子宮内膜を育てて妊娠力をアップ♡妊活のポイントは厚さにアリ

“子宮内膜”と聞いてもピンと来る人は少ないかもしれません。けれど、妊娠したいのになかなか妊娠できない…と感じたとき、最初に疑うべきは子宮内膜なんです!子宮内膜の厚さは、妊娠率や出生率と大きく関係しています。妊活するなら、まずは子宮内膜のことをきちんと勉強しておきましょう♪

子宮内膜っていったい何?

ホルモン作用で増減する子宮内のクッション

子宮内膜は、その名のとおり、子宮の内側にある層状の膜です。

卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)の量が増えると成熟する性質があるため、ホルモンの分泌量によって内膜の厚さが変わってきます。

妊娠には最低6mm以上が必要

排卵前は1日0.5mmずつ、排卵後は1日0.1mmずつ厚くなる内膜。着床の頃にいちばん厚くなるのですが、このときの厚みが重要なのです。

充分な厚さの内膜はふかふかのクッションと同じ。
妊娠は受精卵が子宮に着床することで始まりますが、きちんと着床してその状態を継続するためには、いかに居心地のいいクッションを作るかがカギとなります。

一般的に8mm以上ないと「薄い」と診断される内膜ですが、排卵後に15mm以上あればより高い着床率が期待されます。逆に、6mm未満だと妊娠はほとんど望めないと言われています。

どうして子宮内膜は薄くなる!?

黄体ホルモンの不足が原因!

子宮内膜の厚みに大きく関係するのが、排卵後に分泌される黄体ホルモンの量。黄体ホルモンが少ないと内膜が育たず、薄いままで受精卵を迎えることになってしまうのです。ちなみに、黄体ホルモンが少ないことを“黄体機能不全”と言います。

黄体機能不全のほかにも、ストレスが原因になったり、不妊治療でクロミッドなどの薬を処方されている場合の副作用による影響などで、子宮内膜が薄くなることがあります。

私の子宮内膜は薄い!?

実際の子宮内膜の厚さは、婦人科などに行ってエコー検査で診断してもらわなければわかりません。
しかし、黄体機能不全になると、どんなことが起こるのでしょうか?

① 高温期になっても体温があがらない
② 高温期が10日未満で終わってしまう

など、基礎体温をつけていれば明らかにわかる症状が出るので、自分でもある程度の判断が可能です。

子宮内膜を厚くする方法4つ

黄体機能不全が疑われる人もそうじゃない人も、妊活中の人なら、黄体ホルモンを増やしてふっかふかの内膜を作っておいて損はしませんよ。

ホルモン補充剤を処方する以外に「こうすれば絶対に厚くなる!」という方法はありませんが、子宮内膜を厚くして妊娠力を高めるために、日常生活に取り入れてほしい方法はいくつかあります。
おすすめの方法を参考に、クリニックも利用しながら、子宮内膜を育てる生活を始めましょう。

1. 適度な運動を取り入れる

妊娠しやすいカラダづくりのためにも適度な運動は大切ですが、子宮内膜にも良い影響を及ぼします。

運動することで筋力がつくと、基礎代謝があがったり血流が良くなる効果があります。すると体内環境が整うことでホルモンの分泌量も増加。結果、内膜も厚くなると言われています。

2. 血行にいい食べ物を摂取する

血流を改善したり、カラダを温める効果のある栄養素を摂取することで、子宮内膜の厚みを増すことが期待されます。

アーモンドや大豆といったビタミンEが豊富な食品は血行を良くしますし、キウイやグレープフルーツに含まれる葉酸は、妊娠初期のトラブルを防止して妊娠率をあげるとされています。
また、生姜などカラダを温める効果のある食材を取り入れ、逆にキュウリなどカラダを冷やす食材を避けることもおすすめです。

3. 漢方でカラダの冷えを解消する

運動や食べ物と同じで即効性はありませんが、飲み続けると確実に効果があるとされるのが漢方薬です。

冷え性に効果的な婦宝当帰膠(フホウトウキコウ)や婦人病一般に効く当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)など、市販でも手にはいる漢方がたくさんあります。
ただ、漢方薬はその人の体質などから合う・合わないが出てきますので、できれば婦人科等で相談のうえ、適した漢方を処方してもらうほうがいいでしょう。

4. ホルモン補充薬を処方してもらう

もっとも効果があるのは、クリニックで処方してもらう黄体ホルモンを補充する薬です。
一般に、高温期なのに体温が上昇しない、高温期が10日以下で終わってしまうなどの、黄体機能不全の症状を改善するために処方されますが、黄体ホルモンが補充された結果として子宮内膜が厚くなるのです。

デュファストンやルトラールといった薬を処方されることが多いようです。

ホルモンバランスを整えて妊娠率を高めよう

30代からの妊活では、自分で考えるよりも妊娠力が低下している場合が少なくありません。子宮内膜が薄くなってしまう黄体機能不全が起こるのも、加齢が原因の可能性もあります。

適度な運動や栄養たっぷりの食事で年齢に負けない健康を手に入れましょう。その結果、ホルモンバランスが整うと、子宮内膜だけではなく、排卵もスムーズになります。
忙しい生活のなかでは健康な生活を続けることってなかなかむずかしいものですが、少しでも早くかわいい赤ちゃんに出会えるよう、自分のカラダにやさしい生活を確立するように心がけましょう。