【妊娠24週】ママの体・赤ちゃんの様子。多くの人で性別が確定

妊娠24週ごろになると、多くの人で性別がほぼ確定するようになります。大きくなった子宮が背中や下半身の血管を圧迫し、痛みや違和感を感じる人も増えてくる時期です。それでは妊娠24週にママの体に起こる変化や、赤ちゃんの様子をママたちの声を交えながら見ていきましょう。

妊娠24週のママの体 ~大きくなった子宮が血管を圧迫することも~

前回の<妊娠23週のママの体>は
・「妊娠23週の子宮の大きさは5号サイズのケーキくらい」
・「後期つわりがはじまる人もいる」
というお話でした。

それではさっそく妊娠24週のママの体調や体の変化について見ていきましょう。

妊娠24週の子宮の大きさは4号サイズの土鍋くらい

妊娠23週の子宮の大きさが5号サイズのケーキくらいだとすると、妊娠24週の子宮の大きさは4号サイズの土鍋くらいです。子宮底長はだいたい21.0cmくらいになります。

4号サイズの土鍋は、料亭やレストランなどで湯豆腐やポトフといった一品料理が入れられるのに使われています。一般的に一人用の鍋として使われているのは、5号~6号くらいですので、1~2まわり小さいものを想像してくださいね。

子宮が背中や下半身の血管を圧迫することも

妊娠するとお腹が大きくなることは誰もが知っていますが、意外と知られていないのが背部への影響です。お腹側にある皮膚や脂肪は比較的変形が容易ですが、背中側には太い背骨が通っています。お腹が大きくなっても背骨は容易に変形できないので、腰や背中に強い圧迫感を感じたり、痛みが出ることがあります。

また子宮と骨盤の間の血管が圧迫されると”下肢静脈瘤”が現れることもあります。現れ方は個人差があり、うっすら血管が浮き出る程度から瘤のようにぷっくり浮き出る程度までさまざまです。

下肢静脈瘤が現れるということは、下半身の血流があまり良くないということですので、むくみやこむら返りなども起こりやすい状況です。この状態は出産まで続くことがほとんどですので、早めに骨盤ベルトを使って子宮が血管を圧迫しないようしっかり支えてあげたり、下半身をしっかり温めるなどして、下半身の血流改善を心がけてみてくださいね。 妊娠すると、普段は考えもしないような病気や症状に悩まされることがあります。そのひとつが“静脈瘤(じょうみゃくりゅう)”。「おばあちゃんがなる病気」なんてイメージを持つ人も少なくありませんが、実は妊娠を機に発症する女性がとても多いのです!最近足がつりやすいというプレママさん、ぜひ静脈瘤のこと勉強しておきましょう。

妊娠24週の体調や体の変化に関するママの声

お腹の大きくなり方は、元々の体型や、初産婦か経産婦かによって異なります。ただ非妊娠時よりもかなり大きくなっていることは間違いありませんので、足元やお腹周りにある障害物には気をつけてくださいね。



妊娠24週の赤ちゃんの様子 ~多くの人で性別が確定します~

前回の<妊娠23週の赤ちゃんの様子>は
・「妊娠23週の赤ちゃんの重さは小さめのメロンくらい」
・「赤ちゃんがお腹の中を縦横無尽に動き回る時期」
・「赤ちゃんの大きさに個体差が出はじめる」
・「赤ちゃんの睡眠のリズムもできはじめる」
というお話でしたね。

それでは妊娠24週には赤ちゃんがどんな成長をとげているのかを見ていきましょう。

妊娠24週の赤ちゃんの重さは豆腐2丁分くらい

妊娠23週には
(BPD)51~60mm
(FL)34~42mm
(AC)16~20mm
(EFW/EFBW)450~690g
くらいだった赤ちゃんは、
妊娠24週になると
(BPD)54~63mm
(FL)36~45mm
(AC)17~21mm
(EFW/EFBW)520~800g
くらいにまで成長します。

520~800gいうと、だいたい市販のお豆腐2丁分くらいの重さです。お豆腐は季節や地域に関係なくいつでも手に入りやすいので、ぜひ家族で重さを体感してみてくださいね!

妊娠24週に受診したママの声

3Dや4Dエコーではしっかり表情までわかるようになってきました。2Dエコーでも、あくびや何かに吸い付こうとしている様子などは見られるので、健診の際には意識して観察してみてくださいね!

多くの人で性別が判明・確定する時期です

妊娠24週くらいになると、多くの人で性別が判明・もしくは確定するようになります。超音波検査でも一番性別が確認しやすい時期ですので、時間を取って性別を確認してくれるお医者さんも少なくありません。

ただし、性別チェックは主に、お尻の下から股を覗き込んで外陰部を見る形で行われますので、足をしっかり閉じていたり、手で股をガードされていると見えないことがあります。
慣れている先生ならば、内性器で性別を判断することもできますが、まだまだ大人の指先程度の大きさしかありませんので、この方法ではっきりと判断するにはもう少し時間がかかることも多いようです。

妊娠24週に胎動を感じたママの声

そろそろ胎動の一撃が重くなってきたり、ピンポイントに痛点を狙ってこられたりしはじめる頃です。ただこれからまだまだ激しくなりますので、今のうちから対処法を探しておくようにしましょう! 日に日に激しさを増す胎動。別の生き物のように変形するお腹。「こんなに激しい胎動で赤ちゃんは本当に大丈夫?」「痛みを少しでも和らげる方法はないの?」そんな不安や疑問を抱くママたちに、激しい胎動の原因と乗り切り方をお教えします♪

妊娠24週頃に押さえておきたいポイント

今回は妊娠24週頃に押さえておきたいポイントとして
■「妊娠24週以降の妊婦健診頻度」
■「妊娠24週以降に実施される血液検査」
■「名付け」
の3つをご紹介します。

次回<妊娠25週頃に押さえておきたいポイント>では
・「便秘の原因と対処法」
・「痔の原因と対処法」
・「巣作り本能」
についてご紹介する予定です。

妊娠24週から妊婦健診が2週間に1回の頻度になります

妊娠23週までの妊婦健診は基本的に4週間に1回の頻度でしたが、妊娠24週からは2週間に1回の頻度になります。「まだ安定期なのに?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、この時期に頻度が増すのにはもちろん理由があります。

妊娠24週頃になると、赤ちゃんの体重は500gを超えてきます。この500gが赤ちゃんの生存にかかわる大きなボーダーラインと言われており、早期出生の救命率も高くなります。あとはどれだけ早く異常を察知できるかです。健診頻度が増えれば異常察知の機会も増えるため、妊娠24週以降は2週間に1回の健診頻度になるのです。

また妊娠週数が進むと、病気・胎盤の異常・早産などのリスクが増してきます。特に妊娠高血圧症や妊娠糖尿病の症状が表れる人は多く、対応が遅れると赤ちゃんやママの命に関わることもあるため、妊婦健診頻度を増やして早い段階での状態の把握に努めています。もちろんリスクの傾向があれば、1週間に1回など健診頻度が増すこともあります。

ただ年末年始のような大型連休のある時期には、次の健診が3週間後になったりすることもあります。あくまで2週間で1回というのは、厚生労働省が推奨している健診頻度ですので、お医者さんの指示通り受診するようにしてくださいね。 妊婦健診と聞くと超音波検査が真っ先に思い浮かぶ人も多いのでは。しかし、超音波検査で何がわかるの?となると、???に…。超音波検査は、お腹の赤ちゃんの発育や異常がないかを診るためのとっても重要な検査です。検査の目的、内容、方法を知り、お腹の赤ちゃんの成長をしっかりと確かめてきましょう。 

妊娠24週~妊娠35週までの間に血液検査が実施されます

厚生労働省では、妊娠24週~妊娠35週の間に、以下の検査を行うことを推奨しています。

◆血算
血液を採取して検査します。
赤血球や血小板といった血液中の成分を調べ、貧血の有無や血の固まりやすさなどを確認します。

◆血糖
血液を採取して検査します。
いわゆる『血糖値』です。妊娠糖尿病かどうかの判断に用いられます。

◆B群溶血性レンサ球菌
膣の入り口・肛門周辺の細胞を綿棒で採取・培養して検査します。
B群溶血性レンサ球菌自体はどの人も持っている常在菌の一つです。この菌自体がママの体に悪い影響を与えることはないのですが、菌の数が多いと経膣分娩の際に新生児に感染してしまい、髄膜炎や敗血症といった重篤な症状が出てしまうことがあるため事前の検査が必要です。ただし陽性が出た場合でも、分娩時に抗生物質を点滴することで感染をほぼ防ぐことができます。

厚生労働省では妊娠24週~となっていますが、出産まであまり時間が空きすぎる段階で検査しても分娩直前に感染してしまう可能性もあるため、早くても妊娠33週以降にするべきという意見を持っているお医者さんも多いようです。ただ早産などの可能性を考えると、やはり早い段階で1度は検査しておくべきという意見もありますので、一度担当のお医者さんの意見を確認しておくと安心かもしれませんね。

性別が判明したら名前を考えはじめましょう

そろそろ性別が確定した人も多いのではないでしょうか。性別が確定したら取りかかりたいのが『子どもの名付け』です。サッと決まる人もいますが、意外とパパや家族と意見が合わずギリギリまでかかったという人も多いため、なるべく早くに取りかかっておきたいところです。

できれば「最終決定権は誰にあるのか」だけは、かなり早い段階ではっきりさせておくことをオススメします。
・男の子ならママが決めて、女の子ならパパが決める
・代々祖父母が名づけるといったしきたりがある
・2人が納得した名前にする
など、きちんとお互いが納得できる最終決定方法を探してみてくださいね。

また名付けは、次のような方法を使う人が多いようです。
・読みを先に決めて後から漢字をあてる
・使いたい漢字を決めてから名前を考える
・漢字で名前をつけてから読みを考える

名前は赤ちゃんへの最初の贈り物ですし、基本的に一生使い続けるものですので、しっかりと時間をかけて考えてあげたいですよね。思い入れが強ければ強いほど、赤ちゃんへの愛情も深まります。ぜひ、みんなが笑顔になれるような名前を考えてみてくださいね! 男の子の名付けで今どんな名前が愛されているのかご存知でしょうか。最近は古風な名前が見直されて人気が高くなっています。男の子の名付けに迷われているプレママに、人気のある古風な名前はもちろん、長く愛されている名前と漢字もピックアップしてご紹介します。 女の子の名付けの傾向が少しずつ変化しているのはご存知でしょうか。キラキラネームのブームも過ぎて、いま注目されているのは「古風な名前」。人気急上昇の古風な名前から、長く愛され続けている女の子の名前と漢字を全部一気にご紹介します。



腰痛が辛いときはパパや家族にマッサージをお願いしましょう

そろそろお腹を重力に任せておくのがつらくなってきて、ついつい反り返った姿勢で歩いてしまい、腰痛に悩まされている人もいるのではないでしょうか。妊娠中は湿布も気軽に使えないので、軽めのストレッチをしながら過ごすしかないという人も多いですよね。

でも、そんなときこそパパや家族の出番です!ぜひマッサージをお願いしてみてください。もちろんお腹を圧迫するような形でのマッサージはNGですが、座った状態で腰をぐーっと押してもらったり、ローテーブルに胸のあたりまでを乗せる形で四つ這いになって腰を押してもらうだけでも、かなり楽になることがあります。

「ママの手伝いをしたいけど何をしていいかわからない」というパパや家族も多いので、ぜひ積極的にいろいろとお願いしてみてくださいね。意外と頼ってもらうことが嬉しい人も多いので、上手に持ち上げて他のお手伝いもしてもらっちゃいましょう!

過去の押さえておきたいポイント

妊娠24週目でも押さえておきたい、過去にご紹介したポイントのリンクを下にまとめました!読んでみたいポイントがありましたら、ぜひチェックしてみてくださいね。 【妊娠9週目】
・「妊娠中の病院の受診」 【妊娠13週目】
・「頻尿」
・「便秘」
・「妊娠線」 【妊娠14週目】
・「貧血・めまい・立ちくらみに注意」 【妊娠15週目】
・「体重増加の目安」
・「体重管理が必要な理由」 【妊娠16週目】
・「潜在過敏期」
・「安定期の定義」 【妊娠17週目】
・「腹帯の役割」 【妊娠18週目】
・「歯科検診」
・「妊産婦医療費助成制度」
・「マタニティスポーツ」 【妊娠19週目】
・「妊娠中の授乳」
・「夫婦生活の再開」 【妊娠20週目】
・「妊娠中の旅行」
・「妊娠中の温泉」 【妊娠21週目】
・「妊娠中期に出血したときの対応」
・「理想体重を維持するテクニック」 【妊娠22週目】
・「母親学級」
・「妊娠中の美容院」 【妊娠23週目】
・「効率的に鉄分を摂取するコツ」
・「マミーブレイン」

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妊娠23週目に入ると、軽い胸焼けや胃部圧迫感といった後期つわりの症状を感じはじめる人も出てきます。ここまで大体同じような成長経過をたどってきた赤ちゃんも、そろそろ個体差があらわれる時期です。ここでは妊娠23週目にママの体に起こる変化や、赤ちゃんの様子をママたちの声を交えながら見ていきたいと思います。 妊娠25週くらいになると、赤ちゃんの味覚や嗅覚が発達し、羊水の味や匂いを感じるようになります。そろそろ妊娠線が現れる人も増える時期ですので、お腹のかゆみには注意が必要です。それでは妊娠25週にママの体に起こる変化や、赤ちゃんの様子をママたちの声を交えながら見ていきましょう。 妊娠中期ももうすぐ終わりの妊娠7ヶ月。お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれ、どんどんお腹も大きくなってきます。マイナートラブルに悩むことも増えてきますが、赤ちゃんが元気に育っている証拠です。そんな妊娠7ヶ月のママの体の中で起こっていることや赤ちゃんの成長、この時期にママが気を付けておくべきことについてご紹介します。 妊娠中期はいわゆる”安定期”です。胎盤が完成することで多くの方がつわりから解放され、流産リスクも減り少しほっと一息つける頃です。妊娠中期の知っておきたい身体の変化、この時期にやっておきたいこと、お母さんに気をつけて欲しいポイント、楽しみな赤ちゃんの成長をご紹介いたします。