陣痛の兆候や始まりや陣痛がこないときの対処を徹底解説

お腹が大きくなってくるといつ陣痛がくるのかとそわそわしだす妊婦さんは多いもの。同時に、どんな痛みがいつやってくるのかと不安もありますよね。痛み以外で分かる陣痛の兆候や始まり、またなかなか来てくれない陣痛を促す対処法まで徹底解説します。これから出産にのぞむ妊婦さん必見ですよ。

陣痛の兆候、始まり

お腹が大きくなり臨月ともなると、気になりだすのがいつ陣痛が来るのか、ということ。
「かわいいわが子に早く会いたい!」という気持ちが半分、「どれくらい痛いの?私耐えれるかしら…」といった不安が半分といったところでしょうか。中には、「ちゃんと陣痛に気づけるのかしら?」という方もいるかもしれませんね。
妊婦さんならぜひ知っておきたい陣痛の兆候、はじまり。まずは穏やかな体の変化からご紹介しましょう。

お腹が張りやすくなる・下がってくるのは陣痛の兆候

妊娠中はお腹の張りに気を付けるようにと産婦人科の先生から言われます。お腹の張りは赤ちゃんやママの状態を知るためのひとつのバロメータでもあると同時に、陣痛の兆候でもあると言われています。そもそも、陣痛とは子宮が収縮すること。予定日が近づくにつれて、陣痛の練習をするかのように、お腹が頻繁に張るようになります。

また、大きくなったお腹が下がってきます。これもまた陣痛の兆候。赤ちゃんが生まれるために骨盤の方へと少しずつ移動するために、お腹が下がるのです。今までより少し見渡しがよくなるかもしれませんね。

お腹が下がってくると、見た目だけでなく他にも体に変化が起きることがあります。たとえば、
*トイレが近くなる(お腹が下がったことで更に膀胱が圧迫される)
*食欲が増す(お腹が下がり、胃への圧迫が緩和される)
*足の付け根が痛む(赤ちゃんが通りやすくするために恥骨が開くことによる痛みも)
といった変化を感じるという方もいるようです。

眠りが浅くなるのも赤ちゃんを迎えるための大事な準備

「大きなお腹で夜も寝苦しい」という妊婦さんも多いものですが、夜中の眠りが浅くなるのは赤ちゃんを迎える準備でもあると言われています。
赤ちゃんが生まれてすぐの新生児期には、ママは昼夜を問わず数時間おきに赤ちゃんにおっぱい(ミルク)を与えなければなりません。そのため、夜も数時間ごとに起きることになるでしょう。ただママに甘えたい、という夜泣きもあるかもしれませんね。そうした”ママ”としての生活リズムの予行練習として、臨月を迎えるころになると夜間の睡眠が浅くなったり、夜中に何度も目が覚めたり、という現象が起きると言われています。

睡眠不足で体がつらいようでしたら、お昼寝するなどして体をいたわるようにしてくださいね。

陣痛の始まりにもなる”おしるし”

出産が近づくと、だんだんとおりものが増えてきたと実感する方も多いかもしれません。ショーツの汚れが気になるようでしたら、おりものシートなどを使用するといいでしょう。

おりものに少し血が混じったようなものが出たら、それは陣痛兆候のひとつ、おしるしかもしれません。
おしるしとは、出産が近づき、子宮頸管が開いてくることで起きる少量の出血のことで、”産徴”とも呼ばれます。「おしるしから出産がはじまった」という方もいますが、必ずしもすぐに陣痛が来るというわけでもありません。実際には、おしるしから数日後という方も多いようです。また、おしるしがない(気づかない)まま、陣痛が来るというケースも。

おしるしにおける出血量には個人差がありますが、生理のはじまり程度の出血であれば問題ないと言われています。一方で血が流れ出るような場合やどろっとした血の塊が出るような場合はすぐにかかりつけ医に連絡しましょう。

山本産婦人科(三重県津市) おしるし(産徴)・破水・陣痛について
山本産婦人科(三重県津市)のおしるし(産徴)・破水・陣痛についてのページです。 *こちらのサイトを参考とさせていただきました

陣痛の兆候?臨月になると徐々に開いてくる子宮口

陣痛が来て、いざ出産!となった際には、赤ちゃんの出口である子宮口がどれくらい開いているかが出産の進み具合を知る大きな目安になります。子宮口は10cmで全開、すなわちすぐにでも赤ちゃんが出られるような状態です。
陣痛が来てから徐々に子宮口が開くという方もいますが、中には臨月に入ったあたりから少しずつ開き始めるという方も。妊娠37週あたりから”内診”が行われるのはこのためです。子宮口の開き具合と赤ちゃんの下がり具合を見るために内診が行われます。妊婦健診で「子宮口がちょっと開いてきてるし、赤ちゃんも下がってきたね。そろそろかな?」と言われることもあるかもしれません。

もちろん、健診では子宮口はまだ開いていないと言われていた方でも、陣痛がきて出産となることもありますので、気は抜けません。



胎動は?

胎動が少なくなるのもひとつの兆候

お腹の赤ちゃんとのコミュニケーションでもある胎動。元気なキックを感じると「アイタタタタ…」と思いつつも、嬉しいもの。
しかし、陣痛が近づいてくると、赤ちゃんの胎動が少なくなることがあります。出産に向けて赤ちゃんの頭が下に移動し、骨盤に固定されるためです。お腹の上の方にいた時よりも赤ちゃんの胎動は感じにくくなります。
しかし、胎動が全くなくなるというわけではありません。ママの感じ方に個人差がありますが、中には陣痛のさなかでも赤ちゃんの元気な胎動を感じていたという妊婦さんも。もちろん、赤ちゃんの元気な胎動を感じながらでも出産することはできます。

胎動が「全くない!」は危険信号

妊娠後期になると、ママの子宮の中が窮屈に感じる赤ちゃんも増えてきます。そして、陣痛が近づくと頭が固定されるためさらに胎動は感じにくい状況に。しかし、胎動が全くなくなるということはありません。

妊娠中・陣痛中に胎動を全く感じなくなった場合や、赤ちゃんの動きが鈍いというような場合は、危険信号のひとつ。すぐにかかりつけ医に連絡しましょう。
お腹がずっと痛い・お腹が張っている・胎動がないというケースは、常位胎盤早期剥離も疑われます。これは、赤ちゃんがまだ子宮にいるにも関わらず、酸素や栄養をもらう胎盤が子宮から剥がれ落ちてしまう疾患です。赤ちゃんの命にかかわりますので、すぐに受診する必要があります。
のちほど詳しく解説しますが、陣痛は痛みが強くなったり・遠のいたりを繰り返すもの。痛みがずーっと続くという場合は何らかの異常があるケースですので、かかりつけ医に連絡するようにしましょう。

妊娠|慶應義塾大学病院 KOMPAS
KOMPASは慶應義塾大学病院の医師、スタッフが作成したオリジナルの医療・健康情報です。患者さんとそのご家族の皆さんへ、病気、検査、栄養、くすりなど、広く医療と健康に関わる情報を提供しております。 *常位胎盤早期剥離についてはこちらのサイトを参考とさせていただきました

下痢や便秘との関係

臨月の便秘は腸が圧迫されるため

妊娠中のマイナートラブルのひとつ、便秘。すでに便秘に悩まされているという妊婦さんも多いかもしれませんね。
妊娠週数によって便秘の原因は異なりますが、妊娠後期・臨月近くの下痢や便秘は大きくなった子宮で腸の動きが制限されてしまうことが原因と言われています。これまで食事や生活習慣など様々な対策で便秘を乗り切っていたという方でも、臨月になると急に便秘に悩まされるという方も。水分や食物繊維を多くとるなどして乗り切りましょう。また、血行がよくなるため、体をあたためるのもいいと言われています。 妊娠後期(28週以降)のお悩みのなかでよく聞かれる便秘。後期になるとそれまでなかったママでさえなりやすいといわれています。人にはちょっと聞きづらい便秘について、妊娠後期における原因と対処法についてまとめてみました。

下痢は陣痛の兆候?

腸の動きが制限されることによって便秘になり、その反動として下痢を繰り返すという妊婦さんもいます。久しぶりにお通じがきたかと思ったら下痢で…という方も。その一方で、臨月の下痢は陣痛・出産の兆候と言われることもあります。赤ちゃんが出てきやすいように、腸もすっきりとさせるようにホルモンがはたらき下痢になるとも言われます。

このお腹の不調や下痢は、陣痛中や分娩台に昇ってからも続く方もいます。赤ちゃんがお腹の中を移動する際に、便も一緒に排出されることも。いきんだ際に出てきたらどうしよう…と思うかもしれませんが、実は出産時のあるあるとも言われています。助産師さん・看護師さんにはよくある光景のようですので、万が一の際も恥ずかしく思うようなことはありません。



前駆陣痛について

臨月に入ってからの痛みは前駆陣痛かも

陣痛が近くなってくると、お腹が頻繁に張るという方がいます。これは先述したように、陣痛が近づいている兆候のひとつですが、お腹の張りが強く痛みを伴うような場合は前駆陣痛かもしれません。

前駆陣痛とは、子宮が収縮することで生じる痛みのこと。予定日近くになって起こるお腹の張りや痛みを指し、”陣痛の練習”として起こるものと言われています。痛みを伴う場合が多いものの、中にはお腹の張りだけで痛みは感じないという方もいます。また、痛みの感じ方や前駆陣痛の頻度も人によって様々です。もちろん、前駆陣痛を特に感じないまま出産を迎えるという方も。

”下痢のような痛み”が前駆陣痛?

前駆陣痛は痛みの程度が妊婦さんによって異なるため一概には言えませんが、よく言われるのは「下痢のような痛み」。お腹を下した時のような痛みを訴える方が多いと言われています。お腹の調子は悪くないのに…という場合は前駆陣痛の可能性があります。
また、「生理痛に似ている」と言われることも。お腹や腰が重いような痛み・腰のだるさなどが生理痛に似ていたという方が多いようです。痛みの程度が生理痛に似ているのも例えにのぼる理由かもしれません。

その他、例えようはないものの、”キューっとした痛み”を感じたという方も。文字通り子宮がキューっと絞られるような痛みは前駆陣痛の可能性があります。
前駆陣痛が必ずしもすぐに陣痛・出産につながるというわけではありませんが、痛みが強く心配であるという場合はかかりつけ医に相談してみるとよいでしょう。また、痛みがずっと続くような場合は、前駆陣痛以外の何らかの異常も考えられます。医師への相談が必要です。

規則性がないのが大きな特徴

お腹の張りや痛みを感じた際に気になるのが、陣痛かどうかということ。特に、前駆陣痛は”陣痛”と名がつくだけに、妊婦さんを惑わせることもあるかもしれません。

前駆陣痛と思われる痛みを感じた際にポイントとなるのが、痛みの間隔です。実際の陣痛(本陣痛)が10分おき・5分おきというように、規則性があるのに対し、前駆陣痛にはそうした規則性がありません。キューっとした痛みがきたかと思うとおさまり、また不意打ちに痛みがやってくる、というような場合は前駆陣痛の可能性が高いと言えるでしょう。
また、痛みが次第に強くなる場合も要注意。これから出産へとつながる陣痛へと進む可能性がありますし、何らかの異常を知らせる赤ちゃんのサインかもしれません。痛みが強くなっている場合は迷わずにかかりつけの産婦人科に相談しましょう。

実際にまだ出産は先かもしれませんが、前駆陣痛のような痛みを感じたことはかかりつけ医に申告しておくといいですね。些細なことでも赤ちゃんとママの状態を知る大切な情報です。

前駆陣痛についてはこちらのcuta記事も

段々とお腹が大きくなると耳にする「前駆陣痛」。え?陣痛もう始まるの?と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。出産のときの陣痛と前駆陣痛は実は全く別のもの。では、一体どのような症状なのでしょうか。気になる前駆陣痛についてまとめました。 赤ちゃんの誕生を心待ちにしているママにとって、いつ陣痛がくるか、予定日が近くなると敏感になるものです。初産婦さんは初めての出産を控え、臨月にもなるとドキドキの毎日を過ごしていることでしょう。そんな時期に気になるのが不規則なおなかの痛み「前駆陣痛」についてご紹介します。

陣痛の痛みについて

まずは生理痛のような痛みからスタート

前駆陣痛に対し、出産につながる陣痛は「本陣痛」と呼ばれます。
いざ本陣痛がスタートした際に、「ちゃんと陣痛に気づけるかしら?」と思っている妊婦さんもいるかもしれませんね。「出産は鼻からすいか」というふるーい例えもありますが、はじめから痛みが強いというわけではありません。

一般に、陣痛は生理痛程度の痛みからスタートします。間隔が短くなり、痛みが規則的にくるようになると、次第に痛みが強くなります。キューっと子宮が収縮するのが分かるくらい、強い痛みを感じるように。
お産が進み、赤ちゃんが下がってくると、痛みも下へと下がってきます。赤ちゃんが骨盤を押し広げるようにして出てくるため、腰や足の付け根から太ももまでがぎりぎりと痛むように。
更に赤ちゃんが下がってくると、膣口周辺から肛門に痛みが下りてきます。便を出すときと同じような痛みと例えられるのはちょうどこの時期です。

人によってお産の進み方は異なりますし、痛みの感じ方も異なります。中には「下痢のひどいときみたいだった」と振り返る方もいます。筆者自身は非常に痛みに弱いこともあり、お産が進むにつれて、とにかく下半身が痛いと感じ、生まれるころにはもはや全身が痛かったです(笑)

ずーっと痛いわけではない

陣痛が痛いということは言うまでもありませんが、陣痛がはじまったら常に痛みと戦わなければならないというわけではありません。
本陣痛は規則的にくるのが大きな特徴です。はじめは間隔が整わないこともありますが、次第に10分・5分・3分と間隔をもってやってきます。
特に、陣痛が始まったころは、一回の陣痛時間も短く、また痛みの程度もまだ軽いため、余裕がある妊婦さんも多いものです。体に余裕があるうちに、かかりつけの病院に連絡したり、親族へ連絡したり、また持ち物を整えるなど、できることをやっておくといいでしょう。
痛みが強くなってくると、次第に余裕がなくなってきます。陣痛の合間に呼吸を整えたり、水分を取ったりして、次の陣痛に備えましょう。

陣痛がきてもすぐに出産とは限らない

陣痛には個人差があります。すぐに強い痛みに切り替わり、陣痛間隔もあっという間に5分に…というように、進みが早い方もいます。一方で、なかなか陣痛が進まずに赤ちゃんが生まれるまでに24時間以上かかったという方も珍しくはないものです。
一般に、初産婦さん(はじめての出産の方)は時間がかかることが多く、経産婦さん(2人目以降の出産の方)のほうが陣痛の進みが早いと言われていますが、必ずしもこの限りではありません。
とはいえ、陣痛がはじまったからといって慌てることはないでしょう。中には「陣痛が遠のく」というように、前駆陣痛に終わるという方も。まずは、時計を見て陣痛の間隔をはかったりと落ち着いて行動しましょう。

お産までの流れ、乗り切り方

陣痛がはじまってから赤ちゃんが生まれるまでにはいくつかの段階があります。その段階に従って、出産までの流れや乗り切り方をご紹介しましょう。

分娩第一期

分娩第一期とは、陣痛が10分間隔になってからのことを言います。30分、15分と次第に感覚が短くなり、10分間隔になるといよいよ出産を意識しましょう。分娩のはじまりです。

分娩第一期は、この陣痛間隔が10分になってから、子宮口が全開に開くまでのことをいい、開口期とも呼ばれます。最初の頃は痛みもまだまだ耐えきれるもので、軽食を取ることができる程度。必ずしも病院のベッドで寝て過ごさなければならないというわけではありません。
また、子宮口が開くにつれて痛みが強くなるのが陣痛です。
子宮口が4~7㎝まで開いてくると、腰からおしりへと痛みが移ります。さらに、腸が圧迫されるため、便意をもよおす妊婦さんも。さらに子宮口が開き、8㎝以上開いてくると、おしりの痛みに加えて、下半身全体が割れるように痛いと表現されるような強い痛みに。子宮口8㎝以上となると次第にいきみたいと思う妊婦さんも増えてきます。(ただし、いきむのはもう少し先です。)

子宮口が開くまでの時間には個人差がありますが、初産婦さんでおよそ12時間、経産婦さんでもおよそ6時間と言われています。時間で見ると、この分娩第一期が一番長いのです。そのため、できるだけリラックスして過ごすことが大切。ママが不安になりすぎるとお産の進みに影響することも。クリニック内を歩いたりするとお産が進みやすいとも言われています。

分娩第二期

子宮口が全開まで開くと、分娩第二期に入ります。分娩第二期は、赤ちゃんを出すためにいきむ時。これまで陣痛室にいた妊婦さんもいよいよ分娩台へ。陣痛が来るタイミングにあわせていきみます。赤ちゃんが出てくるまでが分娩第二期で、娩出期とも呼ばれます。

この時期のポイントは、しっかりと呼吸をすること。いきみの合間でしっかりと赤ちゃんへ酸素を送るためにも、しっかりと息を吸いましょう。また、顔に力を入れないこと、腰と背中は浮かせずに分娩台につけるのも上手ないきみ方のポイント。とはいえ、頭で考えている暇なんてないのが出産です。実際には、助産師さんや看護師さんたちにリードしてもらいながら、いきむタイミングをはかることになりますので、安心して身を任せましょう。

赤ちゃんの頭が出てきたら、短く「はっ、はっ、はっ」と切るような呼吸に変えます。これまでの苦しみとは打って変わって、つるんと赤ちゃんが出てくるのが感じられるかもしれませんね。これで分娩第二期は終了です。

分娩第三期

陣痛を乗り越えたら、最後の仕上げの分娩第三期です。まずは、生まれた赤ちゃんの喉に詰まっている羊水が吸い出される処置が行われます。すると、元気な産声を聞くことができます。また、赤ちゃんのへその緒を切る処置のほか、身長・体重をはかったり、異常がないか調べたりと生まれたての赤ちゃんは大忙しです。
産婦人科の方針でも異なりますが、生まれたばかりの赤ちゃんをママの胸に乗せる「カンガルーケア」が行われることも。わが子との感動の初対面の瞬間でもあります。

さて、分娩第三期はママも色々な処置がなされます。会陰切開を行った場合は、麻酔の上、縫合されます。赤ちゃんとママをつないでいた胎盤が剥がれ落ちる「後産」が来るのを待ちます。また、赤ちゃんが生まれた後、軽くマッサージをして胎盤を排出させます。

なお、出産後も2時間程度は分娩室にて過ごすのが一般的です。万が一の出血などの事態に迅速に対応するためです。ママの体の具合にもよりますが、2時間ほどの安静期間を過ぎればお産は無事に終了となります。

山本産婦人科(三重県津市) 分娩経過・呼吸法・産褥体操・授乳・マタニティブルーズについて
山本産婦人科(三重県津市)の分娩経過・呼吸法・産褥体操・授乳・マタニティブルーズについてのページです。 *こちらのサイトを参考とさせていただきました

後陣痛

後陣痛は子宮が元に戻る痛み

無事に出産を終えた後にも、下腹部に痛みを感じることがあります。それが後陣痛です。
後陣痛とは、妊娠して大きくなった子宮がもとに戻るために収縮することで起きる痛みのこと。産後およそ半日かけて子宮はおへその下あたりまで収縮します。その後は、1ヶ月ほどかけてゆっくりと元の大きさに戻ると言われています。そのため、退院する頃はまだぽっこりお腹のままです。なお、子宮が元の大きさに戻るまでずっと痛みが続くというわけではなく、後陣痛は産後数日すればおさまる場合がほとんどです。

また、一般に、初産婦さんで強い痛みが出ることはまれで、経産婦さんのほうが強い後陣痛に悩まされます。分娩回数が多いほど、後陣痛は強いとも言われています。授乳の際に赤ちゃんに乳首を吸わせると、子宮の収縮を促すため、授乳を開始すると後陣痛が強くなったと感じる方もいるようです。

後陣痛は、子宮がもとに戻ろうとしているために起こるものですので、からだの正常なはたらきのひとつです。ただし、苦痛に感じるようであれば医師や看護師に相談しましょう。授乳にも差し支えない薬を処方してもらうこともできます。

後陣痛についてはこちらのcuta記事も

赤ちゃんも産まれて幸せいっぱいなママに訪れるまるで陣痛のような痛み、後陣痛。程度の差はあれど、誰もが経験するものです。また、経産婦は痛みが強く出る傾向にあるのだとか。今回は、そんな後陣痛のつらい痛みを和らげるための方法をご紹介します。

陣痛がこないときの促進法、ジンクス

予定日を過ぎても焦る必要はない

お腹が大きくなってくると日に日に赤ちゃんへの想いは募ります。しかしながら、「分娩予定日(出産予定日)」はあくまでも予定日ですので、必ずしもその日に産まれるというわけではないのです。もちろん、予定日を過ぎてから生まれてくる赤ちゃんもたくさんいます。

一般に、妊娠42週過ぎた場合は過期産と呼ばれます。妊娠42週を過ぎると、胎盤の機能低下によって胎児に十分な酸素や栄養がいきわたらないという危険性が出てきます。また、羊水の量が少なくなり、胎児に危険が及ぶことも。そのため、過期産とならないような管理や注意が必要です。

ただし、過期産は、妊娠42週以降の分娩です。予定日を過ぎていても、42週未満の場合は「予定日超過」と呼ばれます。つまり、予定日を過ぎても生まれないからといって、焦る必要はありません。妊娠42週を迎える前に、産婦人科の先生と相談しながら様子をみることになるでしょう。

日本医科大学多摩永山病院女性診療科・産科医局-情報-過期産
*こちらのサイトを参考とさせていただきました

これをやったら陣痛が来る?!試してみたい促進法

赤ちゃんにもママにも問題がないと分かっていても、待ち遠しい我が子との対面。
実はなかなか来ない陣痛を呼び起こすジンクスがあるのをご存知ですか?台風が来ると陣痛が来る・満月の夜はお産が多いという言い伝えから、焼肉・カレー・飲み物など特定の食べ物を口にすると陣痛が来る、などいろいろなジンクスがあるようです。
そんな中でも、妊婦さん自身が実行しやすい”促進法”をいくつかご紹介しましょう。

とにかく体を動かそう!~ウォーキングから雑巾がけまで~

お産を呼び込むのに効果的と言われるのが運動です。陣痛が始まった後でも、助産師さんには積極的に院内を動くように言われることもあるほど、陣痛の促進につながるようです。

*ウォーキング
妊娠中はどうしても運動不足になりがちですが、適度な運動はお産を進めるにあたっても良いものと言われています。自分のペースでできるウォーキングはおすすめです。医師と相談の上、問題がなければ、どんどん歩きましょう!

*階段昇降運動(踏み台昇降運動)
妊娠中、お腹を気遣って階段よりもエレベーターを利用していたという方も多いかもしれません。
しかし、階段の昇り降りは骨盤周りを柔らかくしてくれるため、陣痛や安産にいいと言う声があるのです。足を滑らせないよう注意しながら、短い階段を積極的に使ってみましょう。家庭でもできる「踏み台」を使った運動もおすすめです。

*雑巾がけ
厳密にいうと運動ではありませんが、雑巾がけもおすすめです。雑巾がけの姿勢は子宮口を広げるのには絶好のポーズだとか。赤ちゃんがいつ来てもいいようにお部屋をきれいにできて一石二鳥かもしれませんね。

他にも、マタニティヨガや妊婦体操・安産体操など、妊婦さん向けの運動をやってみるのもいいですね。

体をあたため、ハーブティでリラックス

体の冷えは妊婦さんの敵でもありますが、陣痛においてもやはり冷えは点滴のようです。

*足湯
なかなか来ない陣痛には体を温めるのがいいという声も。大きなおなかで湯船につかるのは大変、という方は足湯がおすすめです。少し熱めのお湯を洗面器(など足がつかるような大きな容器)に入れ、足をつけてゆっくりするだけ。これだけで体が芯からホカホカしてきますよ。

*ラズベリーリーフティ
ハーブティにもいろいろな種類がありますが、ラズベリーリーフティは古くから出産によいと言われているハーブティです。陣痛を促す・分娩を促進する・子宮口を柔らかくするなどとして、安産を願う妊婦さんたちに好まれています。ただし、妊娠初期には子宮収縮の懸念があるため飲まない方がよいと言われています。医学的な根拠は定かではありませんが、臨月が近くなったら、願掛けのひとつとして試してみるといいかもしれませんね。

ツボ押しやお灸も

*三陰交のツボ押し
三陰交とは、ふくらはぎの内側にあるツボのこと。実はこの三陰交と呼ばれるツボは、陣痛・出産だけでなく、冷え性や生理痛など女性ならではの悩みに力を発揮するツボと言われています。

三陰交のツボは、内くるぶしの頂点(一番骨が出っ張っているところ)から、指3本分、上へ向かったところにあります。脛の骨より少し内側というのがポイント。ここを「痛気持ちいい」程度に軽く押すといいそうです。ただし、このツボは刺激が強いことがあるため、できれば鍼灸院で確認したほうが良いとも言われています。

また、ツボ押しだけでなく、お灸でもよいと言われています。お灸をする際は、熱くなりすぎないのがポイント。じんわりと温かい状態で行い、煙がひいて「熱い!」と感じるようになったらすぐにはがすようにしましょう。あぐらをかいた状態で行うとやりやすいですよ。なお、湯たんぽや蒸しタオルなどで三陰交を温めるだけでもいいそうです。

陣痛が待ち遠しい方にはこちらのcuta記事も

もうすぐ予定日なのに産まれる気配がない、予定日を過ぎたのにまだ産まれない、とご心配のママ。重いお腹をかかえて毎日がんばっていますね。そんな悩めるママがすぐにはじめられる、早く赤ちゃんに出てきてほしいときにしたいアイディア10選をご紹介します。いろいろ試して、ご自分に合った方法を見つけてくださいね。

産まれてくる赤ちゃんにも準備が必要。気長に待ちましょう。

いかがでしたでしょうか。
実は、筆者は41週0日で出産しました。あれこれと陣痛ジンクスを試しながら待ちましたが、結局は産院の先生と相談し、「誘発分娩のために入院しましょう」となった日の明け方に陣痛が来ました。「ひょっとして我が子が察したのかしら?」と親馬鹿なことを考えていました(笑)

陣痛は赤ちゃんが生まれたいというサインでもあると言われることがあります。
(外的な要因を除けば)赤ちゃんの体の準備が整うと、陣痛を起こすような物質が分泌されるのだとか。

また、産まれてくる赤ちゃんは狭い産道を通るため、少なからずストレスがかかるものとも言われています。お腹の赤ちゃんは体だけでなく、ひょっとしたら心の準備まで整えているのかもしれませんね。陣痛が来ないのは赤ちゃんがまだ支度中と思って、気長に待ってみるのもいいかもしれません。ゆっくりできるのも今だけ、と割り切って過ごしてみてくださいね。