものを中心として数種類の生薬が配合されています。

▼レンギョウ・キキョウ・センキュウ・ダイオウ
消炎作用と膿を出す

▼カシとハッカ
のどの痛みを和らげたり咳を止める

▼カンゾウ
炎症を抑え急な痛みを和らげる

▼シュクシャ
胃や気の調子を整える

▼アセンヤク
口の中をさっぱりさせる

以上の生薬がのどの不快な症状を緩和してくれます。



響声破笛丸の効能

のどの炎症を鎮め、不快症状を緩和する効能があります


のどの炎症を鎮め、しわがれ声やのどの痛みなど不快症状を緩和する効能があります。
声帯の酷使による声枯れや失声のほか、普段から喉が弱く声の枯れやすい人、風邪によるのどの痛みにも効果があります。
体力に関わらず使用することができます。

響声破笛丸の飲み方

1日3回を食間に服用します


漢方薬の服用は食前または食間が基本です。
響声破笛丸の場合は1日3回、食間に水またはぬるま湯で服用します。
食間というと食事の最中と勘違いしてしまう人も多いのですが、食間とは食事と食事の間のことで、前の食事から2~3時間後を指します。

小児の場合の服用は慎重に


響声破笛丸は小児でも服用できますが、1歳未満の乳児の場合は医師による診療を基本とし、やむを得ない場合以外は服用を避けるようにします。
また、生後3ヵ月未満の乳児は服用することができません。



授乳中、妊娠中でも飲んで良い?赤ちゃんへの影響は?

授乳中は服用を避けましょう


母乳中に薬の成分が移行して赤ちゃんにも影響が出る恐れがあるため、授乳中は服用を避けるか、服用する場合はその間授乳をお休みするようにします。

妊娠中の人は医師に相談をしましょう


妊娠中または妊娠の可能性がある人は、漢方薬とはいえど胎児への影響が否定できません。自己判断で服用せず、必ずかかりつけの医師に相談するようにして下さい。妊娠中でも服用できる薬を選んで処方してもらうことができるので安心です。

響声破笛丸の副作用はある?

皮膚や消化器に副作用が出る場合があります


一般的に漢方薬は副作用の少ない薬とされますが、体質よっては副作用が出る人もいます。
響声破笛丸の主な副作用としては、皮膚の発疹・発赤やかゆみ、食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢などがあります。副作用が出た場合は服用を中止し医師に相談することが推奨されています。

偽アルドステロン症


響声破笛丸に含まれるカンゾウの副作用として、まれに「偽アルドステロン症」が出ることがあります。
偽アルドステロン症を発症すると血液中にナトリウムイオンが増え、カリウムイオンが減少するため、むくみや血圧の上昇が起こります。

偽アルドステロン症の主な初期症状として、手足の脱力感、血圧が上がるなどの症状が見られます。その後、筋肉痛や倦怠感、手足のしびれ、こむら返り、頭痛、顔や手足のむくみ、まぶたが重くなる、尿量の減少、喉の渇き、動悸、吐き気や嘔吐などの症状が現れます。

これらの症状が現れた場合は服用を中止し、速やかに医師の診察を受けて下さい。

重症化すると低カリウム血症やミオパシーを起こす可能性も


副作用があるにもかかわらず服用を続けた場合、血液中のカリウム濃度が異常に低下し、低カリウム血症に陥ることがあります。副作用が出た初期の段階ですぐに服用を中止すれば、副作用の重症化は防ぐことができます。

カリウムが不足すると細胞や筋肉が正常に働くことができなくなり、筋力の低下や収縮、けいれん、麻痺が生じるほか、不整脈を起こす場合もあります。さらに症状が進むと意識の低下や、インスリン分泌不全による糖尿病の悪化、筋肉が萎縮し機能しなくなるミオパシーなど、深刻な障害につながることもあります。

響声破笛丸の値段

処方薬と市販薬で値段に差があります


響声破笛丸は病院や漢方薬局で処方してもらえるほか、ドラッグストアやネット通販でも購入することができます。

ドラッグストアやネット通販で購入できる市販薬はどうしても割高になってしまいますが、病院で処方される場合は市販薬の3分の1程度の価格で購入できます。
漢方薬局で購入するときは、その薬局にもよりますが、150g(1回2g服用)4,000円~5,000円程度が価格の目安です。

顆粒タイプ

【第2類医薬品】響声破笛丸料エキス顆粒KM 9包
(2016/07/13 11:04時点)

細粒タイプ

【第2類医薬品】響声破笛丸料エキス〔細粒〕45 2g×12
(2016/07/13 11:04時点)

漢方薬は正しく使いましょう


漢方薬は西洋薬に比べて効き目が穏やかで、副作用も起こりにくいため、体に優しいと考える人も多いでしょう。しかし、漢方薬もやはり薬には違いありません。薬である以上は、使い方によっては毒にもなり得るということを知っておかなければなりません。

響声破笛丸はのどによく効く漢方薬ですので、声が出ないと困る時には非常に頼りになります。日頃からのどを労わることも忘れずに、いざという時には自分の体や医師と相談しながら、必要に応じて漢方薬を上手に使っていきましょう。