ミルクパンはマルチパン!離乳食からお湯のあたためまで賢くエコに♪

ミルクパンは離乳食に大活躍!離乳食以外にも、少人数用の料理や単にお湯を沸かしたりなど、なんでも使えるミルクパンは日本の雪平鍋に似た万能なお鍋です。お鍋の材質からじっくりミルクパン選びを研究して、ご家庭でも活用してみてはいかがでしょう。

ミルクパンって?

ミルクパンは、西洋料理でつかわれている小ぶりなミルクを温めるのに適した片手鍋。
日本では、煮物などの万能鍋として雪平鍋がベーシックですが、ミルクパンも西洋ではミルクティーなどにも用いられる万能鍋です。

最近では、小ぶりで温めや煮るのに適していることから、離乳食用として多用されています。可愛らしいデザインのものも増え、一人暮らし用のお鍋としても重宝。
ミルクパン、ちょっと気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は、ミルクパンの使い道と選び方をご紹介します!



お鍋の材質について知っておこう

ミルクパンを選ぶ前に知っておきたいのが、お鍋の材質。
各メーカー、ミルクパンとしてつかいやすい材質でつくっていることはもちろんと思いますが、その材質でどのような特性があるのか知っておくとお鍋選びのポイントになります。

お鍋の材質別のメリット・デメリット

●アルミ…熱伝導性に優れており、材質が軽いので使いやすいお鍋です。デメリットは酸、アルカリ、塩に弱いこと。また、やわらかく、傷がつきやすい材質です。電磁調理器では使えません。

●ステンレス…さびにくく丈夫で長持ち。デメリットは、熱伝導が悪く、重いこと。

●ホーロー…酸、アルカリ、塩に強く、衛生的で電磁調理器に使えます。しかし、表面はガラス質なので衝撃に弱く、急激な温度変化に弱く炒め物には不向きです。

●耐熱ガラス…酸、アルカリ、塩に強く、衛生的でにおいが残りません。デメリットとしては、急な衝撃に弱く、耐熱温度に限界があることです。

●銅…銅製のお鍋はプロも愛用する材質。熱伝導性にすぐれています。しかし、お手入れが大変。お手入れを怠ると黒ずんできます。10円玉と同じですよね。

アルミニウムがアルツハイマー病の原因になっているという情報もありますが、一般家庭でのお鍋の使用レベルでは特に気にしなくとも良いようです。
しかし、アルミは酸やアルカリに弱く、使用している中でアルミニウムが溶けだすため、特性を知っておき、ジャムをつくったり、お酢をつかう料理には不向きであることを覚えておきましょう。

また、日本でおなじみの雪平鍋はアルミ製が多く、多くの家庭で愛用されています。ティファールも芯はアルミになっており、アルミをフッ素樹脂加工している多重構造。今現在ではアルミでもステンレスでも多重構造になっているお鍋が、お値段が高くなる傾向にあるようです。

ステンレス製のお鍋がわりと多く流通していますが、ステンレス製のお鍋は鉄、クロム、ニッケルの合金となり、それらが溶出する可能性があります。そして、お味噌汁などを温めるときによくかき混ぜながら温めないと、「噴き上がり現象」による事故が多発しているようです。
これらのお鍋の材質を知っておくと、使用目的に沿ってミルクパンを選ぶときにひとつのめやすになりそうですね!

アルミ鍋を使っていると認知症になる?/京都府ホームページ
こちらのサイトを参照させていただきました。

離乳食や煮沸消毒…とっても便利なミルクパンの使い道

離乳食用として

小さくて使い勝手のよいミルクパンは、離乳食づくりにぴったり。すぐに温められますし、一人分をつくるのに最適です。

赤ちゃんが使うものなら、ホーローか耐熱ガラスがおすすめ。衛生的ですし、においがうつりにくい点がポイント。どちらも衝撃には弱く、デメリットがありますが離乳食づくりにはさほど影響がないと言えるでしょう。

煮沸消毒用として

赤ちゃんの哺乳瓶などを煮沸するのにもよさそうです。ちょっとした小物の消毒にミルクパンがピッタリ。
いつもの調理用お鍋だと大きすぎたり、ニオイが残りそうなので、煮沸消毒用もホーローや耐熱ガラスが衛生的でおすすめです。

やかんの代わりに

やかんでお湯を沸かす代わりに、ぜひ代用して欲しいのがミルクパン。やかんの注ぎ口がお掃除できなくて困った経験はありませんか?ミルクパンなら、お掃除も楽々です。ミルクティーやチャイを自宅で楽しむ方には必需品ですよね!
チャイやミルクティーもとお考えなら、ステンレス製がいいかもしれません。ホーローはデザイン性に優れたものも多く、お湯を沸かす程度であれば、お鍋の材質のメリット、デメリットと好みのデザインを天秤にかけて自分の好きな物をチョイスするといいですね。

少人数用のお料理に

小さな子どもがいると、辛いキムチ鍋やピリッとした煮物はなかなかできないもの。子どもの分だけ調理の段階で取り分けてつかうのにもミルクパンが大活躍!
お父さんの夜食用ラーメンをつくるのにもいいですね!こちらも、家族のだれがどんなものを調理する機会が多いのかによって、お鍋の材質を考えるといいでしょう。



ミルクパンの選び方

大きさと用途、自宅の設備を考えてみよう

お鍋の熱伝導性、メリット・デメリットなどについては、先に記載したとおりです。
その他の選ぶポイントとしては、以下のとおりですので、参考にしてみてください。

<ミルクパンを選ぶポイント>
・自宅の設備がガスかIHか
・大きさ
・ミルクパンの持ち手(金属・プラスチック)
・目盛りの有無

大きさは十分検討した方がベターです。離乳食用として購入した後、家族の一人分用などで使いたいという場合は、直径15~16cmほどがおすすめ。12~14cmもよく見かけますが、750ml程度しか容量がないため、小さすぎるかもしれません。
持ち手が鍋と直結していて金属の場合だと、劣化したり持ち手が取れることが少ない半面、ミトンなどを使用しなければいけないというデメリットも。目盛り入りだと、計量の手間が省けて便利です。

また、日本製か、外国製かという点も重視される場合は、しっかり目を通しておきたいですよね。今では、インターネットで安価でも日本製で売られているものがたくさんあります。

どれを選ぶ?おすすめミルクパン

ステンレス製目盛り付きミルクパン

タケコシ 18-8 ミルクパン(目盛付)12cm 900cc ワイヤーハンドル
持ち手が金属なので、ミトンが必要ですが、目盛りがついておりステンレス製でデザインもシンプル。とりあえず一つもっておきたい方におすすめです。

ステンレス製IH対応雪平鍋

IH対応 ステンレス雪平鍋 16cm YH9750
雪平鍋ですが、ミルクパンとして活躍してくれそうなサイズとつくり。両方に注ぎ口がついておりIHにも対応しているすぐれものです。日本製なのもいいですよね。

ホーロー製ミルクパン

富士ホーロー エトル ミルクパン14cm ホワイト EE-14MW
ホーローを選びたい方へおすすめ。シンプルで飽きのこないデザインですので、長く使えそうです。

銅製ミルクパン

アサヒ 純銅製 ミルクパン CNE-309
銅製のミルクパンが珍しいので、載せてみました。鉄なべのお手入れよりも大変なので、お鍋を使い込んで楽しみたい方へおすすめです。

お鍋の季節は、小分けできるミルクパンが活躍しそう

寒い季節はお鍋の出番が多くなりますよね。
家族みんなで囲むお鍋も楽しいですが、子どもの味付けに物足りないパパやママも多いのではないでしょうか。そんな時は、子どもの分だけ、もしくは大人の分だけとりわけて、キムチ鍋などをしてみてもいいかもしれません!

また、本来の使い方通りに、ミルクパンでミルクティーやチャイを楽しむのもいいですよね。ちょっとだけお湯をわかすのにもとても重宝しますよ。ぜひご家庭でもミルクパンを使ってみてくださいね!