子ども2人のお風呂、どうしてる?段取り良くすませる入浴の流れとポイント

ママひとりで2人の子どもをお風呂に入れるのは、けっこうな重労働。万が一でも事故が起きないよう、目配り気配りが欠かせない気の張る作業の一つです。いったい、どんな手順で入浴させればいいのか、どんなポイントに気をつければいいのか悩んでしまいますよね。2人入浴に奮闘しているママ、2人目を妊娠中のプレママの疑問にお答えします!

入浴は流れのイメージトレーニングとグッズの助けで乗り切る

お風呂は楽しい時間であると同時に、溺れたり転倒したりを防ぐ気の抜けない時間でもあります。家族の手を借りられるならば、何人かで作業をすることがいちばんですが、実際はなかなかそうもいきません。

お風呂に入れ始めてから、あれが足りない、これが欲しい!となったら、裸であたふたすることになります。子どもから目を離す機会も増えてしまうので、あらかじめどんな手順で入れるのかシミュレーションし、どのタイミングでどんな準備をしておけばいいのか、確認しておくと安心ですね。

ここでは
【1】子ども2人を同時に浴室に迎える方法と、
【2】ひとりずつ入れる方法
(ひとりは別の部屋で待機)
の2通りの流れをご紹介していきます。
お風呂で使えるグッズや、少しだけ入浴を楽にするアイデアも後ろの方でご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。



【1】子ども2人を同時に入れる手順

2人を同時に入れるときは、上の子→下の子の順番に洗うことが多いようです。

でも、2人の子どもをお風呂に入れるのは、決まった手順があるわけではありません。月齢や年齢によって子どもができることも変わってくるので、子どもたちの反応を見ながら、自分流にアレンジしてみてくださいね。

1.浴室、脱衣場を準備する

お風呂のお湯張りや用具の準備をします。子どもや赤ちゃんは代謝が活発なので、できればシャワーだけでなくお湯につけてあげたいですね。湯温は夏場は38度、冬場は40度が理想なのだそうです。待ち時間に子どもがおもちゃ遊びをするなら、汚れや破損がないかもチェックしておきましょう。

冬場は浴室・脱衣場の室温の管理も忘れずに。暖房などを使って浴室のドアを開け、ふたつの空間を同時に暖めておくと快適です。

2.着替え、体拭きの用意を

湯上りの後の着替えとタオルなどの体拭きを用意します。高いところに置いておくときは、用意したものが落ちて子どもの顔にかからないようにしっかりセットしておきましょう。

タオルは一般的なもので問題ないですが、吸水性の高いものやポンチョなどの機能性を重視すると便利。ママがさっと羽織れるものがあれば、湯ざめや脱衣場を水で濡らしてしまうことも防げます。 出典: http://www.amazon.co.jp/dp/B008DBFGKM/
【Little Giraffe リトルジラフ Luxe フードタオル】
¥ 7,190
極上の手触りで子どもを包み込むフードタオル。ふわふわな柔らかさは、待っている間も安心できるはず。

3.下の子の待機態勢を整える

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【ねんねの時期】
床の上にマットかシートを敷き、沐浴のときと同じように赤ちゃん用の着替えをセッティング。着替えのうえにバスタオルを広げて、湯上りにすぐ体をふけるように準備します。その上に赤ちゃんを寝かせます。

寝返りがうてるようになったら、気をつけたいのが洗濯機や洗面台の下のスペースです。赤ちゃんの頭がちょうど入り込んでしまうくらいの隙間なのです。ぶつけるだけならまだしも、挟みこんだら重大な事故につながります。周りをガードして事故防止を。

【ファルスカベッドインベッド フレックス】
添い寝からおすわりまでをサポートするベッドインベッド。
転げ落ち防止にベルトがついて、上部を立ち上げれば背もたれつきのチェアに変身します。 【お座りができる頃】
バスタオルをセットするまでは同じです。脱衣場で待機する場合は、授乳クッションかバンボなどで転倒しないように固定しましょう。

お座りができれば、浴室内で待機することもできます。この場合活躍するのがバスチェア。上の子が洗い終わるまでは洋服を着たまま座らせておくと体を冷やすこともありません。

【アップリカバスチェア 赤ちゃんの気持ち】
背もたれがリクライニングして、ねんねの時期からお座り間で使えるバスチェアです。
股の部分にはくるくる回る仕掛けがついていて、赤ちゃんの気を引く工夫がされています。
専用のシートがついているので、裸で寝かせてもひんやりしないのがうれしいですね。 【つかまり立ちができるようになったら】
たっちができるようになれば、2人とも裸にして一緒に入れることができます。湯船のヘリに置いておけるおもちゃがあれば、その場でじっとしていてくれることも多いはず。嫌がらなければバスチェアを使うとママも楽ちんです。

4.上の子の体を洗う

先に上の子の体を洗います。下の子が待っているので手早くが鉄則。自分でなにかをしたがるときは、頭にシャンプーを泡立て、子どもに髪を洗ってもらいましょう。その間に、ママが子どもの体を洗い流します。頭の仕上げも忘れずに。

ぜんぶ自分でやりたがることもあります。その時期は、下の子を先に洗うことを優先してもいいかもしれません。

5.上の子は入浴、下の子を洗う【ママシャワーチャンス】

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上の子の体を洗い流したら、湯船に入れます。上の子が滑らないように注意をしながら、下の子の衣服を脱がせて洗いましょう。このときお湯張りの量を少なくすると、滑って転んでも溺れる心配を減らすことができます。
とはいえ、たとえ5cmの深さの水でも溺れることがあるので、注意が必要です。目が向けられないときは歌を歌わせたり、声をかけたりして異変がないか確認するようにしてくださいね。

また、下の子にはバスマットやバスチェアを用意しておきましょう。いざというときに手を離すことができます。

下の子のご機嫌がいいようなら、迎え入れる前にママの体を洗ってしまうチャンスでもあります。上の子が飽きないように、おもちゃなどを用意しておくといいですね。

リッチェル ひんやりしないおふろマットR】【
発泡素材でほんのり温かい肌触り。水切れがよく、赤ちゃんにぴったりの形状なので使い勝手も抜群です。

6.湯船につかる

下の子を洗い終わったら、みんなで一緒に湯船へ。お湯の温度や量を確かめながら、上の子が冷えすぎてないかみてあげましょう。ふたりで座って待てるようになったら、ママはお湯には一緒につからず自分の体や頭を洗ってもよいですね。

7.下の子を先にあげる

上の子は湯船に残したまま、下の子を先にあげて着替えまで済ませます。

使っていたおもちゃなどがあれば、上の子に「そろそろお風呂は終わりだから、おもちゃをしまおうね」と声掛けを。ママの後始末がグンと楽になるのはもちろん、自分のやるべき仕事があれば、上の子もひとりで待っていることがそんなに苦ではなくなるはずです。

ひとりで残すのが心配なときは、下の子をタオルで包んだら上の子をあげてしまってもよいでしょう。その場合、脱衣場の足ふきマットは大判なものを準備しておくと余裕ができます。

8.上の子をあげて着替えを済ませる

おもちゃのかたづけがある程度済んだら、上の子をあげて入浴終了です。
子どもの着替えを済ませ、湯船に蓋をしたりお風呂の汚れをさっと流す作業を手早く終わらせます。

ここで冬場向けの情報をひとつ。換気扇をつけると足元に空気が流れ、背の低い子どもに冷たい風が当たることがありますので、気にかけてあげてくださいね。

9.お風呂上がりのケア

クリームを塗ったり、水分補給を忘れずに。とくに上の子はいちばん長くお湯につかっています。お風呂に入っている間にも、のぼせて具合が悪くなっていないか変化を見逃さないように心がけましょう。

【2】子ども2人を別々に入れる手順

ひとりをお風呂に入れている間、もうひとりがリビングなど別の場所で待機している入浴の流れもあります。

下の子がねんねをしている間に上の子をお風呂に入れてしまったり、上の子が好きなテレビ番組を見る時間に合わせたり、生活のリズムがだいたい決まっているときに取り入れやすい方法です。

1.待っている子がいる部屋をチェック

目を離しているすきに危ないことが起きないか、お部屋の中をチェックしましょう。

●下の子をベッドなどに寝かせるときは落下防止策をしっかりと。
●玄関や窓のカギに手が届くようなら、開けられないように柵をつけたりストッパーを取り付けて。
●インターホンが鳴ると、ドアを開けたり台を使って見ようとしたりします。音を消すのもひとつの方法。

家の中の安全対策を取られているご家庭は多いと思いますが、子ども目線でもう一度チェックしてみてください。

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離れている赤ちゃんの声を光と音で知らせてくれます。
お風呂以外の場所にも使えるから、ひとつあると安心。

2.待っている子の気を紛らわせるアイテムを準備

テレビ番組やDVD、おもちゃなどを準備しておきましょう。動き回って遊ぶものより、じっと動かずできるものがベスト。塗り絵やお絵かきなどもママの心配を減らしてくれる遊びです。

3.子どもとママの着替えをセット

脱衣場にママと子ども2人分の着替え、体拭きを用意することを忘れずに。入れることに気を取られて、湯あがりの後を忘れてしまうことはよくあるものです。前の日の入浴後や洗い終わった洗濯ものをしまうときに、お風呂セットを近くに準備しておくと手間が省けますよ。

4.お風呂上がりのケア用品も忘れず確認

お風呂から上がった子用の飲み物を準備しておきましょう。テーブルの上などさっと渡せるところに置いておくと、のどが渇いたとぐずることも、ママが裸のままキッチンでうろうろすることもなくなります。

5.先発隊の入浴開始

待っている子の体制を整えたら、先に入る子どもとの入浴スタートです。子どもたちの様子を見ながら、ママの体を洗うか決めましょう。どうしでもぐずって待てないときは、2人とも一緒に入れる方法に切り替えて。臨機応変に対応できるよう、心づもりをしておくことも大切です。

6.湯船につかって温まる

ママも一緒に入ることができるときは、普段なかなかとれないママと子、2人きりの時間を楽しんで。とくに上の子は、さみしさを我慢していることがあるはずです。ゆったりとすることができないかもしれませんが、ママとのスキンシップは子どもにとってきっと癒しになります。早く早くと急いてしまう気持ちはぐっと抑えて、やさしく洗い流してみましょう。

7.先に入った子をあげて着替えを済ませる

お湯からあげたら、着替えを終わらせます。夏場の湯上りはシャツ1枚でも良いかもしれません。湯上りのケアをしたら、ママはバスタイムの第二ラウンドに備えましょう。

8.あとから入る子のお迎え&入浴

お部屋の状態をもう一度見直したら、次の子の入浴に取り掛かります。お風呂の中に子どもが待っているわけではないので、ここはそれぞれのタイミングで調整してください。待っていた子がぐずっていたり、お風呂終わりで疲れて眠くなっていたら時間をおいてみましょうね。



お風呂が楽になるマル秘テク!

1.ひとりでお着替えしやすいパジャマを用意する

お着替えがまだひとりでスムーズにいかないときは、お着替え練習パジャマを用意してみてはいかがでしょうか。子どもの自分でやってみたいという気持ちを満足させながら、ママの手もあきやすいのでオススメです。ボタンの色とボタンホールの色が一緒だったり、子どもが左右を確認しやすいデザインだったりと、ひとりでできる仕掛けが頼りになりますよ。

【アンパンマンの半袖お着替え練習パジャマ】
こちらはアンパンマンの絵柄がかわいらしいデザイン。
ほかにもいろいろなキャラクターやデザインのものが売られているので、お着替え練習パジャマで探してみてくださいね。

2.バスチェアを使い服を着たまま浴室内で待つ

同時に入れる手順の中でも触れていますが、お風呂の外で待機させるのがどうしても心配な時は、洋服を着たままバスチェアに座らせて、浴室内で待機させる方法もあります。服を着たままなので体を冷やす心配はありませんし、これから洗濯する服なら、濡れてもさほど気になりません。

3.浴槽には滑り止め防止のシールを貼って

子どもだけでお湯につかっているときに怖いのが、滑っておぼれてしまうことです。浴槽内に設置できる滑り止めマットを使用すると、その心配は軽減されます。何箇所かに分けて張るタイプや、全面に敷き詰めるタイプ、吸盤が付いているものなどさまざまな種類が売られています。子ども用品で見つからないときは、介護用品として取り扱っている場合もあります。

でも、滑り止めを使っても万全ではないので、目配りは忘れないでくださいね。

【munchkin マンチキン おふろすべり止めマット】
お風呂の底に敷いて使うマット。使わないときは取り外すことができます。

4.疲れてるときは泡ぶろで一挙に済ませる!

今日は疲れてしまって2人入れる元気がないな、というときは泡ぶろにするのがオススメです。泡ぶろなら、2人一緒にお湯につかりながら洗髪や体洗いが済んでしまうのです。泡をたっぷり作るには、お湯をためる前に浴槽内へ泡ぶろ専用の入浴剤を入れるのがコツ。蛇口やシャワーからのお湯が直接かかるようにすると、プクプクと泡立ちます。

わしゃわしゃと念入りにこすらなくても大丈夫。たまにはこんな入浴方法もいいと思いませんか? 

ただし、子どもの肌トラブルがあるときは使用に注意をしてください。また、泡ぶろは浴槽がすべりやすくなりますので、子どもからは目を離さないようにしましょう。

アンパンマン あわ入浴剤ボトルタイプ
香りや泡立ちはレビューなどを参考にして、好みに合いそうなものをチョイスしてくださいね。

5.子どもだけ洗えればママは服を着たままでもOK

ママは子どものお世話をすればいいので、一緒に裸にならなくてはいけないわけではありません。子供を寝かしつけた後にゆっくりお湯につかりたい…。そんなときは、ママは服を着たまま子どもだけ入浴すれば良いのです。下の子がねんねのころはベビーバスとの併用でもいいかもしれません。

子どもの頭と体を洗うから、濡れてもいい格好で。1日に何度も入浴することも、「せっかく裸になったのに、結局自分は洗うことができなかった」とがっかりすることも、きっと減るはずですよ。

6.子どもだけで湯船に入るときは背中合わせで

下の子がお座りができるようになって、子ども二人だけでお湯につかるときは、背中合わせで座らせるのと事故抑止につながります。これならどちらかが立ち上がって転んでしまった時も、道づれで転ぶ危険は低くなりますね。

さっぱり、気持ちよく。そしてときには手抜きもOK!

汗っかきな子、あせもができやすい子、日焼けで肌が弱っている子…。夏場は肌トラブルが起きやすい時期なので、汚れは毎日洗い流し、子どもの体をいたわってあげたいものです。

でも、お風呂に入れるだけでママは汗だく、グッと疲れが増してしまうのも事実。できればシャワーで済ませたいのが本音かもしれません。ですから、ときにはシャワーだけで済ませてもいいのではないでしょうか。

お風呂は修行の場ではなく癒しの空間。ママの負担を少しずつ軽くしながら、快適なバスタイムをすごしてくださいね!