ポップアップカードは手作りで♪子どもが大好きなポップアップの簡単な作り方

立体的に飛び出す仕掛けがおもしろいポップアップカード。子どもの食い付くような反応がたまりません。でも、市販されているものとても精巧で、自分で作れるなんて思いもよらないもの。そこで今回は、初心者でもぶきっちょさんでも悩まずに作れる、やさしいポップアップカードの作り方をご紹介していきます。子どもが喜ぶこと間違いなしですよ♪

ポップアップカードって手作りできるの?

簡単な仕掛けならあっという間に作れます

ポップアップカードのいちばん簡単な仕掛けは、2本の切れ目をいれるだけで作れます。これなら、工作に自信がなくても、あまり多くの時間をとれなくてもなんだかできる気がしませんか?

ポップアップカードはインターネット上でいろいろな作り方が紹介されています。でもはじめから難しいものに挑戦すると「ややこしいな」と感じてしまうことがあるはず。まずは手と頭を慣らすため、簡単な作り方からはじめていきましょう。



簡単ポップアップカードを手作りしてみよう

複雑なことは一切いらない、簡単なポップアップカードの作り方をご紹介していきます。カードの種類は全部で種類。

1、2本の切れ目を入れるだけで作れるポップアップカード
2、切れ目もいらないポップアップカード
3、型を切り抜いて作るポップアップカード
4、モチーフを貼り付けて作るポップアップカード
5、糸の仕掛けのポップアップカード
6、飾りがくるくる回るポップアップカード

それぞれ工程を4段階ほどにまとめてあります。これならできそう、やってみたいという作り方がきっと見つかりますよ。

用意するもの

・色画用紙(今回はセリアで購入した125×175mmサイズの用紙を使用)
・ハサミ、カッター
・カッティングマット(ダンボール、新聞でもOK)
・ボンド、両面テープ
・定規
・えんぴつ

【共通の仕上げ作業】
1~5までのポップアップカードは、作ったカードをもう一枚、別の台紙に張り付けるとさらに素敵に仕上がります。
このとき、台紙は土台の紙と違う色にしたり一回り大きいサイズを選んでみましょう。同色、同サイズより変化があってカードのデザイン性が高くなりますよ。

1、2本の切れ目を入れるだけで作れるポップアップカード

切れ目を入れるだけのポップアップカードは、いろいろな形のポップアップを作る基本になります。

この方法を覚えれば、切れ目を増やしたり折り方を工夫したりして、オリジナルのポップアップをアレンジできるようになりますよ。 1)画用紙もしくは厚紙を半分に折ります。 2)2本の同じ長さの線を平行に引き、はさみかカッターで切れ目を入れます。 3)紙を半分に折り直し、切れ目の端に直角の折り目をしっかり付けます。 4)紙を開き、半分の折り目を谷折りで奥に折り込むと同時に、切り込みの中心線を手前に引き出します。そのとき、中心が山折り、切り込みの両端は谷折りになります。
これでポップアップの完成です。 【みんなの応用作品】 ◆マスキングテープで装飾して ◆2段重ねもかわいい

2、切れ目もいらないポップアップカード

切れ目すら入れないで作れるポップアップカードもあります。こちらは折り紙で作ったモチーフや、動物の写真の切り抜きなどで飾ると立派なカードとして楽しめますよ。 1)画用紙もしくは厚紙を半分に折り、折り線の角を三角に折り曲げます。 2)折った角が中割りになるように折ります。 中から開けばポップアップの完成です。 【みんなの応用作品】 ◆ちょうちょの飾りをつけて ◆作り方1との合わせ技でツリーになる

3、型を切り抜いて作るポップアップカード

1)紙を開いたまま、切り抜きたい図形を下書きしていきます。今回ポップアップで浮き立たせるのは、来年の西暦の「2016」にしました。

下書きをするときにはまず、中心線をわかりやすいように記しておきます。図形はこの中心線をまたぐように配置します。

●手間を省くポイント
・ポイント1:下書きの跡を残したくない場合は、コピー用紙に図形を描き、画用紙に重ねてカットするときれいに図形が浮き出ます。
・ポイント2:浮き立たせる図形は直線の方がカットが楽ちん。特に上下の線は折り曲げる部分なので直線にします。図形をいくつか並べたいときは、上下を同じ高さにすると折るときに手こずらずに済みます。 ●写真の説明
点線:ポップアップの後方になる折り目/青の太線:ポップアップの上下の縁となる折り目/黒の直線:カットする線/斜線部分:図形を浮き立たせる土台になる部分 2)中心線を谷折りにしながら、ポップアップ部分を立ち上げます。下の栓は谷折り、上の線は山折り、土台から立ち上げる部分の点線は谷折りです。

●じょうずに折るポイント
・ポイント1:折り曲げる線を定規などでなぞり、跡をつけます。こうすることで細かい部分もぐしゃぐしゃにならずにおることができます。
・ポイント2:ポップアップしたいところと土台部分の間に、鉛筆や定規など固いものを差し込みます。ポップアップ部分がよれず、中心線が折りやすくなります。 【みんなの応用作品】 ◆本物の動物みたいな愛らしさ ◆バレンタインや誕生日にも最適

4、モチーフを貼り付けて作るポップアップカード

土台の紙にゆらゆら揺れるモチーフを貼り付けてポップアップさせていきます。
ここでは折り紙で作ったふたつのバネでゆらゆら揺れる仕掛けの作り方を説明していきます。 1)折り紙のバネを作ります。折り紙を1/4の幅に切り、縦半分に折ったものを2本用意します。 2)端と端を合わせ、張り合わせた場所の辺を支点に折り畳んでいきます。ばねの長さが足りないときはいくつかつなげるといいでしょう。 3)次に、蛇腹のバネを用意します。同じく1/4の幅の折り紙を裏面同士で張り合わせてから山折り谷折りを繰り返して蛇腹にします。 ふたつのバネのできあがりはこちら。 4)できた蛇腹は土台の紙の中心線をまたぐようにして貼り付けます。バネの方は好きな場所に取り付けていきましょう。これでポップアップの基礎は完成です。
あとはお好みで数を増やしたり、付ける位置を工夫したりして、ポップアップの揺れを楽しんでくださいね。 【みんなの応用作品例】 ◆バネがちょうちょ ◆大小の蛇腹を組み合わせてツリーに

5、糸の仕掛けのポップアップカード

次に、土台の紙に糸を通して動く仕掛けのポップアップカードをご紹介します。

1)土台の紙を二つ折りにし、中心線を挟んで左右それぞれの面に、糸を通す小さな切れ目をカッターで入れていきます。 2)切れ目に糸を通して、両端を土台の裏側にテープで留めます。糸の長さはカードが完全に開いた状態にならないよう、短めにカットしておくと立体感が出てきます。 3)かかった糸にお好きなモチーフをぶら下げたり貼りつけたりして飾り付けすれば、ポップアップカードの完成です。
カードの目的に合わせ、あれこれ飾り付けを楽しんでください。 【みんなの応用作品】 ◆穴を開けずに飾りでとめてもOK

6、飾りがくるくる回るポップアップカード

最後にご紹介するのは、カードを開くと飾りがくるくる回り出すポップアップカードの作り方です。ハートや星、雪の結晶などのモチーフはもちろん、写真を丸く切って飾りを作ってもかわいいですよ。 1)色画用紙を2枚用意し、飾りを付ける窓を型抜きます。窓の形は丸でも四角でも好きな形でOK。
丸を描くときはお菓子や薬の容器を使うと手軽に円が描けます。
2枚とも同じ場所に窓が開くように、2枚重ねて切り抜くか、先に穴を開けた1枚を型にして下書きをするといいですよ。 2)くるくる回る飾りを作ります。今回はくり抜いた紙を使って簡単に作れるハートを切り抜きます。
飾りにするモチーフはお好みで。紙を切り抜いて作ったり、100均などで売られているフェルトのモチーフだったり、いろいろ試してみるのもいいですね。

●見栄えを良くするポイント
飾りはくるくる回るので、裏表両方にデザインがあるときれいです。紙を飾りにする場合は2枚以上を貼り合わせて内側と外側どちらからみても大丈夫なようにしましょう。 3)飾りに軸を取りつけます。軸に使うものはゴムやテグス、凧糸などのねじって戻る力が強いものがおすすめです。 【じょうずに回すポイント】
軸が飾りから浮いてしまうと良く回らないので、しっかり張りつくよう両面テープやボンド、グルーガンなどで固定するようにします。 4)飾りを取りつけた軸をカードの内側の台紙に貼り付け、外側の台紙と張り合わせたらカードの完成です。
飾りをねじってからそのままの状態で封筒に入れれば、カードを開けたときに飾りがくるくる回りますよ。

手作りポップアップカードでおうち遊びを楽しもう!

ポップアップカードはクリスマスや新年、誕生日などのグリーティングカードとして活躍するのはもちろん、アイデア次第でママオリジナルのおもちゃや絵本も作ることができます。

うれしいことに、一枚の紙からポップアップが動き出す様子をみると、いつも以上に子どもは興味津津。「うわー」「ママすごい」の褒め言葉が飛び交い、自分も作りたいと手を出してくることでしょう。
外に出るのか辛くなる寒さ厳しい日には、手作りのポップカードでおうち遊びを楽しんでみてくださいね。