新生児の顔に湿疹ができて心配!この湿疹はどうしたらいい?

もちもち、すべすべでとても触り心地のいい赤ちゃんの肌。でも、そんな赤ちゃんの肌に原因不明の湿疹が!新生児の湿疹にはどのような原因があるのでしょうか。また、その対処法は?新生児の湿疹についてまとめました。

新生児の顔に湿疹ができて心配

生まれたての赤ちゃんの肌を触ったとき、「この世にこんなにすべすべなものがあったのか!」と感動したという方も多くいらっしゃることでしょう。

しかし、そう思ったのも束の間、赤ちゃんの肌に表れる赤色のブツブツやカサカサ…。突然こうなってしまったら、生まれたての赤ちゃんにもスキンケアが必要なの?この湿疹は何?と困惑してしまいますよね。

実は、生まれたての赤ちゃんの顔に湿疹ができるのはよくあることなんです。ただし、その原因や対処法はさまざま。今回は、赤ちゃんの湿疹の原因別に、対処法などを解説します。



この湿疹は何?

赤ちゃんの肌に表れる湿疹には、主に以下のようなものがあります。

新生児ニキビ

生まれたての赤ちゃんにニキビ?と驚かれた方も多いでしょう。実は、生まれたての赤ちゃんはお母さんから受け継いだ女性ホルモンの影響で、一時的にニキビができやすい体質になっているのです。

思春期にできるようなニキビと似たような見た目で、おでこやほっぺたなど、皮脂の分泌が多い場所に表れます。悪化すると、顔全体に赤く広がってしまうこともあります。

乳児脂漏性湿疹

こちらも、お母さんから受け継いだ女性ホルモンが影響してできやすくなっている湿疹のひとつです。かゆみはほとんどありません。

顔面や髪の生え際などに多く見られ、黄色いかさぶたのような見た目をしています。また、フケのように細かく見えることもあります。初期はこのようにカサカサとした見た目ですが、患部が炎症を起こすと赤く腫れてしまったり、じゅくじゅくしてしまうこともあります。

あせも

あせもは、寝ていることしかできない新生児に多く見られる症状です。暑い季節だけでなくとも、布団の着せすぎや衣服の着せすぎが原因で起こることもあります。

症状としては、汗をかきやすい背中や首周り、おしりなどにかゆみを伴うボツボツが発生するというのが特徴です。ボツボツの色は、新生児の場合は白っぽい色をしており、年齢を重ねると赤っぽいボツボツに変化します。

痒いからといって患部を引っ掻いてしまうと、黄色ブドウ球菌に感染して「とびひ」の状態になってしまうため注意が必要です。

アトピー性皮膚炎

顔面や頭部などに、強いかゆみを伴う赤い湿疹が表れます。見た目は乳児脂漏性湿疹と似たような症状です。ただし、乳児脂漏性湿疹とは違い、何度も繰り返すことが多い症状です。

アトピー性皮膚炎の原因について、明確なことはわかっていませんが、アトピー因子というかゆみを引き起こしやすい体質にアレルゲンが影響して起こるものではないかと考えられています。動物の毛やホコリ、ストレスなど、アレルゲンは様々なものがあるため、十分な経過観察が必要です。

食物アレルギーによる湿疹

食べ物に何らかのアレルギーがある場合、食物アレルギーによる湿疹の可能性もあります。食物アレルギーによる湿疹の場合、口の周りや口の中に赤いブツブツができます。

特定の食べ物に対するアレルギーは胎児の頃から形成されると言われており、何らかのアレルギーがある場合は生後間もない時期から症状が表れることも少なくありません。

心配な場合は、生後半年頃からアレルギー検査を受けることもできますので、そちらも検討してみてくださいね。

どうして湿疹ができるの?

生まれたての赤ちゃんは、お母さんから受け継いだ女性ホルモンの影響で、皮脂が過剰分泌されやすい状態になっています。しかも、赤ちゃんの肌は大人の肌に比べてとてもデリケート。皮脂の過剰分泌で毛穴が詰まったり、寝具の質が肌に合わなかったりといった少しの刺激や汚れにも敏感な状態なのです。

上記のように、皮脂分泌が原因で起こる湿疹であれば、皮脂の分泌が落ち着いてくる生後3ヶ月頃には自然と治ってしまうことが多いです。生後3ヶ月を過ぎても湿疹を繰り返すことが多い場合は、アレルギー性の湿疹である可能性もありますので、皮膚科や小児科で相談してみるとよいでしょう。



この湿疹はどうしたらいい?

生後3ヶ月頃には自然に治るとはいっても、湿疹は見た目に派手な場合も多く、このままで大丈夫なのか不安になってしまいますよね。赤ちゃんはスヤスヤ眠っているだけなのに、湿疹のせいでぐったりしているように見えたりすることもあるくらいです。

新生児の湿疹を改善するためには、いくつかの方法があります。

患部を清潔にすること

皮脂の過剰分泌がされやすい新生児の場合、まず肌をしっかりと清潔にすることが大切です。もし、沐浴で石鹸を使っていないご家庭の場合は、新生児から使える低刺激のベビーソープを購入することをおすすめします。

赤ちゃんの肌を洗ってあげるときは、たっぷりと泡立てた泡で優しくなでるように洗ってあげるのがコツ。余分な皮脂や汗をしっかり洗ってあげましょう。

また、赤ちゃんが使う寝具やタオルも、毎日取り替えて清潔なものを使用することが大切です。寝具に敷くシーツは、柔らかめのバスタオルなどを使用すると、洗い替えの際も便利でおすすめですよ。

しっかり保湿をすること

赤ちゃんに保湿って必要なの?と思われた方も多いのではないでしょうか。実は、赤ちゃんのスキンケアに保湿は必要不可欠なんです。

とくに、お風呂上がりの赤ちゃんの肌はとてもカサカサしています。肌が乾燥すると、肌のバリア機能も弱まってしまうので、しっかりと保湿して皮膚を保護してあげることが大切なのです。

こまめに保湿をするのが大変な場合は、お風呂上がりだけでも赤ちゃん用の乳液やローションを使って保湿してあげてくださいね。

症状がひどいなら医師の診断を受けましょう

新生児の頃によく見られる湿疹は、様々な原因があるため、アレルギー性のものか一過性のものか区別がつきづらいと言われています。

そのため、赤ちゃんに湿疹ができたら、まずは肌を清潔に保つことと、保湿をして皮膚を保護してあげることが先決。皮脂の過剰分泌による湿疹だった場合は、その対処を続けることでだんだんと改善されていきますよ。

もしその後も症状が良くならなかったり、悪化するようであれば、皮膚科や小児科で相談を。1ヶ月検診がまだという場合であれば、その際に相談してみることもおすすめです。

赤ちゃんの湿疹自体はよくあることなので、あまり心配しすぎなくても大丈夫。赤ちゃんの肌の状態を観察しながら、上手に対処していきましょう!

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