妊娠の安定期はいつからいつまで?安定期でも注意したい行動とは

妊娠がわかって嬉しさと不安の中、つわりなどを乗り越えてやってくる安定期。安定期とはいつからいつまでのことをいうのでしょうか?安定期に気をつけることとは?妊娠生活を楽しむために安定期にどのように過ごしたらよいのかをお伝えしていきます。

妊娠の安定期はいつからいつまでなの?

妊娠中期の5ヶ月~7ヶ月(妊娠16週~28週)のこと

安定期は、妊娠中期の5ヶ月~7ヶ月(妊娠16週~28週)のことです。
辛かったつわりの症状が治まって食欲が出たり、頭痛やだるさ、眠気などもなくなって心身ともに安定してきます。流産の心配もほとんどなくなり、妊娠期間を楽しめる時期です。



安定期とはどういうこと?

安定期とは、つわりや眠気、倦怠感などが治まる時期を言うので、人によって安定期に入る期間は様々です。2割くらいの方はずっとつわりが続くなど、安定期がない場合もあります。

赤ちゃんの状況

■5ヶ月
臓器のほとんどが出来上がり、心臓が4つにわかれているのがエコーでわかるようになります。体の向きを自分で変えることができたり、口や指も動かせるんです。重さは約240g、大きさは約24cm。
■6ヶ月
髪の毛が多くなり、まつ毛や眉毛も。性別がわかるようになるのもこの頃です。まだ細いですが、少しずつ皮下脂肪がつきはじめます。重さは約600g、大きさは約30cm。
■7ヶ月
鼻の穴が開通し、味覚も発達。毛細血管が出来てくるので顔には赤みがさし、聴覚もほぼ完成し、声も聞こえるようになります。どんどん新生児に近づいていき、目も見えるようになってまぶたを開けたり閉めたりすることもできるんです。

母体の状況

■5ヶ月
お腹の膨らみが目立つようになります。胎盤はほとんど完成し、早い人では胎動を感じ始めます。子宮は大人の頭ぐらいの大きさです。
■6ヶ月
赤ちゃんが活発に動くようになるので、ほとんどのママが胎動を感じるようになり、ますますお腹に赤ちゃんがいるという実感がわきます。乳房がさらに大きくなりはじめ、乳腺の発達で乳房を触ると黄色っぽい乳汁が出ることも。子宮底長は18cm~21cm。
■7ヶ月
子宮が大きくることで、色々なところに圧迫の影響が出てきます。腸を圧迫することによる便秘や、胃を圧迫して胸がつかえたように感じたり、血管を圧迫してふくらはぎや太ももに静脈瘤ができることもあるので注意が必要です。腰痛が出てきたり、仰向けの体勢が苦しくなるのもこの頃から。子宮底長は22cm~26cm。

安定期だからといってこんな行動はNG

安定期に入って流産の可能性が少なくなったからといって、気をつけることは妊娠中は基本的に変わりません。重いものを持ったりせず、体を冷やさないようにしましょう。

食べ過ぎる

つわりから解放されて、食欲が出てくる安定期。この時にどんどん食べてしまうと、体重は増えすぎてしまいます。この時期に増えすぎると体重管理が難しくなってしまい、体重増加や塩分の取りすぎによる妊娠高血圧症候群になってしまう可能性もあります。食べ過ぎを防止するために、お腹が減ったら野菜スティックを食べるなどの工夫をしていきましょう。

長風呂やサウナ

この頃は血流が多くなります。高温での長風呂やサウナは、めまいや転倒の恐れもあるのでやめておきましょう。長風呂が大好きというママは、お湯の温度を低めにして肩までつからないくらいの湯量にして入ってくださいね。

不安定な靴を履く

安定期になるとお腹が大きくなるので自分の足元が見えなくなってきます。妊娠中は安定期に限らず不安定な靴は履かない方がいいのですが、お腹が大きくなったらバランスも取りにくいので、歩きやすい靴をはくようにしてくださいね。



安定期のおすすめの過ごし方

おでかけや旅行を楽しむ

出産したらしばらくはおでかけや旅行に行けなくなるので、安定期に楽しんでおくママは多いようです。あまり長距離の移動はおすすめできませんが、病院と相談しながら移動に負担のかからない距離と無理のないスケジュールでおでかけを楽しみましょう。
お腹が張ったり、ちょっと疲れたなと思ったら休憩をしてください。おでかけや旅行の時には母子手帳と健康保険証を忘れずに。

軽めの運動をする

安定期の運動は、医師に相談してからするようにしましょう。ウォーキングは気軽にできるのでおすすめです。スニーカーなどの歩きやすい靴で30分程度歩くと、体重増加の防止や血行をよくしてむくみや肩こりの改善が期待できます。水分補給を忘れないようにし、お腹が張ったり疲れたりしたら休むようにしてください。
他にもマタニティビクスやマタニティスイミング、マタニティヨガなどもあるので、自分が楽しめてストレス解消になりそうな運動をしてみてくださいね。

ショッピングを楽しむ

お腹の赤ちゃんの性別がわかってきたら、赤ちゃん用品を準備するのも楽しみのひとつですね。ショッピングの際はお腹をぶつけたりすることのないように、人ごみを避けて歩きやすい靴で行くようにしましょう。また、疲れたら休むようにして、重いものも持たないようにしてくださいね。

完全に安心できるわけではないので無理は禁物

今まで辛いつわりなどで出来なかったおでかけができるようになったり、食べられなかった食事がおいしく食べられるようになったりと、安定期は妊娠生活を楽しめる期間ですね。
しかし、安定期だからといってもお腹で赤ちゃんを育てている大事な時なので、無理せずにリラックスして過ごすようにしましょう。