妊娠初期の流産の兆候は?時期や症状、原因を解説

妊娠初期に最も心配されるのが流産。妊娠がわかった喜びと不安が入り混じった妊娠初期が、流産の確率が最も多い時期なのです。妊娠初期の流産はどんな兆候があるのか、症状、原因、どれくらいの確率で起こるのかなどをお伝えしていきます。

妊娠初期の流産の兆候は?

妊娠初期の流産の兆候は次のようなことがあります。

突然つわりがなくなる

妊娠初期は個人差はありますが、つわりを感じるママは多いと思います。妊娠を継続できなくなるとつわりも無くなるので、妊娠初期の流産でつわりが突然なくなったと感じたママは多いようです。

出血する

鮮血や茶褐色の少量の出血、または大量の出血があります。血がまじった茶色のオリモノが出たり、鮮血だったりします。妊娠初期の出血は珍しいことではありませんので、少量の場合は心配ない出血のことが多いのですが、個人で判断は難しいので気になるようなら病院に電話してみましょう。

基礎体温が急激に下がる

通常は妊娠すると黄体ホルモンの影響で基礎体温は上がり、胎盤が完成する12週頃から徐々に下がってきます。基礎体温が急激に下がると流産の可能性があるので、基礎体温をつけているママは体温の変化を気にしてみてください。

腹痛がある

妊娠初期は子宮が大きくなるために腹痛があったり、便秘や下痢による腹痛の場合もあるので、腹痛に過剰に反応する必要はありませんし、急いで病院に行くよりも安静にしていたほうがいい場合もあります。流産による腹痛は、痛みが継続したり、強くなったり、締めつけられるようなズキズキした痛みが起こることがあります。

胸の張りがなくなる

胸の張りがなくなるというのもよくある兆候です。妊娠によって黄体ホルモンの分泌が増えて胸が張るのですが、妊娠が継続できない場合にはその影響がなくなっていきます。



妊娠初期の流産はどれくらいの確率で起こる?

妊娠したママの15%は流産してしまい、すべての流産の中で妊娠初期での流産は90%という高い確率が出ています。5,6人に1人のママが流産してしまうという確率で、妊娠初期の流産は珍しいことではありません。妊娠初期はそれほど流産になりやすい時期なのです。

周りにそんなにいないように思えても、まだ妊娠を周りに伝えていない時期であったり、公表していないだけで実はたくさんのママが流産を経験しています。
心拍確認後の流産は、3~5%と言われているので、心拍を確認できたらひとまず安心できるようです。

妊娠初期の流産はいつ起こるの?

妊娠初期の流産は12週までに起こり、妊娠4週から9週に最も多く見られます。
胎嚢が確認できない科学流産は6週未満に起き、その場合は妊娠に気づかないまま、生理と区別がつかずに過ごす場合もあります。胎盤が完成したり心拍が確認できると、流産の可能性はだいぶ低くなります。



流産と切迫流産の違いは?

「流産」は妊娠を継続させることが難しいのですが、「切迫流産」はお腹の張りや出血などがあって流産しかかっているけれど赤ちゃんが子宮にいる状態で、安静や入院をしていたら妊娠を継続することができる状態です。
切迫流産と診断されたらできるだけ動かずに安静にして、赤ちゃんの生命力を信じて過ごしましょう。

初期の流産は防ぐのが難しい

妊娠初期の流産の原因は染色体に原因がある場合がほとんどです。なんらかの異常が染色体にあり、細胞分裂がうまくいかなかったことで赤ちゃんの成長が止まってしまいます。

妊娠初期の仕事や家事や運動などが、流産に影響してしまったということはほぼないそうです。妊娠初期の流産はママに原因があるのではなく、受精した段階で決まっていることが多いので防ぐことはとても難しいことです。
どうか自分自身を責めないでくださいね。

注意したほうがよい兆候は?

腹痛を伴う出血には注意

流産の兆候で腹痛や出血があることを先ほどお伝えしましたが、多くは安静にしていたらそれほど心配することはありません。しかし、注意した方がよい兆候もあります。
腹痛を伴う出血は流産が進行している場合に起こることがありますので、そのような症状が出た時にはすぐに病院に連絡をとって指示を仰いでください。異変を感じた時は、心配をかかえているのも良くありませんので、気になることがあれば病院に電話してみましょう。

自分を責めすぎないで

流産したママは、「あの時、重いものを持ったからかしら」「仕事を頑張りすぎたのではないか」「もっと気をつけていれば」などと、自分を責めてしまいますよね。
筆者は初めての妊娠で流産を経験しました。その時はやはり私も「何がいけなかったのだろう」と自分を責めていました。

妊娠初期の流産はママにはどうしようもないことがほとんどなので、どうか自分を責めないでください。流産してしまったことはとても悲しく辛いことですが、赤ちゃんは短い間とわかっていても「このママと一緒にいたい」と、あなたを選んで来てくれたのです。

周りの励ましの言葉が辛く感じたりすることもあるでしょう。ふとテレビを見ていても赤ちゃんのCMが目に入ると、心が苦しくなることもあるかもしれません。
泣きたい時には思いっきり泣いて、まずは心と体を休めましょう。いつか必ず前に進むことができるようになりますよ。