安定期までの母体の状態とは?過ごし方や注意点について

妊娠初期の妊婦さんにとって安定期はかなり待ち遠しいですよね。自身の体の変化など色々と不安なことも多いかと思います。つわりなど辛い症状も出てくるので、無理せずに安定期まで乗り切りましょう。

安定期前の母体の状態とは?

妊娠1ヶ月(妊娠0週から3週)

妊娠1ヶ月(妊娠0週から3週まで)は妊娠するための準備が行われています。
卵巣で卵子を作られ、子宮の中では子宮内膜が少しずつ厚く、柔らかくなっていきます。
妊娠0週では赤ちゃんはまだお腹の中にはいませんが、妊娠1週では赤ちゃんの元となる卵(胚)が作られていきます。妊娠3週で着床しますが、まだホルモン濃度が低い状態のため、妊娠検査薬には反応しません。

妊娠2ヶ月(妊娠4週から7週)

妊娠2ヶ月に入ると生理が止まり、妊娠検査薬も陽性反応が出るようになります。基礎体温をつけている方は高温期が続き、早い方は妊娠超初期症状(下腹部の痛み、胸が張る、眠気や体がだるい重い、風邪のような症状)が出て、妊娠したかも?と思うようになります。
妊娠5週あたりからつわりの症状が出始め、涙もろくなるなど情緒も不安定になります。
妊娠7週頃から胎盤やへその緒が作られるので吐き気や嘔吐、つわりの症状がひどくなる時期です。
仕事をされている方は上司へ報告し今後のことを相談しておきましょう。

妊娠3ヶ月(妊娠8週から11週)

子宮が少しずつ大きくなっていきます。子宮の周りの筋肉も一緒に引っ張られるため、下腹部にチクチクとした痛みが出ることもあります。つわりのピークは7週から9週でピークを迎えると一般的には言われているので、この時期は辛い時期になります。また、早期流産をしやすいので、激しい運動や重たい荷物を持たないなど、からだに負担のかかることは避けましょう。
また、子宮が大きくなってくるので、便秘などに悩まされる妊婦さんもいます。便秘も放っておくと後々大変なので、妊娠初期の頃に医師に相談してみるといいでしょう。
妊娠10週頃になると、つわりの症状が落ち着いてきます。
赤ちゃんを育てるために必要な血液が沢山作られては消費されるので、貧血などの症状が出ることもあります。食生活に気を付けるとともに、貧血の症状がひどいようであれば早目に医師に相談し、お薬などを処方してもらいましょう。
妊娠11週あたりでは腰痛や恥骨痛や腹痛といった痛みが出てくることもあります。
痛みがひどい時は横になるなどして安静に過ごすようにこころがけましょう。

妊娠4ヶ月(妊娠12週から15週)

子宮はまだまだ大きくなり、4ヶ月に入る頃にはグレープフルーツくらいの大きさにまでなると言われています。膀胱が圧迫され、トイレが近くなってきます。
妊娠13週頃にはつわりが落ち着き食欲が出てきます。体重管理を今のうちからしっかりとしておきましょう。沢山食べて体重が増加しすぎると妊娠高血圧症候群や糖尿病などの病気の原因となってしまいます。
妊娠15週にもなると胎盤が完成してくるので体調がだいぶ落ち着いてきます。早い方はお腹が少し膨らんでくるので、目にみえて妊娠していると実感しやすくなります。



安定期前の過ごし方

からだの負担にならないように過ごすことが大切

妊娠が分かったら、からだの負担になることをやめましょう。
重たい荷物を持ったり、からだを冷やしすぎたりすると早期流産にもつながる場合があります。
妊娠初期の段階から疲れたらすぐに休むようにくせをつけておくと良いです。

ストレスをため込まない

妊娠初期の頃はつわりで思うように食べ物で栄養が補えない方が多いと思いますが、まだ胎児へ直接栄養がいくことはないので、食べられないからといってストレスに感じる必要はありません。
ママが食べられるタイミングで食べられるものを食べることが大切です。
また、水分をこまめに摂取し脱水症状にならないようにしましょう。

安定期前の注意点

禁酒禁煙

妊娠中にお酒を飲むと、胎児もお酒を飲んだ状態になってしまいます。また、たばこを吸うと血管が縮まり胎児に栄養などを正常に送ることができなくなってしまいます。そのような状態が続くと、流産や先天異常などを持って生まれてくるなどの悪影響を及ぼす可能性が高まりますので、禁酒禁煙をすることをおすすめします。
パートナーや一緒に暮らしている家族の方が喫煙している場合はたばこをやめてもらうか目の前で喫煙しないように協力してもらいましょう。

過度な運動

マタニティヨガやマタニティビクス、マタニティスイミングなどの運動は妊娠16週以降の安定期に入ってから行いましょう。妊娠初期の過激な運動は流産を引き起こす可能性も少なからずあるようです。

旅行などの遠出

妊娠初期の旅行など沢山動きすぎると流産をまねいてしまうこともあります。一般的には旅行などの遠出は安定期に入ってからとされていますが、必ず医師に相談するようにしましょう。

カフェインの過剰摂取

一日2、3杯程度のカフェイン摂取は基本的に問題ないとされていますが、8杯などカフェインの過剰摂取をすると胎児へ悪影響を及ぼすとされています。
カフェインが入っている飲み物はコーヒーだけではなく、日本茶や紅茶にも含まれますので、気になる方はノンカフェインの飲み物を摂取すると良いでしょう。

市販薬を普段服用している方も多いと思いますが、妊婦に禁忌の薬は多数存在します。妊娠超初期は胎児への影響はあまりないとされていますが、胎児のからだの重要な器官が形成される妊娠4週から7週ころまでに薬を服用してしまうと器官や機能に奇形を起こす可能性があります。
妊娠16週ころにはほぼからだの器官が完成すると言われていますが、薬を服用する際は必ず医師に相談し妊婦や胎児に影響がないようにしましょう。



先輩ママの声

あまり考えすぎないこと、疲れたらすぐに休むことが重要

妊娠初期の頃は不安と期待で色々な事を調べたりする方も多いかと思います。注意すべきことは沢山出てくるとは思いますが、それをストレスに感じてしまっては逆効果です。あまり気にしすぎないようにしましょう。
また、妊娠中の母体はとても疲れやすいので、妊娠初期のうちから疲れたらすぐに休むくせをつけておきましょう。
お腹の赤ちゃんに会えるのを想像しながら、心穏やかにマタニティライフを過ごしたいですね。