インフルエンザ予防接種を赤ちゃんに打つなら、気をつけるべき3つのこと

インフルエンザは毎年流行することが多いですし、かかってしまったら大変!という心配からインフルエンザ予防接種を受けようとするママも多いでしょう。そこで、今回はインフルエンザ予防接種を赤ちゃんが受ける場合に気をつけたほうがよいことを3つお伝えしようと思います。

赤ちゃんがインフルエンザにかかったら大変

そもそもなぜインフルエンザ予防接種を受けることが必要なのでしょうか?それは、赤ちゃんがインフルエンザにかかってしまうと脳炎や肺炎を起こしやすくなってしまうのです。

このように重症化してしまうと命の危険にかかわったり、後遺症が出るおそれがあるのです。また保育園に通う赤ちゃんは、接する人の数が多いことからインフルエンザにかかってしまうリスクが高くなります。それゆえインフルエンザにかかることを予防する必要があるのです。



赤ちゃんって予防接種は受けられるの?

赤ちゃんはいつからインフルエンザ予防接種を受けることができるのでしょうか?

公費負担による定期予防接種は生後2ヶ月から始まりますが、インフルエンザ予防接種は生後6ヶ月から受けることができます。

赤ちゃんでも予防接種の効果はあるの?

赤ちゃんなど3歳未満の乳幼児についてはインフルエンザ予防接種を受けたとしても身体の中に抗体ができにくいとされています。それゆえインフルエンザ予防接種を受けたとしても意味がなく、副反応のリスクだけならばいっそ受けない方がいいという考え方もあります。

またこれはインフルエンザ予防接種についての一般的なお話ですが、インフルエンザウィルスは種類がたくさん存在し、すべてのウィルスを予防接種にて取り入れることはできません。また、インフルエンザ予防接種によりインフルエンザウィルスを体内に取り入れて抗体ができたとしても、その効果は半年程度とされているため、抗体が蓄積されていかないのです。

それならば、インフルエンザ予防接種は受けない方がいいのでしょうか?赤ちゃんのインフルエンザ予防接種について厚生労働省がデータを出しているそうなのですが、これによるとインフルエンザ予防接種を受けた赤ちゃんの方が受けなかった赤ちゃんに比べて、インフルエンザの発症や重症化が防止できているとのこと。

インフルエンザにかかってしまっても、重症化が回避できる確率が高いのならば、インフルエンザ予防接種の効果はあるといえるのではないでしょうか。

インフルエンザQ&A|厚生労働省
インフルエンザQ&Aについて紹介しています。



かかる費用はどれくらい?

赤ちゃんの場合、インフルエンザ予防接種は2回受けることになります。1回あたり2,000円から3,000円程度で、病院により費用が異なります。また自治体により補助の制度を設けているところもありますので、お住まいの自治体に問い合わせてみるといいですね。

予防接種を受けるならいつ頃がいい?

インフルエンザ予防接種を受けてから身体に免疫、いわゆる抗体ができるまでに3週間から4週間かかるとされています。

赤ちゃんをはじめとした子どもの場合、2回接種する必要があります。そして、インフルエンザワクチンは不活化ワクチンであることから接種の間隔は一週間あければ受けることができるのですが、抗体ができる関係上4週間あけるのがもっとも効果的とされ、通常は4週間あけて受けることが多いようです。

インフルエンザが流行するのは1月から2月ですが、12月下旬から流行りだしてくることから、11月下旬に2回目を接種できるといいでしょう。そして、1回目と2回目の接種間隔は4週間が効果的ですから、10月下旬から11月初旬に1回目を接種するのがいいでしょう。

予防接種を受ける時に注意することはある?

インフルエンザ予防接種を受けるときに注意すべき点を3つご紹介します。それは、卵アレルギーを持つ赤ちゃんであるかどうか、予防接種を受けることができる体調かどうか、他の予防接種とのスケジュール調整の3つとなります。以下詳しく見ていきましょう。

卵アレルギーに気をつけましょう

インフルエンザ予防接種のワクチンは卵が原料となって製造されています。それゆえ、卵アレルギーを持つ人がインフルエンザ予防接種を受けると、アレルギー反応がでる危険があるのです。卵アレルギーをもつ赤ちゃんの場合は、接種前にお医者さんに相談してから受けるようにしましょう。

また、赤ちゃんの場合離乳食の進行の関係から、アレルギーが判明していないこともあります。この場合、インフルエンザ予防接種を受けた後の反応に注意を払い、何かアレルギー症状のようなものが出た場合受診できるよう準備しておくなどの必要があります。

体調に気をつけましょう

インフルエンザ予防接種も一般の予防接種と同様に体調が悪いと予防接種を受けることができません。例えば、37.5度以上の高熱があること、風邪など病気にかかっていること、内臓等の身体の疾患がある場合、インフルエンザ予防接種を受けることができません。

病気が悪化するおそれがあるからです。もっとも、軽い鼻水程度の風邪ならば受けられることもあります。いずれにせよ気になる場合はインフルエンザ予防接種を受ける前の問診の際にお医者さんに相談するといいでしょう。

他のワクチンとのスケジュールに気をつけましょう

赤ちゃん、特に1歳までの赤ちゃんは受けなければならない定期予防接種だけでも目白押しです。定期予防接種の方を優先させることになりますからスケジュール管理が重要となります。インフルエンザ予防接種も他の予防接種と同時接種できる場合もありますので、病院に相談してみましょう。

早めに予定を立てましょう!

インフルエンザ予防接種は、流行する前に抗体を作らなければなりませんので、スケジュールに余裕をもった接種が必要となります。また、赤ちゃんの場合は小児科で受けることになりますが、小児科での予防接種は一般的に決まった曜日の決まった時間のみの実施の場合が多いことやインフルエンザ予防接種は1日に受けられる人数が限られている場合もあります。受けようと決めましたら、早めに予定を立てていきましょう!