これって前駆陣痛?症状や本陣痛との違いについて

赤ちゃんの誕生を心待ちにしているママにとって、いつ陣痛がくるか、予定日が近くなると敏感になるものです。初産婦さんは初めての出産を控え、臨月にもなるとドキドキの毎日を過ごしていることでしょう。そんな時期に気になるのが不規則なおなかの痛み「前駆陣痛」についてご紹介します。

前駆陣痛とは?

前駆陣痛は陣痛の一種

前駆陣痛はお産の予行練習とも言われ、陣痛の一種になります。耐えれないほどの痛みではないですが、寝ているときに痛みで目が覚めたり、なかなか寝付けなかったりします。お産にそのまま繋がるものではありませんが、子宮口を柔らかくするなど出産本番に向けて準備をしている状態だと言われています。

中には前駆陣痛がない人も…

前駆陣痛は必ずしも妊婦さんみんなが体験するものではありません。また、前駆陣痛だと感じなかったり、分からなかったりする人もいます。出産後、妊娠中を思い返してみるとアレがそうだったのかも…と後から気づくママも少なくありません。



前駆陣痛はいつから?

臨月の前駆陣痛は陣痛の前触れかも

前駆陣痛が臨月に感じられた時は、お産が近付いている証拠だと言われます。前駆陣痛を感じてから、本陣痛が始まるまでの日数は様々ですが、私が通院していた医師によると約1週間前後で本陣痛が始まる人が多いと言われていました。

妊娠8ヶ月目で前駆陣痛を感じる人も

前駆陣痛は妊婦さんによって個人差が激しいです。そのため早い人では、8ヶ月目で感じる人もいるようです。
中には妊娠中期で前駆陣痛かもという妊婦さんもいますが、あまりに早い時期のおなかの痛みは前駆陣痛ではなく、別の原因が考えられるので注意が必要です。

前駆陣痛の症状とは?

痛みの間隔が不規則である

本格的に陣痛が始まると、陣痛の間隔が10分、5分、3分と徐々に短くなっていきます。しかし、前駆陣痛では、10分おきから5分おきになったかと思えば、また10分おきになったりと、痛みの間隔が一定ではありません。

痛みが徐々に引いていく

痛みの間隔が不規則なのに加えて、その痛みも不規則で、強くなったり弱くなったりを繰り返します。その痛みは次第に引いていきます。深夜に起こることが多いと言われており、寝ている体勢を変えていると治まりやすいとも言われます。



前駆陣痛と本陣痛の3つの違い

(1)痛みの間隔

前駆陣痛では痛みの間隔が一定ではありません。本陣痛では痛みの間隔が一定で徐々に間隔が狭まっていきます。前駆陣痛かな…と感じたら、まずは落ち着いて痛みの間隔を測ってみましょう。

(2)痛みの長さ

前駆陣痛では、一回にくる痛みの長さがバラバラであることが多いです。60秒あったかと思えば、次の痛みは10秒で治まったりします。本陣痛では、個人差はありますが、たいてい一回の収縮が60秒以上続きます。

(3)痛みの強さ

前駆陣痛は、痛みの強さもバラバラで強くなったり弱くなったりすることが多いです。また、生理痛のような下腹部がシクシクいたむ痛さであったり、ぎゅーっと圧迫されるような痛みであったりと様々です。本陣痛は、痛みの強さに強弱はなく、下腹部から腰にかけてぎゅーっと痛み、本格的に始まると立って家事もできないほどの痛みになります。

こんな時は病院を受診しよう

先に述べた通り、前駆陣痛がお産につながることはありませんので特別受診の必要はありませんが、陣痛の前触れの可能性もあります。まれに、前駆陣痛からそのまま陣痛へ変わっていく場合もありますので、それを見極めて受診しましょう。
また、正産期以前の週数の時に、前駆陣痛だと思ったおなかの張りは、違う原因の可能性があります。その場合も受診する必要がありますので、症状の様子を見て判断しましょう。

正産期(37週~)に入っている場合

正産期であれば、出産する可能性が高いです。もしかすると前駆陣痛が本陣痛に変わっていく可能性がありますので、まずは痛みの「長さ」「間隔」を計りましょう。
先に述べたように不規則な状態が続く時は、あせらず赤ちゃんがお産の準備をしていると思って、ゆったりとした気持ちで乗り切りましょう。
もし本陣痛のような一定間隔に変わってきた場合は初産婦であれば5分おき、経産婦であれば10分おきに陣痛がくるようになってきたら、すみやかに病院へ電話しましょう。

正産期(37週)以前の場合

もしかすると、あなたが感じている前駆陣痛は、別の原因でおなかが収縮している可能性があります。あるいは、激しい胎動と勘違いする場合もありますので、痛みの具合をみて判断するのが良いでしょう。痛みが引かずに続くようであれば、早めに受診して原因を調べてみることをおすすめします。

お産の予行練習「前駆陣痛」気持ちに余裕を

早く赤ちゃんに会いたい、早く出産したい、そう思っている妊婦さんは「前駆陣痛」に敏感なはずです。ちょっとしたおなかの張りや、激しい胎動にも、もしかして陣痛…と思ってしまいがち。でも、どんなに考えても、生まれる時には赤ちゃんのタイミングでやってきますので安心してください。
私も、早く会いたくて会いたくて、2回もフライングで病院に駆け込みました。
もちろん病院に行って先生に診断してもらうのがいちばん安心しますが、その分受診料もかかるので、落ち着いて自己判断できるものは様子を見て自分で判断することも必要だと思います。
とはいえ、心配なものは心配でずっと気にかけている方が体によくないので、思い切ってすぐに受診することも大事です。私の通院していた病院は毎回「少しでも気になったらすぐに電話してください、夜中でも構いませんので」と言われていました。
特に初産婦さんは不安と期待でいっぱいだと思いますが、前駆陣痛が始まった時はおなかの中の赤ちゃんの予行練習だと思って、ゆったりとした気持ちで「いつでもおいで~」と前駆陣痛を乗り切ってください。