お正月飾りっていつまで飾るの?関東関西で違う松の内の期間

お正月の飾りもおしゃれなものが増えていますね。いつからいつまで飾ったら良いのか、松の内ってなんのことなのかよくわからないこともありますね。実は関東と関西では飾っておく期間が違うんです。一緒にチェックして子どもが質問してきた時にも答えられるようになりましょう!

お正月飾りを飾る期間は決まってる?

お正月の飾りは松の内に入る12月13日から飾り始めて良いとされています。
「迎える新年が良い年になるように」「神様が迷いなく新年に来てくれるように」など様々な思いをこめて飾るお正月の飾りですが、いくつかの決まりごともあります。
せっかく飾るので、その決まりごとをチェックしてみましょう。

飾り始める日

13日から飾り始めて良いとされていますが、その日から飾らなければならいというわけではありません。子どもがいる家庭の場合クリスマスも気になりますよね。クリスマスはクリスマスとして楽しみ、26日以降にお正月の飾りを始めましょう。

大掃除との兼ね合いは?

玄関のドアの外に飾るしめ飾りには「ここは神様をお迎えできるきれいな場所ですよ」という意味があります。
年末に大掃除を予定しているママもいるのではないでしょうか。お正月の飾りを飾る日を決め、その日までに大掃除を終わることができるようなスケジュールを組むのもおすすめです。キレイな場所に飾れると嬉しいですね。

とはいえ、すべてを終わらせるのは難しい!という場合もあるでしょう。そんな時はしめ飾りを飾る玄関と、鏡餅をお供えする予定の場所から始めてみるのはいかがですか?

そもそもお正月の飾りっていくつあるの?

お正月の飾りにはたくさんの種類があります。

・外飾り
門松、しめ縄・しめ飾り、松飾り、輪〆 など

・室内飾り
鏡餅、破魔矢・破魔弓、羽子板、鏡花、掛軸、新しい年の干支にまつわるもの など
一般的なものだけでもこれだけありますが、地域によってはもっとたくさんの種類がある場合もあるでしょう。

すべてを飾らないといけないわけではありません。パパやママにとってできる飾りから始めてみても大丈夫ですよ。

しめ飾りや門松、鏡餅などはおしゃれなものや可愛いものがクリスマスが終わる前後の時期に店頭にも並び始めますね。店頭に並び始めた頃を目安として、気に入ったデザインを選び飾ることから始めてもいいですね。
フラワーショップに行くとリースタイプの飾りが並んでいることもあります。クリスマスのリースからお正月のリースへとかけ替えるのもいいですね。



飾りつけは29日、31日は避ける?

12月13日以降ならいつでもいいとされる飾り付けですが、年末に向けて避けたほうがいい日があります。
13日以降とはいえ25日のクリスマスが終わってからと考えている方も多いのではないでしょうか?26日から後の日で見てみましょう。

■26日・27日
もちろん飾って大丈夫です。ツリーやリースをしまい、スッキリしたところにお正月の飾りを飾れるといいですね。

■28日
お正月の飾りを飾るのに適した日と言われています。年末にかけての年内も十分に飾りを楽しむことができるだけではなく、「八」という字は末広がりで縁起がいい数字とされています。
良い新年を迎えるためにも縁起がいい日に飾ることができるといいですね。可能であれば28日に飾れるようにしましょう。

■29日
この日に飾るのはよくないとされています。「九」という数字が苦を連想させるからです。28日までに飾ることができなかったからといって慌ててこの日に飾ることは避けたほうが良いでしょう。

■30日
飾っても問題がない日です。28日までに飾ることができなかった場合は30日に飾るようにしましょう。

■31日
この日に飾ることは避けましょう。「一夜飾り」と言い、お迎えする神様に対して誠実ではないという解釈などにつながります。また、31日は一年を振り返り、ゆっくりと新年を迎える日にしたいですね。大掃除や飾りなどは30日までに済ませてこの日はパパや子ども達と楽しく過ごしましょう。

お正月飾りを飾る「松の内」の期間は地域で違う?

松の内とは

松の内の始まりは12月13日です。その日からお正月の飾りを飾っていいことになります。
そしてこの「松の内」の期間はお正月の飾りのうち、松飾りを飾る期間とされています。お節料理を食べたり、初詣に行くなどして一年の健康や幸せを願う期間でもありますね。
また、その年になり初めて会った方へお正月の挨拶をするのもこの期間までとなります。
お正月には年神様が家に来るという考え方からいくと、年神様がいらしている期間という風にもなります。

始まりの日は同じですが、松の内があける日は関東と関西では違います。江戸時代に日にちが異なるようになったと言われています。

しめ縄と門松はいつまで飾るの?

松飾りをしている期間が松の内となりますので、松の内の間は門松をしていていいことになります。しめ縄も門松と同じ期間と考えるのがいいでしょう。

■門松
年神様が家に来る時の目印や、神様が家にいる印とも言われています。
松を使われた飾りで、玄関や門の両脇に飾ります。マンションなど個人の玄関先に大きなものを飾りにくい場合は松の枝と南天を合わせたものや、松の枝と水引を合わせたものなど小さくシンプルな飾りやすいサイズのものもあります。
この小さいサイズの場合はフラワーショップなどに売られていることが多いです。水にさして緑を保った状態で売られていることもありますのでその場合は、根元の部分に自分で和紙や半紙をまくなどするといいですね。

■しめ縄・しめ飾り
神社には通年で飾ってあることが多く、門松にくらべてより「いつまで?」という疑問がわきやすいですね。家庭で飾る場合も神社と同じ理由で「神様に宿って欲しい場所・神様に来て欲しい場所」という気持ちをあらわすものです。
玄関に飾られることが多いのも神様への目印ということになりますね。そこには「ここは神様にきてもらっても良いきれいな場所です」という意味がこもっています。

どちらも松の内の期間飾ることになり、松の内が開けるときにはずすといいでしょう。はずした後は地域で行われる行事で焚くといいですね。主に「どんど焼き」や「左義長」と言われます。1月14日の夜や15日の早朝に催されることが多いです。場所によっては多くの人が参加しやすいように第二土曜日などにあわせてある場合もありますので、興味がある方は住んでいる地域の情報を参考にしてください。

関東と関西で異なる

もともとは小正月である1月15日までが松の内でしたが、江戸時代に関東と関西で異なるようになったといわれています。

■関東
松の内 1月7日まで
当時、江戸幕府が「飾り納め」として飾りをすべて納めてしまうようにとお達しを出したためそれが広がり関東では1月7日までが定着しています。
また違った説として、20にしていた鏡開きを徳川家光が亡くなったのと同じ20日という日を避けようという動きが江戸幕府におき、鏡開きを早めるに伴って松の内も早めたというものがあります。
他にも「振袖火事」と呼ばれる江戸の大火を受け、松などの燃焼しやすいものは早くしまうようにというお達しが出たためという説もあります。

■関西
松の内 1月15日まで
江戸幕府のお達しは遠く離れた関西には影響をせず、従来どおりの1月15日が定着したまま現在まで伝わっています。



鏡餅をおろす日も同じ日でいいの?

「鏡開き」という言葉を聞いた事がある方もいるでしょう。鏡餅は他のお正月の飾りとは違い鏡開きの日におろすことになります。

鏡開きの日
■関東
 1月11日
■関西
 1月20日
 京都では1月4日とする説もあります。

ではなぜお正月にお餅を飾るのでしょうか?それは、元日にやってくる神様のためのお供えの意味があると言われています。そのため飾り場所として家庭の中にあれば「神棚」や「床の間」と言われるのですね。もちろん、神棚や床の間がない場合も家族が集うリビングやダイニングでも大丈夫ですよ。

また、一つだけを飾る場合も多いでしょうが、家のそれぞれの場所にはそれぞれの神様が宿るとされているため、その一つ一つに合わせて飾ってもいいですね。その場合はメインとなる場所に一つ大きな鏡餅を飾り、それぞれの場所には小ぶりのもを飾ったりお餅を重ねただけの鏡餅を飾るといいですよ。

そもそも鏡餅って何?

鏡餅とは…通常平たく丸い大小のお餅を二つ重ねて飾ります。そのお餅の上にだいだいを飾ることが全国的に多いですね。地域によりゆずり葉や昆布とするめやお餅二つのうち一つを紅で色付けし紅白として飾るところもあります。
メインの鏡餅は半紙を敷いた三方の上にのせるといいでしょう。

今は大きな鏡餅の形をした容器に個包装の小餅がいくつかつまっているのが市販の鏡餅の主流になっていますが、昔はついたお餅の形を整え鏡餅として飾っていました。それを鏡開きの日に手や木槌などで割って開いていたことから「鏡開き」という名前になっていったようです。

鏡開きで開いたお餅は、ぜんざいやお汁粉などに入れて食べ無病息災を祈念しましょう。

飾りつけは松の内の期間にしっかり済ませよう

伝統的なものであるからこそ、いくつか押さえておいた方が良いものがありますね。年末にチェックすべきポイントを押さえ、新しい年を有意義に迎えましょう。松の内に入る日は同じでも、年始は松の内の期間が関東と関西で異なります。

住んでいる地域の期間や行事を参考にし、ママにとって大きな負担を感じない範囲でお正月の飾りを子どもにも伝えていくことができるといいですね。