胎動のしゃっくりってどんなもの?しゃっくりの原因や頻度、感じる位置を解説

十月十日と言われている妊娠期間は、ママの身体に本当に色々な変化が起こります。目に見えて分かる変化から、精神的な目に見えないものまで様々。それもそのはず、お腹の中で新しい命が生み出され、育まれていくのですから。妊娠期間を経ていくにつれて起こる変化の一つに胎児のしゃっくりがあります。お腹の中の赤ちゃんは、頻繁にしゃっくりをするのです。ここでは、そんな胎児のしゃっくりについて詳しくご紹介していきます。

胎動を感じ始めるのは20週前後

検査薬や病院での検診で無事に妊娠が確認されても、最初のうちはお腹の赤ちゃんが元気に育っているのか自分で確認できる方法はなく、次の検診までが待ち遠しい、そんなもどかしい日々を過ごす人も多いのではないでしょうか。

それでも、胎動を感じられるようになってくると、お腹の赤ちゃんが動き回っている様子を感じる事ができます。胎動は、《妊娠18週~22週頃(5、6か月)》に感じ始める人が多いようです。
胎動が感じられるようになることで、自分のお腹に赤ちゃんがいるんだということをより強く実感し、赤ちゃんの存在がますます身近に感じられることでしょう。

胎動の感じ方の変化

始めは、ポコッポコッと胃にガスが溜まっているような不思議な感覚であったり、お腹の中に静電気が走ったようなサワサワとしたものを感じる人が多いようです。
ただ、初めての妊娠の場合、その時は「胃が動いているのかな?」と思う程度で、後になって「あれが胎動だったのか」と気がつくという人も少なくありません。

胎児が成長するにつれ、胎動も激しくなってきます。蹴っているのかな?とわかるようなボコッとした胎動を感じられるようになってきます。体勢を変えているのか、ムニュムニュとした動きを感じることもあるでしょう。時に、激しい胎動に痛みを感じたりすることもあるかもしれません。
さらに、外からでもお腹が波打ったりする様子をはっきりと見ることができるようになり、パパも一緒にお腹の赤ちゃんが動いている様子が分かるようになります。

ただし、胎動を感じる時期によっては、初産か経産婦によっても違いがあることも。一般的に経産婦の方が経験している分、胎動を認識する時期が早いと言われています。また、ママの体型によっても異なる可能性があるでしょう。ふっくらしている人よりも痩せている人の方が胎動を感じやすいと言われています。

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胎児のしゃっくりはなぜ起こるの?原因とは

胎動といっても、いろんな動きがあるわけですが、その一つに胎児のしゃっくりがあります。胎児のしゃっくりは、定期的にポクッポクッ(ピクッピクッ・トクントクン)と感じるもので、それをしゃっくりであると気づくまでは驚いたり、不安に思ったりするかもしれません。

しゃっくりは、横隔膜が痙攣する動きであると言われていますが、胎児のしゃっくりは、なぜ起こるのでしょう。
実は、胎児がなぜしゃっくりをするのか、その原因は明確ではありません。しかし、有料な説として次のようなことが考えられます。

・誕生してからは肺呼吸をしないといけないので、お腹の中にいるうちから複式呼吸の練習をしている。
・胎児は、羊水を泳ぎながらその羊水を飲み込んでおり、羊水中にあるゴミや不要物をしゃっくりによって吐き出している。

原因は定かではないものの、いずれにしろ胎児がママのお腹の中で成長していく過程において、しゃっくりは大切な役割を担っていると言えるでしょう。

胎児のしゃっくりが始まる時期

胎児は、だいたい妊娠20週あたりからしゃっくりを始めるようになると言われています。これは、多くの人が胎動を感じ始める時期とほぼ同じですね。ただし、胎児がしゃっくりをするようになって、すぐに感じられるわけではありませんし、最初のころは胎動と同じくそれがしゃっくりであるか気づかずに過ごしてしまうということもあるかもしれません。

もちろん、胎動と同じように感じる時期には個人差があります。妊娠後期に入った妊娠32週頃になると、胎児のしゃっくりをしっかり認識できるママが増えてくるようです。



胎動やしゃっくりを感じる位置は?

胎児のしゃっくりは、基本的におへそ付近で感じられると言われています。頭が下にある場合にはおへその少し下で、逆子の場合にはおへその上あたりで感じられるようです。
お腹の真ん中ではなく、みぞおちや横の方で感じるという人もたくさんいます。
出産が間近になってくると、胎児が下へ下がってくるので、それに伴いしゃっくりを感じる場所も変化します。

しゃっくりは、横隔膜が痙攣して起こるので肺〜お腹のあたりの筋肉が動くのですが、 しゃっくりによって頭が動いたり足が動いたりするので、胎児のしゃっくりを感じる位置だけで逆子かどうか判断するのは難しいかもしれません。

しゃっくりの間隔や頻度はどのくらい?

しゃっくりの間隔や頻度

胎児のしゃっくりに関しては個人差があります。また、胎児がしゃっくりをしていても、ママがそれを認知していないこともありますので、ママが感じる胎児のしゃっくりの間隔や頻度に関して一概にこうである、と定義するのは難しいと言えます。

ただ、一日のうちに何度も胎児のしゃっくりを感じるということも決して珍しいことではありませんし、毎日のように感じることもよくあることです。
いつもしゃっくりをしているようだ、しゃっくりばかりして大丈夫かな?と不安になるママもいるかもしれませんが、心配することはありません。むしろ、お腹の赤ちゃんが順調に成長している証拠だと、喜んでいいものなんです。

しゃっくりが多い場合

普段自分たちがしゃっくりをする際に、なかなか治らないと苦しく感じますよね。また、しゃっくりが多かったり長引くことはあまり好ましいことではありません。そのため、頻繁に胎児のしゃっくりを感じたり、しゃっくりを感じる頻度が長いと心配になってしまうママも多いかもしれません。

しかし、しゃっくりという行為は同じであっても、胎児のしゃっくりの意味や働きは私たちのするしゃっくりとは大きく異なり、別物であるといっても過言ではありません。
胎児のしゃっくりを感じる時間は、数分のときもあれば、10分以上続くこともありますが、あまり神経質になる必要はありません。
また胎児は、私たち大人と違ってしゃっくりによって不快感や苦痛などを感じることはないと言われています。

しゃっくりを感じない場合

反対に、しゃっくりを感じないことで不安になるママもいるかもしれません。
しかし、心配することはありません。妊娠後期になっても胎児のしゃっくりを感じないという人もいますし、中には一度もしゃっくりを感じることなく出産したというケースも少なくありません。

胎児のしゃっくりがないと、それはそれで心配になってしまうかもしれませんが、個人差があるということを忘れず、何か不安なことがあったら些細なことでも検診の際に質問するようにするとよいでしょう。しゃっくりだけでなく、胎動が全然無いという場合は注意が必要ですので、医師に相談してくださいね。

胎児のしゃっくりは妊娠中いつまで続く?

胎児のしゃっくりは、基本的には臨月の出産間近まで続くものだと考えてよいでしょう。
始めのうちはこれがしゃっくりなのか、確信が持てなかったママも、臨月にもなると、はっきりとその動きを感じられることでしょう。外からも定期的なピクッピクッという動きが見て取れるようになります。

一般的に臨月になるとしゃっくりの頻度が増えると言われているようですが、反対に臨月になってしゃっくりを感じる回数が減ったという人もいます。

胎動やしゃっくりで赤ちゃんの成長を感じて

特に初めての妊娠だと、小さなことにも敏感になりがちです。
お腹の中の様子は自分では見ることができないために、ちょっとした胎動の変化で不安になってしまうことでしょう。
「胎動をなかなか感じないけど赤ちゃんは無事かな?」「しゃっくりが長いけれど赤ちゃんが苦しんでるのでは?」「しゃっくりを感じないけど順調なのかな?」など、悩みはつきません。

あるいは、胎動や胎児のしゃっくりに慣れてくると、夜にゆっくり眠れなかったり不快感を感じることもあるかもしれません。

でも、妊娠期間というのは限られた時間でお腹の中で赤ちゃんが育っていく過程を身体で感じることのできる、ママだけに与えられた特別で貴重な時間です。
大変に感じることも多いかもしれませんが、お腹の中での赤ちゃんの動きやしゃっくりによって、「こんなに成長したんだな」「無事に育ってくれているんだな」と感じることで、より一層お腹の赤ちゃんに対する愛着がわくことでしょう。

限られた母子一体の時間、幸せを噛み締めながら、ぜひ楽しんでくださいね。