離乳食にも大人ごはんにも!フリージングは忙しいママのお助け調理術

離乳食と大人ごはん、別々に作るのは大変ですよね。味付けの直前まで一緒に作って小分け冷凍(フリージング)しておけば、毎日のごはん作りがぐっと楽になりますよ。離乳食作りを頑張るママさんにおすすめのフリージングレシピをご紹介します!

離乳食作りで悩んでいませんか?

赤ちゃんが生まれて5〜6ヶ月経つと、離乳食が始まります。赤ちゃんのお世話に離乳食作りが加わると、目が回りそうに忙しい!
月齢が進んでくると、主食のおかゆ以外に野菜やたんぱく質(肉・魚など)も加わり、さらに忙しさが増しますね。

「(離乳食を)少しだけ作るのって難しい…」「大人ごはんと分けて作るのは大変!」とお悩みのママも多いのではないでしょうか?

毎日の忙しさを少しでも軽くするために、フリージングを活用するのはどうでしょう?ここでは、離乳食と大人ごはんの両方に役立つフリージングのアイデアをご紹介します。



その悩み、フリージングで解決できるかも?

フリージングとは…食材を冷凍保存すること

フリージングとは、食材を冷凍保存することです。食材は生のままのものでも、加熱やすりつぶしなどで手を加えたものでも構いません。
一度に少しずつ使う離乳食は、数回分をまとめて作り、小分けして冷凍することをおすすめします。

離乳食をフリージングすることのメリットは?

一番のメリットは、ママの心に余裕が生まれることでしょう。毎日、食事の時間が近くなってから、ひとつひとつの食材をそろえて包丁で切って…とやっていると、とても時間が足りませんね。

加熱・みじん切りまで終わった食材を1回分ずつ分けて冷凍しておけば、あとは月齢に必要な分だけ取り出して解凍し、味付けするだけで食事の準備が終わります。
また、フリージングした野菜を数種類ストックしておくことで、毎回栄養バランスのよい食事を作ることができるようになるでしょう。

大人ごはんにもフリージングは便利!

小分けした食材をストックしておくと、大人ごはんにも活用できます。
フリージングしたみじん切り野菜を味噌汁の具にしたり、ハンバーグや卵焼きに混ぜたりすれば、彩りもよくなり栄養価もアップします。

大人も赤ちゃんもOK!のフリージングレシピ

ここまで、フリージングの基礎をご紹介しました。ここからは実際に大人ごはんと離乳食の両方に展開できるレシピをご紹介します。まとめて作って冷凍庫に常備しておくと「今日のごはん、何にしよう…」という悩みが少し軽くなりますよ。

1、いろいろ野菜の重ね煮:これひとつで野菜がたくさんとれる!大人の味噌汁や炒めものにも

家にある野菜をミックスして蒸し煮にしました。たくさんの種類の野菜がとれるので、フリージングして常備しておくと大変便利です。味付けがほとんどないので、洋風にも和風にも展開できます。ほかの野菜でも同様においしくできますよ。 【材料】※作りやすい分量
キャベツ 2〜3枚
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
塩 ふたつまみ

【作り方】
1.材料は全て千切りにしておく。
2.鍋の底に塩をひとつまみ敷き、葉野菜→根野菜の順に重ねて敷いていく。今回はキャベツ・玉ねぎ・にんじんの順番に入れる。
3.上から塩をひとつまみ入れ、ふたをして弱火で蒸し煮にする。にんじんに火が通ったら出来上がり。途中焦げそうな場合は、水を少量入れて様子をみる。
4.20g程度に小分けして冷凍する。汁気は野菜だしとして活用できるので、こちらも冷凍する。

【使い方】
使うぶんだけ解凍し、離乳食のうどんやスープ、卵焼きに入れる。千切りが長い場合はキッチンばさみで切って使う。
大人ごはんでは炒めものや味噌汁に入れる。

2、マッシュかぼちゃ:シート状に伸ばして凍らせるのがポイント

かぼちゃはまとめてマッシュして冷凍し、使いたいぶんだけ解凍しましょう。シート状にして凍らせておけば、パキッと割って取り出せます。かぼちゃのほか、さつまいもやじゃがいもも同様にフリージングが可能です。 【材料】※作りやすい分量
かぼちゃ 1/4個

【作り方】
1.かぼちゃは茹でて皮をむき、マッシュする。
2.ジッパーつき袋に1のマッシュを入れて口を閉じ、上から麺棒で伸ばしてシート状にする。袋の上から箸などで筋をつけ、割りやすいようにしておく。
3.完全に冷めてから冷凍庫で凍らせる。

【使い方】
使うぶんだけ割って解凍し、かぼちゃがゆやスープにする。
大人ごはんではクリームチーズとナッツを合わせてサラダにしたり、グラタンやコロッケなどに活用する。

3、ひじき入り肉団子:たんぱく質はこれでOK!大人のお弁当にも活用できます

ひじきを入れた肉団子です。小さめに作って冷凍しておけば、時間がない時でもメインおかずが簡単にできあがります。丸い形に整えても、小判型にしてハンバーグのような見た目でも。大人ごはんではお弁当などに活用するとよいでしょう。 【材料】※作りやすい分量
鶏ひき肉 100〜150g
芽ひじき 小さじ1.5
溶き卵 1/2個分
高野豆腐(すりおろし) 1/3個分
塩 少々

【作り方】
1.ひじきを水で戻す。
2.ボウルにひじき以外の材料を入れ、粘りが出るまでよくこねる。
3.2に水を切ったひじきを入れ、軽く混ぜる。
4.鍋に湯を沸かし、3を小さじ1程度の分量ずつ丸めて入れて茹でる。
5.水気を切ってジッパー付き袋に入れ、冷凍する。

【使い方】
離乳食ではスープ煮にしたり、解凍して上からマッシュかぼちゃをかけても。一口で食べきれない場合は軽くスプーンで崩して与える。
大人ごはんでは春雨と一緒にスープにしたり、照り焼き風の味付けにしてお弁当に入れる。



フリージングをするうえでのポイントや注意点

凍らせるときは「急速に」

食材は新鮮なうちに調理し、鮮度が落ちないうちに手早く冷凍させましょう。金属製のトレイに並べて冷凍庫に入れると、早く凍ります。
冷蔵庫に急速冷凍モードなどがある場合はぜひ活用してみてください。
ひき肉をうすく伸ばしてシート状にするなど、凍らせるものの形も工夫してみるとよいでしょう。

なるべく空気に触れさせない

空気に触れると食材は徐々に酸化し、味が落ちてしまいます。ラップやジッパー付き袋に入れたら、できるだけ空気を抜いて封をしましょう。空気を抜くと、冷凍庫に収納するときにコンパクトになり便利です。

早めに食べきりましょう

冷蔵より冷凍のほうが日持ちしますが、それでも徐々に劣化は進んでいきます。赤ちゃんの胃腸は未発達なので、古い食材を離乳食に使うのはなるべく避けたいものです。
フリージングした食材は、1週間〜10日を目安に食べきりましょう。少し目安を過ぎてしまった場合は、大人が食べるように心がけてください。

薄味で作ってフリージングすれば、味付けは自由自在♪

いかがでしたか?これは離乳食に使う、あれは大人ごはん用…ときっちり分けてしまうと、ごはん作りが大変になってしまいます。
今回はどちらにも使えるような薄味のフリージングレシピをご紹介しました。食べる直前に解凍して、それぞれの年代・月齢に合った味付けで楽しんでいただけたらと思います。

1歳ごろになれば様々な食材が大人ごはんからとり分けできるようになり、ごはん作りが少し楽になります。
それまではフリージングを活用しながら、がんばりすぎないように準備していきましょう!