光熱費を節約するために何かしていますか?節約と聞くと、ひたすら我慢のイメージがあるかもしれませんが、初めにちょっと頑張るだけでできる節約方法もたくさんあります。ぜひ、今すぐ楽して光熱費を節約してみましょう。
今からでも遅くない!楽して節約を実践してみよう
節約というと、冷暖房を我慢したり、電気をこまめに消してみたり、なんとなくずっと頑張らなければならないような気がしませんか?
もちろん、日々コツコツと小さな努力を積み重ねることはとても大切です。しかし、がんばっている人に限って見落としがちなのが、「楽して節約する方法」です。
契約を変えるだけ、節約グッズを取り付けるだけ、それだけで格段に節約できる方法がたくさんあります。今まで知らなかった光熱費の節約方法を今から身につければ、今後やらなければ消えていくはずだったお金を貯めることができます。ぜひ、実践してみましょう。
1.電気を時間帯割引に切り替えてみよう
そのプラン、生活スタイルに合っていないかも…
電力会社との契約が色々なプランがあることを知っていますか?
おそらく、最初に引っ越してきた時から契約プランを変えていない方が多いはずです。そもそもどのような契約になっているか覚えていないという場合も…。
実際には、ほとんどの方が「従量電灯」という契約をしていて、どの時間に電気を使っても、電気料金は一律のプランとなっています。あまり知られていないのですが、電力会社には「時間帯割引」という契約の方法があります。
もし、一人暮らしや夫婦共働きで昼間は誰も電気を使わない家庭であれば、家にいない昼間の電気代が高く、家にいることが多い夜間の電気料金が安くなるプランに変えてしまえばいいんです。
昼間は留守することが多いならプランの見直しを!
そのような家庭に特におすすめなのが、昼間が30%割高になる代わりに、夜(22〜23時)から朝(7〜8時)までの電気料金がなんと70-80%割引になるプランです。
もし、この時間設定にぴったり当てはまらない場合は、各電力会社によってさまざまなプランがあるので他のプランもみてみましょう。東京電力を例にあげると、通常の「従量電灯」のほかに「朝得プラン」「夜得プラン」「半日お得プラン」「土日お得プラン」などが存在します。
生活スタイルにあったプランが見つかれば、大きな節約効果が期待できます。一度変更してみて、検討するのもいいかもしれませんね。
2.契約アンペアを下げてみよう
契約アンペアを下げれば、節電習慣も身につけられる
電気の契約アンペアを下げると、電気の基本料金が安くなります。
契約アンペアを1段階下げても毎月数百円しか変わらないかもしれません。ですが、普段の生活をあまり変えずに契約を変えるだけでできるなら嬉しくありませんか?
契約アンペアを下げることで、電気を使いすぎた時はブレーカーが落ちることもあるかもしれません。しかし、こまめに電気を消す習慣が身に付くので、さらに電気代の節約につながること間違いなしですよ。
待機消費電力を節約しよう
省エネタップを使って待機電力をカット
一般的な家庭で使用している電気の10%は待機電力だと言われています。
待機電力をカットする強い味方として、省エネタップがあります。使っていないスイッチだけをOFFにすることが出来るので、コンセントを抜く必要が無くとても便利ですよね。
省エネタップはもうすでに実践済みの方は、ブレーカー自体を落とすことに挑戦してみてください。ブレーカーを落とせばまさに待機電力0です。
普段あまり入らない部屋があるのであればブレーカーを切っておいてもあまり支障はないですよね。また、特に旅行などで長期間家を開ける際は必ずブレーカーを落とすようにしてみましょう。
4.冷蔵庫の温度設定を弱にしよう
電気料金のなかで冷蔵庫の占める割合は多い!
冷蔵庫の温度設定は強や中になっていませんか?
冷蔵庫の多くが強・中・弱といった感じで温度設定できるようになっています。家庭の電気料金のうち、冷蔵庫の占める割合は多いので、この温度設定を弱に切り替えるだけで目に見えて節電効果があるそうです。自宅の冷蔵庫の設定を確認してみましょう。
5.お風呂は節水用のシャワーヘッドに交換しよう
シャワーヘッドで水道代だけでなくガス代も節約
節水用のシャワーヘッドは、1度交換するだけで、水道代だけでなくガス代も大きな節約に繋がる定番の節約グッズです。シャワーの出る穴の数を少なくすることで全体の水の量を減らすので、節水効果が大きいんです。
水流が弱くなるのは嫌だなと思う人がいるかもしれませんが、穴の数を少なくするタイプであればシャワーの勢いはむしろ強くなります。一度試してみる価値はありますよ。
6.お風呂の保温シートで追い炊きを減らそう
追い炊きの回数を減らしてガス料金を節約
船に浮かべておくだけの「お風呂の保温シート」もおすすめです。
お風呂(約200リットル)を2時間放置するとお湯の温度は4~5℃下がると言われています。
保温シートを浮かべておけば、お湯が冷めにくくなるので、追い炊きの回数が減り、ガス料金を大幅に削減することができるはず。これも一度購入したら、あとは浮かべておくだけなので、ぜひやってみてくださいね
7.給湯器の電源は消しておこう
電源を入れっぱなしにするだけで、ガス代が掛かる!
給湯器の電源は必ず消すようにしてみましょう。こまめに消すのが大変な場合は、夜寝る前と出かける前の2回だけ消してみるといいかもしれませんね。
また、洗い物などのお風呂やシャワー以外は36度~37度の低めに変更するのもオススメです。ガス料金の節約だけではなく、手荒れ防止にも役立ちますよ。
8.窓ガラスに断熱シートを貼ろう
断熱シートは冬も夏も使える節約グッズ
窓ガラスに貼る「断熱シート」も楽してエアコンなどの空調の節電できる便利グッズのひとつです。
窓ガラスやサッシに一度ペタっと貼るだけで、部屋全体の熱が窓から逃げていくのを防ぐ効果があります。
冬の暖房効率はもちろん、夏の冷房にも効果的です。ちなみに、エアコンの設定温度を1℃変えると電気代が10%変わると言われています。
断熱シートを使ってエアコンの設定温度を1℃変えることができれば節約効果は大きいですよ。
9.エアコンのフィルターを掃除しよう
こまめな掃除が節約に繋がる
エアコンのフィルターにゴミやホコリが詰まってしまうと、空気の出入りが大きく阻害され、暖房・冷房能力が落ちてしまいます。効率の悪いまま使い続けると、通常よりも電気代がかかってしまいます。
エアコンのフィルターをこまめに掃除すれば、平均10%電気代の節約につながると言われています。ちなみに、エアコンの電気代は1時間15円くらいです。
平均使用時間を1日5時間とすると、1日約7.5円節約できるはずです。これが年間で半年エアコンを使用したとすると、1350円の節約になるはずです。
こまめな掃除でエアコンの風も清潔になり、節約も出来て一石二鳥だと思いませんか?今すぐ始めてみましょう。
10.光熱費はクレジットカード払いにしよう
公共料金のカード払いでポイントやマイルの還元アップ
電気・ガス・水道料金などをクレジットカード決済にするのも楽チン節約のひとつです。それぞれの料金が安くなるわけではありませんが、水道光熱費はある程度大きな金額になるので、その分ポイントやマイルなどの還元も増えます。
例えば、水道光熱費が平均で月2万円かかる場合、これをポイント還元率1.5%のクレジットカードで支払えば、年間で3600円のポイントが増えますよ。
クレジットカードは持ちたくない人も水道光熱費専用にするといいかもしれませんね。
楽チン節約方法で頑張りすぎない節約ライフを送ろう
冬はただでさえ光熱費がかさむ季節です。また、何かと忙しく物入りな年末年始も迎えます。そんなときは、特に少しの努力で節約効果大の方法を選んで賢く生きていきたいもの。
楽ちんな節約方法で頑張りすぎない楽しい節約ライフを送りましょう。ぜひ、どれかひとつでも試してみてくださいね。