お産は自然分娩が一番?ママと赤ちゃんにとって大切な事【ドラマ『コウノドリ』第7話徹底解説】

11月27日(金)のコウノドリ第7話では、助産院や助産師にスポットをあてた「自然出産と帝王切開」の回が放送されました。自然なお産にこだわり助産院での出産を切望する妊婦と、それをサポートする助産院や助産師の心境などが描かれていました。助産院ってなに?という人も必見です。

第7話「母との約束〜正しい出産って何?」

第7話を迎えたドラマ「コウノドリ」ですが、みなさん段々と「推しメン」が決まってきたのではないでしょうか。私は…決められないどころか回を追うごとにすべてのペルソナメンバーのことをどんどん好きになっていってしまって、毎週金曜日はテレビの前で身悶えています。

四宮の「チョットイイスギタカモ…」っていう表情が可愛い!小松さん泣かないでぇぇ!今橋のポロシャツ姿、尊い!鴻鳥の優しさ癒される!ペルソナでもう一回出産したい!…今週はこんな感じでした。

向井さんのちょっとした毒舌もいい感じでした。船越のギャグは今回もボーン!と弾けてましたね。白川はなんだか不憫な感じに…。

ドラマがスタートした当初は「鴻鳥サクラ役の綾野剛さん」とか「四宮役の星野源さん」という感じで見ていたのが、最近は段々と役にみなさんが馴染んで来てしまって、そういう人がいるような感覚で見てしまっています。

それだけキャストの皆さんの演技力が素晴らしいということなのでしょうね!

それでは今回もドラマのハイライトや名シーン・名台詞を振り返っていきましょう!



ドラマ名シーン・名台詞まとめ

小松さんのプライベートシーン

勤務帰りや居酒屋での私服シーンは多かった小松ですが、完全にオフモードのプライベートシーンははじめてでしたね。

ナチュラルカラーのお部屋に、お母さんの仏壇。その横にはたくさんのお産に関するものと思われる本が並んでいました。ソファの横にはヨガの本やホームベーカリーの本も!忙しい毎日の中でも、自分の時間を大切に過ごしているんだろうなあ…と勝手な想像をしてしまいました。

ペルソナメンバーのこういったオフシーン、もっともっと見てみたいですね。

「帝王切開なんて絶対に考えられません!」

病院ではなく助産院で出産することを強く希望する森さんが登場しました。帝王切開や陣痛促進薬なんてとんでもない!という森さん。

「助産院で自然に産んであげるのが、赤ちゃんにとって一番幸せなんです」

という台詞に、違和感を感じた人もいるのではないでしょうか。

実際森さんが助産院での出産を希望するのは、幼少期に自分の母親が助産院でお産をするところを見たからなのですが、それにしては病院に対する悪感情が強すぎるな、と感じました。

助産院には助産院の、病院には病院の利点があるということをしっかり理解して、どちらかを否定するのではなく認めた上で選択できれば良いな、と思います。

6人目も男の子!ぞろぞろ登場する子どもたちに思わずクスッとする

「おめでとうございます、男の子ですよ〜」

と枕元に連れてこられた赤ちゃんを見て喜びながらも「また男かぁ〜」と笑うお母さん。その直後、LDR室にぞろぞろと入ってきたのは、5人の男の子とお父さん!

「女の子!?女の子だった!?」

とみんな期待いっぱいですが、男の子と聞いてがっかり。「でもかわいい〜」という言葉に、この家族の仲の良さを感じました。お母さんもお父さんも、毎日大変そうですが、なんだか幸せそうな家族にほっこりするシーンでした。

森さんのバースプランがすごい!

出産を経験した人の中には、出産前にバースプランの提出をした方も居るかと思います。私も二度目の出産の際には記入を求められて提出しましたが、特に書くことがなく…「夫の立ち会い希望」くらいしか書いた覚えがありません。

それに比べて森さんのバースプランはすごい!お産について事前にしっかりと調べたんだろうな、というのを感じる内容の濃さでした。

「夫にマッサージの仕方を教えて、実践して欲しい。出産はママだけの仕事じゃない!」

「夫にもすぐ抱かせてあげたい。父親としての自覚をなるべく早く持って欲しいと思っています」

など、ご主人と一緒に出産をするんだ!という強い意識を感じる内容も。

他にも助産院に求めること、自分が行いたいことがその理由とともにぎっしり記入されていました。ここまで行かないにしても、自分ももう少ししっかり書いたら良かったのかな…?とちょっぴり反省したシーンでした。

小松が引き抜きされていると聞いた下屋が…

「採血しづらい妊婦さんが来たとき誰に頼んだら良いんですか!」

「…それは自分でやんなよ」

2人のやり取りを見ている鴻鳥の表情も面白かったです。小松を大好きな下屋。今回はこの2人のやり取りも見ものな回でした。

そしてこのやり取り中から、真弓ちゃんのシーンに移るまでずっと焼きそばを食べている鴻鳥が可愛かったです。

白川の不憫な日々がスタート

真弓ちゃんの「白川先生…わたし…赤ちゃんができました」からスタートする白川の不憫な日々。

大体こんな可愛い子から「話がある」なんて呼び出されたら、絶対もう「告白キター!」と思うじゃないですか。それがいきなり赤ちゃんができたとか言われた挙句、小松に体当りされ誤解されて…その後のぶーやんでもちょっと笑いものにされちゃったりして…今回は本当に白川はかわいそうな回でしたね!

そんな白川を見てついつい笑ってしまいましたけど…。

ラストでもひとりコンサート会場に取り残されるなど、イケメンなのに三枚目というおいしいポジションを確立してきましたね。最終話に向けてどんなふうにいじられていくのか、楽しみです。

「ジョン・レノンに謝れ」(パンチ…パンチ…)

「ミュージシャンって何系なの?」と聞かれ、彼氏である「たっくん」を「ジョン・レノン」に例えた真弓ちゃん。ぶーやんに登場したたっくんを見て、場が凍りつきました。

小声で「ジョン・レノンに謝れ…ジョン・レノンに謝れ…」と繰り返しながら白川にパンチする小松が面白かったです。ここでも白川はとばっちり。

ちなみにこの「たっくん」を演じていたのは、麻酔科医・船越を演じる豊本明長さんと同じ「東京03」のメンバーである角田晃広さんでした。2人の共演シーンがなかったのは残念でしたが、お2人共いいキャラクターですよね。

「どうしよ………赤ちゃんの名前どうしよう!」「それ早くね!?」

小松役の吉田羊さんの突っ込み、良いですよね!下屋に対する「それは自分でやんなよ」もそうですが、たっくんに対する「それ早くね!?」も鋭くてよかったです。

毎回そうですが、ぶーやんのシーンは毎回テンポが良くてとても楽しいですね。

その後の「なんかちがくね?」も「まだ動かないです!」も、笑顔の裏の表情が見えるようで良かったです。

提携助産院との連絡会議

今回のカンファレンスは、いつもとは一味違う雰囲気でした。「提携助産院との連絡会議」として助産院で出産を臨む患者の経過を共有する時間になっていましたね。

ちなみに助産院を開くにあたって、この「病院と提携する」ことが一番難しいそうです。ペルソナ総合病院では少なくとも3ヶ所の助産院と提携しているようでした。

ののむら助産院の野々村さんに対するスタッフの目も、それぞれ違う思いを含んでいるように感じました。

新井や白川は口に出していっている通り「危険な状態になってからの搬送はやめてくれよ…」と言った表情。四宮は「やれやれ…こういうことを言う人がいるから…」といった感じでしょうか。小松は真剣な表情で聞き入っていましたね。

下屋は「こんな考え方もあるんだ!」と目をキラキラ。鴻鳥も優しい表情でした。

ところで、下屋の隣に座っている男性。ドラマ第1話から登場していて、徐々に台詞も増えてきていますが公式サイトキャスト一覧には登場していません。ドラマ内でも名札でしか名前が出ていないのですが、最後のスタッフロールにお名前が出ていました!役名が「福田義人」、お名前は「橋本一郎」さんでした。しかも橋本さん、あの役所広司さんの息子さんなんですね!今後どのように絡んでくるのか、ちょっと気になっています。

小松と四宮の喧嘩、肩がこるほど緊張する

助産院を支持する小松と、出産にサービスを求めることを良しとしない四宮が衝突するシーン。見ているこっちの方が緊張で肩こりしちゃいました!

いつもにこやかな小松が怒るシーンに、下屋でなくともハラハラしたのではないでしょうか。

「本当のことしか言ってないだろ…」

という四宮も「やばい…ちょっと言い過ぎたかも…」という表情をしていて可愛かったです。

マタニティブルーズについて語る2人の台詞が深い

「子育てにおいて旦那は、新米バイトみたいなものですからね」

メディカルソーシャルワーカー向井のこの台詞に大きくうなずいた女性が、全国各地でいるはず!それでもまあ、

「やる気はあるけどいかんせんやり方がわかってない…」

なんて、やる気を持ってくれているだけでも良いほうですよね!

小松も言っている通り、ネットや本の「○○すべき!」なんて情報で窮屈にならず、赤ちゃんとお母さんが笑顔でいられる子育てをしてくださいね。

「僕の座右の銘は『諦めない勇気』…」

「骨が折れても『ボーン!』とチャレンジ…骨だけにねっ」ってもはやわけがわからない、小指骨折中の麻酔科医・船越。

赤いユニフォーム姿もすっかり板についてきました。既に麻酔科医であることを忘れてしまいそうです。

「あの人はもう少し頑張ったほうがいいですね…」って言われちゃってますよ。コツコツがんばれ!船越先生!

小松の過去と、助産院に対する思いに涙…

「落ち度があったとかなかったとか、病院が悪いとか助産院が悪いとかじゃない」

「あるのは…赤ちゃんがひとり亡くなってしまった事実だけ」

こういう気持ちで妊婦や出産に向き合ってくれている医療スタッフはどれくらいいるのでしょうか。病院や助産院からすれば、たくさんのお産のうちの1回かもしれませんが、妊婦やその家族にとってはたった1度の命がけのお産です。

それを本当の意味で感じて、毎回お産に望んでくれる病院や助産院があるなら、それはすごいことだと思います。

きっとこのコウノドリのモデルになった荻田和秀先生も、そういった気持ちを持っている産科医のひとりなのでしょうね!

下屋の「スマーイル!」返し

いつもは小松に「笑顔を絶やすな!」とほっぺを持ち上げて「スマーイル」されちゃう下屋ですが、今回は逆に下屋が小松に「スマーイル」していましたね。

友達みたいな姉妹みたいな…不思議な関係の2人が、とっても微笑ましかったです。

今橋と四宮の珍しいツーショットシーン

この2人のやり取り、今までなかったのではないでしょうか?NICUで心配そうに赤ちゃんをみつめる四宮に、今橋が小松との喧嘩のことで話しかけます。

ちょっとうっとおしそうにする四宮ですが、今橋家の助産院体験を聞いてちょっと意外そうな表情。今橋のオフショットも良かったです。ポロシャツ姿が「良いお父さん」という感じで素敵でした。

「当たり前のことができなくて当たり前」

出産直後、様々なことが上手く行かなくて悩んだり涙したりするお母さんは多いのではないでしょうか。だけどそれは、当たり前。

おっぱいをあげるのだって、オムツをかえるのだって、泣いている赤ちゃんをあやすのだって、目の前の赤ちゃんが生まれてからはじめて挑戦することなんですから。

「赤ちゃんのためにお母さんはいるんじゃない…お母さんがいるから、赤ちゃんがいるんだよ」

お母さんも、赤ちゃんも、ゆっくりマイペースで少しずつ親子になっていけば良いのです。

「あなたとお腹の赤ちゃんの命より大切なものは無いのよ!」

自然分娩だとどうとか帝王切開だとどうとか言う人が、ごく一部ですが未だに存在するそうです。昔からの根強いイメージみたいなものなのでしょうか?

今回の森さんも帝王切開を嫌がり「痛みに耐えて産むからお産でしょ?苦しいお産に耐えたから子どもは可愛いんでしょう!?」と泣いてしまいます。

それに対する野々村助産院長の「そんなのはね…迷信よ!」に思わず吹き出してしまいました。

帝王切開で産んだからおっぱいが出にくいとか、自然分娩じゃないと赤ちゃんを可愛がれないとか、そんなのはぜーんぶ!迷信ですよ!自信を持って、子育てしてくださいね!

野々村助産院長の助産師としての言葉がしみる

「お母さんとお腹の赤ちゃんが無事なら(自分がバカにされても)それでいいの」という野々村助産院長。

「助産院で産む」ということにこだわる妊婦の気持ちはもちろん大切ですが、それ以上に大切なものをきちんと知っている人の言葉でした。

「うまれたいとがんばる赤ちゃんにお母さんが力を貸して、それを取り上げるのがわたしたちの仕事」

この台詞は、鴻鳥も言っていましたね。主役はあくまで赤ちゃんとお母さん。そして、

「誰かの命に寄り添うには、臆病なくらいがちょうどいいのよ」

という言葉に胸を打たれました。

最後は仲直りしてフィナーレ!

「産科医はモニターばっかりみて、すぐ帝王切開って腹切りすぎなんだよ!」と言われた四宮。ラストは「帝王切開(カイザー)ですね」という下屋の言葉を聞いた後、小松に「どう思いますか?」と水を向けます。

きょとんとする小松と下屋でしたが、「いきみたい感じも出てるし、これからぐっと進む気がするんだけどな」という小松に対して、

「じゃあ、それで」

という四宮にさらにびっくりの2人。思わずにやけてしまうシーンでした。

漫画との違い

小松の引き抜き話はドラマオリジナル

原作では、小松の引き抜き話はありませんでした。ドラマオリジナルの設定が入ることで、下屋の小松に対する気持ちやペルソナ総合医療センターの中での小松の存在感がよくわかるストーリーになっていたと思います。

妊娠したスタッフの名前がちょっと違う

ドラマでは「真弓ちゃん」と呼ばれている、今回妊娠が発覚した彼女。原作では「マキちゃん」でした。

白川に相談するシーンなどもドラマオリジナルで、原作ではまったく絡みのなかった白川が良い味をだしていましたね。

小松の心の声を白川が代弁

売れないミュージシャンを支える助産師…それに対して「ありがちだねぇ」と突っ込みを入れる白川ですが、原作では小松が心の中で突っ込むのみでした。

たっくんの名付けがちょっと違う

「女だったら愛と書いてラブ!」「男だったら平和と書いて…ひらかずだ!」

原作では「男だったら二助と書いてぴーすけ」でした。

小松の前の病院での話が聞ける

原作では語られていなかった、前の病院をやめたときの話を今橋から聞くことができました。

「あの人は、ひとつひとつのお産に責任を持って向き合っている人だよ」

四宮に語りかける優しい声が素敵でした。四宮は小松の前病院での話に意外そうな顔をしていましたね。

いつもは明るい小松。今回はその裏にあるたくさんの悲しみや怒りを垣間見ることのできる回でした。

小松に「どう思います?」とたずねるのは原作では鴻鳥

ドラマでは下屋が「帝王切開(カイザー)ですね」と言っていますが、原作ではこちらが四宮の台詞。「小松さんはどう思います?」と聞くのは鴻鳥でした。

ドラマでは照れながらも小松の言葉を信じて「じゃあ、それで」という四宮が可愛かったですね!

最後の「太助ワンマンライブ」原作では小松とマキちゃん2人きりでした

ドラマでは白川が毒牙にかかっていましたね。しかもライブの名前が「LOVE&PEACE」でした。歌っている曲のタイトル「つわり」や歌詞は原作通りでしたが、それに見事に曲がついていい感じでした。

これは角田さんのオリジナル楽曲らしいです。角田さんはなんと、原作をかいている鈴ノ木ユウ先生と大学時代に同じ音楽サークルに所属していたとのこと。こんなところでつながるなんて、すごいですよね!



”Imagine” 笑顔の背景にあるものとは?

笑っている人がつらい思いをしていないとは限らない

今回は「意外」なことが各所に散りばめられた回でした。

いつも笑顔の小松が、実は過去にグレていたりお母さんのことでつらい思いをしていたり。いつも自信たっぷりだと思っていたのに本当は仕事のことでも悩んでいたり。

その他にも、真弓ちゃんの妊娠、その彼氏が妊娠を喜んだこと、今橋家の助産院体験、四宮の仲直り方法などなど。

普段わたしたちは、表面的な部分だけを捉えてそれが相手のすべてだと決めつけてしまいがちです。けれど実際は目には見えない部分の方がたくさんありますよね。

そういった「見えない部分」に少しだけでも意識を向けて想像することで、相手の立場になってものごとを捉えることができたり、思いやりを持てたりするようになるのだと思います。

様々な立場の人が登場する「コウノドリ」。助産院と病院、産科と新生児科、助産師と産科医…自分の考えだけを主張せず、相手のことを思いやって協力しあうからこそ、そこで奇跡がおこるのではないでしょうか。

さて、次回は鴻鳥にとって忘れられない妊婦さんのお話。7話の最後で肺炎の症状が出たつぼみちゃんの経過も気になります。新生児科医・白川にも転機がありそうな予感。そして四宮が笑うシーンも!?12月4日の第8話も楽しみですね!

見逃した人は「TBS FREE」か「TVer」でドラマを視聴できます

最初にお伝えしたとおり、放送後1週間以内は「TBS FREE」や「TVer」で何度でも放送を見直すことができます。
なお配信期間は放送終了後から1週間となっていますので、注意してくださいね。

※第7話は2015年12月4日(金)21時59分まで

TBS FREE

TVer

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