インフルエンザ予防接種の費用はいくらかかる?2015-2016年の相場と補助金について

今までの3価ワクチンから4価ワクチンへと変更になった2015-2016年のインフルエンザワクチン。予防できるインフルエンザの種類が一種類増えたことで、接種費用は昨年よりやや上昇したようです。気になる今年の相場と補助金についてまとめました。

2015年のインフルエンザ予防接種の相場って?

費用の目安

昨年までは大人1回の接種につき3,000円程度だったインフルエンザワクチン。ですが、今シーズンは違います。

今シーズンのインフルエンザワクチンの全国平均価格は3,000円程度で、昨年より約300円も値上がりしているといわれています。特に東京都の平均価格は約3,400円と全国で最も高く、昨年よりも大幅な値上げとなっているようです。
また、半数以上の病院が接種料金を3,000円前後に設定しているそうです。

この急な値上がりの背景には何があるのでしょうか?

4価ワクチンだからいつもより高いって本当?

値上がりの理由は、予防できるインフルエンザの種類が1つ増えたためです。
今までのワクチンは3価ワクチンといって、「A型2種+B型1種」のインフルエンザに対して効果を発揮していましたが、近年のB型インフルエンザの流行に対応するため、今年は4価ワクチンという「A型2種+B型2種」を予防できるワクチンが新たに開発されました。
単純にいえば、薬の種類が1種類増えたからその分値上がりした、という訳なのです。

また、インフルエンザワクチンは保険適応外の予防医療であるため、自由診療扱いになります。よって価格は各病院で自由に決めてよいことになっています。3価から4価になったことで、卸会社から病院へのワクチンの販売価格は1,000円から1,500円に上がりました。

よって単純に予防接種代を500円アップした病院もあれば、価格据え置きで集客を狙う病院もあるため、病院によって予防接種代に差が生まれているのです。

他と比べて価格が安い病院でも、ワクチンの品質はしっかりと保障されていますのでご安心を!

子どもと大人の費用の違い

子どもは大人と異なり2回接種が基本ですので、その分大人より割高になります。
予防接種は自由診療ですので病院により価格は異なりますが、1回目のときに3,000~3,500円程度を支払い、2回目はそれよりやや少ない額を支払うことが多いようです。

1回の接種量こそ大人より少ないですが、泣き叫ぶ子どもをなだめたり、暴れる子どもを押さえたりする人手が必要な点や、チメロサール(防腐剤)フリーやホルムアルデヒドフリーのやや高価なワクチンを希望する人が増えている点を考えると、割高なのは仕方ないかもしれませんね。
子どもの予防接種には自治体が補助金を出していることも多いので、上手く活用していきたいところです。



インフルエンザ予防接種を受ける回数

インフルエンザ予防接種を受ける回数の違いとは

インフルエンザワクチンの効果は長くて半年ほどと言われています。ですので、予防したければ毎年予防接種を受け続けなければいけません。
13歳未満の子どもは、抗体をしっかりつけるために2回接種する必要があります。13歳以上の子や大人は1回の接種でも十分に抗体ができるので1回接種となっています。

また13歳未満でも、毎年予防接種を受けている人や近年確実にインフルエンザにかかった人であれば、1回接種にしても抗体が得られるという調査結果もあります。もし風邪を引いたりして2回接種が無理になってしまっても、1回は必ず受けるようにしましょう。

補助金について

子どもの場合、お住まいの自治体から補助があったり、地域の子育て応援チケットを使える場合があります。自治体や病院のホームページを確認しましょう。
大人の場合は公的な補助はありませんが、加入している健康保険組合によって1,500~2,000円程度の補助金がもらえたり、提携している医療機関にて割安で予防接種を受けられたりするようです。
また、大人だけに補助金が支給される組合もあれば、年齢制限なしの組合もあります。

ご自分やご主人の健康保険組合はどのような仕組みになっているのか知っておくと、お得に予防接種を受けられるかもしれません。
また、家庭内感染の予防という観点から考えると、同居しているおじいちゃん・おばあちゃんにも予防接種を受けてもらった方がベターです。

65歳以上であれば自治体からの補助を受けて割安に予防接種を受けることができます。多くの場合、自宅に予診票や予防接種依頼票が届くようですので、チェックしておきましょう。



遅くとも年内には接種を!

インフルエンザの予防接種は受けてすぐ効果があるものではなく、体の中で抗体ができるまでおよそ1か月かかります。2015年12月9日現在、幸いにもまだインフルエンザ流行の兆しはありません。
年が開けるとワクチンの在庫がなくなり、病院で予防接種を断られることもあります。受けたい人は早めに病院へ足を運びましょう!

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