流産後の生理はどうなる?時期や量、周期や生理不順の可能性などを解説

流産の後に気になることといえば、今後生理がどうなるのかということもその一つとしてあげられるのではないでしょうか?流産後の生理について時期や量、周期、生理不順の可能性などについて解説します。少しでもいいので前に進むための助けになりますように…

流産後の生理の特徴 〜再開時期、量、周期について〜

流産の種類とは

流産には以下の4種類があります。

◆化学流産…受精はしたけれど着床せずに流産してしまった場合。厳密には流産には数えませんが、妊娠検査薬の精度があがったことによって、化学流産が認識されることが増えました。

◆稽留流産…胎嚢や胎児が確認できた後の流産のこと。12週目までに起こることが多く自覚症状はありません。自然排出を待つか処置をします。比較的早く生理が始まることが多いです。

◆完全流産…腹痛や出血などの異常を感じてからの流産で、お腹の中の赤ちゃんや胎盤など全て排出されたもの。医師の処置は不要です。

◆不全流産…腹痛や出血などの異常を感じてからの流産で、赤ちゃんが亡くなってはいるものの、おなかの中にとどまっている状態。医師の処置が必要となります。

この中で化学流産の場合は、妊娠自体に気が付かずに次の生理を迎えることがあるくらいで、化学流産後もいつも通り生理がきます。それ以外の流産の場合の生理の特徴を解説します。

生理が来る時期 ~個人差が大きい~

流産後4週間で来ることが多いようですが、個人差が大きく2週間後に来たり、ストレスなどが原因でずっと遅れてしまうことも。

稽留流産の場合は1~2ヵ月くらいと比較的早く、完全流産、不全流産の場合は1~6ヵ月くらいと個人差がかなり大きいです。ただし、個人差があるからと放置するのではなく、目安として3ヵ月生理が来なかったら一度受診したほうがよいでしょう。

また、生理が来ていても排卵をしているかどうかはわかりません。排卵の有無を把握するために基礎体温をつけたり、排卵検査薬などを使ってみることもおすすめです。

基礎体温を測り始めてから低温期と高温期が区別がつくようになるまでは、さらに数ヵ月かかることもあるようです。

出血量 ~かなりの量になることも~

これも個人差がありますが、いつもより量が増えて、期間も長くなったという人が多いようです。

流産後であることにはあまりとらわれずに、生理に異常がないかどうか、経過を観察することが大事です。出血量が極端に少なければ、ホルモン量が十分でなかったり無排卵の可能性がありますし、量が大量の場合は子宮のトラブルの可能性があります。不安なときは医師に相談しながら確認するのがよいですね。

生理周期 ~基礎体温を測り様子を見ましょう~

ホルモンバランスが正常に戻れば、周期も落ち着いてくるでしょう。最初のうちは周期もバラバラのこともありますが、基礎体温を見ながら様子をみてくださいね。

流産後の生理がくるまでの過ごし方

時がくれば必ず来ますので焦らずに

生理がいつ戻ってくるかは個人差が大きいものです。およそ1ヶ月後くらいが目安となりますが、2、3週間でくる人もいれば、1ヶ月以上たってもこない人もいます。

体の回復に加えて、心の回復はさらに個人差が大きいもの。心と体の準備が整うまでは焦らずゆっくり待つのがよいでしょう。

基礎体温の測定を始めましょう

次の妊娠を考えた時、いつから可能なのかが気がかりですね。生理の有無はホルモンバランスが元にもどっているかの目安になります。いつから生理がくるかどうか、そして排卵があるかどうかの目安になるのが基礎体温です。

基礎体温を継続的に測ることで自分の体の状態を知る目安になりますよ。基礎体温の測り方などについては以下のサイトをご覧ください。

まずはママの心と体のケアを

流産後は気持ちが落ち込んでしまって、なかなか前を向けないものですよね。でも、初期の流産は赤ちゃんの染色体異常など赤ちゃん側に理由があるもので、ママが自分を責める必要はないんですよ。

10%くらいの確率で流産が起きる、ということは100人に1人の確率ということ。誰にでも、起こりうることなんですね。もちろん、すごく落ち込む時間があってもいいと思います。でも落ち込んだあとはまた次に赤ちゃんに出会えると信じて、自分の心と体のケアをしてあげましょうね。

生理が来ないなど生理不順になることも

生理がいつもと違うのはよくあることです

生理がいつもと違うのは、流産後の場合よくあることです。いまだかつてない出血量に驚いた、という話もよく聞かれます。びっくりしすぎる必要はありませんが、他の病気が潜んでいる可能性もありますので心配であれば産婦人科を受診して相談してみましょう。

生理がなかなか来ないと心配ですが、きっとそれは「もう少しゆっくり休んでリラックスして過ごしてね」という赤ちゃんからのメッセージ。自分を責めたり、落ち込んだりしがちですが、自分のペースでよいのでリラックスしてリズムを取り戻せるようにしましょうね。

自分のペースでゆっくりと

流産後は心も体も傷ついた状態ですから、焦らずにゆっくりと回復を待ちましょう。生理がなかなか来なかったとしても、過度に心配する必要はありません。専門家の医師に相談するのはもちろんのこと、ご自分で基礎体温をつけていると、自分の体の変化を知る助けになりますよ。赤ちゃんは自分が降りていくタイミングを知っています。ゆったりと構えてその時が来ますように…