着床時期はどう過ごしたらいい?妊娠しやすくするための過ごし方とは

妊娠は、成熟した受精卵が子宮内膜に着床して始まるもの。つまり、受精していても着床まで辿りつけなければ妊娠には至らないのです。妊娠を希望するなら、着床しやすい体質を目指しましょう。そのために心がけた方がよいことや、着床時期のおすすめの過ごし方をまとめました。

着床時期とはいつ頃?

個人差はありますが排卵から7日目頃、生理開始から21日といわれています

着床時期とは、個人差はありますが排卵から数えて7日目頃、生理開始から数えると21日目前後と言われています。
卵管で受精が成立すると、受精卵は細胞分裂を繰り返しながら子宮を目指し、4日目には透明帯というものに包まれた胚卵胞となります。5〜6日後には子宮に到着しますが、1〜2日は子宮内で浮遊したままの状態です。

この間、子宮内膜は卵胞ホルモンと黄体ホルモンの影響を受けて厚さを増し、着床に向けたベストな状態(厚さ20mm前後)を作っています。タイミングが整ったら、胚卵胞は透明帯を脱出して子宮内膜に張り付き、「着床」が始まります。

また「着床の始まり」から胚卵胞が子宮内膜に潜り根を生やしたあと、子宮内膜上皮の欠損部が修復される「着床完了」や「妊娠成立」に至るには、さらに5〜6日程度かかると言われています。

着床しやすくなる過ごし方って?

それでは着床時期にはどう過ごしたら着床力を高められるのでしょうか。心がけたいポイントとその理由についてご紹介します。

とにかく体を温めよう

着床が起こる時期は、高温期の中でも黄体期と呼ばれる期間。排卵直後から分泌される黄体ホルモンは体温を上げたり、子宮内膜をやわらかく厚くするはたらきがあります。
この時期に一番重要なのは、普段より高い体温の維持。つまり体を温めることです。特に首という名前の付く「首・手首・足首」と「腰回り」を冷やさないように注意しましょう。
暑い夏でも冷房をきかせすぎない、過度な薄着をしない、冷たい飲み物を摂りすぎないことを心がけてくださいね。

血の巡りを良くしよう

黄体ホルモンの影響のせいでこの時期は水分をため込みやすく、そのため太りやすく、むくみやすくなる傾向にあります。よって体を温めつつも、体内の水分や血流を全身にめぐらせることが重要なのだそうです。

そのためには
・ウォーキングやヨガなどの軽い運動
・半身浴(熱すぎる温度やサウナは逆効果)
・ストレスをためず、リラックスすること
・マッサージをする
・水分をこまめに摂る(常温or温かい飲み物を)

血を全身に巡らせて子宮内膜を新鮮な血液で満たしてあげることが、着床力アップにもつながるのです。

バランスの良い食生活を心がけよう

着床力をアップするために積極的にとりたい栄養素はいろいろありますが、なるべくサプリメントなどに頼らず日々の食事から摂取するように心がけましょう。食生活の改善は、ホルモンバランスを整えることにもつながります。

・大豆イソフラボンを含む納豆や豆腐
・ビタミンB6を含むマグロ、カツオ、レバー、ナッツ類
・ビタミンEを含むアボカド、うなぎ、かぼちゃ
・カルシウムを含む乳製品、小魚、ごま、ひじき
・マグネシウムを含む海藻類全般や玄米
・食物繊維を含む玄米、豆類、おから、根菜類

この時期は脂っこいものや甘いものはなるべく控えた方がよいとされています。

たっぷり睡眠をとろう

着床に至るには、体に働きかけるホルモンのバランスを整えることが大切です。それにはまず、規則正しい生活習慣と充分な睡眠時間をとること。特に、22時から2時のゴールデンタイムと呼ばれる時間帯の睡眠が重要だと言われています。

また黄体期は体温が高く、分泌量が増える黄体ホルモンに催眠効果があるため眠くなります。特に着床が成立している場合は強烈な眠気に襲われることもあります。その場合は昼間でもできる限り横になり、睡眠を取るようにしましょう。

着床時期にしない方がよいことはある?

では逆に、妊娠への悪影響になることはあるの?これって大丈夫?という疑問についてご紹介します。

お酒を飲んでも大丈夫?

アルコールの安全量は個人差があるため明確な目安はないのですが、やはり過度なアルコール摂取は妊娠しにくくなるというデータがあるようです。また、冷たいビールなどは体を冷やすことも考えると、あまりおすすめできません。
飲まないことでストレスになるという方は、日を置いたりコップ1杯程度の少量なら問題ないと言われています。

ただし着床成立し妊娠が継続した場合は、胎児への影響を考えてお酒は控えた方がよいでしょう。

-たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう-
厚生労働省より 妊娠中の喫煙・飲酒についての詳しい情報はこちらからどうぞ。

仲良ししてもいいの?

結論から言うと、仲良しOKです!問題ないとのことなので、安心してくださいね。
ただし着床直後は不安定なので、あまり激しいものは避けた方がよいそうです。
また、乳首への刺激やオーガズムは子宮収縮を引き起こすこともあるので、全体的にソフトタッチで…とパートナーの方にお願いしてみるといいかもしれません。

日ごろから無理をしない生活を

今回は着床時期にフォーカスをあてた内容でしたが、妊娠しやすい体を目指すならば、日常的に生活のリズムを整えることが重要です。残念ながらリセットしてしまっても、一周期を健康的に過ごすことで次の周期へつなげることができるのです。
妊娠は母体の体調が大きく左右します。日ごろから無理をせず、ゆったりとした気持ちで赤ちゃんがくるのを待ちましょう!