陣痛から出産までどのくらい時間がかかる?陣痛の兆候、間隔、経産婦との違いを解説

待望の赤ちゃんに会えるのもあと少し。出産にかかる時間のことや陣痛のことを考えて過ごす日々が続いている方も多いのでは?変に気負わないためにも陣痛のことや出産までの流れを把握しておきましょう。

陣痛から出産までどのくらい時間がかかるの?

初産婦と経産婦では、陣痛から出産にかかる時間は変わります。それは、一度お産を経験すると産道が開きやすくなるということが関係しているようです。
では、実際にはどれくらいの時間がかかるのでしょうか。

初産婦の場合の平均

一般的に初産婦の方は陣痛から出産まで11時間~14時間ほどかかると言われています。
あくまでも平均的な所要時間なので、初産婦の方でも5時間ほどしかかからなかった、という方もいるようです。
普段からウォーキングなどでしっかり体力をつけて、ストレッチなどで股関節を柔らかくしておきたいですね。

経産婦の場合の平均

経産婦の方は陣痛から出産までにかかる平均的な時間は5時間~7時間程度、初産の方の約半分の時間だと言われています。
初産に比べてかかる時間が短いのは、子宮口や産道は一度開いたことがあると開きやすくなるため、お産の進みが早くなると言われています。

経産婦の方は陣痛がきてから出産までの時間は短くなる傾向が高いですが、陣痛が始まる時期はその都度の妊娠によって異なるので、予定日を超過することはよくあります。



陣痛の間隔とは?

陣痛は痛い時と痛くない時を赤ちゃんが誕生するその時まで繰り返し起こります。陣痛の間隔とは、陣痛が起こった時から次の陣痛が起こるまでの時間の間隔のことを言います。

前駆陣痛と本陣痛の時間の間隔の違い

前駆陣痛は痛みの間隔が不規則で、痛みの強さもばらばらです。一方、本陣痛になると痛みの間隔は規則的になり、痛みは徐々に強くなってくるのが特徴です。
痛みを感じたらその時間を記録しておくと、病院へ連絡する目安にもなりますね。

陣痛の時間をアプリに記録する人も

陣痛の間隔をメモで記録するのも良いですが、前駆陣痛が長い方だとメモも億劫に感じますよね。
最近では陣痛タイマーなる、陣痛の時間を記録してくれるアプリが多数存在します。
アプリによっては陣痛の間隔だけではなく、陣痛が起きた日時や1回の陣痛の長さも記録してくれるものもあるようです。

いちいちメモを取りに行く必要もなく、タップするだけなのでメモを取るよりも簡単かもしれませんね。
また、写メや日記もあわせて記録できるアプリもあります。出産後に見返したりと良い思い出にもなりますね。

▼アプリについてはこちらの記事もどうぞ 出産は女性にとって人生の一大イベントですよね。そんな時、陣痛アプリを使えば陣痛がきたときに時間を逐一メモする必要はもうありません!自動で時間を測ってくれる、そんな便利なアプリがあるのです。こちらでは、無料でダウンロードできる陣痛アプリ5選をご紹介しちゃいます!

陣痛から出産までの流れは?

陣痛から出産までは3段階あるので陣痛が来てもすぐに赤ちゃんが生まれるという訳ではありません。

分娩第1期

平均所要時間は初産婦の方で10~12時間、経産婦の方で4~6時間かかります。
10分ごとの陣痛が始まり、子宮口が全開大するまでの期間を分娩第1期と言います。
分娩第1期は更に「潜伏期」、「移行期」、「活動期」の3つに分類されます。 ■「潜伏期」
子宮口は1~2cm開いている状態です。
不規則で生理痛のような痛みから始まることが多く、下痢のような痛みで始まる場合もあるようです。
一般的にはまだ痛みは弱いので、陣痛がきていても動いたり話したりすることは可能です。
本陣痛に繋げるためにも積極的に体を動かしたい時期です。 ■「移行期」
子宮口は3~4cm開いている状態です。
徐々に痛みが規則的になってきます。子宮口が3~4cm開いた状態でも、あまり陣痛を感じない妊婦さんも中にはいるようです。
痛みの間隔があいているうちに、入院時の持ち物の再確認や入浴、食事、家族への連絡などを済ませておきましょう。 ■「活動期」
子宮口は7~8cm開いている状態です。
通常はこの活動期に入ってから破水します。必ずしもおしるし→陣痛→破水と順番通りに起きるものではなく、破水から始まる場合もあるので、陣痛よりも先に破水してしまったらすぐに病院へ連絡し病院へ向かいましょう。
活動期に入ると一般的には陣痛時の痛みは動けないほどになってきます。恥骨あたりが割れるように痛み出すことが多く、いきむのはもう少し先になるので、いきみ逃がしなどをして気を紛らわせることをおすすめします。

陣痛が起きたと同時にテニスボールを思いっきり恥骨に押し付けると痛みが少し楽になると感じる方が多いようです。

分娩第2期

平均所要時間は初産婦の方で1~2時間、経産婦の方で30分~1時間かかります。
子宮口が全開大してから赤ちゃんが生まれるまでの時期のことを言います。妊婦さんはようやくいきめるので、少し気が楽になる方も出てくるようです。

陣痛の痛みは膣から会陰にかけて痛くなります。いきむ際に声が出てしまうと力が思うように入らず、ママも赤ちゃんも苦しい時期が続いてしまうので、声を出さないようにしたいですね。
赤ちゃんの頭が出てくれば、あとはどこかに引っかかっていない限りはスムーズに出てきます。感動の対面まであと少しです。

分娩第3期

平均所要時間は5分~15分程度で、胎盤が出るまでの時期のことを言います。ママが赤ちゃんとの感動の対面をはたしている際にも胎盤を出す処置は続けられています。

胎盤が出るために軽い陣痛のような痛みを感じる場合もあるようです。会陰を切開した方は胎盤を出した後に縫合の処置が施されます。
チクチクとした痛みを感じることもありますが、縫合している頃になると後陣痛の痛みの方が強く感じることがほとんどのようです。



陣痛から出産までの時間は個人差があります

出産にかかる時間はあくまで平均的なもので、個人差はかなりあります。
経産婦の方は初産婦の方に比べて出産にかかる時間は約半分だと前述しましたが、2人目の方が分娩時間がかかった方や初産の時と分娩時間が変わらなかった、という妊婦さんもいます。

また、初産の方でも分娩時間が5時間ほどだったという妊婦さんもいます。あくまでも平均的な時間なので、本番前に悲観的にならず赤ちゃんと一緒に痛みに耐えて無事に出産を乗り切りましょう。