妊娠2ヶ月(4~7週)のママとお腹の赤ちゃんの様子、気を付けること

「もしかして、赤ちゃんできてる?」多くのママが妊娠に気づく妊娠2ヶ月。嬉しい気分もつかの間、ホルモンバランスの変化でなんだか落ち込んだり、つわりが始まったり…そんな妊娠2ヶ月のママの体の中で起こっていることや赤ちゃんの成長、この時期にママが気を付けておくべきことについてご紹介します。

妊娠2ヶ月ってどんな時期?

「妊娠したかも?」多くのママが妊娠を自覚する時期

妊娠4週の初めに来るはずだった月経が来ず、多くのママが妊娠検査薬を使ったり、産婦人科にかかったりして妊娠を自覚します。ホルモンバランスの変化によって、精神的に不安定になったり便秘になったりと、さまざまな症状が現れるでしょう。お腹の中では大きくなった子宮が膀胱を圧迫し、トイレが近くなります。また、つわりが始まるママもいます。

検査薬に陽性が出たら、産婦人科に行きましょう

妊娠検査薬が普及し、妊娠発覚の時期が早まってきた昨今。妊娠が分かった時点ですぐに病院に行ったけど、時間をおいて再来院するように指示を受けたというママもいるようです。多くの場合、その理由は「胎嚢」という子宮の中にある赤ちゃんが入っている袋をまだ確認できないから。妊娠5週ほどになると胎嚢を確認できるようになります。出血や腹痛などの異常がなければ、妊娠5週ごろ(妊娠していなければ来るはずだった月経予定日の1週間後)に受診することをおすすめします。 妊娠検査薬は病院を受診する前に多くの方が試すもの。しかし、陽性かと思いきや、何とも頼りない薄い線がでることがあるそうです。また、「判定時間から大きく遅れて線が表示された」「薄い線があったのに気づいたら消えていた」というような不可解な現象もあるとか。それって陽性なの?陰性なの?妊娠検査薬の見方についてお話します。



初診のときに必要なもの・準備が必要なこと

健康保険証

日本では、妊娠は病気ではないため保険が適用されません。しかし、異常が見つかって病気であると判断されることもあり、その場合は保険が適用されます。また、その病院にかかるのは初めてという場合はカルテを作るのに必要になったりします。

お金は多めに準備して

病院によって料金は変わるものの、保険がきかないため少し割高になります。病院によってはクレジットカードでの支払いに対応していないこともあるため、現金は少し多めに持参しましょう。1万円を超えることもあるので、現金は多めに2万円程度持っていくと安心です。

メモを取る準備を

検診の際、医師からさまざまな説明があります。うっかり聞き漏らしてしまわないよう、メモを取っておきましょう。また、気になることや知っておきたいことなどがあればメモしていくと忘れずに訊くことができるのでおすすめです。

内診の準備をしておきましょう

子宮や卵巣の様子を診るために、膣の中に手を入れて診察する内診があります。そのため、ジーンズなどを履いていくと脱がなければなりません。短すぎず、タイトでないスカートを履いていきましょう。また、スカートを履いていてもストッキングやタイツは脱がなければならないので、代わりに靴下を履くようにします。服装以外には、診察中に出血があるため生理用ナプキンを持参してください。診察台に上がるときには、スカートをしっかり上げておくようにしましょう。足の方にかかっていると、内診の際に汚れてしまうこともあります。

トイレは我慢して

妊娠中は膀胱が圧迫されてトイレが近くなりがちですよね。でも、尿検査があるので診察の前は少し我慢しておいてください。

ママの体の中では何が起こっているの?

胎盤が少しずつ働き始めます

このころ、赤ちゃんはまだほとんどの血液を「卵黄嚢」と呼ばれる袋からもらっています。しかし、完成まではまだまだ程遠いですが、着床してすぐに作られ始めた胎盤は妊娠4週に入るともう働き始めます。ママの体から、すでに血液が少しずつ赤ちゃんに届き始めているのです。

妊娠を継続するためにホルモンバランスが変わります

卵子が成熟して飛び出すと、卵子を包んでいた卵胞が「黄体」というものに変化します。黄体にはプロゲステロンという子宮の収縮を防いで妊娠を継続させるホルモンを分泌する役割がありますが、妊娠しなかった場合には退縮してホルモンの分泌も止まってしまいます。しかし、妊娠すると胎盤の素である絨毛から「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」というホルモンが分泌されます。妊娠検査薬が反応するホルモンとして、このホルモン略称である「hCG」という名前を聞いたことがあるママは多いのではないでしょうか。このhCGには黄体の退縮を防ぎ、プロゲステロンの分泌を継続させて赤ちゃんがママのお腹に留まって大きくなれるようにする働きがあります。



赤ちゃんの様子

赤ちゃんの大きさ

11~13mm(妊娠7週末)

赤ちゃんの内臓が形成され始めます

妊娠2ヵ月の初め、赤ちゃんはまだ1mmほどの「胚盤胞」と呼ばれる細胞のかたまりです。妊娠5週に入ると、外胚葉、中胚葉、内胚葉の3層を持つ胎芽へと成長していきます。この3層のなかで、外胚葉は皮膚や毛、目の網膜や水晶体、歯、末梢神経や中枢神経、脳などへ、中胚葉は骨、筋肉、腎臓、心臓や血管へなど、そして内胚葉は肺、肝臓、消化器官、膵臓などへとそれぞれ成長していきます。妊娠6週に入ると、エコー検査で心臓が確認できるようになります。赤ちゃんはもうすでにママとは別に自分の血液循環システムを持っているのですね。消化器官も形成され始めます。このころになると少しずつ顔も形成され、口や舌まで確認できます。また、目には水晶体と網膜が形成されます。妊娠7週の初めには4~5mmしかない胎芽ですが、妊娠7週の終わりには11~13mmまで大きくなります。腕や脚ができ始め、それぞれには、いずれ手や足の指になる部分まででき始めます。また、心臓はもう左心房と右心房に分かれています。内臓もどんどんでき始め、もうすでに虫垂までできています。

ママが気を付けるべきこと

絶対過敏期!薬の使用は極力避けて

この時期は、細胞のかたまりだった赤ちゃんが脳や中枢神経、消化器官、腕や脚などを形成して生き物としての体を形作るとっても大切な期間です。「絶対過敏期」と呼ばれるこの期間中は薬物の影響を最も受けやすく、薬物の種類によっては奇形の原因にもなるため、薬を服用するときは気を付けなければなりません。スーパーやドラッグストアで入手できるような市販薬で奇形が起こる可能性は低いですが、服用してしまったときには医師に相談しましょう。また、体調不良があったり持病のための通院であったり、病院にかかったときに強い薬をもらってしまうことも考えられます。病院に行くときは、必ず妊娠中であることを医師に伝えるようにしてください。
また、アルコールやタバコなどの嗜好品はとても危険です。妊娠がわかったら、これらの嗜好品を摂取することは辞めましょう。 妊娠に気づいた妊婦さんの多くが心配になること。それは「あのとき飲んだ薬は大丈夫?」「現在治療中の病気の薬はどうしたらいいの?」といった薬に関することです。ここでは薬の影響や、飲み続けるメリットを交えながら妊婦さんの服薬について考えていきたいと思います。 「妊婦さんにアルコールはNG」という話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。実際に妊娠を機に「やめたい」「減らしたい」と思っている方も多いはず。今回は「どうして妊婦さんにアルコールがダメなのか」から「苦にならない乗り切り方」まで、アルコールとの上手な付き合い方について考えていきましょう!

無理せず、体を休めて

妊娠初期は、倦怠感や眠気などさまざまな症状があらわれます。思うように動けずイライラしてしまうかもしれませんが、そういった症状が出たときには無理せずゆっくり横になって休むように心がけてください。また、ホルモンバランスの変化で精神的に不安定になることも。この時期には仕方のないことですが、できるだけリラックスして過ごしましょう。ママが無理をすると、赤ちゃんも心配してしまいます。

ママに必要な栄養素

葉酸や鉄分を積極的に摂ろう

葉酸が不足すると、赤ちゃんが先天性異常をもって生まれてくるリスクが高くなります。健康な赤ちゃんを産むためにも、意識して摂るようにしたいですね。この葉酸は緑の野菜に多く含まれていますが、妊婦用のサプリメントにも入っていることがあります。
また、妊娠中は血液の量が増えるため貧血になってしまうママも多いようです。ふらふらしてお腹をぶつけたり、しりもちをついてしまったりするととっても危険。カツオや小松菜など、鉄分を多く含む食材を意識して摂取しましょう。ただし、レバーやウナギには過剰摂取が奇形につながると言われている動物性ビタミンAが多く含まれているので、注意が必要です。 赤ちゃんにとって必要と言われる「葉酸」について知っていますか?「葉酸がいいって言うけど実際なんなのかわからない」という方も多いですよね。葉酸を摂ろうと努力している方が多いですが、調理の仕方で葉酸が半減してしまうことも。今回は葉酸の効果的な摂り方とおすすめレシピ、また注意点についてご紹介します。 妊娠中は鉄分不足にならないようにとよく聞きますよね。また、産後に病院から貧血の診断を受けた方も多いのではないでしょうか。今回は妊娠中・産後の貧血がなぜ危ないのかと、鉄分の補給にぴったりなレバーを使ったレシピをご紹介します。

流産の可能性

もし流産してしまっても自分を責めないで

妊娠初期の流産は、残念ながらよくあることです。妊娠に気づく前に流産し、月経と間違われることもしばしばあるほど。この時期の流産は、赤ちゃんがお腹の中でうまく育つことができなかったために起こります。そのほとんどが染色体異常によるもので、ママにはどうすることもできないことなのです。でも、どうしようもなかったとわかっていても赤ちゃんをなくすのは悲しいことで、悲しいと感じることは当たり前のこと。「悲しい」「つらい」という気持ちを押し込めず、パパや友人など、信頼できる相手に話してみることも大切です。 まだお腹も小さく目立ちませんが、ママのお腹ではもう赤ちゃんが育ち始めています。
リラックスして体を休め、お腹の赤ちゃんがすくすく健康に育てるようサポートしていきましょう。

妊娠2ヶ月を週数でもっと詳しく知りたい方はこちら↓

妊娠4週目は、妊娠の可能性のある女性が生理の遅れにソワソワする時期です。妊娠検査薬にも反応しはじめ、ママの体にも少しずつ変化が表れます。この時期の赤ちゃんがどういう成長をするのか、どんなことに気を付けて生活をすればいいのかにも注目しながら【妊娠4週目】について見ていきましょう。 妊娠5週目は、これまでの「妊娠したかもしれない」という可能性から「妊娠した!」という確信に変わる時期です。これまで何となく感じていたつわりも少しずつ強くなってきますし、赤ちゃんも前週より確実に成長しています。それでは妊娠5週目の頃にママの体に表れる症状や赤ちゃんの様子を、ママたちの体験談を交えながら見ていきましょう。 妊娠6週目は、多くの人が胎嚢の中に”胎芽”と呼ばれる赤ちゃんの姿が確認できる時期です。つわりもますます本格化する人が増える中、まったく症状が出ずに逆に不安になる人もいます。今回もそんな妊娠6週目のママや赤ちゃんの様子を、実際のママの声を交えながら見ていきたいと思います。 妊娠7週目は、ほとんどの赤ちゃんが心拍を確認できる時期です。つわりの症状もピークに達しはじめ、毎日辛い思いをしている人も多いはず。それでは今回もママの体に表れる変化や症状、赤ちゃんの様子、押さえておきたいポイントをママの声を交えながら見ていきましょう。