生理の出血量ってどれくらいなの?出血量の目安や毎月量が違う場合についての解説

女性にとって生理は切っても切れない関係。いやがおうにも毎月やってきてしまいます。さて、生理の出血量について考えたことはありますか?個人差があるので一概には言えませんが、多すぎたり少なすぎたりすると心配になりますよね。今回は生理の出血量について詳しく調べてみました。

生理の出血量が不安

経血の量というのは人と見比べられないため、自分の出血が適正なものなのか不安に感じる方が多いです。
多すぎても、もしかしたら病気!?と勘ぐってしまいますし、少なすぎるとこんなに少なくて平気なのかな?と気もそぞろになってしまいます。

そして年齢を重ねるごとに経血量が変化していくことも珍しくはありません。一体どれくらいの量がいちばん適切なのか、しっかり把握しておきたいですよね。

出血量の不安とその差について

出血量の目安とは

生理で流れてくる血というのは、子宮の内膜に付着しているものです。この血液によって、受精卵が着床しやすくなるために生理が起こります。いわば「受精卵のお布団」としての役割をになっているのです。
受精しないとその布団も役目を失いますから、時間が経つと子宮内膜から剥がれ落ちてきます。
さて、この血液ですがどれくらいが適正量なのでしょうか?

一般的に生理期間中に発生する血液は20g~140gであるとされています。これだけでもすでにかなりの差がありますね。
期間にすると3~6日はかかります。子宮の大きさや体質によって経血量というのは個人差が生じますので、極端に多いまたは少ないという場合以外はあまり心配しないでいいでしょう。

目安よりすごく多いけど大丈夫?

前述したように、経血量には個人差があるので多くてもさほど気にかけることはありません。
ただ一週間以上出血が続いたり、一日にナプキンを何度も替えないと間に合わないといったようなことが起こると少し心配です。

とくに普段の生活に支障をきたすレベルであれば、それは「過多月経症」かもしれません。これはホルモンバランスの乱れや子宮の病気といった原因が挙げられます。

月経量が多いというのは、すなわち全身の血液量の不足にもつながっていきます。慢性的な貧血の根源にもなりかねませんので注意が必要です。
心配であれば産婦人科へ行って診てもらってくださいね。

目安より量がすごく少ないけど大丈夫?

生理の出血量が少ないというのは、いくつかの原因が考えられます。まずは閉経が近づいている場合です。生理は平均的に12歳からはじまって、40年ほど続きます。
これも持っている卵子の量がそれぞれなので一概には言えませんが、だいたい50歳頃に生理が終わります。

問題は他の原因に該当する場合です。出血量が少ないのは子宮が未発達であることが考えられます。子宮がまだまだ小さいと経血量もそこまで多くはなりません。
10代で少なめの量であればさほど心配する必要はありませんが、20・30代になっても出血量が変わらなければ子宮の成長が止まっている可能性があります。
そのままにしておけば、不妊などの原因にもなります。ぜひ早めに産婦人科で診てもらってください。

毎月で量が異なる場合

先月と比べて量が増えた場合

前の月よりも経血量が増えたというときは、過多月経症になっている可能性があります。
過多月経症の場合、子宮や卵巣に直接の原因があることは少ないです。ほとんどがホルモンバランスの乱れから起こっています。

女性ホルモンのひとつであるプロゲステロンが排卵後に何らかの原因によって異常分泌されると必然的に経血量も多くなってしまうのです。
妊娠に備えて子宮内膜に付着していた血液が厚くなりすぎて、結果出血量も増えてしまうというメカニズムです。

ホルモンバランスは繊細なもので、ちょっとの環境の変化で乱れたりします。出血量が多いのは煩わしいですが、そこまで心配することではないのではじめのうちは様子を見るだけで大丈夫でしょう。

先月と比べて量が減った場合

心配なのは今までと比べてどんどん出血量が減っていく場合です。まずはストレスを強く感じていることによって、経血量は減少している可能性が考えられます。
ストレスはホルモン分泌の大敵です。過剰なストレス下にいると経血を正常に作り出すホルモンが作られなくなってしまうので、その分生理の出血量が少なくなります。

そのまま放っておくと、無月経にもなりません。妊娠しづらくなったり不妊症に陥ったりする元凶に発展する前に、極力ストレス環境を排除するようにしましょう。
そして卵巣になんらかの異常がある場合も、経血量が少なくなります。卵巣の機能が低下すると、経血量の減少というサインになって体に現れます。

体が出している大事なSOSのサインですので、無視せずにできるだけ早めにお医者さんに診てもらいましょう。

不安があれば何かしらのアクションを

月経量の増減、とくに少なくなったときというのは軽視してはいけない場合が多いです。
少しでも「大丈夫かな?」と思ったときは遠慮なく医師を頼ってください。何事も早期に発見して治療するのが一番です。

学生の方は、学校の保健医に相談するところから始めてみてもいいでしょう。一人で抱え込まずに、専門家に相談することで解決の道を歩んでください。