【妊娠27週】ママの体・赤ちゃんの様子。意志や感情を持ちはじめる時期

妊娠27週頃になると、赤ちゃんの脳が発達し、意志や感情を持ちはじめるようになります。動悸や息切れといった症状が頻繁に起こるようになるのもこの時期です。それでは妊娠27週にママの体に起こる変化や、赤ちゃんの様子をママたちの声を交えながら見ていきましょう。

妊娠27週のママの体 ~動悸や息切れの症状が目立つ人も~

前回の<妊娠26週のママの体>は
・「妊娠26週の子宮の大きさはハロウィン用のカボチャくらい」
・「お腹の張りを感じることが増えてくる時期」
というお話でした。

それではさっそく妊娠27週のママの体調や体の変化について見ていきましょう。

妊娠27週の子宮の大きさはキャベツ1玉くらい

妊娠26週の子宮の大きさがハロウィン用のカボチャくらいだとすると、妊娠27週の子宮の大きさはキャベツ1玉くらいです。子宮底長はだいたい24.0cmくらいになります。

ついにお腹にキャベツが丸々1玉入っているくらいの大きさになりました。まだまだ子宮は大きくなりますので、少しでも下腹部の皮膚や下半身への負担を減らせるよう骨盤ベルトや腹帯も積極的に利用してみてくださいね。 妊娠・出産にともない、女性の骨盤は形、位置を大きく変化させます。出産で広がった骨盤を元に戻すというイメージのある骨盤ベルトですが、妊娠中大きなお腹で負担のかかる腰の痛みを和らげるなどの効果もあるようです。妊娠していない女性でもダイエットに効果があるとも言われる骨盤ベルト。その仕組と効果、種類をまとめました。

動悸や息切れの症状がつらいと感じる人も

妊娠16週のママの体でもご紹介しましたが、妊娠中は動悸や息切れといった症状に悩まされる人も少なくありません。それらの症状を更に強く感じはじめるのが、この妊娠27週頃です。

【動悸】
動悸の主な原因は、血液量の増加です。血液の量は妊娠28週頃~妊娠32週頃にピークを迎えるとされ、その量は非妊娠時の約1.5倍です。心臓は非妊娠時よりも1.5倍の量の血液を送り出さなくてはなりませんから、その分負担がかかってしまい、動悸という症状として現れてくるのです。

【息切れ】
息切れの主な原因は、血液量の増加に伴って血液が薄まるという点にあります。ピーク時には1.5倍の血液量になりますが、血液の成分まで1.5倍になるかというとそう簡単にはいかず、どうしても通常より薄い状態になってしまいます。血液の主成分である赤血球の密度が低い=一度に運ばれる酸素の量が少ないということですから、ちょっと動いただけでも息切れの症状が出てきてしまうのです。

妊娠中の動悸や息切れには、即効性のある対処法がないのが現状です。鉄分摂取を意識したり、症状を感じたら休憩するなど、自分が一番楽になれる方法をいろいろと試してみてくださいね。 妊娠中、急に動悸を感じるようになったら「何か病気かな」と不安になりますよね。実は妊婦特有の症状で妊娠した女性の半数が動悸を感じていると言われています。ここでは妊娠中に動悸が起こる原因と対処法や予防策をまとめました。妊娠してから動悸が気になるようになった方はぜひ参考になさってください。

妊娠27週の体調や体の変化に関するママの声

この妊娠27週で妊娠7ヶ月目が終わります。「来週からもう妊娠8ヶ月かぁ…早いなぁ」と感じる人が多い中「あと3ヶ月も妊娠生活が続くのか…」と一抹の不安を覚える人もいるようです。
筆者も特に2人目はお腹が大きくなったのが早くて苦しかったこともあり、産むのが待ち遠しかったのを覚えています。



妊娠27週の赤ちゃんの様子 ~意志や感情などの個性をもちはじめます~

前回の<妊娠26週の赤ちゃんの様子>は
・「妊娠26週の赤ちゃんの重さは小さめの冬瓜1個分くらい」
・「赤ちゃんの視覚が発達し明暗を認識しはじめる」
というお話でしたね。

それでは妊娠27週には赤ちゃんがどんな成長をとげているのかを見ていきましょう。

妊娠27週の赤ちゃんの重さは大根1本分くらい

妊娠26週には
(BPD)60~69mm
(FL)40~50mm
(AC)19~23mm
(EFW/EFBW)700g~1.1kg
くらいだった赤ちゃんは、
妊娠27週になると
(BPD)63~72mm
(FL)42~52mm
(AC)20~24mm
(EFW/EFBW)800g~1.2kg
くらいにまで成長します。

800g~1.2kgいうと、だいたい大根1本分くらいの重さです。
そろそろ本格的に「重いなぁ」と感じるくらいの重さになってきましたね。それでも出産予定日頃には今の3倍くらいになっているというのですから驚きです。

妊娠27週に受診したママの声

妊娠7ヶ月目からは妊婦健診が2週間に1回になっているので、赤ちゃんの顔を見る機会が増え、赤ちゃんへの関心が強まる時期です。名前決めや洋服選びにもついつい力が入ってしまいがちですが、凝り過ぎや買い込み過ぎには注意してくださいね。 男の子の名付けで今どんな名前が愛されているのかご存知でしょうか。最近は古風な名前が見直されて人気が高くなっています。男の子の名付けに迷われているプレママに、人気のある古風な名前はもちろん、長く愛されている名前と漢字もピックアップしてご紹介します。 女の子の名付けの傾向が少しずつ変化しているのはご存知でしょうか。キラキラネームのブームも過ぎて、いま注目されているのは「古風な名前」。人気急上昇の古風な名前から、長く愛され続けている女の子の名前と漢字を全部一気にご紹介します。

脳が発達し意志や感情といった個性をもちはじめます

妊娠27週頃になると、脳が発達して意志や感情といった個性を少しずつ持ちはじめます。

活発な子はママが静かにしているときほど一緒に遊んで欲しいのかグリグリドスドス動き回ることも多いですし、大人しい子はたまにグルンと回転したりグイーンと伸びをするくらいで『胎動が激しい』という他のママが抱く悩みとは無縁なこともあります。

またママの好きな歌手の音楽を聞くとママと一緒にノリノリで体を動かしたり、ママが歌う優しい童謡を聞くとウトウト眠ってしまったりと、音楽によって抱く感情が異なることもしばしばです。

お腹の赤ちゃんがどんなときに胎動が活発になるのか、どんなときに気持ちよく眠ってしまうのかなどを把握しておくと、赤ちゃんの健康状態も察知しやすくなります。ぜひ意識して様子を伺ってみてくださいね。

妊娠27週に胎動を感じたママの声

穏やかな胎動から悶絶するほどの胎動まで、赤ちゃんの個性が胎動にしっかりと表れているようです。生まれた後どんな子になるのかを想像しながら付き合うと痛みも少し和らぐかもしれませんね。 日に日に激しさを増す胎動。別の生き物のように変形するお腹。「こんなに激しい胎動で赤ちゃんは本当に大丈夫?」「痛みを少しでも和らげる方法はないの?」そんな不安や疑問を抱くママたちに、激しい胎動の原因と乗り切り方をお教えします♪

妊娠27週頃に押さえておきたいポイント

今回は妊娠27週頃に押さえておきたいポイントとして
■「あると便利な入院アイテム10選」
■「これだけは事前に準備しておきたい産後用品8選」
の2つをご紹介します。

次回<妊娠28週頃に押さえておきたいポイント>では
・「仰臥位低血圧症候群」
・「妊娠中のシートベルト」
についてご紹介する予定です。

あると便利な入院アイテム10選

どこの産婦人科でも入院前に『入院時にはこれらを持ってきてください』という入院アイテムリストが配られますよね。しかしリストには載っていないけどあると便利なアイテムというのはいくつもあります。今回はそんなアイテムの中でもママたちの支持の高かったものを10点ご紹介したいと思います。

【1】携帯電話・スマートフォンの充電器
意外と忘れがちなアイテムの1つです。

【2】テニスボール
自然分娩におけるいきみ逃しの必需品です。

【3】ペットボトル用ストロー
陣痛の合間の水分補給がかなり楽になります。

【4】栄養補給ゼリー
陣痛中エネルギーが切れると、お産が進まない原因になることも…。

【5】ヘアゴム・ヘアバンド
陣痛中うっとおしい髪の毛にイライラしてしまいがちです。

【6】メガネ・コンタクト用品
破水や陣痛に気を取られ、入院時に忘れてしまう人も…。

【7】化粧品
退院時にスッピンで外に出るのはちょっと…という方には必需品です。

【8】カーディガン
夜中の授乳に羽織るものがあると安心です。

【9】着圧ソックス
産後足のむくみが気になる人も多いようです。

【10】骨盤ベルト
産後直後からの正しい装着が体重戻しのカギという意見も。

もちろん必要なアイテムは人それぞれで違うとは思いますが、ぜひ先輩ママたちの意見を参考にして入院準備を進めてみてくださいね。

これだけは事前に準備しておきたい産後用品8選

実際に赤ちゃんが生まれてから購入しても遅くはない産後用品もたくさんありますが、出産後しばらくはママも赤ちゃんも人混みは極力避けたいものです。そこで今回は出産前にママが選んで用意しておきたいアイテムをご紹介したいと思います。

(1)チャイルドシート
使える期間・機能などによってさまざまな種類があります。必ず新生児から使えるものを用意しておきましょう。

(2)抱っこ紐
月齢が進むと必需品になってきますので、新生児から使えるものを用意しておくとコスパもあがります。

(3)ガーゼ
タオルなどでも代用は可能ですが、低刺激・汎用性が高い・安いなどのメリットも大きいので準備しておいて損はありません。

(4)オムツ・お尻拭き
赤ちゃんによっては合う合わないもありますので、最初は少なめのパックを購入したり、各社から試供品を取り寄せておいて、それぞれ試してみる方法がオススメです。

(5)授乳クッション
自然分娩だった方は円座クッションを兼ねたものを選ぶといいでしょう。

(6)ベビーソープ
大人が使うものは刺激が強すぎることもあるため、ベビー用の低刺激のものを購入しておきましょう。

(7)哺乳瓶・哺乳瓶消毒セット
完母の予定でも途中までミルクを足す人は意外と多いですし、急な発熱のときにイオン飲料を飲ませるなどのために、1本は準備しておくと安心です。

(8)ベビー用爪切り
赤ちゃんの爪はやわらかく大人用の爪切では切りにくいため、専用のものを用意しておいた方が楽です。

A型ベビーカー・ベビーベッド・ベビーバスなどは、それぞれのご家庭のスタイルにより要不要が異なります。もし産後早めに必要になりそうなら、妊娠中のうちに用意しておくようにしましょう。



家族みんなで産後のイメージトレーニングを

ママはどんどん大きくなるお腹、激しさを増す胎動、定期的な妊婦健診などで自然とママの自覚が出てきたり、産後の赤ちゃんのお世話のイメージが沸いたりしやすいものです。しかしパパや家族は、頭ではもうすぐ赤ちゃんが生まれると理解していても、気持ちがついていかないことがあります。

そんなときは家族みんなで産後の生活のイメージトレーニングをしてみましょう。
「パパはお仕事から帰ってきたら赤ちゃんをお風呂に入れる係ね」
「お兄ちゃんは赤ちゃんが泣いていたらママに知らせてね」
「お姉ちゃんはママがご飯を作っているときに赤ちゃんと遊んであげる係よ」
など、少し具体的な役割分担をしてみるのもいいかもしれません。

お世話の想像をすることで赤ちゃんが生まれるという実感がわきますし、家族の一員であるという責任感も生まれます。産後はどうしても赤ちゃん中心の生活になり、パパや家族が疎外感を感じやすいので、今のうちから家族みんなで取り組む体制を作っておきましょう!

過去の押さえておきたいポイント

妊娠27週でも押さえておきたい、過去にご紹介したポイントのリンクを下にまとめました!読んでみたいポイントがありましたら、ぜひチェックしてみてくださいね。 【妊娠9週】
・「妊娠中の病院の受診」 【妊娠13週】
・「頻尿」
・「便秘」
・「妊娠線」 【妊娠14週】
・「貧血・めまい・立ちくらみに注意」 【妊娠15週】
・「体重増加の目安」
・「体重管理が必要な理由」 【妊娠16週】
・「潜在過敏期」
・「安定期の定義」 【妊娠17週】
・「腹帯の役割」 【妊娠18週】
・「歯科検診」
・「妊産婦医療費助成制度」
・「マタニティスポーツ」 【妊娠19週】
・「妊娠中の授乳」
・「夫婦生活の再開」 【妊娠20週】
・「妊娠中の旅行」
・「妊娠中の温泉」 【妊娠21週】
・「妊娠中期に出血したときの対応」
・「理想体重を維持するテクニック」 【妊娠22週】
・「母親学級」
・「妊娠中の美容院」 【妊娠23週】
・「効率的に鉄分を摂取するコツ」
・「マミーブレイン」 【妊娠24週】
・「妊娠24週以降の妊婦健診頻度」
・「妊娠24週以降に実施される血液検査」
・「名付け」 【妊娠25週】
・「便秘の原因と対処法」
・「痔の原因と対処法」
・「巣作り本能」 【妊娠26週】
・「シムスの体位」
・「多胎妊娠ママの産休」

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妊娠26週頃には、赤ちゃんの視覚が発達し、お腹の外の暗さや明るさを認識しはじめます。ママは動き始めや胎動などのタイミングでお腹の張りを感じることが増えてくる時期です。それでは妊娠26週にママの体に起こる変化や、赤ちゃんの様子をママたちの声を交えながら見ていきましょう。 妊娠28週に入ると、お腹も大きくなり、赤ちゃんの体重が1kgを超えはじめ早期出生時の生存率が大幅に上がります。脇の下や乳房の下側に副乳がある人は、乳腺が発達することで違和感を感じることもあります。それでは妊娠28週にママの体に起こる変化や、赤ちゃんの様子をママたちの声を交えながら見ていきましょう。 妊娠中期ももうすぐ終わりの妊娠7ヶ月。お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれ、どんどんお腹も大きくなってきます。マイナートラブルに悩むことも増えてきますが、赤ちゃんが元気に育っている証拠です。そんな妊娠7ヶ月のママの体の中で起こっていることや赤ちゃんの成長、この時期にママが気を付けておくべきことについてご紹介します。 妊娠中期はいわゆる”安定期”です。胎盤が完成することで多くの方がつわりから解放され、流産リスクも減り少しほっと一息つける頃です。妊娠中期の知っておきたい身体の変化、この時期にやっておきたいこと、お母さんに気をつけて欲しいポイント、楽しみな赤ちゃんの成長をご紹介いたします。