妊娠初期の貧血の症状と原因は?予防策とおすすめレシピ

妊娠初期に感じるだるさ。それって貧血かもしれません。たかが貧血とあなどってはいけません。原因を知って、予防することで元気なマタニティライフを過ごしましょう♪

妊娠初期に貧血が起きやすい理由

日本人女性の約半数が鉄不足!

女性は生理で鉄を失うことが多く、日本人女性の約50%が鉄不足の状態で、約20%が貧血であるといわれています。さらに若い女性の場合は、不規則な生活や無理なダイエットが原因で貧血になってしまうこともあります。鉄は体内で作り出せないため補給する必要がありますが、鉄は吸収率が悪く、通常食べ物に含まれる量の10~20%程度しか吸収されません。つまり食事だけで補給しようとすると、1日に失われる鉄の約10倍の量を摂る必要があるのです。

妊娠に伴う血液の変化

妊娠すると、赤ちゃんに必要な栄養を送り届けなければならないため、妊婦さんの血液量は増加します。ここだけ見ると貧血の心配はなさそうに思えますが、実はこの時赤血球の増加をはるかに上回る量で血漿(けっしょう)の量が増加しています。
血漿とは、血液から赤血球,白血球,血小板の有形成分を除いた液体成分のことをいい、通常血液の5割以上を占めています。血漿が多くなるとは、つまり、血が薄まった状態になってしまうのです。

赤ちゃんに栄養を与えるため

お腹の赤ちゃんは母親の血液から栄養をもらって育ちます。そのため母親の鉄分が吸収されてしまい、貧血を起こす原因になります。



妊娠初期の貧血の症状

貧血になると現れやすい症状をまとめました。

●疲れやすい
●動悸
●息切れ
●めまい
●立ちくらみ
●頭痛

その他にも、朝起きられない、やる気が出ないなど体がだるく感じます。立ちくらみや目の前が真っ暗になってチカチカする症状は脳貧血の可能性もあります。

妊娠初期の貧血、赤ちゃんへの影響は?

未熟児や奇形の危険性も

血液は体をつくる重要な要素で、血液が少ないと、赤ちゃんに必要な栄養を十分送ることができません。体が形成される妊娠初期に重大な貧血になると、未熟児や奇形児になる危険性もあります。ママが摂取した栄養は赤ちゃんに優先的に送られるので、赤ちゃん自身が貧血になることはあまりありませんが、栄養そのものが少ないのでは十分に成長できなくなる恐れがあります。

お産のトラブルの恐れ

お産そのものが、微弱陣痛などでトラブルを起こしやすくなるという報告もあります。また出産時に起きる出血への対応が厳しくなることがありますので、注意が必要です。さらに、産後の回復が遅れたり、母乳の出が悪くなることもあります。



診断や治療方法は?

血液検査で貧血と診断されると、その症状によって、医師から鉄剤を処方されることもあります。治療方法としては、薬剤と食事療法で、妊娠前の貧血治療と大きく変わることはありません。鉄剤は吐き気をもよおしやすく、つわりで苦しむ妊婦さんにはなかなかつらいお薬でもあります。
しかし鉄剤を服用してから貧血が改善するには1~2か月を要するため、勝手には中止しないようにしましょう。日常の貧血症状をメモしておき、妊婦健診時にお医者さんにしっかりと相談して治療方法を決めてくださいね。

妊娠初期の貧血の予防策3つ

では具体的な貧血の予防策を見ていきましょう。

1.食生活の見直し

●鉄分豊富な食材を取り入れる
軽度の貧血であれば、食生活を見直して、着実に体質改善するのがおすすめです。一つの食材に偏るのではなく、栄養バランスの良い食事をとり、その中に動物性鉄分(レバーなど)や植物性鉄分(ほうれん草や小松菜、ひじきなど)を豊富に含んだ食材を取りいれていきましょう。

特に、ひじきや野菜類はいくら食べても良いと言われています。しかし、レバーにはビタミンAが豊富に含まれており、ビタミンA過剰症(赤ちゃんの奇形を引き起こす)をおこす恐れがあるため、毎日摂取するのは止めましょう。
今は鉄分を添加した食品、例えばドリンクタイプのヨーグルトなどもあるので、今の食事にそれらをプラスするのもよいでしょう。 ●ビタミンC、良質のたんぱく質も同時に摂取
ビタミンCは造血効果をアップし、また鉄分の吸収を高める役割を果たします。たんぱく質も鉄分の吸収を助けます。鉄分だけでなく、ビタミンCやたんぱく質も同時にとるようにしましょう。

2.タンニン、カフェインの摂取を控える

鉄分を摂った後タンニンの多いお茶を飲むと、鉄分の吸収が下がってしまうので、食後すぐにお茶を飲む場合は、麦茶やハーブティなどタンニンの少ないものを選ぶようにしましょう。また、カフェインもビタミンCの吸収を妨げるので、結果として鉄分の吸収を妨げてしまいます。コーヒーや紅茶の飲み過ぎには注意しましょう。

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3.鉄瓶や鉄なべを使う

南部鉄器など鉄瓶でお湯を沸かしたり、鉄なべを使用することによっても多少鉄分が摂れます。調理器具を変えるだけなので、手軽に取り入れられます。

妊婦さんにオススメ!貧血改善の鉄分補給レシピ

ほうれん草と卵のココット

鉄分の多いほうれん草を使ったレシピです。工程が少ないのでパパッっと作れます。
出典: http://www.recipe-blog.jp/profile/49122/blog/15074697
貧血対策にも♪ほうれん草と卵のココット ◆材料(2人分)◆
ほうれん草 150g
マヨネーズ 大匙1
塩 少々
黒こしょう 適量
卵 2個

◆作り方◆
1.ほうれん草は、塩少々(分量外)を入れたお湯でさっと茹で、水にとる。
しっかりと水気を切り、2cm幅にカットする。
2.マヨネーズを引いたフライパンで茹でたほうれん草をさっと炒め、塩と黒こしょうで味を調える。
3.ココット型に薄くマヨネーズ(分量外)を塗って、1を敷き、真ん中に卵を割りいれる。
900wのオーブントースターで5分程度焼く。

貧血対策にも♪ほうれん草と卵のココット by 坂本みちよ(Michiyo)さん | レシピブログ – 料理ブログのレシピ満載!
こちらのサイトを参考にさせていただきました。

ひじきと野菜のバタポン炒め

たくさん作っても大丈夫!冷蔵庫で4日程度日持ちするレシピです。
出典: http://www.recipe-blog.jp/profile/60977/blog/15248523
レシピ【貧血予防&貧血の方に!!ひじきと野菜のバタポン炒め】 ◆材料(3~4人分)◆
乾燥ひじき20g
小松菜150g
赤パプリカ大匙1個
サラダ油大匙1
バター10g
ポン酢大匙2.5

◆作り方◆
1.ひじきは洗ってからぬるま湯に浸けて、20分程度置いてもどす。小松菜は4cm幅に切り、パプリカは半分に切って種を取り、さらに縦半分に切ってから7~8mm幅に切る。ツナ缶は、ツナと油と分けておく。
2.フライパンにサラダ油とツナの油をひき、パプリカと小松菜の茎の部分をよく炒め、その後葉を入れてさらに炒める。火が通ったら、ツナともどしたひじきを入れて温まる程度に炒めたら、ポン酢とバターを入れて炒め、バターが溶けたら火を止めて出来上がり。

レシピ【貧血予防&貧血の方に!!ひじきと野菜のバタポン炒め】&またまた当選♪ by いっこ@白柳徹子さん | レシピブログ – 料理ブログのレシピ満載!
こちらのサイトを参考にさせていただきました。

レバーのコンフィ&ペースト

鉄分豊富といえばレバー。手間がかかると思われがちなコンフィですが、なんと炊飯器で作れるレシピです。休日にゆったりと作っておしゃれなレバーペーストを楽しみましょう♪
出典: http://www.recipe-blog.jp/profile/74499/blog/14568108
鉄分補給の王道 レバーのコンフィ&ペースト ◆材料(4人分)◆

鶏レバー300g
塩6g
粗引黒こしょう適量
にんにく1片
ローズマリー3本
オリーブオイル100ml

(■塩レモンジェルソース)
塩2g
ポッカレモン4ml
黒こしょう適量
水100ml
赤・黄色パプリカ適量
NEWトロミーナ3.5g ◆作り方◆
1.塩レモンジェルソースをつくる
各パプリカは小さく切ってレンジで加熱し、その他の材料と一緒に混ぜ合わせる
2.鶏レバーは血の塊を取り除き、適当な大きさに切る
3.ボールにレバーを入れ、塩をまぶしラップをして冷蔵庫で1時間ほどねかせる
4.沸騰した湯にレバーをさっとくぐらせ、冷水にとりペーパーで水気をとる
5.耐熱容器にレバー、潰したにんにく、ローズマリー、黒こしょう、オリーブオイルをひたひたに入れる
6.炊飯器を用意し、耐熱容器が軽く浮く程度までお湯をいれ、保温モードで2時間程度温める
7.耐熱容器の蓋を開けると、血の塊とオリーブオイルの2層に分離しているので、別の容器にレバーを
取り出し、上澄みのオリーブオイルをそっと移す。
8.鍋にお湯を沸かし、耐熱容器の蓋をとり湯煎にかける
※中心温度が75度以上になるように加熱しています
9.お皿に盛り付け、塩レモンジェルソースをかけて召し上がってください

鉄分補給の王道 レバーのコンフィ&ペースト by ウエルキッチンさん | レシピブログ – 料理ブログのレシピ満載!
こちらのサイトを参考にさせていただきました。

貧血対策はできるところから少しずつ

妊娠前から生理などで貧血を起こしていた方は妊娠しても継続して貧血気味になることが多いので、妊娠が判明したら、初回の妊婦健診でお医者さんに相談してみましょう。
鉄分は赤ちゃんにとってもママにとっても大事な栄養素です。すぐにあれもこれもと生活を変えるのは大変ですが、取り入れられるところから少しずつ対策をしていきましょう。