東尾理子さんが経験した不妊治療や人工授精ってどんなもの?

プロゴルファーであり、バラエティー番組にも出演されている健康的な笑顔の東尾理子さん。俳優の石田純一さんと結婚され、2012年に第一子の理汰郎くんを出産、2016年2月現在は第二子を妊娠中です。妊娠に至るまでの不妊治療の中で彼女は常に明るく前向きでした。多くの女性の励みにもなっている彼女の原動力はどこにあるのでしょうか。

東尾理子さんってどんな人?

「不妊」じゃなくて、TGP 私の妊活日記
※価格は2016年2月15日現在のものです 幼少期からゴルフ一筋で生きてきたという東尾理子さん。34歳で結婚されたのですが、なかなか子どもを授かることができず、検査のために婦人科を受診したことが不妊治療の始まりだったと言います。

公表することをためらう人も多い中、しかも芸能人という何かと詮索される立場でありながら、不妊治療中であることを堂々と告白されたことで女性のみならず世間から注目を浴びましたよね。

ここでは東尾理子さんが具体的にどんな治療で、どういった姿勢で取り組まれたのかをご紹介していきたいと思います。

東尾理子さんが取り組まれた不妊治療とは?

東尾理子さんは第一子である理汰郎くんを妊娠するまでに、タイミング法を8回、人口受精を6回、そして体外受精を3回という段階を踏み懐妊に至っています。それぞれどういった治療法なんでしょうか。

タイミング法と排卵誘発剤とは?

タイミング法とは排卵を予測し、その時期に性交渉を行うよう指導される治療法です。

卵子が受精できるのは排卵後24時間、一方で射精後の精子の受精能力は3日間です。つまり、予測される排卵日の2日前から当日に夫婦生活をもつことで、精子と卵子が受精する確率が高められるというわけですね。

排卵日の予測には基礎体温をつけることが一般的です。でも、ばらつきもあるので自分で判断するのは難しいかもしれません。また、生理が不順の人は正確なデータが出ないこともあります。そのような場合は病院でホルモン検査や超音波検査によって調べたりします。

自然排卵に対し、排卵誘発剤を使用して計画的に排卵を起こす誘発排卵という手段もあります。排卵誘発剤は卵胞の働きを助け排卵を促します。種類はさまざまですが、大きく分けて内服薬と注射の2通りとなります。

東尾理子さんは自然排卵と誘発排卵あわせて8回のタイミング法を行いましたが妊娠に至らず、人口受精、体外受精へとステップアップしていきます。

人工授精とは?

人工授精とは、カテーテルと呼ばれる細いチューブを使って女性の子宮に選別された能動精子を直接注入する方法です。施術後2週間ほどで妊娠検査薬を使用したり、生理の有無を確認することで妊娠判定を行います。

場合によっては排卵誘発剤を用いたり、施術後に着床の働きを促す薬を投与することもあります。従って何度も通院しなくてはならず、時間的な制約も大きいといえます。

当時の東尾理子さんはゴルフトーナメントの真っ最中。トレーニングや試合をこなしながら不妊治療にも取り組まれていたそうです。パワフルですよね!

治療の結果をただ待つだけの生活ではなく、何かに没頭していた方がかえって心健やかに過ごせるのかもしれませんね。

体外受精とは?

東尾理子さんは人口受精を6回試みましたが、着床に至らなかったため体外受精に踏み切りました。

体外受精とは、文字通り体外で受精を行い受精卵を培養した後、子宮内に戻す治療法です。人工授精と同様に男性から精子を採取し、女性からは卵子を採卵します。

採卵の一般的な方法としては、膣内に直接器具を挿入して採取するというものです。麻酔を使用するため体への負担も大きいといえます。

また高度生殖医療にあたるため、保険の適用外になります。身体的、経済的な負担の大きい治療法とも言えるんですね。

精神的負担

1回の治療でうまくいくとは限らないのが不妊治療です。長期的な通院と重なる施術、そして結果をちゃんと受けとめること。女性ひとりで抱えるには精神的負担が大き過ぎるかもしれません。従って、その意味でも旦那さんの理解と協力が不可欠だといえるでしょう。

東尾理子さんの夫である石田純一さんは非常に協力的だったそうです。毎回病院に付き添ってくれたり、また夫婦間で納得いくまで何度も話し合いをされたそうです。

常に前向きに不妊治療に取り組まれた東尾理子さんですが、旦那さんの存在も大きかったといえますね。

東尾理子さんの不妊治療から妊娠に至るまでの記事

東尾理子さんはオフィシャルブログで不妊治療中であることをカミングアウトし、一躍話題となりました。また妊活の日々を綴った著書「『不妊』じゃなくてTGP」も出版されています。

彼女の言葉はいつだってポジティブ!その姿勢は多くの女性に支持されています。

▼ 東尾理子オフィシャルブログ「Route-R」Powered by Ameba

妊娠に至らなかった時の記事

不妊治療の結果が願っていたものではなかった時、深く落ち込んでしまいそうなものですが、東尾理子さんは一度も涙を流したことがないと語っています。むしろその姿は晴れ晴れしいほど。

「あ~駄目だったか~。まっ、けど、しょうがないな~。人生すべてに理由あり」

「経験したこと、感じたことすべてに意味があり、自分自身にプラスになると、私は信じています」

ゴルフではOBをしようが、池ポチャしようが、気持ちをすぐに切り替えて次の一打に集中しなくてはなりません。そうでないと試合でよい結果を残せませんよね。

その心構えは不妊治療にも通じるのかもしれません。東尾理子さんもゴルフで培った精神力があったからこそ常に前向きに治療に臨むことができたといえるでしょう。

妊娠に至った時の記事

3度目の体外受精を行ってから約1ヶ月後、妊娠検査薬を使ってみたところ、待ち望んでいた陽性反応が出ました。その後病院で妊娠を確認します。

「私は全ての運命を受け入れる覚悟でご報告です」

安定期に入るまでは流産の確率も高く、一般的には公表しないことも多いのですが、東尾理子さんはブログできちんと名言されました。

「私達は結婚してから、子供を授かれたら嬉しいねと努力を重ねて参りました。自分達の中で妊娠が”不”、出来ない事を治療していた意識はありません」

東野理子さんは「不妊」ではなく「TGP」という独自の表現を用いてきました。TGPとは、Trying to Get Pregnantの略で、すなわち、妊娠するために頑張る、という意味だそうです。そうしたこだわりもきっと前向きな気持ちを維持する上で大切なことかもしれませんね。

不妊治療は”明るく前向きに”

東尾理子さんは一貫して明るく前向きに不妊治療に向き合っていました。

もちろん子どもが欲しい気持ちは切実で、毎回の施術にも真剣に取り組まれているのですが、結果に固執していないんですよね。

妊娠に至らずリセットする時も事実を淡々と受け止めるだけ。それ以上でもなければ、それ以下でもない。その捉え方があったからこそ、リラックスした状態で治療に臨めて、そして願っていた結果にもつながったのかもしれませんね。

現在も子授りを望む夫婦たちを応援するための講演会などにも積極的に取り組まれている東尾理子さん。彼女ほどのポジティブシンキングは、なかなか普通の人には難しいかもしれません。

でも彼女の姿に元気をもらったという女性も多いのではないでしょうか。あなたも東尾理子さんの姿を励みに、大切な一打に思いを込めて妊活に向き合ってくださいね。