母乳育児をあきらめない!搾乳器でお悩み解消

皆さん授乳指導では直接おっぱいをあげる方法を習うと思いますが、実際にはうまくいかないこともよくあります。頑張ってみたけれど泣く泣くミルクに切り替えたお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか?でも、ちょっとした手助けで母乳を続けられたら?今回はそんなお役立ちアイテム、搾乳器についてご紹介します。

搾乳器は何のために使うの?

搾乳器を使えば、時間と労力を軽減できる!

産院によっては、手搾りだけを指導しているところもあります。授乳の準備のための前搾りや、少量の場合には手搾りで十分かもしれません。ですが、まとまった量を哺乳瓶に搾りだすのは大変な作業です。

搾乳に1時間、授乳に1時間、哺乳瓶の片づけをしたら次の搾乳まで睡眠時間がない!ということもあります。また手搾りだと、決まった乳管からしか母乳を出せないので、残りの管が詰まってしまい乳腺炎になってしまう場合もあります。
この記事では搾乳器が必要なタイミングや保存方法、選び方、おすすめアイテムをご紹介します。



どんな時に搾乳が必要?

おっぱいトラブルがないと、あまり搾乳器の必要は感じないかもしれません。では、搾乳をするのはどんな時でしょうか?

1.赤ちゃんと別室になった時

生まれた赤ちゃんが特別なケアを必要とする場合、お母さんと離れてNICUに入ったり別の病院に入院することもあります。赤ちゃん自身の哺乳力も弱く、直接の授乳は難しいでしょう。
それでも免疫物質がたくさん入った初乳は飲ませてあげたいものです。哺乳瓶でなら飲める子もいるでしょうし、今は飲むことができない子でも、初乳を冷凍保存して後から飲ませることができます。

2.おっぱいにトラブルがあった時

お母さんの乳頭が平らだったり、へこんでいるために、赤ちゃんが乳首に吸い付くことができず上手におっぱいを吸えない場合。また、赤ちゃんの吸う力が強すぎて乳頭の皮が剥けてしまったり、切れてしまった場合です。

傷口からばい菌が入ることで乳腺炎になると、痛みだけではなく熱が出たり母乳に膿が混じったりします。
乳頭が切れて母乳の中に血が混じってしまっても授乳は問題ありませんが、お母さん自身が痛みで辛くなりますし、母乳に膿が混じってしまうと、授乳を休まなければいけません。

3.仕事や外出のために直接あげられない時

保育園や家族に赤ちゃんを預ける場合、母乳保存パックを使って冷凍しておけば、-18度以下で3週間もちます。
冷凍した母乳をあげるときは、湯せん(熱湯ではなく水に少しずつお湯を足していく)で解凍しミルクと同じように人肌にしてから飲ませます。解凍に時間がかかりますが、決して電子レンジは使わないで下さい。せっかくの母乳の成分が失われてしまう場合があります。

4.乳腺炎予防や授乳をパパに変わってもらいたい時

母乳の量が多くて赤ちゃんが飲んでくれる量では解消されなかったり、授乳時間ではないけれど、いわゆる溜まり乳でガチガチに張ってしまい苦しい場合などの乳腺炎の予防にも使えます。
また、協力的な旦那さんがいらっしゃれば、保存した母乳で休日の授乳を代わってもらい、少しでも休む時間を確保するためにぜひ活用してみて下さい。

搾乳した母乳の保存方法

搾乳してすぐに赤ちゃんにあげる場合は良いのですが、時間をおく場合、雑菌の繁殖に気をつけなくてはいけません。
その日のうちにあげるのであれば、搾乳に使った哺乳瓶のまま冷蔵庫で保存できます。冷凍保存する場合は、専用のパックに移し、空気を抜いて冷凍庫へ保存して下さい。

母乳 フリーザーパック 80ml



手動と電動どちらがおすすめ?搾乳器の選び方

搾乳器には手動と電動があります。どちらにもメリットデメリットがあり、使用する方の好みや相性によってどちらを選ぶかもさまざまです。

手動タイプの搾乳器のメリット、デメリット

◯メリット:価格は3000円ほどからあり、お手頃。部品が少なく、すべて分解して洗浄することが可能なので、お手入れが楽。自分の力加減で強弱を微調整できる。

×デメリット:握る→放すの作業をひたすら続けなくてはいけないので、とにかく手が疲れる。搾乳し終わるまで時間がかかる。

電動タイプの搾乳器のメリット、デメリット

◯メリット:手が疲れない。強弱の加減がボタン一つででき、赤ちゃんが吸うのと同じリズムで搾乳してくれるモードも。
 
×デメリット:手動に比べると価格が高い(1万円以上するものも!)。敏感な子にはモーターの音が気になる。強弱の加減を調整しても自分には合わないこともある。  

使いやすくておっぱいに優しい!おすすめ搾乳器4選

ピジョン

赤ちゃん用品ではおなじみのメーカですね。手動タイプも電動タイプも、常に売れ筋上位にあります。

ピジョン さく乳器 手動
ピジョンの手動搾乳器ではこちらがおすすめです。
にぎりやすいハンドルで吸引の圧力と速さを自由に微調整できるので、ご自分の状態にあわせて搾乳できます。手動でも片手で簡単に搾乳できる手軽さも嬉しいですね。

ピジョン さく乳器 電動
スイッチ一つで簡単に搾乳できる電動搾乳器です。
搾乳のはじめにやさしくおっぱいを刺激する「さく乳準備モード」で、はじめてのママもスムーズに搾乳を始められます。
吸引圧は手元のダイヤルで6段階に調整できるので、搾乳しながら圧を変更するのも簡単です。

medela

スイス生まれのブランドです。
他のメーカーさんに比べるとお値段は張りますが、NICUの赤ちゃんやお母さんのために考えられたサポート製品があったり、病院グレードの製品を家庭でもレンタルできたり、こちらも人気です。

メデラ (medela) ハーモニー (Harmony) 手動さく乳器 005.2038 【日本正規品】
メデラのロングセラーモデルの手動搾乳器です。人間工学に基づいて開発された握りやすく疲れにくいハンドルが特徴です。
実はこのハンドル、2通りの使いかたをするのです。
まずカップ側の短いハンドルで、速く浅いリズムを作る刺激フェーズで搾乳の準備をします。次に長いハンドルで通常の搾乳をします。
この2つの動きでおっぱいを飲む赤ちゃんのリズムを再現しているので、自然な状態で搾乳ができます。

メデラ (medela) スイング (swing) 電動さく乳器 030.0035 【日本正規品2年間保証付き】
軽量で持ち運びも楽なコンパクトサイズです。9段階の吸入圧調整ができます。
電池とACアダプター両用タイプなので、電源のとれない外出先でも利用の幅が広がりますね。
荷物を広げられない外出先でも搾乳できるよう、首から下げるストラップとクリップがついているのも嬉しいです。

搾乳器で授乳ストレスを乗り切りましょう!

いかがでしたか?
ちょっとしたサポートで、母乳で育てたいと願うお母さんの悩みが一つでも解消されれば嬉しいです。

胸の形や使用感の好みによっても最適な搾乳器は違ってきます。レンタルを行っている会社もありますので、ご自分で購入される前に試してみるのも手ですよ。皆さんも搾乳器を活用して、頑張りすぎない育児を楽しんで下さい。