離乳食で注意したいアレルギー食材30品目と食べ進め方4つのポイント

離乳食初期から食べられるパンやヨーグルト。でもこれらの食品は、食物アレルギーを引き起こすかもしれない「アレルゲン食材」なんです。今回はママに知っておいてほしいアレルゲン食材の紹介や、アレルゲン食材を初めてあげる際のポイントをまとめました。また離乳食・幼児食で注意が必要な食材もあわせてご紹介します!

0~3歳までに注意したい、アレルギーが出やすい食材

アレルギー反応が出やすい「3大アレルゲン」

・卵
・小麦
・乳製品

アレルギーの原因となるものを「アレルゲン」と言います。
とくに0~3歳時にアレルギー反応が出やすい「3大アレルゲン」と定義されている食材がこの3つ。
なんとアレルギー反応が出た子どもの半数以上が、この3つの食材が原因になっているそうです。

離乳食時に注意!卵・小麦・乳製品が含まれている主な加工食品

・パン(小麦、または小麦と卵)
・うどん(小麦)
・パスタ(小麦)
・クッキー類(小麦、卵)
・ケーキ類(小麦、卵、乳製品)
・アイスクリーム(卵、乳製品)
・ヨーグルト(乳製品)
・プリン(卵)
・牛乳(乳製品)

これらの加工食品は離乳食初期でも与えやすく、料理の食材として使用される機会も多いと思います。
うどんやヨーグルトなどは、10倍がゆの次のステップとして用意されるご家庭も多いのでは?
でも離乳食としてあげやすいこの食材には、アレルギー反応が出る可能性が含まれています。
ママの頭の片隅に置きながら、注意して与えるようにしましょう。

「7大アレルゲン」にも注意!

・エビ
・カニ
・落花生
・そば

上記の「3大アレルゲン」に加え、この4食材をあわせたものが「7大アレルゲン」です。
とくにエビやカニは練り製品の中に含まれていることも多く、またシラスの中に混じってしまっている可能性もあるため注意が必要!
初めてあげる食品は食品表示をよく見て、確認してからあげるようにしましょう。

離乳食時に注意!えび・かに・落花生・そばが含まれている主な加工食品

・ピーナッツクリーム(落花生)
・魚肉ソーセージ(エビ、カニ)
・ちくわ(エビ、カニ)
・はんぺん(エビ、カニ)
・かまぼこ(エビ、カニ)
・えびせん(エビ)

これらの加工食品も、離乳食や幼児食で利用することが多いかと思います。
とくに魚肉ソーセージは幼児用のパッケージのものも多く、与える機会があるかと思いますが、初めての加工食品はパッケージに表示されている「食材表示」を確認することが鉄則。
アレルギー食材が含まれていないかきちんとチェックしてから与えるようにしましょう。

食品の表示が推奨されている「20品目」

・あわび
・いか
・いくら
・オレンジ
・キウイフルーツ
・牛肉
・くるみ
・サケ
・サバ
・大豆
・鶏肉
・バナナ
・豚肉
・まつたけ
・もも
・やまいも
・りんご
・ゼラチン
・カシューナッツ
・ごま

食品衛生法により食品の表示が義務化されるようになり、加工食品で上記の食材使用の場合はパッケージなどに必ず表示されています。
バナナやりんごなど、意外なフルーツでアレルギーの出る可能性があることにびっくりですよね。

上記は0~3歳の子どもがアレルギー反応が出る可能性は少ないですが(むしろ大人になってからアレルギー反応が出る場合が多い)、注意を払っておきたい食材です。



アレルギー食材はどうやって食べさればいいの?初めて与える際の4つのポイント

1食に1種類ずつ試そう

アレルギー食材の食べさせ方は、1回の食事につき1種類の食材がおすすめです。
万が一アレルギー反応が出ても、食材の特定がしやすくなるためです。

食材は「ひと口」から与えよう

初めて口にする食材は、まずはスプーンひと匙から様子をみましょう。
赤ちゃんのお口にひと口食材を入れ、様子の変化がないか観察を。
特段の変化がなく、問題がないようでしたら徐々に食材の量を増やしていきましょう。

アレルギー食材は必ず「加熱」してから与えよう

時期によっては、包丁やまな板に菌がいる場合も考えられるので、そのままで食べられるフルーツなども加熱がおすすめ。
食中毒の原因菌の多くは加熱することによって死滅します。
十分に加熱した食材を適温に冷ましてから与えるようにしましょう。

食事は時間に余裕のある日の昼間がおすすめ

アレルギー反応の多くは、食後1~2時間後に見られることが多いようです。
そのため、もしアレルギー反応が出てもすぐに対応できるように、ママの時間に余裕のある日に試しましょう。
またすぐに病院で受診できるよう、病院の診察時間も考慮した平日の昼間の時間帯に進めると安心ですね。

知ってた?1~3歳になるまで避けたい食材

1歳になるまで避けたい食材

・はちみつ

1~3歳になるまで避けたい食材は、食材自体に細菌が含まれている場合が多いものです。
はちみつには、食中毒の原因菌ボツリヌス菌が含まれています。
ボツリヌス菌は火を通しても効果がないため、はちみつ入りの食材にも注意したいところ。
1歳を過ぎてから少しずつ、様子をみながら進めましょう。

3歳になるまで避けたい食材

・生卵
・刺身

生のお刺身など生の魚介類や、生卵にも食中毒になる恐れがある細菌が存在します。もちろん生肉も危険です!
内臓が未熟な幼児には生では与えず、食べる場合は火を通してから。生で食する場合は対象年齢になってから与えるほうが良さそうです。

のどにつかえそうな食材

・団子などお餅類
・ナッツ類(粉状にすればOK)
・こんにゃく類
・こんにゃくゼリー、寒天類

こちらはのどにつかえたり、ひっかかったりする恐れがある食材。
幼児は噛む力が大人ほど強くないため、これらの食品で事故につながることもあるそう。
初めてあげる際はのみこめるサイズ(1~3センチほど)に小さくしてから、また歯が生えしっかりと噛み砕いて食べられるようになってから与えるようにしましょう。

刺激が強い食材

・コーヒー
・紅茶
・炭酸飲料
・カラシなど刺激物

大人にとっては美味しい刺激物ですが、幼児にとってはその刺激が強すぎな食料品です。
ただ、ママが美味しそうに食べたり飲んだりしていると、どうしても欲しがりますよね。
その場合は、例えばコーヒーなら牛乳で薄めたり、幼児向けのものを利用したりと、そのままではなく加工して、刺激を緩やかにしてから少量をあげるようにしましょう。

塩分や油成分が多い食材

・ベーコン
・ウインナー
・ラーメン
・オイル入りツナ缶
・塩辛や明太子

塩分や油分が多い食材は、離乳に食に適しません。
ただウインナーも無添加で塩分の薄いものやノンオイルのツナ缶を選ぶなど、塩分や油分をカットしたものであれば時期を見て与えても大丈夫です。



お子さんと楽しい食事タイムを

こうして一覧にしてみると、赤ちゃんや幼児が気をつけたい食材ってけっこうありますよね。
わたし個人としては「卵アレルギー」は聞いたことがあったのですが、「乳製品アレルギー」や「お刺身NG」など、ママになるまで聞いたことがありませんでした。
はちみつやフルーツも、意外なNG食材だと思います。

赤ちゃん・子どもとの食事タイムが楽しく過ごせるよう、正しい知識と情報を知っておきましょう。