お正月の定番遊びといえば凧揚げ。最近凧揚げをしたことはありますか?家族や親せきが集うお正月に伝統遊びの凧揚げを楽しんで盛り上がりましょう。今回は凧揚げを楽しむコツを紹介します。
もうすぐお正月、家族親戚が集まるお正月に凧揚げで盛り上がろう
お正月の遊びといえば、羽根つき、こま回し、そして凧揚げ。肌が引き締まる寒空に凧を高く飛ばすのはとても気持ちがいいですよね。どんどん高く上がる凧に歓声をあげた思い出のある方も少なくないのではないでしょうか。
最近は凧揚げをしている風景も見る機会が少なくなりましたが、家族や親せきが集まるお正月だからこそ、凧揚げで盛り上がってぜひ家族のきずなも深めてみませんか。
凧揚げのコツは場所、天候、チームワーク
凧を揚げるからには空高く飛ばしたいですよね。ちょっとしたコツをつかめば意外と簡単に揚げることのできる凧。ぜひ参考にしてみてください。
凧揚げには河川敷のような広い場所を確保
凧揚げをするにはまず広い場所の確保が必要です。河川敷、広い公園、海岸などがよいでしょう。
凧を揚げているときはまわりが見えなくなりがちですので同じ場所で他の活動をされている方たちに気をつけましょう。
凧糸がからまる高い木や電線がないかどうかも気をつけるのが重要です。
また、場所によっては「凧揚げ禁止」と書いてあるところもあるようです。ルールにしっかりしたがって、気持ちよく凧あげを楽しみたいですね。
晴れていて適度に風の吹く日がおすすめ
青空にはばたく凧を見たいのでやはりできれば晴れの日を選びたいところです。また風の強さも重要なポイント。全く風がないのも問題ですが、強風でも凧をコントロールするのが難しいので適度に風の吹く日を選びましょう。
上空は下よりも風がよく吹いているので、少し凧が空へ上がっていると風にのってぐんぐんのぼっていきます。一度風にのってしまうと、走らなくても凧糸を伸ばしながら手元で操縦することができますよ。
二人で協力するとうまく上がって楽しさも倍増
大人であれば一人で揚げることもできますが、やはり二人で協力するのがうまく上がりますしずっと楽しいはず。
(1)まずは凧を持つ人は凧を水平に頭上に高く持ちます。もう一人は糸巻きを持ちましょう。
(2)準備ができたら二人で走りだしましょう。タイミングを見計らって凧を持つ人は頭上へ押し出すような感じで凧を離します。
(3)凧糸を持っている人は糸巻きの糸を伸ばしながらそのまましばらく走ります。
(4)凧が風にのって落ち着くと走らなくても糸への力の入れ具合で操縦できるようになります。
小さなお子さんには難しいところもあると思うので、子どもにはあまり細かいことをいわずしっかり走ってもらいながら大人が助けてあげてくださいね。
また、子どもが凧を揚げる場合は、凧が風にのった時点で大人が凧糸をのばして手助けしてあげるとよいでしょう。
凧はどこで購入する?自分でも作れるの?
さあ、凧揚げのコツがわかったら次は凧の準備です。購入するもよし、手作り凧もよし、ぜひお気に入りにの凧を見つけて大空へ飛ばしてみましょう。
近くのホームセンターや大型スーパーでお手軽に
普段は気にもとめない凧ですが、お正月シーズンになるとホームセンターや大型スーパーのお正月コーナーに凧が販売されます。主にキャラクターものの凧になるので、少し人とは違う凧がほしいという方はインターネット等で購入するのがおすすめです。
ネットで見つけたおすすめ凧
凧 微風で揚がる凧 カラフルカイト 1.2M◆ガンガン上昇!楽しいカイト 並行輸入品
※価格は2015年12月9日現在のものです。 とってもカラフルな凧が青空に映えます。少しの風で揚がるので初心者にお勧めです。
池田工業社 奴凧
※価格は2015年12月9日現在のものです。 お正月なのでやはり日本的な凧を!という方にはこちら。
【X-KITES:X-カイト/凧】Birds of Paradice バーズオブパラダイス:トーカン
※価格は2015年12月9日現在のものです。 こんな凧がとんでいたらみんなの注目間違いなし。とっても気持ちよさそうに空を飛びそうですね。
レジ袋で簡単によく飛ぶ手作り凧をつくってみよう
身近にあるスーパーの袋とセロハンテープ、凧糸のみで作ることができる手作り凧。
子どもには油性ペンで絵を書かせてあげるとオリジナル感がでてよいですね。
子どもが一人で走って凧あげを楽しむにはこちらの手作り凧もおすすめです。
江戸時代から続く凧揚げにこめられた意味
凧を揚げて子どもの無事と健康を願おう
凧揚げがお正月の伝統遊びになったのは江戸時代からとされています。
もともとは男の子の誕生を祝って、無事な成長と健康を祈る儀式として始まったそうです。大空高くに舞い上がる凧はとっても爽快ですので納得ですね。江戸時代の人たちの思いが伝わってきます。
ぜひ男女問わず凧に子どもの健康を祈ってみてはいかがでしょうか。
凧揚げを通じて家族のきずなを深めよう
普段はなかなか遊ぶことのない凧揚げ。季節ならではの伝統行事は子どもの思い出にも深く残ります。大空に舞い上がる凧をみんなで見上げるのもとても気持ちがいいものですよ。
どうしても外に出るのがおっくうになりがちな時期。今年のお正月はこたつから抜け出して家族で凧を揚げにいきませんか。